JPS6035170B2 - 滲透圧作動性液体デイスペンサ− - Google Patents

滲透圧作動性液体デイスペンサ−

Info

Publication number
JPS6035170B2
JPS6035170B2 JP55059851A JP5985180A JPS6035170B2 JP S6035170 B2 JPS6035170 B2 JP S6035170B2 JP 55059851 A JP55059851 A JP 55059851A JP 5985180 A JP5985180 A JP 5985180A JP S6035170 B2 JPS6035170 B2 JP S6035170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
dispenser
weight
osmotic pressure
solute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55059851A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5621603A (en
Inventor
ジエ−ムス・エツケンホフ
ヨニン・ゲ−ルケ
フエリツクス・ランドロウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alza Corp
Original Assignee
Alza Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alza Corp filed Critical Alza Corp
Publication of JPS5621603A publication Critical patent/JPS5621603A/ja
Publication of JPS6035170B2 publication Critical patent/JPS6035170B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/002Forward osmosis or direct osmosis
    • B01D61/0022Apparatus therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0002Galenical forms characterised by the drug release technique; Application systems commanded by energy
    • A61K9/0004Osmotic delivery systems; Sustained release driven by osmosis, thermal energy or gas
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M31/00Devices for introducing or retaining media, e.g. remedies, in cavities of the body
    • A61M31/002Devices for releasing a drug at a continuous and controlled rate for a prolonged period of time
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は惨透圧で作動する液体ディスペンサーの改良お
よび修正に関する。
本発明は本出願人による米国特許第3987790号、
同第3995631号および同第4034756号に一
般的に記載されている惨透圧で作動するディスベンサ−
の改良にある。
従って、これらの特許は関連ある従来技術と考えられ、
特にこれらの特許はミニポンプ(minipump)が
記載されている。このミニポンプの構成部品は、薬剤装
入物を保有する内部の柔軟な袋、この袋を包んでいる鯵
透圧発生に有効な熔質組成物(たとえば無機塩)の中間
層、水に対し少なくとも部分的に透過性であり、鯵透圧
発生に有効な溶質組成物の層と袋との両方を包んでいる
