JPS6036933B2 - フイルムの伸張法および装置 - Google Patents

フイルムの伸張法および装置

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JPS6036933B2
JPS6036933B2 JP52025543A JP2554377A JPS6036933B2 JP S6036933 B2 JPS6036933 B2 JP S6036933B2 JP 52025543 A JP52025543 A JP 52025543A JP 2554377 A JP2554377 A JP 2554377A JP S6036933 B2 JPS6036933 B2 JP S6036933B2
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film
duct
web
air
heating
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スタンレイ・バ−トン・レヴイ
ウイリアム・ドレイク・ガ−リントン
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication of JPS6036933B2 publication Critical patent/JPS6036933B2/ja
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    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • B29C55/02Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C2037/90Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould

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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウェッブに近接して置かれた空気ダクト/多重
ヒーター組合せによりテンター中でフィルムのウェツブ
を加熱し、選ばれたレーン中における改善された優先的
加熱を行ない、改善されたフィルム特性を得る重合体フ
ィルムの伸張法及び伸張装置に関する。
伸張する前に重合体フィルムを選択的にかつ優先的に加
熱する方法は公知である。
タスラー(Tassler)の米国特許第316171
1号は公知方法の例であり、ここで一連の放射ヒーター
を伸張装置、例えばテンターの真上においてフィルム上
に適切に配置する。
このようなヒーターは好ましくはフィルムの全幅に亘つ
て且つウェツブの移動方向に互いに平行に間隔を置いて
配置されている。ヒーターは個々に優先的にウェツブを
加熱するようにコントロールされ、同時に少くとも一つ
の選択的な長手方向のレーンに沿って張力は実質的にか
けられていない。ノールズ(Knowles)の米国特
許第3649726号には重合体フィルム構造物の厚さ
をコントロールする方法が示されている。
この場合にはべ国特許第3161711号に示された型
のヒーターを用いて伸張前にウェッブ材料を優先的に加
熱する。簡単に云えばこのような方法では伸張前に幅を
横切ってある位置においてフィルムの厚さを測定し、伸
張後にその幅を横切るある位置においてフィルムの厚さ
を測定し、伸張前後の幅を横切るフィルム構造物の累積
値を計算し、伸張前の幅を横切り任意の点におけるフィ
ルムの厚さを、伸張の前後のフィルムの累積値に対応す
る伸張後のフィルムにおける一定の値からのずれに応答
させて調節する方法である。この場合も夕スラーの特許
的加熱法と同様に、加熱の効果は使用するムーターの効
果に依存する。他の特許、例えばベイIJ‐(母船y)
の米国特許第2339451号においては、伸張する前
にフィルムのウェッブを加熱するための放射熱源以外の
ものが示されており、この場合には横方向に伸張する間
多数のガスバーナ−により加熱することが示されている
バーナーはジグザグに配置され、個々のレーンの過熱を
防止する。さらにゥアリー(Wiley)らの米国特許
第2412187号には、機械方向及び横方向に伸張す
る間内部的に水蒸気で加熱した放射器からの熱の入力を
コントロールし、ゥェツブの部分を分離することが示さ
れており、またバラード(Ballard)らの米国特
許第3304205号においては、テンターによる子熱
区域においてウェッブの緑を交互に加熱し、横方向の伸
張パターンをコントロールすることが示されている。
こ〉で記載された加熱装置は放射熱又は空気である。こ
の方法及び他の公知方法における問題は非常に狭い範囲
内において伸張前にテンタ−中におけるウェッブの加熱
