JPS6037146B2 - ピリドン系アゾ染料の製造法 - Google Patents
ピリドン系アゾ染料の製造法Info
- Publication number
- JPS6037146B2 JPS6037146B2 JP18704282A JP18704282A JPS6037146B2 JP S6037146 B2 JPS6037146 B2 JP S6037146B2 JP 18704282 A JP18704282 A JP 18704282A JP 18704282 A JP18704282 A JP 18704282A JP S6037146 B2 JPS6037146 B2 JP S6037146B2
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- cyano
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1,4ージメチル−3−シアノー6ーヒドロキ
シピリドー2−オンをカップリング成分とするアゾ染料
の新規な製造法に関するものである。
シピリドー2−オンをカップリング成分とするアゾ染料
の新規な製造法に関するものである。
ピリドン系アゾ染料には鮮明な緑味黄色を呈する染料が
多く、近年、多数のピリドン系アゾ染料が販売されてい
る。
多く、近年、多数のピリドン系アゾ染料が販売されてい
る。
これらのピリドン系アゾ染料は、芳香族アミンのジアゾ
化物を下記一般式(式中、Rは水素、アルキル基、アル
コキシアルキル基等を表わす。
化物を下記一般式(式中、Rは水素、アルキル基、アル
コキシアルキル基等を表わす。
)で示されるピリドン類とカップリングさせて製造され
ている。上記ピリドン類の製造法は「複秦環式化合物−
ピリジンおよびその謎導体−第3部(HeteroCy
CIiC Compounds‐Pyridi肥 an
d itsderivatives−Paれ 3)、ク
リングスベルグ糠」に記載されているが、通常、シアノ
酢酸ェステル、ァセト酢酸ェステルおよび過剰量のモノ
置換ァミンとを反応させることにより製造される。
ている。上記ピリドン類の製造法は「複秦環式化合物−
ピリジンおよびその謎導体−第3部(HeteroCy
CIiC Compounds‐Pyridi肥 an
d itsderivatives−Paれ 3)、ク
リングスベルグ糠」に記載されているが、通常、シアノ
酢酸ェステル、ァセト酢酸ェステルおよび過剰量のモノ
置換ァミンとを反応させることにより製造される。
上言己反応により得られるピリドン類は水溶性であるた
め、反応生成液を強酸性雰囲気として酸折により単離さ
れるが、このとき酸による分解あるいは溶解ロス等によ
り収率が不十分であるという欠点があつた。本発明者ら
は環化反応により得られる1,4ージメチルー3−シア
ノ−6−ヒドロキシピリド−2ーオンの単離収率を向上
させ、芳香族アミンとジアゾ化、カップリングさせて製
造されるピリドン系ァゾ染料の一貫収率を改善させるた
めに種々検討を行なった結果、シア/酢酸ェステル、ア
セト酢酸ェステルおよびモノメチルアミンを反応させて
得られる反応生成液に適量の水の存在下にホルムアルデ
ヒドを加えて反応させることにより高収率で1,4ージ
メチル−3−シア/−5ーヒドロキシメチル−6−ヒド
ロキシピリドー2−オンおよび1,4ージメチルー3ー
シアノ−5ーメチレンピリド−2,6−ジオンよりなる
混合物が得られ、該混合物の芳香族アミンのジアゾ化物
とのカップリング収率が1,4−ジメチルー3−シアノ
−6−ヒドロキシピリド−2−オンを使用した場合と殆
ど同レベルであるため、ピリドン系アゾ染料の一貫収率
が著しく高められることを見し、出し本発明に到達した
ものである。
め、反応生成液を強酸性雰囲気として酸折により単離さ
れるが、このとき酸による分解あるいは溶解ロス等によ
り収率が不十分であるという欠点があつた。本発明者ら
は環化反応により得られる1,4ージメチルー3−シア
ノ−6−ヒドロキシピリド−2ーオンの単離収率を向上
させ、芳香族アミンとジアゾ化、カップリングさせて製
造されるピリドン系ァゾ染料の一貫収率を改善させるた
めに種々検討を行なった結果、シア/酢酸ェステル、ア
セト酢酸ェステルおよびモノメチルアミンを反応させて
得られる反応生成液に適量の水の存在下にホルムアルデ
ヒドを加えて反応させることにより高収率で1,4ージ
