JPS6035486Y2 - 自動食器洗浄機 - Google Patents

自動食器洗浄機

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JPS6035486Y2
JPS6035486Y2 JP10722579U JP10722579U JPS6035486Y2 JP S6035486 Y2 JPS6035486 Y2 JP S6035486Y2 JP 10722579 U JP10722579 U JP 10722579U JP 10722579 U JP10722579 U JP 10722579U JP S6035486 Y2 JPS6035486 Y2 JP S6035486Y2
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JP
Japan
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tableware
conveyor
holding
dishes
presser
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JP10722579U
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JPS5626054U (ja
Inventor
勝由 高田
Original Assignee
日本調理機製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動食器洗浄機の改良に関するものである。
従来、食器を表面が比較的平坦なフラットコンベヤ上に
伏せて移送しながら上下のノズルから洗浄液を高圧で噴
射して洗浄する自動食器洗浄機においては、食器が洗浄
液の噴射圧によりコンベヤ上で浮上、反転、域いは不規
則に移動して相互の重なりにより洗浄不十分となったり
損傷したりするのを防ぐため、上ノズルからの噴射圧を
下ノズルからのそれより大きくするとか、フラットコン
ベヤの上方に食器を押えつけながらそれと同方向に走行
する原状の押えコンベヤを配設するなどの手段を付加し
ている。
しかるに、上記上ノズルの噴射圧を大きくする方式は、
実際上その圧力に限度がある。
また、近時米飯給食の普及によって洗浄液の噴射圧力を
高める必要が生じ、従来1kg/cJ前後であったもの
が2〜3kg/cItまたはそれ以上となっているため
、上記原状の押えコンベヤを使用しても食器を安定的に
移送することは困難である。
即ち、一般に食器類は用途に応じて大小様々の形状を有
し、M状の押えコンベヤを用いる場合にはフラットコン
ベヤ上に伏せた多数の食器上の凹凸に沿って押えコンベ
ヤが屈曲するようにたるみをもたせるが、低い食器では
特にその前後に高い食器が置かれた場合に十分な押え効
果が得られず、しかも一般に低い食器はその平面積が大
きい場合が多く、これをフラットコンベヤ上に伏せた場
合には下ノズルからの洗浄液の噴射圧により大きな押上
げ力を受けるので、食器を安定的に移送するためには原
状の押えコンベヤに十分な重量等を与えて押え力を強化
する必要があるが、この場合には逆に食器の破損、機械
の大型化等の問題が生じ、実用化が困難である。
さらに、食器移送用コンベヤとして上記フラットコンベ
ヤを使用した場合には、食器をコンベヤ上に伏せて載置
する必要があり、このような載置方法は各種形状の多数
の食器を比較的凹凸が少ない状態に載置して押えコンベ
ヤによる押え効果を高めるために有効ではあるが、コン
ベヤ上の単位面積当りに載置し得る食器の量が非常に少
なく、これが洗浄処理能力を高めるための障害となって
いる。
一般に、食器はその平面積が大きい場合は浅く、平面積
が小さい場合には深く形成されている。
この点に着目すれば、原状の押えコンベヤによる平均的
な押え効果を得るために食器移送コンベヤ上に各種食器
を凹凸が比較的少ない状態で配列載置するには、食器を
斜めに立てて載置するのが極めて有効である。
即ち、平面積が大きい皿等はそれを斜めに立てることに
より真直ぐに立てた場合と伏せた場合の中間的な高さと
なり、また平面積が小さくて深い食器は斜めに配置して
も伏せた場合と比べてその高さにあまり変化がなく、こ
れによって各種食器の高さを凹凸が比較的少ない状態に
配列させることができる。
しかも特に食器移送コンベヤとして多数の食器保持片の
連結により皿等を傾斜状態に保持し得る溝状部を形設し
たフライド型コンベヤを用いた場合には、薄い食器はそ
の下端が上記溝状部の内底にまで達するが、深い食器は
溝状部に深く嵌り込まないために高く保持され、これに
よって各種食器類の高さを一層均等化することができる
さらに、このように食器を斜めに立てた場合には、食器
移送コンベヤ上の単位面積当りの載置量を増大させるこ
ともでき、また食器の内面を斜め下方に向けることにな
るため、下ノズルからの洗浄液による洗浄効果をも十分
に維持することができる。
本考案は、上述したところに鑑み、食器移送コンベヤと
して上記フライト型コンベヤを採用することにより、食
器を傾斜保持させて高さの均等化をはかり、これにより
原状の押えコンベヤによる食器の押え込み効果を高めた
ことを特徴とするものである。