を効果的にコントロールする方法を示していないことで
ある。
その主な理由は放射ヒーターからウェッブまでの距離が
あること、或いはゥヱッブに衝突する加熱空気を効果的
に分離できないことである。押出フィルムの厚さの性質
を改善する多くの他の試みがなされてきた。
例えば厚さの偏差を感知し、フィルム製造操作中におけ
る重合体材料の押出点又はその近くにおけるある特定の
点においてフィルムの厚さを調節するための装置及び方
法が開発されてきた。例えば米国特許第3122782
号においてはフィルムの厚い部分又は薄い部分に対応す
るフィルムの構造を横切ってある選ばれた仮想的なしー
ンの厚さを調節するための機械的配置が記載されている
この特許においては2個の互いに連結された多重連結端
子板をフィルムの厚さを感知するゲージと、フィルム構
造物が出て釆る押出オリフィスの幅を変化させる調節装
置との中間に配置する。フィルムの厚さゲージによりフ
ィルム構造物の厚さが測定され、これが適当なりレーを
通して偏椅信号をモーターに送りこれを駆動させる。こ
のモーターはフィルム厚さ測定ゲージにより感知された
フィルムの厚さの偏俺に従って押出機のオリフィスの孔
を開閉するように構成配置されている。米国特許第34
55175号においては、オリフィスの溝孔に沿って多
数の調節スクリューを含む調節可能な唇状部材をもつ押
出装置が記載されている。このスクリューは約2物廠(
0.787インチ)の間隔で密接して配置され、局部的
に薄くされた断面により端部が変形された唇状部材の中
にかみ合わされている。直径の4・さいスクリューを手
で廻転させると唇状部材が移動し、これによってウェッ
ブの厚さを規定する溝孔の関口部が変化する。単一の調
節の幅に略々等しい狭い区域に唇状部材を拘束すること
は隣接したスクリューの固有の相互作用により非常に困
難である。スクリューの設定が変化する毎に、それに対
応して近傍のスクリュの設定が乱されることが避けられ
ず、それによって唇状部材の予測できない偏橋が生じる
。この望ましくない偏椅に対抗するため、近傍のスクリ
ューの設定も補正されなければならない。その結果狭い
バンド又は縞の不均一性を、唇状部材の基本ゲージの設
定を変えることなく除去することは容易ではない。明ら
かにこの種の調節装置は常に人の監視が必要であり、専
門家による試行錯誤の取扱いが必要である。逆に専門家
及び試行錯誤に頼ることの困難は自動ゲージコントロー
ル装置、例えば米国特許第3122784号により或程
度克服される。
その特徴は多数のコン「トロールされた調節モーターが
ウェッブ押出装置上の移動可能な唇状部材と機械的に連
結されていることである。このモーターは押出装置の下
方のある距離に配置され、標準の規準偏差からのウェッ
ブの最終の厚さを測定する横方向の厚さ感知装置により
生じる信号に応答する。このようにして電気信号がつく
られ、厚さの補正を行なうために伝達され、スイッチ装
置によりモーターの入力へ送られる。しかしこの装瞳は
狭い縞やゲージのバンドの不均一性を除去することがで
きない。というのは個々の調節装置はオリフィスの溝孔
の比較効広い部分しか調節できないからである。さらに
不均一性の性質は屡々微妙且つ複雑であって、ダイス型
の唇状部材の機械的移動によって正しく調節することは
できない。フィルムの厚さの均一性を改善する他の方法
は米国特許第3819755号に示されており、押出ダ
イス型のダイス唇状部材の分離した部分の温度を(加熱
又は冷却により)選択的にコントロールし、厚さの均一
性を改善する装置が示されている。
伸張する直前にはゥェッブを加熱しない。最後に米国特
許3341388号においてはヒーターをダイス型の本
体の中に置き、ダイス型のこれらの区域を加熱してシー
トの厚さを実質的に一定に保つ熱可塑性フィルムの押出
方法及びその装置が記載されている。これらの特許は重
合体フィルムの厚さをコントロールする又はそれらに関
連した装置を示しているが、データ一中において、空気
及び熱的に絶縁された区域中のヒーターを用い優先的な
ウェッフのレーンの加熱を積極的にコントロールし、フ
ィルムの予め選ばれた区域だけを優先的に加熱する本発
明におけるような改善された方法でフィルムのウェッブ
の厚さをコントロールすることは示されていない。
加熱するように選ばれたレーンに隣接したレーンが偶然
に、又は何等の原因で加熱されることが問題になる。
本発明によればこの問題は本発明のダクト/ヒーター装
置を用い隣接したし−ンに熱が逃げるのを実質的に防止
することによって解決される。このようなコントロール
された加熱により、与えられたレーンでは実貿的に温度
が上昇し、隣接レーンの温度上昇を最低限度に抑制する
ことができる。このようにして改善されたフィルムの性
質が得られる。要約すれば本発明方法はテンター中で伸
張する前に、フィルムを運ぶテンターのクップの内部の
緑の間にそれに密接して位置した空気ダクトにより加熱
空気を用いてフィルムを優先的に予熱し、この際ダクト