メチル−3−シア/−5ーヒドロキシメチル−6−ヒド
ロキシピリドー2−オンおよび1,4ージメチルー3ー
シアノ−5ーメチレンピリド−2,6−ジオンよりなる
混合物が得られ、該混合物の芳香族アミンのジアゾ化物
とのカップリング収率が1,4−ジメチルー3−シアノ
−6−ヒドロキシピリド−2−オンを使用した場合と殆
ど同レベルであるため、ピリドン系アゾ染料の一貫収率
が著しく高められることを見し、出し本発明に到達した
ものである。
以下に本発明を詳細に説明する。
シアノ酢酸ェステル、アセト酢酸ェステルおよびモノメ
チルアミンの反応についてはよく知られており、例えば
前述の文献に従って行なうことができる。
チルアミンの反応についてはよく知られており、例えば
前述の文献に従って行なうことができる。
シア/酢酸ヱステルおよびアセト酢酸ヱステルとしては
メチルエステル、エチルエステル等の低級アルキルェス
テルを使用することができるが、原料費、反応性等の点
でメチルェステルが最も好ましい。通常、シアノ酢酸ェ
ステルとアセト酢酸ェステルは等モル使用され、モノメ
チルアミンは3倍モル程度の過剰量使用される。モノメ
チルアミンは40%水溶液として市販されているものを
使用することができる。反応は通常、還流下に1〜2q
時間行なわれる。反応生成液は過剰のモノメチルアミン
が存在するために塩基性となっており、塩基性雰囲気に
おいては、ホルムアルデヒドと反応させた場合に水に若
干溶解する1,4ージメチルー3ーシアノ−5ーヒドロ
キシメチルー6−ヒドロキシピリドー2ーオンが主に生
成するので弱酸性に調製することが好ましい。通常、p
H4〜6程度に調整されるが、pHを低くしすぎること
は酸の使用量の増加、1,4−ジメチル−3−シアノー
6−ヒドロキシピリド−2−オンの沈澱の生成等が好ま
しくない。反応生成液は1,4−ジメチル−3ーシアノ
ー6ーヒドロキシビリド−2−オンに対して1〜8重量
倍、好ましくは1.5〜5重量倍の水によって稀釈され
るが、稀釈水量の下限はその後の操作性により決定され
る。
メチルエステル、エチルエステル等の低級アルキルェス
テルを使用することができるが、原料費、反応性等の点
でメチルェステルが最も好ましい。通常、シアノ酢酸ェ
ステルとアセト酢酸ェステルは等モル使用され、モノメ
チルアミンは3倍モル程度の過剰量使用される。モノメ
チルアミンは40%水溶液として市販されているものを
使用することができる。反応は通常、還流下に1〜2q
時間行なわれる。反応生成液は過剰のモノメチルアミン
が存在するために塩基性となっており、塩基性雰囲気に
おいては、ホルムアルデヒドと反応させた場合に水に若
干溶解する1,4ージメチルー3ーシアノ−5ーヒドロ
キシメチルー6−ヒドロキシピリドー2ーオンが主に生
成するので弱酸性に調製することが好ましい。通常、p
H4〜6程度に調整されるが、pHを低くしすぎること
は酸の使用量の増加、1,4−ジメチル−3−シアノー
6−ヒドロキシピリド−2−オンの沈澱の生成等が好ま
しくない。反応生成液は1,4−ジメチル−3ーシアノ
ー6ーヒドロキシビリド−2−オンに対して1〜8重量
倍、好ましくは1.5〜5重量倍の水によって稀釈され
るが、稀釈水量の下限はその後の操作性により決定され
る。
稀釈水量が多くなるに従って目的物の収率は低下するの
で、操作性に悪影響を及ぼさない限り稀釈水量は少し、
ほうが好ましい。なお、ここで議論される水の量は、原
料モ/メチルアミン水溶液に存在する水、反応により生
成する水、斑調整の捺に酸とともに添加される水、ホル
ムアルデヒドと反応させる際にホルムアルデヒド水溶液
として添加される水および稀釈のために添加される水の
すべての合計量を意味し、原料モノメチルアミン水溶液
あるいはホルムアルデヒド溶液の濃度によっては改めて
稀釈水を添加することは不要である。また、反応生成液
を稀釈する合は柑調整に先立って行なうことが好ましく
、さらに柵緩衝剤として酢酸ナトリウム等を使用するこ
ともできる。ホルムアルデヒドは通常、水溶液として添
加さるが、トリオキサン、パラホルムアルデヒド等ホル
ムアルデヒドの多量体を使用することもでる。
で、操作性に悪影響を及ぼさない限り稀釈水量は少し、
ほうが好ましい。なお、ここで議論される水の量は、原
料モ/メチルアミン水溶液に存在する水、反応により生
成する水、斑調整の捺に酸とともに添加される水、ホル
ムアルデヒドと反応させる際にホルムアルデヒド水溶液
として添加される水および稀釈のために添加される水の
