JPS6035547B2 - 鋳造ピストン - Google Patents
鋳造ピストンInfo
- Publication number
- JPS6035547B2 JPS6035547B2 JP12485478A JP12485478A JPS6035547B2 JP S6035547 B2 JPS6035547 B2 JP S6035547B2 JP 12485478 A JP12485478 A JP 12485478A JP 12485478 A JP12485478 A JP 12485478A JP S6035547 B2 JPS6035547 B2 JP S6035547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin boss
- piston
- cast
- cavity
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関の鋳造ピストンの形状に関する。
金型鋳造するピストンにあっては、従来から、軽量化の
ためピンボスの上の部分の内面をえぐり込んで余肉を付
けない形状にされている。
ためピンボスの上の部分の内面をえぐり込んで余肉を付
けない形状にされている。
しかし、このような形状では、ピンボスが内方に突出し
ているため、鋳造時の中子の型数が増加し、少なくとも
３個の分割型が必要であり一般的には５個に分割した型
を使用せざるを得ず、鋳造型が複雑で高価になるという
問題があった。本発明はこのような問題を解消すること
を目的とし、中子の型数を１個で済ませ得る形状にした
鋳造ピストンを提供するものである。
ているため、鋳造時の中子の型数が増加し、少なくとも
３個の分割型が必要であり一般的には５個に分割した型
を使用せざるを得ず、鋳造型が複雑で高価になるという
問題があった。本発明はこのような問題を解消すること
を目的とし、中子の型数を１個で済ませ得る形状にした
鋳造ピストンを提供するものである。
すなわち、本発明によれば、鋳造ピストンにおいて、ピ
ストン内に形成された空洞のピンボスと頂面との間の内
面部分を該ピンポスの内方端面に一致させるかまたは内
方へ盛り上った形状にするとともに、該内面部分に対応
した外表面に肉ぬき用の凹みを設けたことを特徴とする
鋳造ピストンが提供される。
ストン内に形成された空洞のピンボスと頂面との間の内
面部分を該ピンポスの内方端面に一致させるかまたは内
方へ盛り上った形状にするとともに、該内面部分に対応
した外表面に肉ぬき用の凹みを設けたことを特徴とする
鋳造ピストンが提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図〜第４図は本発明によるアルミ合金製の鋳造ピス
トンを示す図であり、ピストン内には空洞１２が形成さ
れ、側壁の相対向する位置にはコネクチングロット連結
用のピンを軸承するピンボス１４，１４が形成されてい
る。
トンを示す図であり、ピストン内には空洞１２が形成さ
れ、側壁の相対向する位置にはコネクチングロット連結
用のピンを軸承するピンボス１４，１４が形成されてい
る。
空洞１２のピンボス１４とピストン頂面１６との間の内
面部分１８，１８は該ピンボスの内方端面に一致する形
状にされている。すなわち、空洞１２はその内部にえぐ
り取られた部分を有せず第１図中の矢印×方向に型抜き
しうる形状になっている。したがって、一つの中子型で
鋳造できる。前記内面部分１８，１８に対応した外表面
に肉ぬき用の凹み２０，２０が形成されている。
面部分１８，１８は該ピンボスの内方端面に一致する形
状にされている。すなわち、空洞１２はその内部にえぐ
り取られた部分を有せず第１図中の矢印×方向に型抜き
しうる形状になっている。したがって、一つの中子型で
鋳造できる。前記内面部分１８，１８に対応した外表面
に肉ぬき用の凹み２０，２０が形成されている。
鋳造用の外型は従釆と同様二個の分割型を使用するので
、第１図中矢印Ｙ方向に抜く型にすれば前記凹み２０，
２川ま従来と同じ要領で鋳造することができる。なお、
前記空洞１２の内面部分１８，１８は図示の例ではピン
ボス１４の内万端面と一致する形状にされているが、こ
れはピンボスの内方端面より内方へ盛上った形状にして
もよく、その場合も１個の中子型で空洞１２を成形する
ことができる。
、第１図中矢印Ｙ方向に抜く型にすれば前記凹み２０，
２川ま従来と同じ要領で鋳造することができる。なお、
前記空洞１２の内面部分１８，１８は図示の例ではピン
ボス１４の内万端面と一致する形状にされているが、こ
れはピンボスの内方端面より内方へ盛上った形状にして
もよく、その場合も１個の中子型で空洞１２を成形する
ことができる。
本発明は以上説明した構成を有するので、従来中子型と
して３〜５個に分割した型を使用していたものを、１個
の型ですますことができるようになる。
して３〜５個に分割した型を使用していたものを、１個
の型ですますことができるようになる。
したがって、型数を減少させることにより経費を削減し
コストダウンを図ることができる。さらに、頂面に隣接
した側壁の内面の間隔、すなわち第１図中のＬ寸法を従
来のものより小さくすることができるので、頂面１６に
作用する圧力に対する強度を向上させることもでき、そ
の分だけ軽量化を図ることができる。
コストダウンを図ることができる。さらに、頂面に隣接
した側壁の内面の間隔、すなわち第１図中のＬ寸法を従
来のものより小さくすることができるので、頂面１６に
作用する圧力に対する強度を向上させることもでき、そ
の分だけ軽量化を図ることができる。
第１図は本発明の鋳造ピストンの縦断面図、第２図は第
１図中の線０−ロから見た側面図、第３図は第１図中の
線ｍ−ｍから見た底面図、第４図は第１図中の線Ｗ−Ｗ
に沿った横断面図である。 図中、１２・・・・・・空洞、１４・・…・ピンボス、
１６・・・・・・頂面、１８・・・…空洞の内面部分、
２０・・・・・・凹みをそれぞれ示す。第１図 第２図 第３図 第４図
１図中の線０−ロから見た側面図、第３図は第１図中の
線ｍ−ｍから見た底面図、第４図は第１図中の線Ｗ−Ｗ
に沿った横断面図である。 図中、１２・・・・・・空洞、１４・・…・ピンボス、
１６・・・・・・頂面、１８・・・…空洞の内面部分、
２０・・・・・・凹みをそれぞれ示す。第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 鋳造ピストンにおいて、ピストン内に形成された空
洞のピンボスと頂面との間の内面部分を該ピンボスの内
方端面に一致させるかまたは内方に盛上つた形状にする
とともに、該内面部分に対応した外表面に肉ぬき用の凹
みを設けたことを特徴とする鋳造ピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485478A JPS6035547B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 鋳造ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485478A JPS6035547B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 鋳造ピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5551930A JPS5551930A (en) | 1980-04-16 |
| JPS6035547B2 true JPS6035547B2 (ja) | 1985-08-15 |
Family
ID=14895730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12485478A Expired JPS6035547B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 鋳造ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10106578A1 (de) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Mahle Gmbh | Unterteil für einen gebauten Kolben |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP12485478A patent/JPS6035547B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5551930A (en) | 1980-04-16 |
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