の底部壁はフィルムを横切って延びた少くとも1個の孔
を有するようにし、この孔はフィルムの上面から隣接し
て、好ましくは1インチ(2.54肌)以下の問題で配
置されるようにし、しかる後テン夕−でフィルムを伸張
する工程から成っている。
さらに詳細には、この方法は、加熱装置に関し操作条件
へと伸張していないフィルムのウェッブを動かし、該加
熱装置は上部壁、底部壁、側壁、及び該ダクトの上部か
ら底部へとフィルムの進行方向にその長さ全体に亘つて
延びた側壁の間にある多数の中間壁を有し、該ダクトは
さらに該ダクトの壁に少くとも1個の孔を規定する装置
を有し、該孔はフィルムのウェツプの表面に近接して存
在するようにし、隣接した側壁と中間壁との間に位置し
たヒータ−によりダクトを通る空気を選択的に加熱し、
これによりダクト及び孔を通る空気の速度を変えること
なくヒーターを含む選ばれた区域を通る空気を優先的に
加熱し、しかる後フィルムを伸張する工程を含んでいる
このような方法においては、スプロケット車によって運
ばれる無端チェーンに取付けられたテンターのクリップ
により重合体フィルムのウェツプの緑を把持し、フィル
ムに実質的に張力をかけず且つそれをテンターフレーム
中で横方向に伸張する前に、ゥェッブの表面に加熱され
た空気を向けることにより、長手方向の少くとも一つの
選択されたレーンに沿って該フィルムを選択的に加熱し
、この際空気はこのようなしーンの所で空気案内壁の間
の、ウェッブの真上に置かれた電気ヒーターの温度を変
えることにより加熱される。
フィルムのゥェッブを伸張する本発明方法を実施する装
置は、2本の無端チェーンにより運ばれ平行な部分と未
広部分とを有するトラックにより案内された多数のテン
タ−のクリップを含むテンターと、テンターのクリップ
の間にあり、フイルムのウェッブの表面に近接して配置
されている、動いてゆくフィルムのウェッブを伸張温度
にまで選択的に加熱する加熱装置とを含み、該加熱装置
は上部壁、底部壁及び側壁を有するダクトを含み、該ダ
クトはさらに側壁に平行に延びた多数の中間壁を有し、
該隣接した側壁及び中間壁のおのおのは上部壁及び底部
壁と共にダクト中において熱的に分離された区域を形成
し、該ダクトはさらにその底部壁を横切り、その側壁及
び中間壁に垂直に延びた多数の孔を規定する手段を有し
、熱的に分離された区域を規定する隣接した壁の各々の
間にはヒーターが配置され、各ヒーターの温度を変化さ
せ、それによってある与えられた熱的に分離された区域
の中を動く空気を加熱し、底部の孔を通るこのようにし
て加熱された空気によりウェッブを優先的に加熱する手
段を備える。好ましくはヒーターはダクトの入口におい
てウヱッブの上面に対して垂直なダクトの上部壁から延
びている。
他の具体化例においてはヒーターは電熱式であり、ダク
トの全長に亘つて延びている。好適具体比例においては
ダクトの底壁はフィルムのウェッブの上面から2インチ
(5.1伽)以上離れておらず、ダクトの側壁はテンタ
ーのクリップの内面から1/4インチ(0.64肌)以
上離れていない。
ダクト区域中で実質的に絶縁されている加熱空気は孔か
ら出てフィルムのゥェッブに衝突し、下記に説明する新
規有用な方法で優先的にこれを加熱する。
本発明の俊一則まダクト中で加熱された空気流を絶縁し
、それがウェッブの選択的な区域にのみ当るようにする
ことである。
ダクトを通るこのような空気流は選択的に加熱され、一
定の速度で孔を出る。しかし本発明方法及び装置により
解決しなければならない煩向、従って一つの問題がある
。というのはこのような壁は吸熱源として作用するから
、ダクトの側壁に隣接した空気はダクトの中央の部分の
空気よりも冷たいということである。ダクトの中間壁の
間に空気加熱装置又は電気ヒーターを置くことにより、
これを別々に独立にコントロールし、従ってこの中間壁
の間で加熱空気の温度を増加させ、勿論このような側壁
によって規定された区域中でヒーターを用い側壁の近く
の空気の温度をコントロールすることができる。このこ
とは孔の部分(選択区域から出る空気は隣接した区域の
空気より高温に加熱され、特定の区域、次いで孔を通る
加熱空気を絶縁しこれをウェッフの特定の区域に衝突さ
せることにより、従来当業界に知られていなかったコン
トロールを行なうことができる。この加熱空気の絶縁も
本発明の要点である。壁及び選択的加熱装置がないと、
熱は隣接区域へと消費され、レーンの分解能が減少し、
例えば許容できない程長い応答時間が生じる。予め選ば
れた区域への空気を熱的に絶縁することにより、応答時
間がもっと効果的になり、良好にコントロールされた熱
が短時間で得られる。従って当業界にこれまで得られな
かったフィルムの性質をコントロールする方法と装置が
得られる。本発明はテンタ−で伸張する前にフィルムの
レーンを選択的に加熱する工程及び装置を含む重合体フ
ィルムの伸張方法である。本発明はその最も広い意味に