すべての合計量を意味し、原料モノメチルアミン水溶液
あるいはホルムアルデヒド溶液の濃度によっては改めて
稀釈水を添加することは不要である。また、反応生成液
を稀釈する合は柑調整に先立って行なうことが好ましく
、さらに柵緩衝剤として酢酸ナトリウム等を使用するこ
ともできる。ホルムアルデヒドは通常、水溶液として添
加さるが、トリオキサン、パラホルムアルデヒド等ホル
ムアルデヒドの多量体を使用することもでる。
ホルムアルデヒドの使用量は1.5〜2倍モル程度の若
干の過剰量が好ましく、室温〜若干の加熱下に1〜1岬
時間反応させることにより、1,4ージメチルー3ーシ
アノー5ーヒドロキシメチル−6−ヒドロキシピリド−
2−オン(式1)および1,4ージメチル−3−シアノ
ー5ーメチレンピリド−2,6−ジオン(式0)の沈澱
が生成するので炉別後、要すれば水洗して乾燥すればよ
い。(式1) (式ロ) 本発明方法においては、常法により一般式(m) (式中、×は塩素、ニトロ基、フェノキシェトキシカル
ボニル基、メトキシェトキシェトキシカルボニル基また
はアリルオキシェトキシカルボニル基を表わす。
干の過剰量が好ましく、室温〜若干の加熱下に1〜1岬
時間反応させることにより、1,4ージメチルー3ーシ
アノー5ーヒドロキシメチル−6−ヒドロキシピリド−
2−オン(式1)および1,4ージメチル−3−シアノ
ー5ーメチレンピリド−2,6−ジオン(式0)の沈澱
が生成するので炉別後、要すれば水洗して乾燥すればよ
い。(式1) (式ロ) 本発明方法においては、常法により一般式(m) (式中、×は塩素、ニトロ基、フェノキシェトキシカル
ボニル基、メトキシェトキシェトキシカルボニル基また
はアリルオキシェトキシカルボニル基を表わす。
)で示されるアミンをジアゾ化し、前記(式1)および
(式0)よりなる混合物とカップリングさせることによ
り容易に収率よく一般式(W)(式中、×は前記定義に
同じ。
(式0)よりなる混合物とカップリングさせることによ
り容易に収率よく一般式(W)(式中、×は前記定義に
同じ。
)で示されるピリドン系アゾ染料を得ることができる。
本発明方法において得られるピリドン系アゾ染料により
染色し得る繊維類としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、テレフタル酸と1,4−ビスー(ヒドロキシメチル
)シクロヘキサンとの重縮合物などよりなるポリエステ
ル繊維、あるいは木綿、絹、羊毛などの天然繁繊維と上
記ポリエステル繊維との混級品、混織品が挙げられる。
本発明方法において得られるピリドン系アゾ染料により
染色し得る繊維類としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、テレフタル酸と1,4−ビスー(ヒドロキシメチル
)シクロヘキサンとの重縮合物などよりなるポリエステ
ル繊維、あるいは木綿、絹、羊毛などの天然繁繊維と上
記ポリエステル繊維との混級品、混織品が挙げられる。
染色を行なうにあたっては、常法により、ナフタレンス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物、高級アルコー
ル硫酸ェステル、高級アルキルベンゼンスルホン酸塩等
の分散剤を使用し、前示一般式(N)で示される染料を
水性媒体中に分散させて染色裕または捺染糊を調製し、
浸染または捺染を行なえばよい。たとえば、浸染を行な
う場合には、高温染色法、キャリャー染色法、サーモゾ
ル染色法などの通常の染色処理法を適用することにより
、ポリエステル繊維ないしはその混紡、混織品に堅牢度
のすぐれた染色を施こすことができる。また、場合によ
り、染色格に蟻酸、酢酸、燐酸あるいは硫酸アンモニウ
ムなどの酸性物質を添加しておくことにより、さらに好
結果が得られることがある。次に本発明を実施例により
更に具体的に説明する。
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物、高級アルコー
ル硫酸ェステル、高級アルキルベンゼンスルホン酸塩等
の分散剤を使用し、前示一般式(N)で示される染料を
水性媒体中に分散させて染色裕または捺染糊を調製し、
浸染または捺染を行なえばよい。たとえば、浸染を行な
う場合には、高温染色法、キャリャー染色法、サーモゾ
ル染色法などの通常の染色処理法を適用することにより
、ポリエステル繊維ないしはその混紡、混織品に堅牢度
