JPS6035599A - 電磁遮蔽装置 - Google Patents

電磁遮蔽装置

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JPS6035599A
JPS6035599A JP59091144A JP9114484A JPS6035599A JP S6035599 A JPS6035599 A JP S6035599A JP 59091144 A JP59091144 A JP 59091144A JP 9114484 A JP9114484 A JP 9114484A JP S6035599 A JPS6035599 A JP S6035599A
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electromagnetic shielding
cap
cap portion
shielding device
segment
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JP59091144A
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ブルーアー,ロナルド ダブリユ
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INSUTORUMENTO SUPESHIYARUTEIIZU CO Inc
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INSUTORUMENTO SUPESHIYARUTEIIZ
INSUTORUMENTO SUPESHIYARUTEIIZU CO Inc
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0015Gaskets or seals
    • H05K9/0016Gaskets or seals having a spring contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電磁遮蔽装置にか\9、より詳しくは、所定の
スペースをもって隔てられた互いに相対峙した2つの表
面を有する互いに隣接した2つの相対移動可能部材を電
磁遮蔽するための電磁遮蔽装置に関する。
〔従来技術〕
ラジオ送信機、ラジオ受信機、コンピューター、および
その他の設備の試験室や閉鎖構造体の様な遮蔽された構
造物の固定式継手または可動式継手を電子的に遮蔽する
ことが極めて好ましいことは知られている。この様な構
造物には、一般に、主としてドアや出入用パネルや引出
しなどのところに於て可動部材が設けである。この種の
継手を電荷を消散することの可能な導電性表面で効果的
に遮蔽して、もって、電荷を構造物内に絶縁することが
極めて望ましい。
この様なシールを行なうための種々の構成が提案されて
いる。しかし、従来の提案の多くは適切な減衰を行なう
ことができないものと認められる。
その理由の1つは相対峙した2つの表面の間の電気的接
触が十分でないことである。この問題は、ドアの様K、
表面の最終閉鎖方向が表面に対してはソ平行である様な
場合に特に顕著である。この様な摺動式の平行な閉鎖運
動の際に電磁遮蔽構造に伝達される力は、しばしば、従
来公知の遮蔽装置の構造に損害を与え、2つの表面間の
適正な電気接触を損う。たとえば、特に2つの相対移動
可能部材を繰り返し開閉した時には、相対移動可能部材
の表面に対する遮蔽装置の固着が不十分となり表面間の
適当な接触を確保できなくなる場合がある。
従来の遮蔽装置の一例は米国特許第3,504,095
に開示されている。この特許は、好ましい実施態様とし
て長手方向支持部と彎曲支持部とを備えた電磁ガスケッ
トを開示している。この彎曲支持部は複数の切欠きによ
って一列の一体的フインが−に分割されており、これら
のフィンガーはガスケットの全長に沿って配置されてい
る。このガスケットは長手方向支持部の下部にff&っ
て接着剤を用いて一対の対向表面の一方に固着される。
米国特許第2,825,042 ;第2,844,64
4 ; 第3.277.230 ;および第3 、90
4 、810には他の型式の電磁遮蔽装置が開示されて
おり、これらの装置は相対峙した2つの表面の一方に装
着される長手方向のまたは円形の帯材を備えている。
電磁波を遮蔽するための他の公知の継手シールは山形断
面をもったばね帯材を備えて成り、この帯材は一対の可
動部材の間に電磁シールを構成している。これらのばね
帯材は一方の可動部材にねじにより付着されたクランク
によって規制されていて、互いに相対峙した対を構成し
ている。この型式の遮蔽装置は米国特許3,962,5