おいて、ゥェッフの表面の方へ向けられた加熱空気によ
りレーンについて選択的にフィルムを加熱し、この際空
気は多重ヒーターにより加熱し、選択したレーンの空気
の温度はそのレーンにある選択したヒーターによりコン
トロールされ、該ヒーターはダクトの空気案内壁の間に
置かれ、ここでこのような空気をその予めその選んだ位
置においてウェッブへと向ける改善法から成る。
横方向に伸張する前に、重合体フィルムを加熱する方法
を含む。次に添付照面を参照して本発明方法の工程を考
察することにより、本発明方法の特徴を詳細に説明する
添付図面を参照すると本発明のフィルム・ウェツブの伸
張方法が示されているが、それは本発明の装置10中に
おいて、スプロケット車14にかけられた無端チェーン
13の上に取付けられたテンターのクリップ12により
、テンター11の中で重合体フィルムFのウェップの緑
を把持し、フィルムFをテンター中で横方向に伸張する
前に、ウェッブの表面Sへ加熱空気を向けることにより
少くとも1個の選ばれた長手方向のレーンに沿って張力
を実質的にかけないでフィルムFを選択的に加熱し、こ
の空気はこのようなしーンの所で空気案内壁の間にゥェ
ップの真上に置かれた電気ヒーターの温度を変えること
により加熱する工程から成っている。
フィルムFのウヱッブを伸張する装置1川ま次のように
構成されている。
テンター11は2本の無端チェーンに取付けられ、多数
のテンターのクリップを含み、図示の如く15及び16
に示す平行で末広のトラックで案内されている。
フィルムFのウェッブを優先的に加熱する加熱装置2川
まデンタ−のクリップ12の間にあってフィルムのウェ
ッブの表面Sに近接して置かれ、そこを通過するフィル
ムを伸張温度にまで加熱する。
この加熱装置は上部壁22、底部壁23及び側壁24,
25、並びに入口孔26及び閉じた端27を有するダク
ト21を有し、このダクトはさらに側壁24,25に平
行に延びた多数の中間壁28を有し、隣接した側壁及び
中間壁は夫々上部壁及び底部壁と共にダクト21中でZ
−1,Z−2,Z−8及びZ−4で示された熱的絶縁区
域を規定している。
ダクト21はさらにダクトの底部壁23を横切り、側壁
24,25及び中間壁28に垂直に対して延びた多数の
孔29を規定する手段を有している。
電気ヒーター30は熱的絶縁区域を規定する夫々の隣接
した壁の間に位置している。
そして、各ヒーター30の温度を変える装置31があり
、これによら与えられた熱的に絶縁された区域を通って
動く空気を加熱することができ、このようにして加熱さ
れた空気は底部壁23の孔29に通り、フィルムFのウ
ェッブを優先的に加熱することができる。好ましくは電
気ヒーター30はダクトの上部壁22からダクトの入口
孔26の所でウェッブの上部面に対して垂直に延びてい
る。
他の好適な具体化例においては電気ヒーター30は円筒
形であり、図2及び8に最も良く示されているようにダ
クトの長さに亘つて延びている。本発明の重要な態様に
おいては、ダクトの底部壁24はフィルムFのウェッブ
の上部面Sから2インチ(5.1cの)以上離れておら
ず、好適具体化例においてはこのダクトの底部壁23は
ウェッフの上部面から1′2インチ(1.27弧)より
短かし、距離の所に位置している。
さらにダクトの側壁24及び25は好適具体化例におい
てはテンターのクリップ12の内面12′から1/4イ
ンチ(0.64弧)以上離れていない。加熱すべきウェ
ッブの面及びテンターのクリップの内面に関するダクト
の位置、換言すればダクトがテンターのクリップ間でウ
ヱッブの上面に近接して置かれていることが、後で詳細
に説明するように本発明により改善されたフィルムの性
質を得る要点である。
勿論プラスチックのフィルム、繊維布、箔等をその幅方
向に伸張するためにテンターを用いることは公知である
典型的なテンターは一般に2本の無端チェーンに取付け
られ一対の末広いトラックにより案内された多数のテン
ターのクリップを含んでいる。このクリップはポリエチ
レンテレフタレート・フィルムのような材料のウェツブ
を、それが機械方向の伸張装置から出て来る時に把持す
るようになっている。各トラックは2本のし−ル、内部
案内レール及び外部案内レールから成っている。チェー
ンは2個又はそれ以上のモーター駆動部材(通常はスプ
ロケット)の周りに動かされ、それが動く時末広トラッ
クのレールと接触して案内されるように配置されている
。このようにしてチェーンのクリップは長手方向にウェ
ッブを動かし、同時にゥェッブを横方向に伸張させる。
しかしフィルムを伸張する前に、フィルムは伸張温度と
して知られている或る温度又はそれ以上になければなら
ない。この温度はフィルムの粗成、構造、種類及び伸縮
履歴(即ち以前にフィルムを伸張したかどうか)に依存
する。フィルムの加熱及び予熱のために、テンターには
通常放射型又は加熱空気型のヒーターが備えられている
。予熱中、フィルムに低い横方向の張力をかけ、フィル