外側形状保持膜、袋の閉口端をシールするプラグ、およ
び袋の内部と連絡している充填/放出孔である。施用に
際しては、袋に充填ノ放出孔を経て薬剤溶液を充填し、
身体腔または身体組織内のごとき水性環境中に置く。
水がその環境から惨透圧発生に有効な熔質により、この
膜と内部の柔軟な袋との間の空間に膜を通して吸収され
る。袋は柔軟であり、膜は堅いのであるから、吸収され
た水が、袋を内側へいまり出すように働き、それによっ
て薬剤が充填/放出孔から放出される。上記構造及び操
作法のミニポンプは良好に機能を発揮するが、改良の余
地がないわけではない。
このミニポンプの2つの欠点はm惨透庄発生に有効な港
質の層が内部の袋を惨透圧的に活性な溶質の懸濁液に浸
債することにより適用されており、これは非常に労力の
かかる方法であること、および【2}熔質層の厚さの均
一性および確実性の保証が、浸債方法自体が本来変動し
易いために大規模製造で得られにくいこと、にある。第
1の欠点は製造費用および製造し易さもこ反映する。第
2の欠点は薬剤の平均放出速度、放出速度の一定性およ
び放出の持続性に影響する。本発明はこれらの欠点を克
服または減少させることに関する。本発明は、液体を入
れるのに通した内部の柔軟な袋、その袋を少なくとも部
分的に包んでいる鯵透圧発生に有効な港質組成物よりな
る中間層、鯵透圧発生に有効な熔質組成物の層を包んで
いる少なくとも1部が水に対し透過性である外側の形状
保持膜、および袋の内部からディスベンサ−の外部に伸
びている、液体を袋に充填したり、また袋から放出した
りするための孔を有する惨透圧で作動する液体ディスペ
ンサーにおいて、上記の鯵透圧発生に有効な溶質組成物
の層が、熟成形された(thrmoformep)スリ
ーブの形をしていて、水溶性で熱可塑性の重合体媒体2
5〜50重量%に、惨透圧発生に有効な溶質50〜75
重量%を分散させた分散体から形成されていることを特
徴とするディスペンサーに関する。
上記鯵透圧発生に有効な熔質と水落性で熱可塑性の重合
体媒体との相対的な量は、ディスペンサーの機能を適切
に果させるのに適した量の該海質を維持しながら、充分
な強度をもたせるのに必要な範囲を定めたものである。
もしスリーブが水溶性で熱可塑性の重合体媒体を、上記
下限より少ない量で含むと、製造工程で取扱うのに充分
な構造的一体性をもたなくなり、もし上限より多い量で
含むと、製品の全寿命に亘つて一定の放出速度で作動さ
せるのに必要な、作動で形成される溶液を飽和濃度を維
持するのに充分な惨透圧発生港質を存在させることがで
きなくなる。図面は全体的に11で示した疹透圧で作動
する液体ディスペンサーを例示している。
第1図に示されているように、ディスペンサー11の基
本的構成部品は、外側の形状保持半透過性膜12、水潟
性で熱可塑性の重合体媒体(マトリックス)中に鯵透圧
発生に有効な溶質を分散させた分散体から作られている
中間の熟成形スリーブ13、内部の柔軟な袋14、プラ
グ15、流れ調節手段16および流れ調節手段キャップ
17である。袋14は活性剤組成物18(第2図)のご
とき液体組成物を液体(fiufd)の形で入れるのに
適している。
ここで使用されている「活性剤」という語は、予定され
ている有益で有用な結果を生じさせるために施すことの
できるいずれかの化合物もしくは化合物の混合物を意味
する。活性剤としては殺虫剤、殺菌剤、殺生物剤(bi
ocide)、殺薮剤(algicide)、殺ソ剤、
殺カビ剤、殺ダニ剤、抗酸化剤、植物生長促進剤、植物
生長抑制剤、保存剤、表面活性剤、消毒剤、滅菌剤、触
媒、化学反応剤、酉奪薙髪剤、化粧品、食品、栄養剤、
食品添加剤、薬品、ビタミン、不妊剤、受胎抑制剤、受
胎促進剤、空気浄化剤、微生物弱化剤(atten雌t
or)およびその他の動物およびヒトを含む周辺、環境
および生息地に対し有益である組成物がある。
好適な態様では、この活性剤は動物または人間に投与し
たときに局処または全身に生理学的または薬理学的応答
を生じる薬品である。液体用の容器として適当であるた
めには、袋14は液体組成物に対し実質的に不透過性で
あつて、また組成物と両立しうるものでなければならな
い。「両立しうる」ということは、袋が組成物によって
、腐蝕されたり、溶解されたり、またはその他の有害な
作用を受けないものであることを意味する。さらに、組