50 に開示さねている。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、2つの相対移動可能部材tl−繰り返
し開閉した後にも、前記相対移動可能部材の表面の間に
良好な電気接触を効果的に確保しかつ保持することの可
能な電磁遮蔽装置を提供することである。
本発明の他の目的は;相対移動可能部材の表面構造およ
び素材が広範囲に異なりかつ相対移動可能部材間の相対
運動の型式が広範囲に異なる場合にも使用することの可
能な電磁遮蔽装置を提供することである。本発明の更に
他の目的は相対移動可能部材を繰り返し運軌させた時に
も摩耗することのない電磁遮蔽装置を提供することであ
る。
本発明の他の目的は表面に積極的に保持される様な電磁
遮蔽装置を提供することである。また、本発明の他の目
的は比較的安価に製造可能で比較的容易に装着すること
の可能な電磁遮蔽装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は一定のスペースをもって隔てら
れた相対移動可能な2つの部材の相対峙した2つの表面
を遮蔽するための効果的な遮蔽構造を提供することであ
る。
本発明の前記目的ならびに他の目的は本発明の電磁遮蔽
装置ならびに電磁遮蔽構造(互いに隣接した2つの相対
移動可能部材全遮蔽するための遮蔽構造)によって達成
される。本発明の電磁遮蔽装置は弾性キャップ部を備え
て成り、この弾性キャップ部は剛性の中央部と前記中央
部から半径方向外向きに延長した複数のセグメントとを
備えている。本発明の電磁遮蔽装置は更に前記キャップ
部を1つの表面に保持するための保持部材すなわち保持
手段を備えている。
好ましい実施態様に於ては、遮蔽装置は半径方向外向き
に延長した複数のセグメントを備えて成り、これらのセ
グメントは夫々のセグメントの外端から半径方向内向き
に延長した弾性舌状部を備えている。この保持部材の第
1部分はセグメントと弾性舌状部との間に形成された環
状スペース内に収蔵される様になっている。保持部材の
この第1部分は好ましくは円盤を備えており、一方、保
持部材は第2部分を備えていてこの第2部分は表面に固
着しうる様になっている。更に他の好ましい実施態様に
於ては、キャップ部には奇数のセグメントが設けてあり
、すべり接触させながらキャップ部を2つの表面の間に
最初に係合する時にそのキャップ部に作用する機械的応
力が最小となる様になっている。
本発明の他の態様に従えば、本発明は所定のスペースを
もって隔てられた互いに相対峙する2つの表面をもった
互いに隣接する2つの相対移動可能部材を電磁遮蔽する
ための電磁遮蔽構造を提供するもので、この電磁遮蔽構
造は一方の表面に配置され互いに離間された複数の遮蔽
部材を備えている。夫々の遮蔽部材は、弾性キャンプ部
と、前記キャップ部を一方の表面に保持するための保持
構造とを備えている。前記表面からの自由状態に於ける
キャップ部の扁さは2つの対向表面間のスペースの距離
よりも大きくしてあり、相対移動可能部材を互いに向か
い合う方向に運動させた時にキャップ部が圧縮されて前
記スペース内にぴったりと適合する様になっている。更
に好ましくは、これら複数の遮蔽部拐のうち互いに隣接
する2つの部材間の間隔は遮蔽すべき最大周波数の波長
の1//2よりも小さい。
〔実施例〕
次に、添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。第
3図は本発明の電磁遮蔽装置を2つの可動部材の一方の
表面に固定する方法の一態様を示す。第3図を参照する
に、本発明の電磁遮蔽装置はキャップ部21と保持部材
23と全備えて成る。このキャップ部21は中央部25
と複数のセグメント27と全備えて成り、これらのセグ
メント27は中央部25がらはソ半径方向に延びていて
キャップ部21の外周を形成している。これらのセグメ
ント27は中央部25の面に対して鈍角の角度(内側の
角度を云う)をもって延長しており、帽子状の形状を成
している。夫々のセグメント27の外側端には弾性をも
った占状部29が設けてあり、この弾性舌状部29はセ
グメント27に対して鋭角(内側の角度を云う)をもっ
てはソ半径方向内向きに延長している。これらの舌状部
29は比較的短かい距離のみにわたって半径方向内向き
に延びていて、キャップ部2工の内周を画定している。
換言すれば、弾性舌状部29の上面とセグメント27の
下面との間には半ば閉ざされた環状のスペースが形成さ
れている。セグメント27は中央部25に対して斜めに
取り付けられているとともにそれらのセグメント27は
また舌状部29に斜めに接続されているので、キャップ
21は必要な弾性を備えている。したがって、中央部2
5に対しはy下向きの力を加えれば、中央部25ならび
