JPS6036131B2 - Fm弁別器 - Google Patents
Fm弁別器Info
- Publication number
- JPS6036131B2 JPS6036131B2 JP13243977A JP13243977A JPS6036131B2 JP S6036131 B2 JPS6036131 B2 JP S6036131B2 JP 13243977 A JP13243977 A JP 13243977A JP 13243977 A JP13243977 A JP 13243977A JP S6036131 B2 JPS6036131 B2 JP S6036131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discriminator
- diode
- circuit
- dielectric
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマイクロ波帯のFM波を直接復調しようとする
ものである。
ものである。
従来より、周波数変調方式を用いたマイクロ波中継器の
送信機においては、中間周波数で変調を行ない、この波
を逓情または周波数変換してマイクロ波出力を得ている
。
送信機においては、中間周波数で変調を行ない、この波
を逓情または周波数変換してマイクロ波出力を得ている
。
送信機の監視のためには、このマイクロ波出力を一度中
間周波数(IF)の変換し、これをFM弁別器に加え、
伝送しようとする信号を再現するか、変調器出力を直接
FM弁別器に通じて信号を再現している。
間周波数(IF)の変換し、これをFM弁別器に加え、
伝送しようとする信号を再現するか、変調器出力を直接
FM弁別器に通じて信号を再現している。
しかし、IF帯への変換回路の複雑さの点から送信機出
力で直接監視できることが望ましい。FM弁別器の帯域
幅(直線領域)は広い程望ましく、主に共振器の負荷を
含めたQによって、り、Qが低い程帯城幅が広くなる。
しかし、Qを低くして帯城幅を広くするとつぎのような
問題が生ずる。すなわち、従来のIF帯におけるFM弁
別器のよううにリミッターによって振幅が一定化された
信号が入って来る場合は問題ないが、マイクロ波を直線
復調する場合は、適切なりミッターの実現が容易ではな
いので弁別器に加わる信号レベルが送信機の状態によっ
て変動する。一方、弁別器に使用するダイオードのイン
ピーダンスは高周波のレベルによって変化するから、こ
の変化は密結合された共振器に影響し、弁別器の中心周
波数が変動する結果となる。
力で直接監視できることが望ましい。FM弁別器の帯域
幅(直線領域)は広い程望ましく、主に共振器の負荷を
含めたQによって、り、Qが低い程帯城幅が広くなる。
しかし、Qを低くして帯城幅を広くするとつぎのような
問題が生ずる。すなわち、従来のIF帯におけるFM弁
別器のよううにリミッターによって振幅が一定化された
信号が入って来る場合は問題ないが、マイクロ波を直線
復調する場合は、適切なりミッターの実現が容易ではな
いので弁別器に加わる信号レベルが送信機の状態によっ
て変動する。一方、弁別器に使用するダイオードのイン
ピーダンスは高周波のレベルによって変化するから、こ
の変化は密結合された共振器に影響し、弁別器の中心周
波数が変動する結果となる。
この変動を抑え、安定なFM弁別器を実現するとともに
製作容易な構造を与えるのが本発明の目的である。
製作容易な構造を与えるのが本発明の目的である。
第1図に本発明FM弁別器の基本的構成を表わすブロッ
クダイヤを示した。
クダイヤを示した。
この図はマイクロ波帯のFM弁別回路で、線路にはマイ
クロストリップ線路3(基板上の誘電体を介して薄いス
トリップ導体を接着させたマイクロ波伝送線路)を、共
振器には誘電体共振器2,2′を使用することを前提に
しているが、動作上特にこの制限は無くてもよい。図に
おいて、マイクロ波入力信号は分配回路1により2分配
され、これがそれぞれ2つの誘電体共振器2,2′に供
給される。この誘電体共振器2,2′には先端開放し、
さらに誘電体共振器との結合を大にするため、開放部と
共振器まで約^/4の長さとした線路が密結合され、そ
の出力が弁別器用ダイオード4,4′に加えられている
。ここで、誘電体共振器2とマイクロストリップ線路3
を組み合わせて使用する場合の詳細な具体例は第2図a
に示すように接地基板10上の譲露体基板11に接着さ
せた先端開放のマイクロストリップ線路3の開放端より
約入/4長の点に譲露体共振器2を接近させて誘電体共
振器2とマイクロストリップ線路3との結合を大きくと
っている。
クロストリップ線路3(基板上の誘電体を介して薄いス
トリップ導体を接着させたマイクロ波伝送線路)を、共
振器には誘電体共振器2,2′を使用することを前提に
しているが、動作上特にこの制限は無くてもよい。図に
おいて、マイクロ波入力信号は分配回路1により2分配
され、これがそれぞれ2つの誘電体共振器2,2′に供
給される。この誘電体共振器2,2′には先端開放し、
さらに誘電体共振器との結合を大にするため、開放部と
共振器まで約^/4の長さとした線路が密結合され、そ
の出力が弁別器用ダイオード4,4′に加えられている
