JPS6035450Y2 - 粉砕器を有する香辛料容器 - Google Patents

粉砕器を有する香辛料容器

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JPS6035450Y2
JPS6035450Y2 JP15892981U JP15892981U JPS6035450Y2 JP S6035450 Y2 JPS6035450 Y2 JP S6035450Y2 JP 15892981 U JP15892981 U JP 15892981U JP 15892981 U JP15892981 U JP 15892981U JP S6035450 Y2 JPS6035450 Y2 JP S6035450Y2
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JP
Japan
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crushing
teeth
spices
container
rotating
Prior art date
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Application number
JP15892981U
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English (en)
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JPS5864241U (ja
Inventor
有一 新川
Original Assignee
株式会社マルシンフ−ズ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、香辛料が保存中に湿気たり、その香り等が失
せてしまう等の香辛料としての価値を減少させることな
く、粉砕されたばかりの香辛料が手軽に得られると共に
極めてスムーズにより細かく香辛料を粉砕できるように
した粉砕器を有する香辛料容器に関するものである。
従来、香辛料は、予め粉砕された香辛料を容器に詰めて
使用したり、専用の粉砕器で粉砕して使用したりするの
で、その保存中に湿気たり、香辛料特有の香り等が失せ
て香辛料としての価値が減少したり、或いは粉砕操作が
非常に面倒である等の問題点を有していた。
更に、実開昭51−14848咥公報、同52−765
82号公報のように専用の粉砕器として本体底部に筒状
の固定粉砕歯を有し、蓋体に係合させた心棒を介して回
転粉砕歯を固定粉砕歯内側に回転自在に配設して、固体
粉砕歯と回転粉砕歯とで香辛料を粉砕するものが公知で
あるが、粉砕歯の構成が均一あるいは単純で、しかも香
辛料を粉砕しながら上から下に送り込む上で何ら工夫が
なされていないため、香辛料がスムーズに細かく粉砕さ
れないという欠点を有していた。
そこで本考案は、如上のような問題点や欠点の解消を図
るために案出されたもので、その要旨は、香辛料が収納
される透明部を有する容器本体を形威し、容器本体下部
に、外周面に略螺旋状の粉砕歯が適数条形成された略円
錐台状の回転側粉砕体と内周面に粉砕歯を有する粉砕部
を連設した固定側粉砕体とで一対となる粉砕器とを設け
、固定側粉砕体の粉砕歯は、粉砕部内周壁下部において
上下方向が長手方向となる粉砕犬歯及び粉砕小歯が円周
方向に交互に配設されると共に下方にかけて拡がるよう
に傾斜しており、同内周壁上部には上下方向が長手方向
となる荒歯が上方にかけて拡がるように傾斜して形成さ
れており、容器本体の上部には回転シャフトを介して回
転側粉砕体を回転させる回転操作体が回転自在に設けら
れ、容器本体に収納された香辛料を、粉砕器によって粉
砕するように形成したことに存するものである。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。
図に於いてYは香辛料容器を示し、この香辛料容器Yは
、容器本体Aと回転操作体Bと粉砕器Cとから戊り、夫
々適宜合成樹脂材で形成されている。
容器本体Aは、下端が開放された横断面略長円状の有底
筒状に形成され、透過性を有する透明部1と、後述する
粉砕器Cを収納支持する基部2とから戊る。
透明部1の上端中央には、後述する回転操作体Bの凹部
9を枢支する横断面円形の凸部3が突設され、その凸部
3上端面には、回転シャフト20が回転自在に挿通でき