に舌状部29に対するセグメント27の傾斜接続部は撓
む。
この遮蔽装置の保持部材23は頭部31と基部32とを
備えている。頭部31ははy薄い円盤の形であり、セグ
メント27と弾性舌状部29との間に形成された半ば閉
ざされた環状スペース内にその円盤全嵌込むことができ
る様にするためその肉厚は十分に薄くしである。したが
って、キャップ部21は保持部材23の頭部31に保持
される。
第3図かられかる様に、自由状態のギャップ部と保持部
拐とははy茸形の外観を形成している。注意すべきこと
に、保持部材23の頭部31の直径は、セグメント27
によって限定されたキャップ部21の外周の直径ならび
に弾性舌状部29によって限定されたキャンプ部21の
内周よりも小さい。したがってキャップ部21と保持部
材23の頭部31とは限られた範囲の相対運動を行なう
ことができる。
キャップ部21の形状をこの様に特殊な形にしたので、
キャップ部を保持部材23にルーズに置台することがで
きるとともに遮蔽装置の弾性を向上させることができる
のである。また、夫々のセグメントの両端には傾斜した
接続部を夫々設けたので、使用に際してはこれらの接続
部は撓み、一方の接続部ははy平らになろうとし、かつ
他方の接続部は折りた\まれようとする。したがって、
たソ1つの傾斜接続部しか持たない遮蔽装置に比べ弾力
性が改善される。
保持部材23の基部32はドアや引き出しその他の部材
33に固定しうる様になっている。この部材33は表面
35を有する。この表面35は2つの部材を閉じた時に
スペースを形成する相対峙した2つの表面の一方全構成
するものであり、このスペースは本発明の遮蔽装置によ
って遮蔽されるのである。保持部拐23は適当な方法で
部材33に固定することができる。
第5図は本発明の遮蔽装置を可動部材の表面に固定する
ための別の態様を示すもので、この態様に於ては、保持
部材はリベット状部材38がら成る・このリベット状保
持部利38妹引出しまたはドアの様な部材33の比較的
薄い壁42に設けた開口40内に固定されている。この
リベット状部材38はその部材38の基部に設けた拡大
部44を開口40内に圧入することによりその開口4゜
内に固定されており、この開口4oの直径は拡大部44
よりも鴎かに小さい。この拡大部44のエツジ4Gは次
に半径方向外側に弾撥していて壁42の背面に係合して
いる。このリベット状部材38は好ましくはプラスチッ
クで形成されており、部材38の拡大部44を容易に圧
縮しうる様になっている。この様なリベット式の固着方
法は任意の表面構造や祠料に使用しつる様にするため容
易に適合させることができる。
この保持部拐23は頭部31の下面と部拐33の表面3
5との間にスペースが残る様に部拐33に取り封目られ
る。保持部月23の頭部31が表面35にあまりに接近
して固定されるのを防止するため、好ましくは保持部材
23の頭部3工の下にストッパ41を設けて、頭部31
を表面35から適当な間隔のところに位置決めする。ス
トッパ41は保持部材23と一体的でもよいし、或は保
持部材23の基部32のまわりに設けた別個のワッシャ
であってもよい。
キャップ部21は、セグメント27と弾性舌状部29と
の間の環状スペース内に頭部31が位置するように保持
部材23の頭部3工の土に配置されている。したがって
、キャップ部21はまた部材33の表面35の上に保持
されている。また。
自由状態のキャンプ部21の中央部25は保持部材23
の頭部31の上面から離間されている。したがって、キ
ャップ部21は表面35にはソ垂直な方向に限られた範
囲で運動することができる。
また、より詳しくは後述する様に5キャップ部21は自
由に撓むことができる。
第3図に示した他の実施態様に於ては、保持部月23の
基部32は部口33′に設けたねじ孔37内に固定さハ
ている。基部32に形成したねじ39はねじ孔37のね
じと協働して保持部# 23 を可動部材33′内に確
実に保持する。この様なねじ付きの保持部拐23は肉厚
の厚い部材33′に特に適する。或はこれに代えて保持
部材23は接着剤により部材33または33′の表面3
5に固着してもよい。注意すべきことに、接着剤による
保持部材23の固着は主として滑らかな表面の場合にの
み可能である。
第4図には、本発明の電磁遮蔽装置の複数個を表面35
の長さ方向に配置したところを示す。第4図の左側には
、装置の保持部材23に対するキャンプ部21の動き、
すなわち表面35に平行な動き、が示しである。隣り合
う2つの電磁遮蔽装置の間隔は遮蔽すべき予定の周波数
に基づいて定める。電磁波を適当に減衰するためには、
隣シ合う遮蔽装置間の距離は遮蔽すべき最大周波数の波
長の半分以下でなければならない。一般的には、遮蔽す
べき周波数は2インチ以上から数フィート迄の波長全有
する。実際には、隣シ相う遮蔽装置間の距離は主として