。ここで、誘電体共振器2とマイクロストリップ線路3
を組み合わせて使用する場合の詳細な具体例は第2図a
に示すように接地基板10上の譲露体基板11に接着さ
せた先端開放のマイクロストリップ線路3の開放端より
約入/4長の点に譲露体共振器2を接近させて誘電体共
振器2とマイクロストリップ線路3との結合を大きくと
っている。
なお第2図bは第2図aを上方からみた配線図を示す。
これは通常の分布結合線路に共振器を磁気結合させる場
合と全く同様である。なお第2図cは誘電体を上部から
みた電磁界分布、第2図dは議電体を前方からみた電磁
界分布(実線は電界、点線は磁界を示す)を示す。なお
、第2図cおよび第2図dの状態は誘電体を用いており
、T8o,6モードである。
これは通常の分布結合線路に共振器を磁気結合させる場
合と全く同様である。なお第2図cは誘電体を上部から
みた電磁界分布、第2図dは議電体を前方からみた電磁
界分布(実線は電界、点線は磁界を示す)を示す。なお
、第2図cおよび第2図dの状態は誘電体を用いており
、T8o,6モードである。
共振回路およびその共振回路に結合したダイオードから
なる本発明FM弁別器の等価回路は、第4図に示すよう
になるが、ダイオード4,4′は、一般に、第3図bに
示すように、印加電圧によってその接合容量が変化する
。
なる本発明FM弁別器の等価回路は、第4図に示すよう
になるが、ダイオード4,4′は、一般に、第3図bに
示すように、印加電圧によってその接合容量が変化する
。
したがって、高周波FM入力の振幅の変動に伴ってダイ
オード4,4′の接合容量が変化すると、ダーィオ−ド
4,4′は誘電体共振器3,3′に密結合しているので
、FM弁別器全体の中心周波数が変化する。そこで、第
1図示の基本的構成においては、高周波FM入力の一部
を分岐(方向性結合)回路6により分岐して検波回路7
によりェンべ。ープ検波した後に、直流増幅器8,8′
に供給して極性が互いに異なる2電圧信号とし、これを
上述した周波数弁別用ダイオード4,4′にバイアス電
圧として加える。このようにするとマイクロ波のレベル
が変動してもダイオード4,4′のサセプタンスの変化
が小さく抑圧できるので、リミッターを用いることなく
FM弁別器の中心周波数を安定化し、その出力は端子9
から取り出される。また、このバイアス電圧を供給する
線路5,5′はダイオードから^/4の点にバイパス容
量を接続したもので、この線路5,5′が弁別器用ダィ
オ−ド4,4′の直流分に対する帰路にもなっている。
この発明によるFM弁別器の中心周波数を安定化させる
動作について説明する。
オード4,4′の接合容量が変化すると、ダーィオ−ド
4,4′は誘電体共振器3,3′に密結合しているので
、FM弁別器全体の中心周波数が変化する。そこで、第
1図示の基本的構成においては、高周波FM入力の一部
を分岐(方向性結合)回路6により分岐して検波回路7
によりェンべ。ープ検波した後に、直流増幅器8,8′
に供給して極性が互いに異なる2電圧信号とし、これを
上述した周波数弁別用ダイオード4,4′にバイアス電
圧として加える。このようにするとマイクロ波のレベル
が変動してもダイオード4,4′のサセプタンスの変化
が小さく抑圧できるので、リミッターを用いることなく
FM弁別器の中心周波数を安定化し、その出力は端子9
から取り出される。また、このバイアス電圧を供給する
線路5,5′はダイオードから^/4の点にバイパス容
量を接続したもので、この線路5,5′が弁別器用ダィ
オ−ド4,4′の直流分に対する帰路にもなっている。
この発明によるFM弁別器の中心周波数を安定化させる
動作について説明する。
第3図aはこの発明による直流バイアス回路部分だけを
示したものである。
示したものである。
一方、弁別器用ダイオードと負荷のCR回路は、周知の
ように第3図cで示した動作をする。
ように第3図cで示した動作をする。
すなわち、従来のように、直流バイアスを加えないとき
は高周波電圧のみが弁別器用ダイオードに加わり、出力
電圧(負荷にRの両端電圧)は図においては負出力とし
て得られるが、高周波入力が大になるに従ってダィオー
ド‘こ流れる電流は増加し、その結果ダィオードーこ加
わる電圧も増加し、ダイオードのサセプタンスの変化が
大きくなる。しかし、この発明によれば、弁別器用ダイ
オードと負荷CR回路は第3図dで示した動作をする。
は高周波電圧のみが弁別器用ダイオードに加わり、出力
電圧(負荷にRの両端電圧)は図においては負出力とし
て得られるが、高周波入力が大になるに従ってダィオー
ド‘こ流れる電流は増加し、その結果ダィオードーこ加
わる電圧も増加し、ダイオードのサセプタンスの変化が
大きくなる。しかし、この発明によれば、弁別器用ダイ
オードと負荷CR回路は第3図dで示した動作をする。
すなわち、図において、高周波入力とバイアス電圧が車
畳した波形が弁別器用ダィオード‘こ加わり、高周波入
力電圧が大になるに従ってバイアス電圧が増加し、ダィ
オード‘こ流れる電流すなわちダイオードにかかる電圧
の変化が小さくなり、その結果、ダイオードのサセプタ
ンスの変化も4・さくなり、FM弁別器の中心周波数の
変動が4・さく抑えられる。
畳した波形が弁別器用ダィオード‘こ加わり、高周波入