るような円孔4が穿設されている。
また、基部2の内周面には、粉砕器Cを支持するフラン
ジ5が周設されている。
回転操作体Bは、手で掴み易くすると共に回転させ易い
ように、横断面略長円状の略有底筒状に形成され、その
中央内部に略円筒状の軸筒6が連設されている。
この軸筒6は、隔壁7を介して上部にスプリング21を
収納するスプリング収納部8を有し、下部に容器本体A
の凸部3を枢支する凹部9を有する。
尚、スプリング収納部8と凹部9とを隔てる隔壁7には
、回転シャフト20が嵌挿される横断面略矩形状の嵌挿
孔10が穿設されており、回転シャフト20を強力な力
で確実に回転させることができるように形成されている
粉砕器Cは、固定側粉砕体11と回転側粉砕体12とか
ら戊る。
固定側粉砕体11は、容器本体A下端の開放部分を施蓋
して、基部2に周設したフランジ5下面に当接する蓋板
部13に、内周面に粉砕歯15を有する略円筒状の粉砕
部14を連設して形成されている。
回転側粉砕体12は、第1図に示すように下方に行くに
従って拡がる略円錐台状に形成され、その外周面に、略
螺旋状の粉砕歯16が適教条形成されている。
また、固定側粉砕体11の粉砕歯15は、第1図乃至第
3図に示すように粉砕部14の内周壁下部に、上下方向
が長手方向となる粉砕大歯15a及び粉砕小歯15bが
、円周方向に交互に配設されると共に、下方に行くに従
って若干拡がるように傾斜しており、また、残りの内周
壁土部に、上下方向が長手方向となる荒歯15cが、上
方に行くに従って若干拡がるように傾斜して形成されて
いる。
尚、粉砕大歯15a及び粉砕小歯15bの傾斜状態は、
回転側粉砕体12の傾斜状態より緩やかで、固定側粉砕
体11と回転側粉砕体12との隙間が、下方に行くに従
って狭くなるように形成されており、香辛料を徐々によ
り細かく粉砕できるものとなる。
容器本体A1回転操作体B1粉砕器Cは、第2図に示す
ように、回転シャフト20を介して連結され、スプリン
グ収納部8内に縮装させたスプリング21を、回転シャ
フト20上端に固定したスプリング受は板22で受け、
スプリング21の弾発力により回転シャフト20下端に
固定された回転側粉砕体12を、固定側粉砕体11に常
時圧迫させると共に、圧迫された固定側粉砕体11が容
器本体A基部2のフランジ5に常時当接するように形成
されている。
尚23は蓋板である。特に、容器本体A1回転操作体B
1粉砕器C夫々を合成樹脂材で形成することにより、香
辛料容器Y全体をより軽量なものとすることができると
共に、より安価なものとすることができるようになる。
また、回転シャフト20を金属材で形成することにより
、香辛料を粉砕する際に生じる抵抗力によって、回転シ
ャフト20自体が捩れて破損する虞れ等がないものとな
る。
本考案は以上のように構成され、一方の手で容器本体A
を掴み、他方の手で回転操作体Bを掴むと共に、特定方
向(螺旋状の粉砕歯16により粉砕されるべく香辛料が
下方に送られるような方向)に回転させ、容器本体A内
に収納された香辛料が、固定側粉砕体11の荒歯15c
と回転側粉砕体12の粉砕歯16上部とで粉砕され、更
に、この香辛料は、螺旋状の粉砕歯16によって下方に
送られると共に、粉砕大歯15a及び粉砕小歯15bと
、粉砕歯16下部とで更に細かく粉砕されて、粉砕歯1
5と粉砕歯16との隙間から下方に落下する。
従って、香辛料が収納される容器本体Aに透明部1を設
けたので容器本体A内に収納された香辛料の残量等を視
認することができ、また卓上に置いた場合のアクセント
にもなる。
更に回転側粉砕体12を略円錐台状に形成して、その外
周面に略螺旋状の粉砕歯16を適教条形成したことによ
り、香辛料がこの螺旋状の粉砕歯16によってスムーズ
に下方に送られると共に、固定側粉砕体11の粉砕歯1
5は、粉砕部14の内周壁下部に上下方向が長手方向と
なる粉砕大歯15a及び粉砕小歯15bが円周方向に交
互に配設されると共に下方にかけて拡がるように傾斜さ
れていることから、香辛料はこの粉砕大歯15aと粉砕
小歯15bの間に上下方向に多数挾まれつつ、回転側粉
砕体2の粉砕歯16と相俟って途切れることなく細かく
粉砕される効果がある。
そして、粉砕部14内周壁上部に上下方向が長手方向と
なる荒歯15cが上方にかけて拡がるように傾斜して形
成されているので、多量の香辛料が固定側粉砕体11下
部で細かく粉砕される前段階として荒く粉砕されて、徐
々に下方に送り出すことができる。
そしてまた、固転側粉砕体12と固定側粉砕体11とで