ムが熱可塑性の状態に到達する前に裂けるのを防ぐ。こ
の工程のためにレールは実質的に平行になつている。屡
々フィルムの異つた長手方向のレーンにおいて多少とも
フィルムを加熱することが望ましく或いは必要であり、
特にテンター・クIJップに近いフィルムを余計に加熱
する。これは吸熱部として作用し、フィルムの隣接部と
フィルムの主要部との間に温度差を生じ、厚さと性質に
差が生じる。選択的にコントoールされる放射熱源の不
安定性の原因の中には吸熱係数が低いことによって生じ
るフィルムの低吸収特性(例えばポリオレフィンにおけ
る)、白色又は反射粒子で充填されたフィルムにおける
ような高反射性、及び高温にしすぎる原因となる金属の
テンター・クリップによる高い吸熱がある。空気加熱の
場合には、空気は遠くの場所から加熱され、ダンパーに
より別々のダクトを通る空気流を変えることにより、熱
を調節するから、流量の変動により圧力差が生じ、レー
ンとしーンとの間でこばれが生じるために正確なコント
ロールが困難である。本発明の方法及び装置ではフィル
ムが横方向の伸張を受ける前にテンタ−に入る時に、個
々のフィルムのレーンに対し熱的入力を選択的に調節す
る。
主な熱源はフィルムに加熱された空気を衝突させて得ら
れる。本発明によればさらにフィルムの運動の方向に平
行な多数の区域に加熱された空気を分離し、補助調節可
能な電気ヒーターを各区域に置き、空気の温度を変化さ
せ、平行な長手方向のレーンにおけるウェッブの温度を
変えてゲ一ジの変動を最小にすることができる。前述の
如く、当業界においてはテンター中で伸張する前に、テ
ンタ−のクリップの上方に置かれたダクトの孔を通して
加熱空気を送る装置によりウェッブを子熱することは公
知である。
前述のようにこのことはまたダクトの底部壁の孔が加熱
されるゥェッブの表面の上方にかなりの距離(2インチ
(5.1肌)以上、約8〜12インチ(20.8〜30
.5肌)以上の所にあるという点で本発明の方法と菱暦
とは異っている。このことはまた別の問題を提起し、少
くともゥェッブの加熱を厳密に定義された範囲内でコン
トロールする能力を減少させる。ゥェッブがテンターの
平行なトラックの間を動く時、ゥェッブの上面に加熱空
気を動かすダクトを用いる公知装置においては、ダクト
の底とゥェッブの上面との間の距離のために大部分の問
題が生じる。しかしまたテンタ−のクリップはダクトの
側壁に隣接してかなりの熱を吸収し、不適当な又は望ま
しくない加熱が屡々生じる。特にフィルムの緑の部分が
著しい。これによって特に緑の所でフィルムの損失が生
じる。本発明の第一の要点ま第一には空気加熱ダクトを
テンターによって運ばれるフィルムの表面に密接して(
2インチ(5.1の)以下)テンターの間に位置させる
ことである。
これによってダクトの底部壁の孔から出る空気がダクト
の下を動くゥェッブを効率的に加熱することができ、フ
ィルムの性質を著しく改善することができる。しかしダ
クトの側壁に隣接し従ってその近傍にある空気が幾分冷
たくなり、従ってゥェッブの縁で不均一な加熱が生じる
傾向がある問題が生じる。
また当業界に公知の他の問題、即ちテンター・クリップ
の間のダクトの位置に関する未解決な問題は、多くの場
合あるレーンを選択的に加熱し、伸張したウェッブの厚
さの性質を改善することが極めて好ましいことである。
例えば厚さの変動を一定にしウェッブのレーンに沿って
加熱を変化させることにより伸張したゥェッブの性質を
変化させることは公知である。テンターのクリップの間
におけるダクトの位置についての間導は解決されていな
い。本発明の第二の要点となる工程はダクトの断熱区域
中のダクトの中間壁の間に置かれたヒーターの形をした
装置を提供することであり、これによってウェッブ上の
流動速度とウェッブとの至近距離を一定に保ち選択的な
ゥェッブ加熱能力が与えられる。
この原理に留意し、次に本発明を詳細に説明する。加熱
装置20はウェッブの上面においてウェッブに近接した
ダクトの区域に置かれた多数の個別的に調節し得る細長
い円筒状のヒーター30を含んでいる。
夫々のヒーター30又は30′はフィルムのゥェップの
幅を横切り近接した適当に間隔を置かれた関係位置で配
置されており、重要なことは、テンターのクリップに隣
接したZ−1及びZ−4の区域にあり、これらのクリッ
プにより把持されるゥェッブの縁は子熱工程中に選択的
に加熱される。細長い筒状の型の適当なヒーターはタス
ラー(Tassler)の米国特許第3161711号
に記載されている。ヒーター30及び30′(例えばカ
ルロッド(Calrod)ヒーター)は通常電圧を50
%前後上昇又は下降させることにより温度を上下させる
ことができるようにその容量の50%の所で動作させる
好適の装置においては、一群の同一の平行な長手方向の
モジュールからつくられ、このモジュ−ルの適当な数を
組合わせることにより、加熱装置の幅を調節し、できる
だけテンター・クリップの近くでフィルムを加熱するこ
