JPS6035570B2 - 連結ファスナ−の製造方法 - Google Patents

連結ファスナ−の製造方法

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JPS6035570B2
JPS6035570B2 JP18655080A JP18655080A JPS6035570B2 JP S6035570 B2 JPS6035570 B2 JP S6035570B2 JP 18655080 A JP18655080 A JP 18655080A JP 18655080 A JP18655080 A JP 18655080A JP S6035570 B2 JPS6035570 B2 JP S6035570B2
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JP
Japan
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nail
resin
nails
fastener
driving
Prior art date
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JP18655080A
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JPS57114015A (en
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任良 田村
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、釘打機等のフアスナ打込工具に装填され、該
工具本体に設けた筒状のノーズ内を往復勤する打込用ド
ライバによって、一本ずつ切離されながら被打込部材に
打込まれる連結されたファスナーに関し、特に上記各フ
ァスナーが金属によって形成されたものに、樹脂を固着
させて効果を持たせるようにした連結ファスナーの製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、この連結ファスナーは打込工具に予め多数本
のファスナーを、一定間隔を隔てて並列に整列させ装填
することができることから広く一般に使用されている。
またその中で、ファスナーである例えば金属製の釘を多
数本一定間隔を隔てて並列に整列させ連結されるように
、各釘の胴部一側を金属製ワイヤによって連結し構成し
たものがある。しかしながら、上記構成のものにおいて
は、上記ワイヤを各釘の胴部にスポット熔接し固着しな
ければならず、製造上の作業性の面で非常に悪いもので
あった。
また、上記熔接によって釘の胴部における熔接部分の組
織が、熔接時の高温により材質変化を起こし、例えば腐
食等を発生する原因の1つとなったりすることから、釘
の耐久性に問題を残すものであった。さらに連結用部村
として使用される上記ワイヤは非常に径が小さいもので
あり、例えば釘打機のドラム状マガジン内にこの連結釘
を巻装する場合、隣接する各釘間の連結部分が折曲して
しまうことがある。
そのため上記連結釘をドラム状マガジンから送り出す際
に、釘送りがスムーズに行ない得ない場合が多々ある。
またさらに、上記折曲が大きいと、ワイヤが釘との熔接
部分から離脱してしまうこともあり、必ずしも安定した
連結状態が得られていないのが実情である。
そこで、近来上言己ワイヤによる連結釘の欠点を解消す
るために、実開昭49−41682に記載された連結釘
が提案されており、且つ知られている。
上記連結釘は、片面に接着剤を塗布したテープ等の基材
に多数本の釘を整列させて固定し、基剤の釘接着部以外
の接着面を粉体等で覆ったものである。そして、連結用
部村である上記テープ等の基材が柔軟性を有しているた
め、従来連結用部材として使用されているワイヤによる
欠点は、このテープの特性により解消されている。しか
しながら前記ワイヤを使用しての連結釘も、上記テープ
等の基剤を使用しての連結剤のいずれも釘の胴部の表面
にはコーティング加工が施こされておらず、そのため、
長期間在庫状態に置かれていると釘の8同部表面に腐食
により錆が発生しやすくなり、品質管理上好ましくなか
った。
また、上言己釘の胴部の表面に錆が発生すると被打込み
部材への打込み抵抗も大きくなり、安定した打込み状態
が得られなくなるものである。〔発明が解決しようとす
る問題点〕 上述した如く、連結釘は連結用部材に熔後、又は接着剤
等の手段を介して多数本の釘を並列固着させたものであ
り、打込工具に広く使用されている。
しかしながら金属性の釘を使用した連結釘の場合、釘の
耳同部の表面にはコーティング加工が施れておらず、長
期間在庫状態に置かれた場合、空気中の水分等により表
面が腐食し、錆が発生することがあった。
そして、上記釘の胸部にこのような錆が発生すると、被
打込み部村への打込み抵抗が大きくなり、安定した打込
み状態が得られなくなるものである。また上記錆の発生
を防止するために、従釆上記釘の胸部を合成樹脂によっ
て形成した円筒状スリーブに鉄合させ、この釘の8両部
の表面を上記樹脂で覆うとともに、この円筒状スリーブ
を帯状の連結用部材に並列固着させた連結釘が提案され
ている。
しかし上述のごとく構成された連結釘は、前述の釘と比
較して釘の防錆化は図れるものの、円筒状スリーブに単
に釘が競合されているものであり、打込工具によりこの
ような連結釘を被打込み部材に打込む場合、スリーブの
一端緑が彼打込み部材面に打当ることによって打込み抵
抗が大きなものとなり、そのため釘が最後まで打込まれ
ずに打込み不足になることは避けがたいものであっ3た
。また上記円筒状スリーブと鉄合状態にある上記釘は、
このスリーブに沿って軸方向にスライドが容易であるた
め、飛び出した釘の拡蚤頭部により、打込工具中での釘
送り時に送り不良を生じや4すいという問題点があった
〔問題点を解決するための手段〕そこで本発明は上述し
た問題点に鑑みて提案されたものであり、金属性ファス
ナーを加熱する工程と、加熱された上記金属ファスナー
に対して熱接着性を有する樹脂を薄く、且つ均一な厚さ
となるように付着する工程と、上記樹脂を薄く、且つ均
一な厚さとなるように付着する工程と、上記樹脂が付着
された金属性ファスナーを連結用部材により一定間隔に
並列に連結する工程から成り、これら工程により強固且
つ安定した連結状態が得られ、且つ防錆効果を有する金
属性ファスナーを設けたものである。
0〔作 用〕 上述のごとき製造方法により製造された連結ファスナー
は、ファスナーである釘の胴部及び頭部が樹脂によりコ
ーティングされていることから、耐腐食性を有するとと
もに、コーティングされたタ樹脂は熱接着性を有するも