成物が薬品である場合に、この組成物は袋によって重大
に汚染されてはならない、たとえば袋を形成している物
質から浸出しうる物質の抽出によって汚染されてはなら
ない。袋14は薄いシートに形成できるェラストマー状
組成物から作ることができる。このェラストマ−状組成
物のェラストマー性質および袋の壁の厚さは袋の外側に
力を加えたときに、内側方向に容易につぶれるようにす
べきである。このようなェラストマ−状組成物は本出願
人による米国特許第3760984号明細書第5欄4の
;ないし第7欄37行、および本出願人による米国特許
第3995631号明細書第8欄14〜32行に記載さ
れており、これらの記載を参考のためここに引用する。
袋14は細長く、一般に円筒形であり、その1端19は
閉鎖されており、反対側の端22は開□している。
その壁は23の部位で外側に向って厚くなっていて、シ
ョルダー24が形成されている。第2図から判るように
、袋14のショルダー24より下の外側部分は、スリー
ブ13で包まれており、スリーブの壁はショルダー24
の中とほぼ同じ厚さである。スリーブ13は熱成形でき
る鯵透圧発生に有効な溶質組成物から作る。
この組成物の成分は惨透圧発生に有効な熔質および水浴
性で熱可塑性の重合体媒体である。溶質の目的は周囲か
らの水分を膜12を通して袋14と膜12の内側表面と
の間の空間、すなわちスリーブ13により占領されてい
る空間に吸収することにある。溶液の形であるときに、
熔質の惨透圧は周囲の液体の惨透圧よりも顕著に高くあ
るべきである。動物により摂取されるか、または動物体
内に入れることを意図したディスペンサーでは、この溶
質溶液の惨透圧は体液の鯵透圧(約750kpa)より
大きくなければならない。スリーブ13に使用できる惨
透圧発生に有効な溶質は米国特許第3760984号明
細書第7欄38行ないし第8欄2行、および米国特許第
3995631号明細書第11欄65行ないし第12欄
3行および同第14欄20−2餅守に記載されており、
これらの記載を参考のためここに引用する。塩化ナトリ
ゥムは特に有効な鯵透圧発生溶質であり、塩化ナトリウ
ムの惨透圧は周囲環境の鯵透庄に対する放出速度の依存
性を取り除くのに十分な高さをもっている。塩化ナトリ
ウムは重合体媒体を塩折する効果をもち、従って結合剤
の影響がディスペンサーの性能に入ることはなく、そし
てディスペンサーは周囲の生理学的環境に対し、その他
の塩を含有するものよりも目立たない。重合体媒体は惨
透圧発生に有効な組成物を熱成形可能にする働きをする
。溶液中におけるその鯵透圧により、重合体媒体はまた
組成物の浸透効率にも寄与する。媒体は、鯵透圧発生に
有効な溶質が中に分散させられるマトリックスとして働
き、組成物に熱および圧力を適用すると、これを流動性
にする。好適な媒体は100000〜4000000の
範囲の分子量を有するポIJ(エチレンオキシド)40
〜7の重量%と1000〜30000の範囲の分子量を
有するポリ(エチレングリコール)30〜6の重量%と
の混合物である。このような組成物の熟成形可能な性質
は、圧縮成形、注入成形または押出成形のごとき慣用の
熱成形技法によるスリーブ13の成形を可能にする。
この理由で、スリーブ13は高度の厚さ再現性とともに
大量に基準寸法どおりに製造できる。スリーブ13が基
準寸法通りであると、ディスペンサー11の組立が単純
になる。さらにまた、袋14とスリーブ13よりなる部
分組立物は従釆技術のミニポンプの溶質被覆袋のように
もろくない。従って、この部分組立物はこれに膜12を
適用する被覆工程で損傷をこうむりにくい。惨透圧発生
に有効な漆質組成物は、港質および媒体に加えて、少量
のその他の物質、たとえば充填剤、顔料、潤滑剤および
その他の熱成形を促進する慣用の添加剤を含有していて
もよい。
スリーブ13は外側の膜12で包む。
膜12はまた袋14のショルダー24より上の部分の外
部を覆い、そこに液体のもれないシールを形成する。膜
12の少なくとも1部分は水透過性である。膜12は惨
透庄発生に有効な溶質組成物に対し不透過性である。膜
12はまた形状保持性である、すなわちこれはスリーブ
13の熔質により吸収された水により、その内側表面と
袋14の外側との間の空間に生じる静水圧により実質的