とができる。
各々のモジュールは個々の内部ヒーターを有し、全体の
群を連結して電圧調節装置(ヴアリアック(Varia
c)の調節可能な自動変圧器)、電流計及び個々のモジ
ュールに対する熱電対指示器を有するコントロール・パ
ネルにする。これらのヒーター30又は30′はダクト
の長手方向を通してウェッブの通過する方向に平行に延
びることができるが、好ましくは円筒形の形をし、ウヱ
ップの上面に垂直に位置し、ダクトの上壁から伸びて与
えられたダクト区域の底部壁から近接した位置に到って
いる(第4図参照)。これらのヒーターに対する電圧を
調節する装置31が備えられ、思う通りにその温度を変
えることができる。
与えられたダクト区域における電気ヒーターに対する電
圧を選択的に増加させることにより、その区域のヒータ
ーをよぎってダクトの中を流れる空気の温度がその次の
区域中の空気よりも高温になるように加熱する。中間の
壁面28は隣接区域中において流れる空気からこの高温
の空気を分離し、このような選択的に加熱された空気は
孔29を通り、ダクトに隣接して位置したウェップの上
面に到り、この位置のウェップを選択的に加熱する。隣
接区域へと僅かに熱は消費されるが、それは最低量であ
り、テンター中においてその中を通るウェッブを選択的
に加熱する効果的に加熱する効果的な方法が提供される
。加熱後のフィルムは例えば間隔のあげられたニップロ
ールのような機械方向の伸張装置か、又は図示のような
当業界公知のテンター・フレームへと送られ、伸張され
る。次にフィルムは一般に公知方法で種々の熱固定温度
で熱固定され、しかる後捲取ロールに捲かれて貯蔵、使
用される。本発明を実施する場合、伸張前の典型的な加
熱温度は米国特許第2834212引こ示されている。
典型的なテンター装置は米国特許第3118212号及
び第3727273号に示され、典型的な伸張法は米国
特許第2823421号及び第299577y戦こ示さ
れている。前述の方法により前述の装置を用いることに
より、フィルムに伸張力をかける直前に、重合体フィル
ムの選ばれたレーン、又は一群のレーンを選択的に注意
深くコントロールして加熱することができる。加熱と伸
張との間の短い時間においてフィルムの厚い部分は薄い
部分よりもゆっくりと冷却され、その間の温度差が著し
くなり、力をかけた時厚い部分がよけし、伸張され、フ
ィルムの厚さ特性を改善する。ポリエチレンテレフタレ
ートの如きフィルムの典型的な製造法においては熔融重
合体をダイス型から冷却ドラムへと押出し、こ)でフィ
ルムを冷却し、フィルムを実質的に無定形の条件のま〉
に保つ。
次いでこのフィルムを第一の伸張装置へ通す。この伸張
は2組のロールの間で1組を他の絹よりも高速で動かす
ことにより長手方向に伸張して行なうことができ、或い
はテンター中において動く末広用のテン夕−のクリップ
を用いてフィルムを伸張することにより横方向の伸張を
行なうことができる。一般に上記の一つの伸張方法の次
に他の伸張方法を行なってフィルムを両方向に伸張する
ことが典型的であり、どちらの伸張を行なうかを特定の
場合による。ゥェッブの厚さを監視することにより、フ
ィルムが急冷ドラムを離れた後横方向のテンター伸張機
へ入る前に、無定形フィルム又は一群のレーンを加熱す
る適当なし−ンのヒーターを作動させることができる。
特定のレーンの加熱を達成するためには、本発明では長
手方向に互いに平行に置かれ円筒形部材の電気ヒーター
の多数から成る区域ヒーターを用いる。
このようなヒーターは以後の伸張工程に依存し遅いニッ
ブ・ロールの真上か又はフィルムの入口の真上にあるフ
ィルムの上方に配置される。ヒーターと遅いニップロー
ル又はテンターとの間の距離は意図せずに加熱されたフ
ィルムの薄い部分が伸張前に冷却されるような距離であ
る。この距離を決定するには多くの要因がある。例えば
フィルムの移動速度、フィルムの薄さの偏差及びヒータ
ーの温度であり、特定の実験の条件から最も良く決定さ
れる。好ましくはヒーターはフィルムのウェツブの全幅
に対して配置され、中心間距離が1インチにされている
フィルムを加熱する温度は各ヒーターに連結された電圧
により調節される。
この電圧はフィルムの厚さの変動及び移動速度に従って
前以つて決められている。厚いレーンの伸張速度はフィ
ルムの厚い部分との温度差が0.1℃程度である時に効
果的に変えられる。勿論最も厚いレーンに対するヒータ
ーには残りのヒ−夕−よりも高い電圧がかけられる。他
のヒーターの電圧は所望のフィルムよりも対応するレー
ンが厚い程度に従って調節される。本発明は長手方向又
は横方向の伸張を行なう直前に用いると効果的である。
本発明方法によりフィルムを製造する際に任意の結晶性
又は結晶可能な熱可塑性重合体を用いることができる。
このような重合体にはポリオレフィン及びその配合物:
ポリエチレン−2,6−ナフタリン:ポリテトラメチレ
ン−1,2一ジオキシベンゾエート:ポリエチレン−1
