JPS6036017A - 調理器の弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は５例えば圧力調理器などに用いる弁装置に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 従来の圧力調理器においては、調理終了後、短時間のう
ちに急激に圧力調整用の錘を取り除い／ζ際、調理器内
と大気の圧力差のだめ急激に水蒸気が噴出し、その水蒸
気によりやけどをしたり、内容物が水蒸気に寸しりふき
こぼれるなどの事故が発生している。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、調理終了後短時間中に錘りを
取り除いても急激に水蒸気が出ない安全な圧力調理器の
弁装置を提供するものである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明の調理器の弁装置は１
本体内と連通ずる貫通口を設けた筒状の弁座とこの弁座
の貫通口を閉塞する弁を設けた重錘を備え、前記貫通口
と本体側と連通し貫通口より広い案内口を有する筒状の
案内弁座と、前記案内口よりわずかに小さく、案内口内
で自在に動く案内弁と、前記案内弁座の下部に孔を有す
る案内弁押えを備えた調理器の弁装置から構成されてい
るＯ この構成により、調理器内部と大気の圧力差が小さい時
には、案内弁は下方に有り、蒸気は案内弁と案内弁座の
間を通り、貫通口を介して外部に放出される。そして調
理終了後すぐに重錘をとると、調理器内部上大気の圧力
差が大きくなるため。

蒸気の流ｉｔ増加させることができる。従って案内弁が
上がり貫通口をふさぎ、蒸気の放出をなくし、また案内
弁に貫通口より小さな孔を備えることにより、外部に放
出する蒸気量を制御することができる。

実施例の説明 以下１本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例における圧力調理器の弁装置
を示すものである。

図において１は調理器等の本体、２は本体１と連通する
゛貫通口３を設けた筒状の弁座、４は弁座２の貫通口３
を閉塞する弁５を設けた重錘で、弁座２の貫通口３の開
口部に円窮１状の弁５が嵌着し蒸気の洩れを防ぎ、内圧
と開口部面積による蒸気の噴出力が重錘４の総重量をこ
えた時弁座２の開口部より蒸気を噴出させ内圧を調整す
るように規定しである。６は貫通口３と連通し貫通口３
より広い断面を有し下方にいくほど広くなるテーパ孔了
ｄと、その下部にテーバ最広部よりさらに広い段付の孔
７ｂｉ有する案内ロアを形成した案内弁座で、弁座２と
本体１を介して螺着している。８は案内弁座６の中で」
二下方向に自在に動く案内弁で、この案内弁８の中心に
貫通口３に比べ少ない面積の蒸気ぬき穴９を設けてあり
、外形はテーパ孔γａよりわずかに小さいテーパ８ａｉ
上部に有し、下部にはテーパ８ｄの末広部より広く、孔
７ｂよりわずかに小さい　リブ８ｂを有している。１０
に、案内弁座６の下端部外側に螺着し、丁子面部に多数
の小孔１１を有した案内弁押さえで案内弁８を可動に支
持している。

上記のように構成された弁装置を圧力調理器に用いたと
きの動作を説明する・ 調理中５本体１内に収納されている水分は加熱され飽和
蒸気となりある一定圧になると重錘４はその重量と形状
によりホッピング効果を示し１本体１内の圧力を一定と
する。この時の蒸気の流れは、小孔１１を通り、孔７ｂ
とリブ８ｂとの間を介してテーパ孔了ａとテーパ８ａを
通り、貫通口３に入り外部に出る。

調理終了後、短時間内に急激に重錘を取シ除くと、圧力
調理器と大気の圧力差が大きくなり、外部に流出する蒸
気も多くなる。すると、案内弁８が上方向に上り、リブ
８ｂの上面が案内弁座６の段部に密着し、蒸気の流出を
防ぐ。一方蒸気は蒸気ぬき穴９を通り１貫通口３を介し
て外部に放出されるが、蒸気ぬき火りの径は小さいため
蒸気の流量は少なくなる。開口面積の小さい蒸気ぬき穴
９を通り、開口面積の大きいテーパ孔７ａの上部に出た
蒸気はさらにテーパ孔７ａよりわずかに開口面積の小さ
い貫通口３に入るため乱流を起こし。

流速も少−なくなる。こうして、圧力調理器の調理終了
後、短間閣内に急激に重錘４を取りさっても、案内弁８
と案内弁座６により蒸気の流量は少なくなり、調理器内
の圧力は除々に下がる。

圧力調理器の内圧が下がると案内弁８が下がり案内弁８
と案内弁座６の間に隙間ができ、開口面積が広がるため
蒸気が出やすくなる。この時すでに圧力調理器と大気の
圧力差が少なくなっているため、蒸気の流量及び流速は
少なく全く危険はない。

なお、実施例では案内弁８の動作を安定させるために案
内弁８をテーバ状にし、−１′た蒸気ぬき穴を形成した
が、これらは必ずしも必要ではない・−発明の効果 以上のように本発明は特に、案内弁座と案内弁を設ける
ことにより、調理器内からの急激な蒸気の流出を防止で
きるため、調理器を安全に使用でき、ふきこぼれ、やけ
どなどの事故を防ぐことができる０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における調理器の弁装置の蒸気
の流量が少ない時の状態を示す断面図。 第２図は調理終了後すぐに重錘を取りはずした時の状態
を示す同弁装置の断面図である。 ２・・・・・・弁座、３・・・・・・貫通口、４・・・
・・・重錘、５・・・・・弁、６・・・・・・案内弁座
、７・川・案内口、８・・・・・案内弁、９・・・・・
・蒸気ぬき穴、１０・・・・・・案内弁押さえ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図 ＠２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）調理器の本体内と連通ずる貫通口を設けた弁座と
   ・、この弁座の貫通口を閉塞する弁を設けた重錘と、前
   記貫通口の本体側に連設し貫通口より広い案内口を有す
   る案内弁座と、前記案内口より小さく、案内口内で自在
   に動く案内弁と、この案内弁を可動に支持する室内弁押
   さえを備えた調理器の弁装置。 Ｇ２）　案内弁に１何重たは複数個の貫通口より小さい
   蒸気ぬき穴を有する特許請求の範囲第１項記載の調理器
   の弁装置。