に変形しないほど十分に堅い。膜12の厚さおよび組成
はスリーブ13の溶質により、ここを通って吸収される
水の速度に影響する。このような膜およびこの膜の形成
に使用できる組成物としては、酢酸セルロース、酢酸セ
ルロースブチレートおよび米国特許第3760984号
明細書第4欄53行ないし第5欄3餅守、および米国特
許第3995631号明細書第7欄4のiないし第8欄
13守に記載されているものを包含する。これらの記載
は参考のためここに引用する。プラグ15は袋14の開
口端22に合せる。
プラグ15は一般に円柱形であり、袋14のショルダー
24より上の厚い部分とほぼ同じ長さである。プラグ1
5の外側は袋14の内側表面部と接触して液体の漏れな
いシールを形成する。プラグ15は軸状の中心孔(肋r
e)25を有し、この孔はプラグを貫通して伸びている
。孔25は袋14に活性剤組成物18を充填するために
袋の内部に通じている。孔25はまた流れ調節手段16
を受けるのに用いられる。プラグ15はその内側(底)
端27に半球形の凹所26を有する。端27のこのよう
な凹所貝0ちくぼみの存在は袋14に組成物18を充填
した場合に、袋14に空気が入り込む可能性を減じる。
従来技術のミニポンプでは、このプラグが一般に円柱形
で、その内端が90oの角度で袋の壁と結合していた。
袋を充填している間に、液体はその高い表面張力の故に
袋の壁の頂上部付近にはじまり充填/排出孔まで続く湾
曲した表面を形成する自然の傾向を有する。この湾曲は
袋の壁とプラグとの交差部分にエアーポケットを生じさ
せる。プラグ15は充填処理中に薬剤組成物の表面張力
によって生じる湾曲に実質的に見合う半球形の凹形底面
を有する。この形状が空気取込みにより充填できないデ
ィスペンサーの容量を約15%から2%ないし3%より
少な〈まで減じる。プラグ15は柔軟な袋14の形成に
使用する物質と同じ材料から作ることができる。しかし
、プラグ15の形状は実質的に不榛性であるべきである
。流れ調節手段(flowmoderator)16は
袋14の内部からディスペンサー11の外部への通路を
与え、それによって組成物18がディスペンサー11か
ら放出される。
流れ調節手段16は堅い円筒状管28の形の導管とドー
ム形ヘッド29よりなる。管28とヘッド29とは適当
なプラスチックまたは金属から製造できる。ヘッド29
は管28のねじ付き端33を受け入れる麹状のねじ付き
孔32を有する。第1および第2図に示されているよう
に、端33はヘッド29の球形表面から外側へ伸びてお
り、ディスペンサー11が組成物18を離れた場所に施
すのに使用される場合に外部のカテーテル管(図示され
ていない)に結合させる部位を与えるようになっている
。管28の外径は管28を孔25を経て袋14中に、孔
25内に管28がきちんと適合して差し込めるように、
孔25の直径と大体同じであり、かくしてプラグ15と
の実質的に液体漏れのないシールが形成される。管28
の長さは袋14の内部の総寸法、すなわち袋の端9の内
端からプラグ15の端27までの長さの少なくとも約5
0%まで袋14の中へ伸びるような長さである。管28
はこの縦方向寸法の実質的に全体ではあるが完全ではな
い(すなわち85%〜95%)部分にわたって伸びてい
るのが好ましい。管28の内径は管28を経る組成物1
8の実質的な拡散流が起きないように、管28の長さと
相互に関連している。実際に、管28は組成物18の流
れに対する抵孔性を備える毛細管で、それによってディ
スペンサー11の出口孔からの組成物18の大部分の損
失が減じられるか、または防止される。ヘッド29はプ
ラグ15の外径より僅かに大きい直径を有する。第2図
から判るように、ヘッド29の平らな側をプラグ15の
頂上部に対し適合させる。ディスペンサー11にはプラ
グ15の孔25を経て液体18を充填できる。
たとえば、液体を満した注射器の針を孔25に通して差
し入れ、注射器の内容物を袋14に入れる。予め定めら
れた放出速度を確実にうるために、袋14に液体18を
完全に満すことが望ましい。袋を満たした後に、流れ調
節手段16の管28を第2図に示されている位置まで孔
26を通して差し込む。前記したように、管28は毛細
管として作用し、またディスペンサーを実質的に動かし
たり、または上下を逆にしても、ディスペンサーから液
