JPS6037029Y2 - 永久磁石式同期モ−タの回転子 - Google Patents
永久磁石式同期モ−タの回転子Info
- Publication number
- JPS6037029Y2 JPS6037029Y2 JP1748779U JP1748779U JPS6037029Y2 JP S6037029 Y2 JPS6037029 Y2 JP S6037029Y2 JP 1748779 U JP1748779 U JP 1748779U JP 1748779 U JP1748779 U JP 1748779U JP S6037029 Y2 JPS6037029 Y2 JP S6037029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- synchronous motor
- magnetic flux
- rotor
- magnet synchronous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は永久磁石式同期モータの回転子に関する。
従来の永久磁石式同期モータの回転子は磁石を固定する
のに接着剤を用いたが強度的に充分でなかった。
のに接着剤を用いたが強度的に充分でなかった。
これを補強するものとして第１図に示す回転子が存在す
る。
る。
同図において１は回転子軸、２は回転用鉄心、３は該鉄
心の外円周に配置された永久磁石、４は磁束が弱まらな
いように空隙をなくすための鉄部材、５は前記鉄心２の
外円周上に配置された前記磁石３の固定を補強するため
の銅銀、６は磁束を示すものである。
心の外円周に配置された永久磁石、４は磁束が弱まらな
いように空隙をなくすための鉄部材、５は前記鉄心２の
外円周上に配置された前記磁石３の固定を補強するため
の銅銀、６は磁束を示すものである。
このような構造においては永久磁石の固定は補強される
が、部品点数並びに製作工数が増えるものであった。
が、部品点数並びに製作工数が増えるものであった。
更に磁石の数が図示されるように２個の場合には前記鉄
心２の円周上の磁束密度の分布が均一にならず電機子イ
ンダクタンスが大きくなって制御性を悪くする原因にな
っていた。
心２の円周上の磁束密度の分布が均一にならず電機子イ
ンダクタンスが大きくなって制御性を悪くする原因にな
っていた。
本考案は上記欠点を解消した永久磁石式同期モータの回
転子を提供するものである。
転子を提供するものである。
第２図は本考案の一実施態様の回転子構造である。
同図において第１図と同一番号の要素は同一物を示すた
め説明は省略する。
め説明は省略する。
７は本考案の回転子用鉄心であり前記永久磁石３が挿入
可能なように鉄心の円周面内部の対称なる二個所に打抜
き穴を加工されるものである。
可能なように鉄心の円周面内部の対称なる二個所に打抜
き穴を加工されるものである。
８は該鉄心７の磁石が挿入されない個所の円周面内部に
そって磁束密度をほぼ均一に飽和させるための穴である
。
そって磁束密度をほぼ均一に飽和させるための穴である
。
即ち磁束は六８のまわりを通るようになるので前記磁石
３に近い個所だけでなく離れた個所にも行きわたるよう
になり磁束分布が均一となるものである。
３に近い個所だけでなく離れた個所にも行きわたるよう
になり磁束分布が均一となるものである。
第３図は第２図に示す回転子を組み込んだ同期モータの
断面図である。
断面図である。
同図において第１図及び第２図と同一番号の要素は同一
物を示すため説明を省略する。
物を示すため説明を省略する。
９は一体となった固定子及びモータのケース、１０は前
記回転子軸１を保持する軸受である。
記回転子軸１を保持する軸受である。
１１は前記回転子軸１が磁性体であれば破線で示すよう
な磁路を有する漏れ磁束である。
な磁路を有する漏れ磁束である。
第２図の磁束６が固定子の導体と２回交差するのに対し
、第３図の磁束１１は固定子の導体と１回しか交差しな
い。
、第３図の磁束１１は固定子の導体と１回しか交差しな
い。
即ち磁束１１は効率が１７２と悪いものである。
従って前記回転子軸１を非磁性体例えば不錆鋼で製作す
れば破線で示す回転子軸１を通る漏れ磁束１１は抑制さ
れて発生せず、前記磁石３から生ずる磁束は６の磁束と
して有効に活用されるものである。
れば破線で示す回転子軸１を通る漏れ磁束１１は抑制さ
れて発生せず、前記磁石３から生ずる磁束は６の磁束と
して有効に活用されるものである。
以上のように本考案の永久磁石式同期モータの回転子を
構成したので磁石の固定のための強度を失うことなく部
品点数が減少し、且つ製作工数も減少する。
構成したので磁石の固定のための強度を失うことなく部
品点数が減少し、且つ製作工数も減少する。
更に複数個の穴を鉄心の磁石が挿入されない個所の円周
面内部にそって磁束密度をほぼ均一に飽和させるように
したので電機子インダクタンスを小さくすることが可能
で制御が容易になるものである。
面内部にそって磁束密度をほぼ均一に飽和させるように
したので電機子インダクタンスを小さくすることが可能
で制御が容易になるものである。
又回転子軸１を非磁性体で製作すれば磁石の磁束を有効
に活用出来るものである。
に活用出来るものである。
第１図は永久磁石式同期モータの回転子構造を示す図、
第２図は本考案の一実施態様の永久磁石式同期モータの
回転子構造を示す図、第３図は第２図に示す回転子を組
込んだ同期モータの断面図である。 １・・・・・・回転子軸、２・・・・・・鉄心、３・・
・・・・永久磁石、４・・・・・・鉄部材、５・・・・
・−ｍｓ、６・・・・・・磁束、７・・・・・・鉄心、
８・・・・・・穴、９・・・・・・固定子及びモータケ
ース、１０・・・・・・軸受、１１・・・・・・漏れ磁
束。
第２図は本考案の一実施態様の永久磁石式同期モータの
回転子構造を示す図、第３図は第２図に示す回転子を組
込んだ同期モータの断面図である。 １・・・・・・回転子軸、２・・・・・・鉄心、３・・
・・・・永久磁石、４・・・・・・鉄部材、５・・・・
・−ｍｓ、６・・・・・・磁束、７・・・・・・鉄心、
８・・・・・・穴、９・・・・・・固定子及びモータケ
ース、１０・・・・・・軸受、１１・・・・・・漏れ磁
束。
Claims (1)
- 回転子に永久磁石を内蔵する同期モータにおいて、積層
すべき鉄心の円周面内部の対称なる二個所に永久磁石を
挿入する打抜き穴を設けると共に、該鉄心の磁石が挿入
されない個所の円周面内部にそって磁束密度をほぼ均一
に飽和させるための複数個の穴を設けたことを特徴とす
る永久磁石式同期モータの回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1748779U JPS6037029Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 永久磁石式同期モ−タの回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1748779U JPS6037029Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 永久磁石式同期モ−タの回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55117176U JPS55117176U (ja) | 1980-08-19 |
| JPS6037029Y2 true JPS6037029Y2 (ja) | 1985-11-02 |
Family
ID=28842963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1748779U Expired JPS6037029Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 永久磁石式同期モ−タの回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077237U (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-30 | 三洋電機株式会社 | 電動機の回転子 |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1748779U patent/JPS6037029Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55117176U (ja) | 1980-08-19 |
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