遮蔽装置が刺着される部材の幾何学形状により定まるも
ので、好ましくは一般に最大8から10インチである。
第4図に示した遮蔽装置は単純にはソ直線上に配置され
ているが、互い違いにしたり或は複数列に沿って配置す
るなど他の配置を用いてもよい。遮蔽装置の適当な形状
は当業者には容易に明らかであり、表面35の形と寸法
により決定することができょう。
好ましい実施態様に於ては、遮蔽装置のキャップ部の直
径は14インチから1インチであり、好ましくは約1/
/2インチである。また、キャップ部21は導電性の合
金から形成することができ、この様な合金は破壊を起こ
すことなく所望の形状に容易に成形することができる。
好ましい実施態様に於ては、キャップ部21の全体は導
電性金属の単一部品として形成されており、この導電性
金属は軟化状態にある間に成形される。成形後は、金属
を熱処理して安定化させる。破壊を生ずることなく成形
処理するためにはべIJ IJウム銅合金が特に好適で
ろることが見出された。しかし、アルミニウム銅合金を
用いることもできる。また、好ましい実施態様に於ては
、保持部材23は、例えば射出成形により、プラスチッ
クの単一部品としてモールド成形される。この保持部材
23は金属その他の適当な任意の材料で形成することが
できることは云うまでもない。
作動に際しては、本発明の遮蔽装置が取り付けられる部
材33は、その表面35が第2の部材450表面43に
直接に対面する様な位澁まで移動させる(第2図)。例
えば、ある場合には部材33はドアであり、他方の部材
45はこのドアと協働する様になった囲いの一部を構成
する。ドアや他の形式の閉鎖部材の場合には、これら2
つの部拐が最後の閉鎖運動を行なう時には2つの表面3
5および43は互いにはソ平行に移動しこれら2つの板
面は互いに直接に向い合う。
第1図を参照するに、部月33が部材45に向って(第
1図の紙面にはソ垂直な方向に)動く時であって2つの
表面が互いに直接に向い合う前には、セグメント27の
一部は部材45のエッシニ衝当する。この様な衝当は、
部拐33の表面35からの自由状態に於けるキャップ部
21の高さhが2つの相対可動部材33.45の対向表
面35と43との間の距離Sよりも大きいから起るので
ある。セグメント27と第2部材45のエツジとが接触
すると、セグメント27七キャップ部21および舌状部
29との間の接続部が弾性変形する。
中央部25へのセグメント27の傾斜接続部はほぼ平ら
な形に変形し、舌状部29に対するセグメント27の傾
斜接続部は圧縮される。この圧縮によりセグメント27
と中央部25との間の角度は180°に近づく。セグメ
ント27と中央部25との間の傾斜接続部の幅はセグメ
ント27と舌状部29との間の傾斜接続部の幅に比べ小
さいので(第4図)、セグメント27と中央部25との
間の角度は、セグメント27と舌状部29との間の角度
が変化する(すなわち、減少する)よりも容易に変化(
すなわち、1806に接近)しようとする。したがって
5部拐33.45’に閉じると、キャップ部21の中央
部25は保持部拐23の頭部31の上面に向かって移動
する。
部材33を更に動かせば、セグメントの全ての傾斜接続
部が撓んで、キャップ部21の全体は次第に圧縮されて
対向表面35と43との間のスペース内に嵌まり込む(
第2図)。この様にして。
2つの対向表面の双方との間に良好な電気接触が得られ
る。特に、キャップ部21の中央部25は表面35に作
用する弾性舌状部29によって第2部材45の表面43
に押しイ」けられ、一方1弾性舌状部29は第1部材3
3の表面35との接触を継持する。中央部25は保持部
材23の頭部31の上面から離間されており、かつ、頭
部31は第1部材330表面35から離間されているの
で、この様なキャップ部21の圧縮ないし撓みが可能と
なるのである。云うまでもなく、表面35からの頭部3
1の距離は対向する2つの表面35と43との間の距離
Sよりは小さい。
本発明の他の態様にしたがえば、キャップ部21には奇
数のセグメント27が設けである(第4図)。
したがって、第2部材45に対して第1部材33を閉じ
ようとする時にセグメント27が第2部材45に衝当す
ることにより生ずる抵抗は最小となる。特に、キャップ
部21に偶数のセグメント27を設けた場合には、セグ
メントの弾性舌状部29が表面35に接触するので2つ
のセグメント27が閉鎖運動の方向に垂直に並ぶ可能性
がある。この様な場合には、閉鎖運動方向に垂直に並ん
だ2つの舌状部29は表面35が第2表面43に平行に
動く時にキャップ部21の運動を妨げようとする摩擦力
を増加させ、このため部材33を閉じるのを困難にする
であろう。更に、この様な抵抗力はキャップ部21の意
に反した曲げや歪みを生じ、遮蔽効果の低下を招くとと