体18が矢なわれるのを抑止する。ディスペンサー11
は次の仕方で作動する。体内月空または身体組織内のご
とき水性環境においたならば、周囲環境からの水が膜1
2を通してスリーブ13の溶質により、この溶質の惨透
活性並びに膜12の惨透性反射効率(osmotjc
reflectioncoeffcient)、組成、
厚さおよび面積により予め定められた速度で吸収される
。吸収された水は膜12の内面と袋14の外側との間の
空間(初期には、この空間はスリーブ13により占有さ
れている)の容積を増加させる。膜12はまた形状保持
性であるから、吸収された水が袋14の外部に対し静水
圧を生じ、袋14を内側方向にいまり出すように働く。
このいまり出す働きが液体18を管28を経てディスベ
ンサ−の外へ押し出す。前記したように、液体18は活
性剤組成物であってもよい。
このような場合には、ディスペンサー11は、勿論活性
剤を直接放出するであろう。別の方式として、液体18
は不活性であってもよく、この場合のディスペンサーは
単純に暦換えポンプとして使用できる。この別の方式で
は、勿論ディスペンサーは、放出される液体(活性剤)
の貯蔵器に良く知られている手段により適当に相互結合
され、不活性液体が予め定められた場所の貯蔵器からの
液体と、その液体を望みの投与場所へ送るように置換わ
るようにされなければならないであろう。このような別
方式は放出される液体が袋14と不適合である場合に特
に有用である。流れ調節手段キャップ17はディスペン
サー11を外部のカテーテル管と連結せずに使用する場
合に、管28の突出端33を覆うのに使用できる。キャ
ップ17は三日月形で、管28の端33を受け入れる軸
方向のねじ付き孔34を有する。その孔の下側の凹所3
5の曲率はヘッド29の頂部表面の凸状曲率と一致して
いて、35は29にぴったりはまる(第2図)。キャッ
プ17の外径は膜12の外径と同じである。従って、キ
ャップ17の半球形外面は、膜12の外側表面と一直線
上にある滑めらかな鈍い表面を与える。ディスペンサー
11の構成部品は次のようにして作り、組立てることが
できる。
袋14およびスリーブ13は、公知技術によりたとえば
注入成形によるなどして熟成形する。袋−スリーブ部分
組立物は使用された材質により溶材または接着剤結合を
用いてつくることができる。袋14とスリーブ13を溶
剤で結合させることができる場合には、袋14を共通の
溶剤中に浸し、次にスリーフ13中に差し込む。接着剤
結合により部分組立てを行なう場合には、袋14を適当
な接着剤に濠し、次にスリーブ13中に差し込む。膜1
2はこの袋−スリ−ブ部分組立物に、米国特許第398
779び号明細書第4欄63行に教示されているような
膜材溶液中に袋−スリーブ部分組立物を浸すことにより
適用できる。
或はまた、膜12はパンコーティングおよび流動化スプ
レーコ−ティングのごとき慣用の被覆装置および技術を
使用して、この部分組立物上に被覆できる。次例は前記
したディスペンサーおよびその製造をさらに説明しよう
とするものである。
この例は本発明をいかなる点でも制限しようとするもの
ではない。例 円柱形可孫性袋(長さ2.50cの、内径4.01柳お
よび外径4.62脚)をェラストマー状スチレンーブタ
ジェン共重合体(kraton2104の登録商標名で
市販されている)を用いて176℃、3.5×1ぴkP
aで射出成形する。
鯵透性スリーブは各ディスペンサーについて次のとおり
に作る。
成分〔NaCそ64.5重量%、分子量600000の
ポリ(酸化エチレン)2広重量%、分子量20000の
ポリ(エチレングリコール)15重量%、およびコロイ
ド状Si02(商標名Cabosil で市販されてい
る)0.5重量%〕をホバートミキサーに加え、20分
間低速で混合する。均質な粉末配合物を〜仇rg射出成
形機に自然落下で供給しうる0.6cm錠剤形に圧縮成
形する。この錠剤を用いて149do、6.5×1びk
Paで射出成形により鯵透性スリーブ(長さ2.21c
の、内径4.87肋および外径5.89帆)を形成した
。前記スチレンブタジェン共重合体から円柱形プラグを
射出成形した。
このプラグは長さ0.5cmで、外径4.1肌を有し、
そしてその下部表面は1.37豚の深さまで半球形にく
ぼんでいた。各プラグはその全長を通じて、中心に0.