また、原状の押えコンベヤは多数の食器の押え込みに際
してそれを食器の凹凸になじませるために十分なたるみ
をもたせるが、このたるみは食器の移送に伴って次第に
食器の出口側に引き寄せられ、そのため押えコンベヤは
常に食器上を入口側にずれ動くことになる。
本考案は、上記食器の傾斜保持に際し、食器をフライト
型コンベヤの進行方向に対して後方に傾斜させ、これに
よって上記押えコンベヤのずれ動きを容易化すると共に
、そのずれ動きに伴う食器の破損、配列の乱れ等をも防
止したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図において、1は機体、2は該機体上の食器移
送コンベヤ、3は該コンベヤ2上に汚れた食器を供給す
る食器供給部、4は該コンベヤ2で送られる食器を洗浄
する食器洗浄部、5は洗浄後の食器をコンベヤ2上から
取出す食器取出部を示している。
上記コンベヤ2は、食器供給部3側において機体1に回
動可能に取付けた従動スプロケット6と、食器取出部5
側において機体1内の電動機8により駆動可能に支持さ
せた駆動スプロケット7との間に巻装し、これによって
食器洗浄部4内を貫通する状態に張設したもので、第1
図において矢印方向に駆動される。
該コンベヤ2の具体的構成は、第2図及び第3図に示す
ように、両側端に上記従動スプロケット6及び駆動スプ
ロケット7に噛合する一対のエンドレスローラチェーン
9,9を備え、これらの間に食器を移送するコンベヤ本
体10を有するもので、このコンベヤ本体10は、第3
図に示す食器保持片11の多数を一対のローラチェーン
9,9間に架設した多数のステイロツド12に回動自在
に取付けることにより構成している。
上記食器保持片11は、水平方向に向いた底部材14の
両端及び中央に傾斜した室部材15a、15b及び15
cを連設することにより、各室部材間にコンベヤの進行
方向に対して後方に傾斜した凹部16を形設し、両端の
室部材15a、15bの上部にステイロツド12が嵌入
する孔17を穿設したもので、多数の食器保持片11を
スティロッド12に網目状に取付けたとき、上記凹部1
6の並列によって皿等を傾斜状態に保持し得る溝状部1
8が形成されるように構成している。
上記食器保持片11としては、第4図に示すように、底
部材14とその両端の室部材15a、15bのみを備え
、両立部材間に凹部16を形設した構造のものを用いる
こともできる。
これらの食器保持片11において、凹部16はそれに盆
や皿などの食器類を傾斜状態にさし立て得る程度に、ま
たカップやボウル類を室部材の上層に寄りかからせた状
態で斜めに伏せて載置し得るように傾斜状態に形成され
る。
上記食器洗浄部4は、個別に洗浄液の噴射ノズル20を
上下に内設した複数の洗浄室19を備え、これらの内部
上方には、電動機21で駆動される駆動スプロケット2
2及び一対の従動スプロケット23.24間に押えコン
ベヤ25を下側に十分なたるみを持たせて巻装し、第1
図において矢印方向に食器移送コンベヤ2と等しい速度
で駆動できるように装設している。
上記押えコンベヤ25は、第5図に示すように、両側端
に各スプロケット22.23.24に噛合するエンドレ
スローラチェーン26.26を備え、これらの間に多数
のステイロツド27を架設してそれをプレートリンク2
8により順次回動可能に連結すると共に、該ステイロツ
ド27にスリーブ29を嵌挿し、該押えコンベヤ25に
与えた十分なたるみによって食器移送コンベヤ2上の食
器を押え込み、食器と共に食器取出部5の方向へ走行す
るものである。
上記構成を有する食器洗浄機により食器を洗浄するには
、食器移送コンベヤ2及び食器押えコンベヤ25をそれ
ぞれ矢印方向に回転走行させると共に上下の各噴射ノズ
ル20から洗浄液を噴射させ、汚れた食器を食器供給部
3において食器移送コンベヤ2上に載置する。
該食器は、コンベヤ2の走行に伴って食器洗浄部4に送
られ、ここで食器押えコンベヤ25により上から押え付
けられた状態で上下の噴射ノズル20からの洗浄液の高
圧噴射を受けて洗浄され、食器取出部5において取り出
される。
食器移送コンベヤ2上に食器類を載置する場合、盆や皿
は凹部16によって形成される溝状部18にコンベヤの
進行方向に対して後方に傾斜させてさし立て、多少の深
さがあるカップやボウル類は室部材の上層に寄りかから
せた状態で同様に斜めに伏せて載置するが、グラスなど
は底部材14上に伏せ、箸、スプーンなどの飲食用具類
を入れた洗浄ラックや食器籠、特大の盆などはコンベヤ
2上に置くこともできる。
このように、主たる食器類を斜めに載置することにより
、各食器のコンベヤ上における高さを比較的均等化する
ことができ、これにより押えコンベヤ25が平坦化する
ため該コンベヤ25による食器の押えが確実になる。
食器を押えコンベヤ25により押えた状態で両コンベヤ
2,25が走行すると、押えコンベヤ25のたるんだ部
分は食器の凹凸と共に次第に食器取出部5側に送られ、
そこに溜った状態となる。
これがある程度以上になると、押えコンベヤ25の自重
により食器供給部3側に戻ろうとするが、この際該コン
ベヤ25は食器の上面を滑動して戻ることになる。
しかるに、前述したように食器移送コンベヤ2上におい
て食器をコンベヤの進行方向に対して後方に傾斜させて