一対となる粉砕器Cが容器本体Aの下部に設けられると
共に、回転シャフト20を介して回転側粉砕体12を回
転させる回転操作体Bが、容器本体Aの上部に回転自在
に設けられ、容器本体Aに収納された香辛料を、粉砕器
Cによって粉砕するように形成したので、香辛料容器Y
内に収納される香辛料を予め粉砕しておく必要がなくな
ると共に、香辛料自体が湿気難く、その香り等が失せて
しまうことなく、香辛料としての価値を長期間に渡って
維持することができ、しかも、この香辛料の粉砕操作が
容易に行えると共に、香辛料を確実に粉砕できる。
特に、スプリング21の弾発力によって回転側粉砕体1
2を固定側粉砕体11に常時圧迫させていると共に、回
転側粉砕体12を、下方に行くに従って拡がる略円錐台
状に形成したことにより、香辛料を粉砕する際の抵抗力
が強力な場合は、スプリング21の弾発力に抗して回転
側粉砕体12が下方に逃げることができ、粉砕歯15.
16及び香辛料容器Y自体の破損等を防止できる。
以上説明したように本考案によれば、香辛料が湿気たり
、その香り等が失せてしまう等の香辛料としての価値を
減少させる虞れがなくなると共に、極めてスムーズによ
り細かく香辛料を粉砕でき、取扱いが簡単で粉砕が誰に
でも容易に行え、しかも構成が簡単で量産に適し、安価
に提供でき、また使い捨て式のものとすることができる
等の実用上極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部を切欠し
た分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は一部の拡大
底面図である。 Y・・・・・・香辛料容器、A・・・・・・容器本体、
1・・・・・・透明部、2・・・・・・基部、3・・・
・・・凸部、4・・・・・・円孔、5・・・・・・フラ
ンジ、B・・・・・・回転操作体、6・・・・・・軸筒
、7・・・・・・隔壁、8・・・・・・スプリング収納
部、9・・・・・・凹部、10・・・・・・嵌挿孔、C
・・・・・・粉砕器、11・・・・・・固定側粉砕体、
12・・・・・・回転側粉砕体、13・・・・・・蓋板
部、14・・・・・・粉砕部、15・・・・・・粉砕歯
、15a・・・・・・粉砕犬歯、15b・・・・・・粉
砕小歯、15c・・・・・・荒歯、16・・・・・・粉
砕歯、20・・・・・・回転シャフト、21・・・・・
・スプリング、22・・・・・・スプリング受は板、2
3・・・・・・蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 香辛料が収納される透明部を有する容器本体を形威し、
    容器本体下部に、外周面に略螺旋状の粉砕歯が適数条形
    成された略円錐台状の回転側粉砕体と内周面に粉砕歯を
    有する粉砕部を連設した固定側粉砕体とで一対となる粉
    砕器を設け、固定側粉砕体の粉砕歯は、粉砕部内周壁下
    部において上下方向が長手方向となる粉砕犬歯及び粉砕
    小歯が円周方向に交互に配設されると共に下方にかけて
    拡がるように傾斜しており、同内周壁上部には上下方向
    が長手方向となる荒歯が上方にかけて拡がるよう傾斜し
    て形威されており、容器本体の上部には回転シャフトを
    介して回転側粉砕体を回転させる回転操作体が回転自在
    に設けられ、容器本体に収納された香辛料を、粉砕器に
    よって粉砕するように形威したことを特徴とする粉砕器
    を有する香辛料容器。
JP15892981U 1981-10-24 1981-10-24 粉砕器を有する香辛料容器 Expired JPS6035450Y2 (ja)

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JP15892981U JPS6035450Y2 (ja) 1981-10-24 1981-10-24 粉砕器を有する香辛料容器

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Publication Number Publication Date
JPS5864241U JPS5864241U (ja) 1983-04-30
JPS6035450Y2 true JPS6035450Y2 (ja) 1985-10-22

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