76肋直径の軸方向の孔をもっていた。円筒形可操性袋
を前記スチレンーブタジェン共重合体の15重量%シク
ロヘキサン溶液に浸し、次に鯵透・性スリーブに差し込
んだ、プラグの湾曲した表面を前記共重合体の15重量
%シクロヘキサン溶液の粘着性液滴で被覆し、プラグを
各袋の開口端に差し込む。
各プラグの孔に22ゲージの針を差し込み、プラグ付き
袋を40o0のオーブン中に2時間入れた。このディス
ペンサーに外側半透過性膜を Wumterコーターで被覆することにより適用した。
この膜はセルロースアセテートブチレート(登録各Ea
stmanKodak381−2で市販されている)の
4重量%塩化メチレンである。被覆は0.38側の厚さ
で適用する。ディスペンサーを次に5500で約5−1
0日間オープン乾燥した。各ディスペンサー用の流れ調
節手段は次のようにして作った。
21ゲージ針材を2.36肌の長さに切る。
管の円周に、各管の1末端から0.3側の等間隔で1封
固の溝をその長さ方向に沿って作る。溝は管の1端から
始まり4.3柳の距離に亘つて形成された。管のみぞ付
き末端から3柵の長さのみぞ付き部位にスチレンアクリ
ロニトリル共重合体により成形してつくったキャップを
差し込んだ。このキャップは直径5.6肋の半球形で直
径0.8肌の孔をもっていた。半球形の外ぶたは外径が
6.5帆で、長さは4.3側であり、1.3側の深さま
で半球形にくぼんだ底を有し、外ぶたの長手方向に0.
8肋直径の孔が通っており、エチレン−酢酸ビニル共重
合体から射出成形された。この外ぶたを管の3柳のみぞ
付き伸長部分上にプレスした。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のディスペンサーの1実施態様の正面
分解断面図、第2図は、第1図のディスペンサーの核大
断面図、第3図は第2図の線3−3に沿って取った第1
図のディスペンサーの断面図である。 12・・・・・・半透膜、13・・・・・・スリーブ、
14……袋、15・・・・・・プラグ、16・・・・・
・流れ調節手段、17・・・・・・キャップ、18・・
・・・・活性剤組成物、24・・・…肩、25・・・・
・・孔、26・・・・・・凹所、28・・・・・・管、
29……ヘッド、32……孔。 FIG,l FIG.2 FIG.3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体を入れるのに適した内部の柔軟な袋と、この袋
    を少なくとも部分に包んでいる滲透圧発生に有効な溶質
    組成物よりなる中間層と、該滲透圧発生に有効な溶質組
    成物の層を包んでいる、少なくとも部分的に水透過性で
    ある外側の形状保持膜と、前記袋の内部からデイスペン
    サーの外部にまで伸びている孔で、それを通して液体を
    前記袋に充填し、そしてその袋から放出できる孔とを有
    する滲透圧で作動する液体デイスペンサーにおいて、上
    記滲透圧発生に有効な溶質組成物の層が、水溶性で熱可
    塑性の重合体媒体25〜50重量%に、前記滲透圧発生
    に有効な溶質を50〜75重量%分散させた分散体より
    なる熱成形されたスリーブの形をしていることを特徴と
    する滲透圧作動性液体デイスペンサー。 2 滲透圧発生に有効な溶質が分散体の60〜70重量
    %を構成し、そして重合体媒体が分散体の30〜40重
    量%を構成することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    のデイスペンサー。 3 重合体媒体が、100000〜4000000の範
    囲の分子量を有するポリ(エチレンオキシド)40〜7
    0重量%と、1000〜30000の範囲の分子量を有
    するポリ(エチレングリコール)30〜60重量%より
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項のデイスペ
    ンサー。 4 滲透圧発生に有効な溶質が塩化ナトリウムであり、
    そして媒体が分子量約600000のポリ(エチレンオ
    キシド)と分子量約20000のポリ(エチレングリコ
    ール)との混合物およびコロイド状二酸化ケイ素よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項のデイスペン
    サー。
JP55059851A 1979-05-07 1980-05-06 滲透圧作動性液体デイスペンサ− Expired JPS6035170B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3681579A 1979-05-07 1979-05-07
US36815 1998-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621603A JPS5621603A (en) 1981-02-28
JPS6035170B2 true JPS6035170B2 (ja) 1985-08-13

Family

ID=21890805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55059851A Expired JPS6035170B2 (ja) 1979-05-07 1980-05-06 滲透圧作動性液体デイスペンサ−

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JPS6035170B2 (ja)
CA (1) CA1142831A (ja)
CH (1) CH645069A5 (ja)
DE (1) DE3017342A1 (ja)
FR (1) FR2455915B1 (ja)
GB (1) GB2048710B (ja)
IT (1) IT1131458B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4300558A (en) * 1980-07-18 1981-11-17 Alza Corporation Self-driven fluid dispenser
JPH0268207A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重高速ラジアルタイヤ
FR2682090B1 (fr) * 1991-10-03 1993-12-31 Holzstoff Holding Sa Systeme-reservoir pour diffusion prolongee d'un principe actif.