,5ーナフタレート:ポリへキサメチレンアジバミド:
ポリへキサメチレンセバ力ミド:ポリカプロラクタム:
及びエチレンテレフタレートとエチレンィソフタレート
との共重合体が含まれる。実質的に無定形の非結晶性重
合体、/例えばポリスチレンも使用することができる。
好適方法は実質的に無定形のポリスチレンテレフタレー
ト・フィルムを処理する方法である。本発明はフラット
・シート法により充填された伸張ポリエチレン合成紙を
つくるのに特に適している。
他の熱可塑性フィルム、例えばポリエチレンテレフタレ
ートを横方向に伸張するのにも適している。本発明の本
質はフィルムに対する全体としての熱入力を変化させる
のではなく、フィルムの個々の長手方向のレーンに対す
る熱入力を選択的に調節する方法を提供することである
。これによってこのモジュール・ダクト加熱袋贋を、テ
ンター・レールの間に置かれ且つフィルムの上面に非常
に近接したテンターの子熱区域に用いることにより、レ
ールの温度をコントロールし、テンター・クリップに直
角に全シートに亘り伸張することができる。
本発明は特に充填フィルムを予熱するのに特に適してい
る。要約すれば本発明は フィルムを保持するテンターの内側の緑の間にそれに近
接して配置された空気ダクトにより加熱空気を用いて、
テンター中で伸張する前に、フィルムを優先的に子熱し
、この際ダクトの底部壁はフィルムを横切る方向に延び
た少くとも1個の孔を有するようにし、しかる後テンタ
ー中でフィルムを伸張する工程を含んでいる。
ダクト中において中間の壁はダクトの加熱区域を規定し
、ヒーターは各区域に位置し、この方法はさらに、選択
されたヒーターに電圧を供給し、さらにこの選択された
区域中でそれをよぎって動く空気を加熱するために、こ
の加熱空気を他の区域の空気から実質的に分離し、ダク
トを通って動かし、底部壁の孔から出て、選択された区
域の中にある孔の下を動くフィルムを優先的に加熱し、
加熱された空気はこの孔から出てフィルムのウェッブに
衝突してこれを優先的に加熱する工程を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
図1はテンター中でフィルムのウヱッブを伸張するため
の本発明の装置の平面図であって、テンターのクリップ
に把持されたフィルムの上方に位置した加熱装置を示す
。 図2はそこを通過するフィルムのウェッブを優先的に加
熱する袋魔の斜視図であって、該装置はテンターの中で
ウェッブを運ぶテンターのクリップの内部の緑の間に位
直されている(明白には示されていない)。図3はウェ
ッブを横切る図1の装置の断面図であり、ウェッブの進
行方向に平行にダクトの熱的に絶縁された区域に位置し
たヒーターを示し、図4はウェッブを横切る図1の装置
の断面図であって、ダクトの上部壁から延びたダクトの
入口に位置したヒーターを示す。10・・・フィルムの
ウェッブの伸張装置、11・・・テンター、12…クリ
ップ、13…無端チェーン、14…スプロケット車、1
5,16…トラック、20・・・加熱装置、21・・・
ダクト、22…上部壁、23・・・底部壁、24,25
…側壁、26・・・入口孔、28・・・中間壁、29・
・・孔、30,30′…ヒーター、F・・・重合体フィ
ルム、S・・・ウェッブの表面、Z−1,Z−2,Z−
3、Z−4・・・熱的絶縁区域。 fiG.ZFIG.1 f16.3 f16.4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テンター中で伸張する前に、フイルムを運ぶテンタ
    ーのクリツプの内部の縁の間にそれに密接して位置した
    空気ダクトにより加熱空気を用いてフイルムを優先的予
    熱し、この際ダクトの底部壁はフイルムを横切つて延び
    た少なくとも1個の孔を有するようにし、この孔はフイ
    ルムの上面から2インチ(5.1cm)以下の間隔で配
    置されるようにし、しかる後テンターでフイルムを伸張
    することから成るフイルムの伸張方法であつて、該ダク
    トの加熱区域を規定する中間の壁と各区域に置かれたヒ
    ーターを有し、選ばれたヒーターに電圧を供給し、これ
    によりこの選ばれた区域をよぎつて動く空気を加熱し、
    この加熱空気は他の区域の空気と実質的に分離されてお
    り、該空気をダクトを経て動かしかつ底部壁の孔から出
    し、これにより選ばれた区域の孔の下で動くフイルムを
    優先的に加熱することを特徴とする方法。 2 加熱装置に関し操作条件へと伸張していないフイル
    ムのウエツブを動かし、該加熱装置はダクトを有し、該
    ダクトは上部壁、底部壁、側壁、及び該ダクトの上部か
    ら底部へとフイルムの進行にその長さ全体に亘つて延び
    た側壁の間にある多数の中間壁を有し、該ダクトはさら
    に該ダクトの壁に少くとも1個の孔を規定する装置を有