もに早期疲労による破壊を招く。これに対し、キャップ
部21のセグメント27の数を奇数にすれば、2つのセ
グメント27が並ぶという問題がなくなる(第4図)。
このキャップ部21は第2部月45に対する第1部月3
3の移動方向とは関係なく容易に圧縮可能である◎換言
すれば、半径方向に延びたセグメント27の作用による
キャップ部21の偏向は圧縮の間を通じ半径方向にはy
均一である。したがって、キャップ部21は任意の所望
の角度から第2表面43に衝当することができ、このた
め第1および第2部材の閉鎖運動の方向が広範囲に変わ
っても適応しうるのである。
この様に1本発明は相対的に移動可能な2つの表面を電
磁遮蔽するための比較的簡単でしかも極めて効果的な装
置を提供するものである。この装置は頻回なる型式の表
面にも容易に装着することができるとともに、互いに対
向した2つの表面間の適正な電気接触をそれら表面が閉
じると同時に保障するのである。更に、この装置の圧縮
は半径方向にはy均一であるので、被遮蔽部材を任意の
方向から繰り返し閉じた場合にも遮蔽装置内に不都合な
歪みが生じることがない。したがって、装置の破損や変
形は最小となる。
以上には本発明の原理および好ましい実施例ならびにそ
の作動の態様を説明したが、本発明はこれらの特定の実
施例に限定されるものではない。
これらの実施例は限定的なものではなくむしろ例示的な
ものと見なすべきである。本発明の範囲を逸脱すること
なく当業者は種々の修正や変更を加えることができよう
。その様な変更や変形例は本発明の範囲に属するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は相対移動可能な2つの部材の表面に装着された
本発明の遮蔽装置の側面図であって、前記2つの部利を
閉鎖位置に移動させる前の状態を示し、 第2図は第1図の遮蔽装置ならびに相対移動可能部材の
側面図であって、相対移動可能部材がそれらの表面が互
いに相対峙する様に閉鎖されたところを示し、 第3図は一方の相対移動可能部材の表面に本発明の遮蔽
装置を固着するための第1の態様を示す断面図、 第4図は本発明の遮蔽装置の榎数個を設りた一方の相対
移動可能部材の一部分の斜視図であって、図の左側部分
は表面に対して遮蔽装置が運動する状態を示しておハ 第5図は相対移動可能部材の表面に遮蔽装置を固着する
ための第2の態様を示す断面図である。 21・・・キャップ部、23・・・保持部材、25・・
・中央部、27・・・セグメント、29・・・弾性舌状
部、31・・・頭部、32・・・基部、33・・・部拐
、35・・・表面、37・・・ねじ孔、38・・・リベ
ット状部材、39・・・ねじ、40・・・開口、41・
・・ストッパ、42・・・壁、43・・・表面、44・
・・拡大部、45・・・第2部材、46・・・エツジ。 特許出願人 インストルメント スペシャルティーズカンパニー、イ
ンコーボレイティド 特許出願代理人 弁理士 宵 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 伊 藤 宏 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 手続補正書(方式) 昭和59年8 月27日 特許庁長官 志 賀 学殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第91144号 2、発明の名称 電磁遮蔽装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 インストルメント スペシャルティーズカンパニ
ー、インコーボレイティド 4、代理人 (外 4 名) 5、補正命令の日付 昭和59年7月31日(発送日) 6、補正の対象 (1)願書の「出願人の代茨者」の(閂(2)委 任 
状 (3)明 頼1 @ 7、 補正の内容 fil(2+ 別紙の1亀り (3)明11貫の浄薯(内容に変更なし)8、添附書類
の目録 fi+訂正願書 1通 (21委任状及び訳文 各1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央部から半径方向外向きに延びた複数のセグメン
    トを備えた弾性キャップ部と、前記キャップ部を1つの
    表面に保持するだめの手段、と全備えて成る電磁遮蔽装
    置。 2 前記電磁遮蔽装置は夫々のセグメントの外端から半
    径方向内向きに延長した弾性舌状部を備えて成り、前記
    弾性舌状部は前記保持手段の第1部分と協働する様にな
    っていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電磁遮蔽装置。 3、保持手段の前記第1部分はキャップ部の弾性舌状部