いるため、上記食器押えコンベヤ25が食器上を滑動し
ても両者間の抵抗は非常に少なく、従ってコンベヤ2上
の食器が移動したり配列が乱されることはない。
このように本考案の自動食器洗浄機によれば、食器移送
コンベヤにおける食器保持片に形成した凹部を、薄い食
器は後方に傾斜した状態でさし入れ得ると共に深い食器
は後方斜めに伏せ得るものとしたので、単位面積当り載
置量を増加できるのは勿論、コンベヤ上における食器全
体としての高さを略均等化でき、それにより食器類に押
えコンベヤが被さる際に上下方向への高さの変化がほと
んどない状態として、食器類を押えコンベヤで確実に押
え込ませることができ、しかも食器類の高さが略均等化
され且つそれらが後方に傾斜した状態にあるため、押え
コンベヤが食器の上面を滑動して入口側に戻るときにも
食器の配列が乱されるようなことはなく、従って噴射ノ
ズルからの洗浄液の噴射圧を高くして食器を確実に洗浄
することができ、また押えコンベヤおけるステイロツド
にスリーブを嵌挿したので、ステイロッドが直接食器に
触れるのが防止され、食器にはスリーブが接触すること
となり、このためスティロツドとスリーブとを異なる材
質にとって構成し、例えばステイロツドを食器を押える
のに好適な大きい重量の素材で構成すると共に、スリー
ブを食器に直接接触し且つ食器上を上記のように滑動す
るのに好適な素材で構成することができ、これにより押
えコンベヤを食器類を押えるのにより有効に機能させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動食器洗浄機の正面図、第2図は食
器移送コンベヤの部分拡大平面図、第3図はそれを構成
する食器保持片の正面図、第4図はその異なる実施例の
正面図、第5図は食器押えコンベヤの部分拡大平面図で
ある。 2・・・・・・食器移送コンベヤ、9,26・・・・・
・ローラチェーン、11・・・・・・食器保持片、12
,27・・・・・・ステイロツド、14・・・・・・底
部材、15 a9 15 c・・・・・・室部材、16
・・・・・・凹部、18・・・・・・溝状部、20・・
・・・・噴射ノズル、25・・・・・・食器押えコンベ
ヤ、28・・・・・・プレートリンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食器移送コンベヤにより送られる食器に噴射ノズルから
    高圧の洗浄液を噴射して洗浄を行うものにおいて、上記
    食器移送コンベヤとして、両側端のエンドレスチェーン
    間に架設した多数のステイロツドの間に、水平方向に向
    いた底部材とそれに連設した室部材によりコンベヤの進
    行方向に対して後方に傾斜した状態で薄い食器をさし入
    れ得る凹部を形成してなる多数の食器保持片を回動自在
    に取付けることにより、上記凹部の並列による溝状部を
    形成させたフライト型コンベヤを用い、該食器移送コン
    ベヤの上方に、多数のステイロツドをプレートリンクに
    より連結すると共に該ステイロツドにスリーブを嵌挿し
    た原状の押えコンベヤを食器の押え込みに十分なたるみ
    をもたせて配設し、上記食器移送コンベヤと押えコンベ
    ヤを同速度で駆動可能としたことを特徴とする自動食器
    洗浄機。
JP10722579U 1979-08-02 1979-08-02 自動食器洗浄機 Expired JPS6035486Y2 (ja)

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JP10722579U JPS6035486Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 自動食器洗浄機

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JP10722579U JPS6035486Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 自動食器洗浄機

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Publication Number Publication Date
JPS5626054U JPS5626054U (ja) 1981-03-10
JPS6035486Y2 true JPS6035486Y2 (ja) 1985-10-22

Family

ID=29339863

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JP10722579U Expired JPS6035486Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 自動食器洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5537314B2 (ja) * 2010-07-23 2014-07-02 エラ機械工業株式会社 養殖貝の洗浄装置

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