のすぐれた染色を施こすことができる。また、場合によ
り、染色格に蟻酸、酢酸、燐酸あるいは硫酸アンモニウ
ムなどの酸性物質を添加しておくことにより、さらに好
結果が得られることがある。次に本発明を実施例により
更に具体的に説明する。
なお、実施例および比較例で製造した(式1)および(
式0)で示されるピリドン競演合物の純度ならびに1,
4−ジメチルー3ーシアノ−6ーヒドロキシピリド−2
−オンの純度は下記の方法により測定した。
式0)で示されるピリドン競演合物の純度ならびに1,
4−ジメチルー3ーシアノ−6ーヒドロキシピリド−2
−オンの純度は下記の方法により測定した。
すなわち、一定量のサンプルをメタノールに溶解させて
氷冷し、0〜5℃の条件下、別途調製したp−クロロア
ニリンのジアゾ液を3〜4時間を要して滴下してカップ
リングを完結させたのち、反応液全量をァセトンに溶解
させて一定液量とし、比色分析により生成した染料の濃
度(OpticalDensity、以下ODという)
を測定した。一方、規準物質として別途合成し精製した
1,4−ジメチル−3ーシアノー6−ヒドロキシピリド
ー2ーオンを使用して同様にカップリングを行ない比色
分析で生成した染料のODを測定した。得られたOD値
を用いて下記式により純度を算出した。サンプルの純度
(%)=篤鱈舞旨旨塵X,。
氷冷し、0〜5℃の条件下、別途調製したp−クロロア
ニリンのジアゾ液を3〜4時間を要して滴下してカップ
リングを完結させたのち、反応液全量をァセトンに溶解
させて一定液量とし、比色分析により生成した染料の濃
度(OpticalDensity、以下ODという)
を測定した。一方、規準物質として別途合成し精製した
1,4−ジメチル−3ーシアノー6−ヒドロキシピリド
ー2ーオンを使用して同様にカップリングを行ない比色
分析で生成した染料のODを測定した。得られたOD値
を用いて下記式により純度を算出した。サンプルの純度
(%)=篤鱈舞旨旨塵X,。
。実施例 1シアノ酢酸メチル9.9夕(0.1mol
)、アセト酢酸メチル11.6夕(0.1mol)およ
び4肌t%モノメチルアミン水溶液23.3夕(モノメ
チルアミンとして0.3mol)を混合し、還流下に8
時間反応を行なったのち室温まで冷却し水10の‘およ
び35M%塩酸1.4の‘を加えてpH4に調整した。
)、アセト酢酸メチル11.6夕(0.1mol)およ
び4肌t%モノメチルアミン水溶液23.3夕(モノメ
チルアミンとして0.3mol)を混合し、還流下に8
時間反応を行なったのち室温まで冷却し水10の‘およ
び35M%塩酸1.4の‘を加えてpH4に調整した。
これに酢酸ナトリウム6.7夕を添加して溶解させたの
ち、37wt%ホルムァルデヒド水溶液13.5夕を添
加し、室温で4時間反応させた。このときの1,4ージ
メチルー3−シアノー6ーヒドロキシピリドー2ーオン
に対する水の量は約2.2重量倍である。反応終了後、
生成物を炉別し、水洗、乾燥を行ない、(式1)および
(式ロ)で示されるピリドン類の浪合物20.8夕が得
られた。上記混合物を薄層クロマトグラフィーで分離し
、質量分析および元素分析を行なった結果、混合物中の
主成分は(式1)および(式0)で示されるピリドン類
であることが確認され、かつその混合モル比は(式1)
/(式0)=44/56であった。
ち、37wt%ホルムァルデヒド水溶液13.5夕を添
加し、室温で4時間反応させた。このときの1,4ージ
メチルー3−シアノー6ーヒドロキシピリドー2ーオン
に対する水の量は約2.2重量倍である。反応終了後、
生成物を炉別し、水洗、乾燥を行ない、(式1)および
(式ロ)で示されるピリドン類の浪合物20.8夕が得
られた。上記混合物を薄層クロマトグラフィーで分離し
、質量分析および元素分析を行なった結果、混合物中の
主成分は(式1)および(式0)で示されるピリドン類
であることが確認され、かつその混合モル比は(式1)
/(式0)=44/56であった。
この混合物について先に記載した方法により純度を測定
したところ78%であり、(式1)および(式0)で示
されるピリドン類の収率は聡.5%であった。上記混合
物20.8夕を水1〆中に分散させ、水酸化ナトリウム
20夕を加えて溶解したのち塩酸でpHを4.5に調整
し、カップリング成分溶液を得た。
したところ78%であり、(式1)および(式0)で示
されるピリドン類の収率は聡.5%であった。上記混合