力電圧が大になるに従ってバイアス電圧が増加し、ダィ
オード‘こ流れる電流すなわちダイオードにかかる電圧
の変化が小さくなり、その結果、ダイオードのサセプタ
ンスの変化も4・さくなり、FM弁別器の中心周波数の
変動が4・さく抑えられる。
第1図はこの発明の基本動作を示す回路図、第2図aは
誘電体共振器とマイク。 ストリップ線路との組み合わせの構成の斜視図、第2図
bは第2図aは上部から見た配置図、第2図cは誘電体
共振器を上部から見た場合に電磁界、第2図dは謙霞体
共振器を前方から見た場合の電磁界、第3図aはこの発
明による直流バイアス回路部分、第3図bは弁別器用ダ
イオードの印加電圧による接合容量の変化を示す曲線、
第3図cは従来の弁別器用ダイオードと負荷のCRから
なる回路の動作、第3図dは第3図cにこの発明による
弁別器用ダイオードにバイアスを加えた場合の動作、、
第4図は本発明FM弁別器の等価回路を示す。1・・・
…分配回路、2,2′…・・・誘電体共振器、3,3′
……誘電体共振器に結合した線路、4,4′・・・・・
・弁別器用ダイオード、5,5′・・・…弁別器用ダイ
オードのバイアス供給線路兼帰線、6・…・・分岐(方
向性結合)回路、7・・・・・・検波回路、8,8′・
・・・・・直流増幅器、9・・・・・・信号出力、10
…・・・接地基板、11・・・・・・誘電体基板。 第1図 第2図 第4図 第3図
誘電体共振器とマイク。 ストリップ線路との組み合わせの構成の斜視図、第2図
bは第2図aは上部から見た配置図、第2図cは誘電体
共振器を上部から見た場合に電磁界、第2図dは謙霞体
共振器を前方から見た場合の電磁界、第3図aはこの発
明による直流バイアス回路部分、第3図bは弁別器用ダ
イオードの印加電圧による接合容量の変化を示す曲線、
第3図cは従来の弁別器用ダイオードと負荷のCRから
なる回路の動作、第3図dは第3図cにこの発明による
弁別器用ダイオードにバイアスを加えた場合の動作、、
第4図は本発明FM弁別器の等価回路を示す。1・・・
…分配回路、2,2′…・・・誘電体共振器、3,3′
……誘電体共振器に結合した線路、4,4′・・・・・
・弁別器用ダイオード、5,5′・・・…弁別器用ダイ
オードのバイアス供給線路兼帰線、6・…・・分岐(方
向性結合)回路、7・・・・・・検波回路、8,8′・
・・・・・直流増幅器、9・・・・・・信号出力、10
…・・・接地基板、11・・・・・・誘電体基板。 第1図 第2図 第4図 第3図
Claims (1)
- 1 所定の周波数に共振する共振回路およびその共振回
路に結合したダイオードを備えて高周波FM信号の周波
数変化を弁別するFM弁別器において、前記高周波FM
信号の振幅の変動を検出する手段を設け、その手段の振
幅変動検出出力電圧を前記ダイオードにバイアス電圧と
して印加することにより、前記高周波FM信号の振幅の
変動に伴う前記ダイオードのインピーダンスの変動を補
正するようにしたことを特徴とするFM弁別器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13243977A JPS6036131B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | Fm弁別器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13243977A JPS6036131B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | Fm弁別器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5466063A JPS5466063A (en) | 1979-05-28 |
JPS6036131B2 true JPS6036131B2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=15081383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13243977A Expired JPS6036131B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | Fm弁別器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036131B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162634A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-18 | Sony Corp | Microwave oscillator |
-
1977
- 1977-11-07 JP JP13243977A patent/JPS6036131B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5466063A (en) | 1979-05-28 |
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