JPS6035440A - 筒形ヒュ−ズ - Google Patents
筒形ヒュ−ズInfo
- Publication number
- JPS6035440A JPS6035440A JP14428983A JP14428983A JPS6035440A JP S6035440 A JPS6035440 A JP S6035440A JP 14428983 A JP14428983 A JP 14428983A JP 14428983 A JP14428983 A JP 14428983A JP S6035440 A JPS6035440 A JP S6035440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fusible body
- fusible
- fuse
- tensile force
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は筒形ヒユーズに関するものである。
従来から、ガラスや磁器などの絶縁性のヒユーズ筒内に
線状または帯状の可溶体を通し、その両端をヒユーズ筒
に嵌合の端子に接続した筒形ヒユーズが知られている。
線状または帯状の可溶体を通し、その両端をヒユーズ筒
に嵌合の端子に接続した筒形ヒユーズが知られている。
過電流に伴う発熱により可溶体が溶断する場合、過電流
の大きさによっては溶断した可溶体が四散せず、ただ単
に溶けるだけでアーク橋絡現象が続くことがある。その
場合、アーク熱による二次破壊が発生してヒユーズ筒の
破壊やそれに続く他相との短絡が生じるようなこともあ
る。
の大きさによっては溶断した可溶体が四散せず、ただ単
に溶けるだけでアーク橋絡現象が続くことがある。その
場合、アーク熱による二次破壊が発生してヒユーズ筒の
破壊やそれに続く他相との短絡が生じるようなこともあ
る。
このような不都合を防止するために、可溶体に張力をも
たせて、溶断すると直ちに溶断点を引き離すように可溶
体を常時引張るばねを設けた筒形ヒユーズが開発された
。
たせて、溶断すると直ちに溶断点を引き離すように可溶
体を常時引張るばねを設けた筒形ヒユーズが開発された
。
しかしながら、可溶体を常時引張るものであるため、長
期間の使用中には可溶体が伸びてやせの現象が起こり、
ヒユーズの溶断電流値が定格電流値よりも下がることと
なって不要動作を招くという問題があった。
期間の使用中には可溶体が伸びてやせの現象が起こり、
ヒユーズの溶断電流値が定格電流値よりも下がることと
なって不要動作を招くという問題があった。
この発明の目的は、以上のような問題に鑑み、可溶体の
やせ現象を起こすことなく溶断点の瞬時離間を実現でき
るようにすることである。
やせ現象を起こすことなく溶断点の瞬時離間を実現でき
るようにすることである。
この発明の第1の実施例を第1図および第2図に基いて
説明する。1はヒユーズ筒、2.2はヒユーズ筒1の端
部に被冠した端子、3はヒユーズ筒1内を通り両端子2
.2に接続した可溶体(線状または帯状)、4は可溶体
3の中間箇所と一方の端子2とKわたって架設固定した
形状記憶合金(例えばNi’l’i合金)製の引張部材
である。
説明する。1はヒユーズ筒、2.2はヒユーズ筒1の端
部に被冠した端子、3はヒユーズ筒1内を通り両端子2
.2に接続した可溶体(線状または帯状)、4は可溶体
3の中間箇所と一方の端子2とKわたって架設固定した
形状記憶合金(例えばNi’l’i合金)製の引張部材
である。
可溶体3自体の両端子2.2間の架設は引張力がOまた
は僅少である。引張部材4は、コイル状に構成されてい
るが、定常時(定格電流値以下の通電時および非通電時
)において非弾性であり、可溶体3には引張力を全くあ
るいは殆んど与えない状態で取付けである。
は僅少である。引張部材4は、コイル状に構成されてい
るが、定常時(定格電流値以下の通電時および非通電時
)において非弾性であり、可溶体3には引張力を全くあ
るいは殆んど与えない状態で取付けである。
過電流が流れて可溶体3の融点付近まで引張部材4が加
熱昇温されると、引張部材4は高温側で記憶されている
形状まで収縮しようとし、これによって初めて可溶体3
に引張力が加わることになる。そして可溶体3が溶断す
るとその瞬間に前記の引張力が発現され可溶体3は第2
図のように溶断点で強制的に引き離されることとなる。
熱昇温されると、引張部材4は高温側で記憶されている
形状まで収縮しようとし、これによって初めて可溶体3
に引張力が加わることになる。そして可溶体3が溶断す
るとその瞬間に前記の引張力が発現され可溶体3は第2
図のように溶断点で強制的に引き離されることとなる。
したがって溶断直後に生じるアーク弧は直ちに引き伸ば
され冷却されて消弧するため、アーク熱による二次破壊
は生じない。引張部材4を構成する形状記憶合金は一方
向性のものでよい。
され冷却されて消弧するため、アーク熱による二次破壊
は生じない。引張部材4を構成する形状記憶合金は一方
向性のものでよい。
なお、ヒユーズ筒1ftガラスなど透明体で構成してお
けば可溶体3の溶断の有無の確認が容易に行えるという
点は従来と同じである。
けば可溶体3の溶断の有無の確認が容易に行えるという
点は従来と同じである。
この発明の第2の実施例を第3図ないし第5図に基いて
説明する。この場合、一方の端子2が、可溶体3の一端
側を通す穴5を形成した中間壁6と、覗き窓を形成する
透明体7を有するものに構成されているとともに、形状
記憶合金製のうず巻コイル状の引張部材4が可溶体3の
一端と中間壁6との間に架設固定されている。この引張
部材4は、可溶体3の融点付近まで加熱昇温されたとき
、高温側で記憶されている形状まで伸長しようとするも
のである。可溶体3が溶断すると引張部材4の引張力が
発現され溶断点で可溶体3が速やかに引き離される点は
第1の実施例と同じであるが、引張部材4および溶断さ
れた可溶体3の各端部が透明体7に当接または近接する