物20.8夕を水1〆中に分散させ、水酸化ナトリウム
20夕を加えて溶解したのち塩酸でpHを4.5に調整
し、カップリング成分溶液を得た。
一方、p−(フェノキシェトキシカルボニル)アニリン
257夕を4wt%塩酸500の【中に分散させ、氷1
00夕を加えたのち、亜硝酸ナトリウム8.0夕を水2
0必中に溶解させた溶液を滴下して3時間燈拝し、次い
でスルフアミン酸2夕を添加し過剰の亜硝酸ナトリウム
を分解してジアゾ液を調製した。得られたジアゾ液を前
記カップリング成分溶液中に滴下し、酢酸ソーダ40夕
を加えて反応液のpHを4〜5に調整し、0〜5℃で1
W時間燈拝したのち、炉過、水洗および乾燥を行ない下
記構造式で示されるピリドン系アゾ染料の黄色結晶35
.5夕を得た。(一貫収率82%)得られた結晶の質量
分析の結果、親ピークのM+/eは432であり、また
、元素分析の結果、C(%)=64.1,日(%)=4
.8,N(%)=12.6であり、上記構造式で示され
るアゾ染料の計算値、C(%)=63.9,日(%)=
4.6,N(%)=13.0とよく一致した。
257夕を4wt%塩酸500の【中に分散させ、氷1
00夕を加えたのち、亜硝酸ナトリウム8.0夕を水2
0必中に溶解させた溶液を滴下して3時間燈拝し、次い
でスルフアミン酸2夕を添加し過剰の亜硝酸ナトリウム
を分解してジアゾ液を調製した。得られたジアゾ液を前
記カップリング成分溶液中に滴下し、酢酸ソーダ40夕
を加えて反応液のpHを4〜5に調整し、0〜5℃で1
W時間燈拝したのち、炉過、水洗および乾燥を行ない下
記構造式で示されるピリドン系アゾ染料の黄色結晶35
.5夕を得た。(一貫収率82%)得られた結晶の質量
分析の結果、親ピークのM+/eは432であり、また
、元素分析の結果、C(%)=64.1,日(%)=4
.8,N(%)=12.6であり、上記構造式で示され
るアゾ染料の計算値、C(%)=63.9,日(%)=
4.6,N(%)=13.0とよく一致した。
ホルムアルデヒド水溶液を添加する前に加える稀釈水量
と(式1)および(式0)で示されるピリドン類の収率
との相関を調べるために稀釈水量を種々変更して同様に
実験を行なった。
と(式1)および(式0)で示されるピリドン類の収率
との相関を調べるために稀釈水量を種々変更して同様に
実験を行なった。
結果は第1図の曲線1として示したが、1,4−ジメチ
ル−3−シアノ−6−ヒドロキシピリド−2−オンに対
して15〜2重量倍の水が存在するときに最も高い収率
が得られる。比較例 1 実施例1と同様にシァノ酢酸メチル、アセト酢酸メチル
および4肌t%モノメチルァミン水溶液を反応させ、室
温まで冷却したのち、水50泌を加えて稀釈し、35M
%塩酸16.5Mを添加して4時間濃伴を行なった。
ル−3−シアノ−6−ヒドロキシピリド−2−オンに対
して15〜2重量倍の水が存在するときに最も高い収率
が得られる。比較例 1 実施例1と同様にシァノ酢酸メチル、アセト酢酸メチル
および4肌t%モノメチルァミン水溶液を反応させ、室
温まで冷却したのち、水50泌を加えて稀釈し、35M
%塩酸16.5Mを添加して4時間濃伴を行なった。
酸析により析出した結晶を炉別し、水洗、乾燥し、純度
93%の1,4−ジメチルー3−シアノー6−ヒドロキ
シピリド−2ーオン14.5夕を得た。(収率82%)
得られた1,4−ジメチル−3−シアノ−6−ヒドロキ
シピリド−2ーオンをカップリング成分とし、実施例1
と全く同様にしてジアゾ化、カップリング反応を行ない
、実施例1で得られた染料と同一の黄色結晶32.9夕
を得た。
93%の1,4−ジメチルー3−シアノー6−ヒドロキ
シピリド−2ーオン14.5夕を得た。(収率82%)
得られた1,4−ジメチル−3−シアノ−6−ヒドロキ
シピリド−2ーオンをカップリング成分とし、実施例1
と全く同様にしてジアゾ化、カップリング反応を行ない
、実施例1で得られた染料と同一の黄色結晶32.9夕
を得た。
(一貫収率76%)ピリドンの酸析を行なう前に添加す
る稀釈水量とピリドンの収率の相関を調べるために稀釈
水量を種々変更して同様に実験を行なった。
る稀釈水量とピリドンの収率の相関を調べるために稀釈
水量を種々変更して同様に実験を行なった。
結果は第1図の曲線2として示したが、水/ピリドンの
重量比が小さいほど収率が高くなる煩向にあるが、上記
比が4.5以下になると酸を添加したときに反応液がゲ
ル化し、その後の操作が下可能となった。実施例2〜5