のであり、この樹脂により該釘の表面に形成される被覆
層は一体固着状態となっている。
そのため上言己釘と上記被覆層は強固且つ安定した連結
状態を得ることができる。〔実施例〕つぎに本発明の好
適な一実施例を、図面に基づいて詳述する。
第1図及びダ2図は本発明の一実施例を示す図であり、
第1図は釘の連結状態を示す一部省略正面図、第2図は
第1図におけるA−A線断面図である。
まず本発明の説明に先だって、上記図示された一実施例
である、連結ファスナーの一例としての連結釘の構成に
ついて説明する。この連結釘1の並列固着された各釘2
,2は、平板円形状の拡蓬頭部3と、この拡雀頭部3に
続くシャンク部となる鯛状胴部4、及びこの胴部4の先
端に鋭角に形成された角すし、状の突き差し鉄部5とか
ら構成されている。
そして、上述のように構成された各釘2,2の頭部3、
胴部4及び突き差し鋭部5を含めた表面2A全体に亘つ
て、例えば酸コポリマ系樹脂(アィオノマ樹脂、オレフ
ィンと不飽和カルボン酸との共重合樹脂、ポリオレフィ
ンと不飽和カルボン酸とのグラフト重合樹脂)等の、金
属に対して熱接着性を有する樹脂が固着され、この樹脂
による被覆層10が上記各釘2,2の表面2Aに一体形
成される。すなわち、上記被覆層1川ま次のような第1
及び第2の工程を経て釘2の表面2Aに形成される。
まず、第1の工程として上記釘2を図示しない加熱装置
によって約200℃に加熱する。次に第2の工程として
、この加熱された釘2の表面2Aに、上記樹脂を図示し
ない塗布装置によって薄く、且つ厚さが均一となるよう
付着させていく。すると、上記塗布され付着した樹脂は
、高温により樹脂の組織が釘2の組織に対して熱溶融し
、これら各紙織が結合することによりこの釘と一体形成
された上記被覆層となる。そして上述のごとく第1及び
第2の工程を経て被覆層10が一体形成された釘2は、
第3の工程、すなわち各教本の上記各釘2,2の胴部4
の一側部に位置する被覆層10の拡蓬頭部3側及び突き
差し鉄部5側の2固所を、一定間隔に並列に合成樹脂に
よって形成された幅狭な2本の連結用部村6,6に固着
させる。そしてこの第3の工程を経て上記各釘2,2は
、打込工具に使用される連結ファスナーとなる。なお、
上記実施例は釘2の表面2A全体に亘つて被覆層10を
一体形成したものについて説明したが、上記被覆層10
が少なくとも釘2の月岡部4の表面全体に一体形成され
ているものであれば、上述の釘2と同様の効果を得られ
る。
また、上記連結用部材6,6を、上記釘2の被覆層10
形成用に使用された樹脂と同様な、金属に対して熱接着
性を有する樹脂によって形成すれば、第2の工程と第3
の工程を同時に行なうことが可能となりさらに連結釘の
製造が簡単且つ容易となる。
また上記被覆層10は、使用される樹脂の特性上弾性を
有するものとなるため、釘打込み後における被打込み部
材との締結力が強く、安定した打込み後の状態が得られ
る。また被覆層10の表面10Aがなめらかなことから
打込み時の抵抗も減少し、スムーズな打込みが行なえる
とともに、この弾性を有する被覆層10が打込み後は被
打込み部材内において元の厚さに復帰しようとするため
、抜けにくい釘2となる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明により製造さ
れた連結ファスナーの各ファスナーの少なくともシャン
ク部の表面全体に亘つて一体形成した被覆層により、こ
れらファスナーのシヤンク部の防錆化を図ることができ
、品質管理上優れたものとなる。
また、上記被覆層と上記シャンク部とは、強固に一体固
着状態となっており、各ファスナーが被覆層内を軸方向
にスライドするようなことはなく、強固且つ安定した連
結状態を得ることができる。
さらに上記被覆層によりシャンク部の表面がなめらかな
ことから、打込み抵抗も減少し、スムーズな打込みが行
なえるとともに、この弾性を有する被覆層が打込み後は
被打込み部材内において九の厚さに復帰しようとするた
め、この部材を押圧することになり抜けにくい釘となる
などの効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す図面であり
、第1図は一部省略正面図、第2図は第1図におけるA
−A線断面図である。 1………連結ファスナー、2……・・・ファスナー、6
,6・・・・・・・・・連結用部村。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属性のフアスナーを加熱する第1の工程と、加熱
    された上記金属性フアスナーに対して熱接着性を有する
    樹脂を薄く、且つ均一な厚さとなるように付着する第2
    の工程と、上記樹脂を付着された上記金属性のフアスナ
    ーを連結用部材により一定間隔に並列に連結する第3の
    工程から成る連結フアスナーの製造方法。
JP18655080A 1980-12-29 1980-12-29 連結ファスナ−の製造方法 Expired JPS6035570B2 (ja)

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JP18655080A JPS6035570B2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29 連結ファスナ−の製造方法

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JPS57114015A JPS57114015A (en) 1982-07-15
JPS6035570B2 true JPS6035570B2 (ja) 1985-08-15

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ID=16190467

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311117B2 (ja) * 1986-03-05 1991-02-15 Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0311117B2 (ja) * 1986-03-05 1991-02-15 Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp

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JPS57114015A (en) 1982-07-15

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