    し、該孔はフイルムのウエツブの表面に近接して存在す
    るようにし、隣接した側壁と中間壁との間に位置したヒ
    ーターによりダクトを通る空気を選択的に加熱し、これ
    によりダクト及び孔を通る空気の速度を変えることなく
    ヒーターを含む選ばれた区域を通る空気を優先的に加熱
    し、しかる後フイルムを伸張する、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3 ウエツブの表面へ向けた加熱した空気によりレーン
    において選択的にフイルムを加熱し、該空気は電気ヒー
    ターにより加熱され、選択されたレーンの空気の温度を
    そのレーンの電気ヒーターによりコントロールし、該ヒ
    ーターは空気案内壁の間に配置し、ここでこのような空
    気をその予め選ばれた位置にあるウエツブの方へ向ける
    、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 スプロケツト車によつて運ばれる無端チエーンに取
    付けられたテンターのクリツプにより重合体フイルムの
    ウエツブの縁を把持し、フイルムに実質的に張力をかけ
    ず且つそれをテンターフレーム中で横方向に伸張する前
    に、ウエツブの表面に加熱された空気を向けることによ
    り、長手方向の少なくとも一つの選択されたレーンに沿
    つて該フイルムを選択的に加熱し、この際空気はこのよ
    うなレーンの所で空気案内壁の間の、ウエツブの真上に
    置かれた電気ヒーターの温度を変えることにより加熱さ
    れる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 2本の無端チエーンにより運ばれ平行な部分と末広
    部分とを有するトラツクにより案内された多数のテンタ
    ーのクリツプを含むテンターとテンターのクリツプの間
    にあり、フイルムのウエツブの表面に近接して配置され
    ている、動いてゆくフイルムのウエツブを伸張温度にま
    で選択的に加熱する加熱装置とを含み、該加熱装置は上
    部壁、底部壁及び側壁を有するダクトを含み、該ダクト
    はさらに側壁に平行に延びた多数の中間壁を有し、該隣
    接した側壁及び中間壁のおのおのは上部壁及び底部壁と
    共にダクト中において熱的に分離された区域を形成し、
    該ダクトはさらにその底部壁を横切り、その側壁及び中
    記壁に垂直に延びた多数の孔を規定する手段を有し、熱
    的に分離された区域を規定する隣接した壁の各々の間に
    はヒーターが配置され、そして各ヒーターの温度を変化
    させ、それによつてある与えられた熱的に分離された区
    域の中を動く空気を加熱し、底部の孔を通るこのように
    加熱された空気によりウエツブを優先的に加熱する手段
    を備えることを特徴とするフイルムのウエツブを伸張す
    る装置。 6 該ダクトの入口においてウエツブの上面に垂直にダ
    クトの上部壁からヒーターが延びている特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 7 ヒーターは電熱式でダクトの長さに亘つて延びてい
    る特許請求の範囲第1項記載の装置。 8 ダクトの底部壁はフイルム・ウエツブの上面から2
    インチ(5.1cm)より短かい間隔で離れている特許
    請求の範囲第5項記載の装置。 9 ダクトの底部壁はフイルムのウエツブの上面から1
    /2インチ(1.27cm)より短い距離に位置してい
    る特許請求の範囲第5項記載の装置。 10 ダクトの側壁はテンターのクリツプの内面から1
    /2インチ(1.27cm)より短い距離に位置してい
    る特許請求の範囲第5項記載の装置。 11 加熱された空気は孔から出てフイルムのウエツブ
    に衝突し、これを優先的に加熱する特許請求の範囲第5
    項記載の装置。
JP52025543A 1976-03-12 1977-03-10 フイルムの伸張法および装置 Expired JPS6036933B2 (ja)

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JP (1) JPS6036933B2 (ja)
BE (1) BE852325A (ja)
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DE (1) DE2710467C2 (ja)
FR (1) FR2343585A1 (ja)
GB (1) GB1554350A (ja)
IT (1) IT1076631B (ja)
LU (1) LU76932A1 (ja)
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