、比較例2〜5 ジアゾ成分を変更したこと以外は実施例1または比較例
1と同様に実験を行ない、表1に記載したピリドン系ア
ゾ染料を製造した。
重量比が小さいほど収率が高くなる煩向にあるが、上記
比が4.5以下になると酸を添加したときに反応液がゲ
ル化し、その後の操作が下可能となった。実施例2〜5
、比較例2〜5 ジアゾ成分を変更したこと以外は実施例1または比較例
1と同様に実験を行ない、表1に記載したピリドン系ア
ゾ染料を製造した。
ピリドン類の単離収率および染料の一貫収率を表1に示
す。表−1
す。表−1
第1図は実施例1および比較例1において、1,4ージ
メチルー3−シアノー6ーヒドロキシピIJドー2ーオ
ンと水との重量比がピリドン類の単離収率に及ぼす影響
を実験した結果を図示したものであり、曲線1は実施例
1の結果、曲線2は比較例1の結果を示す。 第l図
メチルー3−シアノー6ーヒドロキシピIJドー2ーオ
ンと水との重量比がピリドン類の単離収率に及ぼす影響
を実験した結果を図示したものであり、曲線1は実施例
1の結果、曲線2は比較例1の結果を示す。 第l図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シアノ酢酸エステル、アセト酢酸エステルおよびモ
ノメチルアミンを反応させて1,4−ジメチル−3−シ
アノ−6−ヒドロキシピリド−2−オンを含む反応生成
液を得、該反応生成液に上記1,4−ジメチル−3−シ
アノ−6−ヒドロキシピリド−2−オンに対して1〜8
重量倍の水の存在下にホルムアルデヒドを加えて反応さ
せ、生成する1,4−ジメチル−3−シアノ−5−ヒド
ロキシメチル−6−ヒドロキシピリド−2−オンおよび
1,4−ジメチル−3−シアノ−5−メチレンピリド−
2,6−ジオンよりなる混合物を分離し、該混合物を一
般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは塩素、ニトロ基、フエノキシエトキシカ
ルボニル基、メトキシエトキシエトキシカルボニル基ま
たはアリルオキシエトキシカルボニル基を表わす。 )で示されるアミンのジアゾ化物と反応させることを特
徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (
式中、Xは前記定義に同じ。 )で示されるピリドン系アゾ染料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18704282A JPS6037146B2 (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | ピリドン系アゾ染料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18704282A JPS6037146B2 (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | ピリドン系アゾ染料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5975951A JPS5975951A (ja) | 1984-04-28 |
JPS6037146B2 true JPS6037146B2 (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=16199153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18704282A Expired JPS6037146B2 (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | ピリドン系アゾ染料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037146B2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-25 JP JP18704282A patent/JPS6037146B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5975951A (ja) | 1984-04-28 |
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