ZA981610B (en) * 1997-03-24 1999-08-26 Alza Corp Self adjustable exit port.
CA2683185A1 (en) * 2000-02-04 2001-08-09 Durect Corporation Osmotically-driven fluid dispenser and coating composition
GB0212305D0 (en) * 2002-05-28 2002-07-10 Barker John Controlled dosing device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1503116A (en) * 1975-07-28 1978-03-08 Alza Corp Sustained release drug delivery devices
US3987790A (en) * 1975-10-01 1976-10-26 Alza Corporation Osmotically driven fluid dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5621603A (en) 1981-02-28
GB2048710A (en) 1980-12-17
GB2048710B (en) 1983-03-09
FR2455915A1 (fr) 1980-12-05
FR2455915B1 (fr) 1988-07-01
IT8021875A0 (it) 1980-05-07
DE3017342A1 (de) 1980-11-27
CH645069A5 (de) 1984-09-14
CA1142831A (en) 1983-03-15
IT1131458B (it) 1986-06-25
DE3017342C2 (ja) 1989-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4320758A (en) Osmotically driven fluid dispenser
US4976966A (en) Delayed release osmotically driven fluid dispenser
US3987790A (en) Osmotically driven fluid dispenser
US4300558A (en) Self-driven fluid dispenser
US4350271A (en) Water absorbing fluid dispenser
US4235236A (en) Device for dispensing drug by combined diffusional and osmotic operations
US4627850A (en) Osmotic capsule
US4340054A (en) Dispenser for delivering fluids and solids
EP0040457B1 (en) Agent dispenser with microporous releasing diffusor
US4203441A (en) Osmotically triggered device with gas generating means
KR100600462B1 (ko) 삼투 전달 시스템 플러그, 삼투 전달 시스템, 삼투 약제 전달 시스템으로부터 이로운 약제의 전달율을 제어하는 방법, 및 삼투 전달 시스템의 반투과체를 통한 액체 투과율을 변화시키는 방법
US4034756A (en) Osmotically driven fluid dispenser
KR0176724B1 (ko) 액상 약물 전달용 삼투 투약 시스템
US4265874A (en) Method of delivering drug with aid of effervescent activity generated in environment of use
US5223266A (en) Long-term delivery device with early startup
US5198229A (en) Self-retaining gastrointestinal delivery device
US7182227B2 (en) Aerosol delivery system
US4663148A (en) Dispenser comprising telescopically engaging members
US4663149A (en) Dispenser comprising inner and outer walls functioning as cooperative unit
NO314223B1 (no) Osmotisk system for avgivelse av fluidsensitivt somatotropin til bovine dyr
IE45908B1 (en) Improvements in and relating to osmotic dispensers
US5871770A (en) Implantable system for delivery of fluid-sensitive agents to animals
JPS63101315A (ja) 熱反応性組成物の投与装置
US4743247A (en) Process for manufacturing dosage form
GB2206046A (en) Multi-unit drug delivery system