    とセグメントとの間に形成された環状スペース内に収蔵
    される様になった薄い円板を備えて成り、前記保持手段
    は前記表面に固着可能な第2部分を備えて成る特許請求
    の範囲第2項記載の電磁遮蔽装置。 4 前記保持手段は前記表面を貫く開口と協働可能な拡
    大部を備えたリベット状部材である特許請求の範囲第3
    項記載の電磁遮蔽装置。 5、保持手段の前記第1部分の直径は、セグメントの外
    端によって画定されたキャップ部の外径よりも小さく、
    かつ、自由状態に於ける舌状部の内端によって画定され
    た内径よりも大きく、もって、前記キャップ部が保持手
    段の第1部分に対して限られた半径方向運動を行ない得
    る様にしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の電磁遮蔽装置。 6、前記セグメントは中央部に対して鈍角の内角をもっ
    て延長しており、前記舌状部はセグメントに対して鋭角
    の内角をもって延長している特許請求の範囲第2項記載
    の電磁遮蔽装置。 7、前記キャップ部は奇数のセグメントヲ有する特許請
    求の範囲第1項記載の電磁遮蔽装置。 8、前記キャップ部は材料の単一部品から形成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の電磁遮蔽装置。 9、 前記キャップ部はベリリウム銅合金で形成されて
    いる特許請求の範囲第11記載の電磁遮蔽装置。 10、前記保持手段はグラスチックで形成されている特
    許請求の範囲第1項記載のyl電磁遮蔽装置11、スペ
    ースをもって隔てられた互いに相対峙した2つの表面を
    もった互いに隣接した2つの相対移動可能部材全電磁遮
    蔽するための電磁遮蔽構造であって、前記2つの表面の
    一方に配置された少なくとも1つの個別の電磁遮蔽部拐
    全備えて成り、夫々の電磁遮蔽部材は、半径方向に延長
    した複数のセグメントをもったはソ円形の弾性キャップ
    部と、前記キャップ部を前記2つの表面の一方に保持す
    るための保持手段とを備えて成り、前記一方の表面から
    の自由状態に於ける前記キャップ部の高さは相対峙した
    前記2つの表面の間のスペースの距離よりも大きく、前
    記キャップ部は前記2つの相対移動可能部材を互いに接
    近する様に移動させた時に前記スペース内に嵌合するべ
    く圧縮可能である電磁遮蔽構造。 12、前記キャップ部は奇数のセグメントを備えて成る
    特許請求の範囲第エエ項記載の電磁遮蔽構造。 13、前記電磁遮蔽構造は互いに離間された複数の電磁
    遮蔽部材を備えて成り、前記複数の遮蔽部材のうち互い
    に隣接する2つの部材の間の間隔は遮蔽すべき最大周波
    数の波長の員以下である特許請求の範囲第11項記載の
    電磁遮蔽構造。 14、前記キャップ部は夫々のセグメントの外端から半
    径方向内向きに延長する複数の弾性舌状部を備えて成り
    、前記弾性舌状部は前記セグメントと舌状部との間に半
    ば閉鎖された環状のスペースを画定している特許請求の
    範囲第11項記載の電磁遮蔽構造。 15、キャップ部を保持するための前記保持手段は、頭
    部と、前記保持手段を一方の表面に固着するための基部
    、と全備えて成り、前記頭部は前記環状スペース内に収
    蔵されている特許請求の範囲第14項記載の電磁遮蔽構
    造。 16 前記頭部の直径は個々のキャップ部の直径よりも
    十分に小さく、キャップ部が前記表面にほぼ平行に限ら
    れた範囲で運動しうる様にした仁とから成る特許請求の
    範囲第15項記載の電磁遮蔽構造。 17、前記頭部は前記キャップ部が前記表面に垂直に限
    られた範囲の運動をしうる様に前記表面から十分に離間
    されている特許請求の範囲第15項記載の電磁遮蔽構造
    。 18、前記表面方向の前記頭部の運動を制限するため保
    持手段にはストッパを設けfC%許請求の範囲第17項
    記載の電磁遮蔽構造。 19、前記保持手段の基部には一方の表面に設けた透孔
    のねじと協働するねじを設けた特許請求の範囲第15項
    記載の電磁遮蔽dり造。
JP59091144A 1983-05-10 1984-05-09 電磁遮蔽装置 Pending JPS6035599A (ja)

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US4543447A (en) 1985-09-24

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