ので溶断があったことをこの透明体7全通して知ること
ができる。
説明する。この場合、一方の端子2が、可溶体3の一端
側を通す穴5を形成した中間壁6と、覗き窓を形成する
透明体7を有するものに構成されているとともに、形状
記憶合金製のうず巻コイル状の引張部材4が可溶体3の
一端と中間壁6との間に架設固定されている。この引張
部材4は、可溶体3の融点付近まで加熱昇温されたとき
、高温側で記憶されている形状まで伸長しようとするも
のである。可溶体3が溶断すると引張部材4の引張力が
発現され溶断点で可溶体3が速やかに引き離される点は
第1の実施例と同じであるが、引張部材4および溶断さ
れた可溶体3の各端部が透明体7に当接または近接する
ので溶断があったことをこの透明体7全通して知ること
ができる。
溶断されないことの確認も透明体7を通して行える。し
たがってヒユーズ筒1として磁器などの不透明体のもの
の採用が可能である。
たがってヒユーズ筒1として磁器などの不透明体のもの
の採用が可能である。
なお、上記例れの実施例にあっても形状記憶合金製の引
張部材4の形状をコイルに限らなくてもよく、波線状、
波板状、直線状、長円リング状。
張部材4の形状をコイルに限らなくてもよく、波線状、
波板状、直線状、長円リング状。
コ字状、U字状など適当な形状に変えてよい。
以上、実施例について述べたが、この発明の筒形ヒユー
ズは、可溶体の引張部材と【−て形状記憶合金を用いる
もので、詳しくは、ヒユーズ筒内の可溶体とヒユーズ筒
の端子との間に、定常時には前記可溶体に引張力を全く
あるいは殆ど与えず可溶体の融点付近までの温度上昇に
伴って前記可溶体に引張力を与える方向に変形する形状
記憶合金製の引張部材を架設固定したものであり、次の
効果を奏する。
ズは、可溶体の引張部材と【−て形状記憶合金を用いる
もので、詳しくは、ヒユーズ筒内の可溶体とヒユーズ筒
の端子との間に、定常時には前記可溶体に引張力を全く
あるいは殆ど与えず可溶体の融点付近までの温度上昇に
伴って前記可溶体に引張力を与える方向に変形する形状
記憶合金製の引張部材を架設固定したものであり、次の
効果を奏する。
すなわち、形状記憶合金製の引張部材は定常時には可溶
体に引張力を与え々いので長期使用によっても可溶体に
やせ現象は生じず、過電流時には定格電流値において溶
断動作させることができる。
体に引張力を与え々いので長期使用によっても可溶体に
やせ現象は生じず、過電流時には定格電流値において溶
断動作させることができる。
それでいて、溶断時には引張力の発現により可溶体をそ
の溶断点で瞬時に引き離すことができ、アーク熱による
二次破壊を防止できるという効果がある。
の溶断点で瞬時に引き離すことができ、アーク熱による
二次破壊を防止できるという効果がある。
第1図はこの発明の第1の実施例の断面図、第2図はそ
の動作説明の断面図、第3図は第2の実施例の断面図、
第4図はその要部の拡大断面図、第5図はその動作説明
の断面図である。 1・・・ヒユーズ筒、2・・・端子、3・・・可溶体、
4・・・形状記憶合金製の引張部材 第1図 第 2 !、21 第 3 図 4 263 1 第 4 図 \ 第 5 図
の動作説明の断面図、第3図は第2の実施例の断面図、
第4図はその要部の拡大断面図、第5図はその動作説明
の断面図である。 1・・・ヒユーズ筒、2・・・端子、3・・・可溶体、
4・・・形状記憶合金製の引張部材 第1図 第 2 !、21 第 3 図 4 263 1 第 4 図 \ 第 5 図
Claims (1)
- ヒユーズ筒内の可溶体とヒユーズ筒の端子との間に、定
常時には前記可溶体に引張力を与えず可溶体の融点付近
までの温度上昇に伴って前記可溶体に引張力を与える方
向に変形する形状記憶合金製の引張部材を架設固定しで
ある筒形ヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14428983A JPS6035440A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 筒形ヒュ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14428983A JPS6035440A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 筒形ヒュ−ズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035440A true JPS6035440A (ja) | 1985-02-23 |
Family
ID=15358603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14428983A Pending JPS6035440A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 筒形ヒュ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07170862A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Hiroyuki Matsumura | 果樹の鉢栽培方法及びこれに使用する断熱鉢 |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP14428983A patent/JPS6035440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07170862A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Hiroyuki Matsumura | 果樹の鉢栽培方法及びこれに使用する断熱鉢 |
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