JPS6035079B2 - 電子楽器の自動演奏装置 - Google Patents

電子楽器の自動演奏装置

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JPS6035079B2
JPS6035079B2 JP53006981A JP698178A JPS6035079B2 JP S6035079 B2 JPS6035079 B2 JP S6035079B2 JP 53006981 A JP53006981 A JP 53006981A JP 698178 A JP698178 A JP 698178A JP S6035079 B2 JPS6035079 B2 JP S6035079B2
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transistor
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time
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JP53006981A
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昭 中田
栄一郎 青木
昭義 大矢
隆俊 奥村
泰次 内山
栄一 山賀
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子楽器のパネルボード上に設けられた自動
演奏速度設定スイッチの投入設定状態に応じて、自動演
奏用のェンベロープ波形を制御する様にした電子楽器の
自動演奏装置に関するものである。
従来の電子楽器においては、遠い速度の自動演奏(例え
ば18分音符系のアルベジオ演奏)を行う場合でも遅い
速度の自動演奏(例えば8分音符系のアルベジオ演奏)
を行う場合でも、同一のェンベロープ波形を自動演奏用
の楽音波形に付与して自動演奏音(アルベジオ音)を形
成している。
従って、速い速度の自動演奏を行う場合には現在発音さ
ている自動演奏音(アルベジオ音)の立下り部分と次に
発音される自動演奏音(アルベジオ音)の立上がり部分
とが、互いに非常に接近したり重なり合う事がある。従
って、電子楽器から発音される各自勤演奏音の歯切れが
悪くなったり、最悪の場合には自動演奏音が連続して発
音されるという不都合があった。この発明はかかる従来
の電子楽器の自動演奏装層の欠点に鑑みなされたもので
、電子楽器のパネルボード上に設けられた自動伴奏や自
動アルベジオの自動演奏を行ためのファンクションスイ
ッチ群のうちの自動演奏速度切換スイッチの投入設定状
態にじて、自動演奏用ェンベロープ波形の波形形状を変
化させる事が可能な電子楽器の自動演奏装置を提供する
ことを目的とする。
この発明の電子楽器の自動演奏装置は、上記自動演奏速
度設定スイッチの出力信号に応じてェンベロープ波形発
生回路のコンデンサの充電時定数及び/又は放電時定数
が変化する様に構成されており、これによって異なる波
形形状のェンベロープ波形が出力される。
以下添付の面に示す実施例により更に詳細にこの発明に
ついて説明する。
第1図はこの発明の1実施例を示すものである。
ビート信号BEATは一方においてインバーターを介し
て電界効果型トランジスタTR1(以下トランジスタT
RIと略称する)のゲート端子に入力され、他方におい
て電界効果型トランジスタTR2(以下トランジスタT
R2と略称する)のゲート端子に接続されている。トラ
ンジスタTRIのドレィン端子は抵抗RIを介してアー
スされ、トランジスタTR2のドレィン端子は抵抗R2
を介してアースされている。トランジスタTRIのソー
ス端子とトランジスタTR2のソース端子は互いに接続
されており、更にその接続線7は電界効果型トランジス
タTR4(以後トランジスタTR4と略称する)のドレ
ィン端子及びコンデンサ4の第1の端子a及び電圧制御
型増幅器13の制御電圧入力端子IVに入力されている
。トランジスタTR4のソース端子は定電圧Voo(一
15ボルト)に接続され、コンデンサ4の第2の端子b
はアースされている。トランジスタTR4のゲート端子
には遅延フリップフロップ2の出力端子Qが接続されて
いる。また、遅延フリップフロツプ2の入力端子Dは電
界効果型トランジスタTR3(以後トランジスタTR3
と略称する)のドレイン端子とコンデンサ5の一端と抵
抗6の一端に接続されている。コンデンサ5と抵抗6の
それぞれの他端は互いに定電圧VoD(一15ボルト)
に接続さている。またトランジスタTR3のゲート端子
には立上り微分回路8を介して自動アルベジオ信号AR
Pが入力されており、更にトランジスタTR3のソース
端子は定電圧Voo(一15ボルト)に接続されている
。立上り微分回路8はアンド回路9と遅延フリップフロ
ップ10で第1図に示す様に構成されている。ここで、
遅延フリップフロップ2,8は、パレスぐCが入力され
ると入力端子Dに入力されている信号を取込みパレス◇
Dが入力されると取り込んだ信号を出力端子Qから出力
する様に構成されている。パルス?CとめDは第2図に
示す様にパレス幅48仏sec、周期96一secで互
いに48仏secの位相差を有している。従って、遅延
フリツプフロツプ2,10は48山sec遅延して作動
するものである。また、連動型スイッチSW1,SWI
′及び連動型スイッチSW2,SW2′が設けられてお
り、スイッチSW1,スイッチSW2の可動接点には第
1アルベジオ用楽音波形AMWIが入力され、スイッチ
SW′、SW2′の可動接点には第2のアルベジオ用楽
音波形AMW2が入力されている。
ここで、連動型スイッチSW1,SW2′とは、スイッ
チSWIを投入設定するとスイッチSWI′もスイッチ
SWIの動作に応じて投入設定され、更にスイッチSW
Iを開放するとスイッチSWI′もスイッチSWIの動
作に応じて開放される様な2個のスイッチを言う。連動
型スイッチSW2、SW2′も連動型スイッチSWI,
SWI′と全く同様のものである。スイッチSWIの固
定接点はピアノ用音色フィル夕11の入力端子AIに接
続され、スイッチSW2の固定接点はハープ用・音色フ
ィル夕12の入力端子A3に接続され、スイッチSWI
′の固定接点はピアノ用・音色フィル夕11の入力端子
A2に接続され、スイッチSW2′はハープ用・音色フ
ィル夕12の入力端子A4に接続されている。ピアノ用
・音色フィルター1の出力端子01とハープ用音色フィ
ルター2の出力カウンタ02は互いに接続されて、電圧
制御型増幅器13の入力端子BIに接続されている。電
圧制御型増幅器13の出力端子03は可変抵抗14の一
端に接続され、その他端はアースされている。また、抵
抗14から引出されている出力線15は図示しないサウ
ンドシステムに接続さえている。ここで、ビート信号B
EATは、電子楽器のパネルボード上に設けられた多数
のファンクションスイッチ群(例えば、電子楽器の自動
演奏機能を作動させるためのスイッチ等をいう)のうち
アルベジオ速度設定スイッチの投入設定状態によって次
に様に定められる信号である。
即ち、自動アルベジオ演奏には8分音符系のアルベジオ
演奏と16分音符系のアルベジオ演奏があり、アルベジ
オ速度設定スイッチによって8分音符系の自動アルベジ
オ演奏が選択された場合にはビート信号BEATは論理
値‘1”であり、アルベジオ速度設定スイッチによって
16分音符系のアルベジオ演奏が選択された場合にはビ
ート信号BEATは論理値“0”となる。8分音符系の
自動アルベジオ演奏が選択されビート信号BEATが論
理値“1”の場合は、上記実施例は次の様に動作する。
この論理値“1”(ビート信号BEAT)はインバータ
ーで論理値‘‘0”に反転されてトランジスタTRIの
ゲート端子に入力される。従って、トランジスタTRI
は遮断状態を保持する。また、この論理値“1”(ピー
ト信号BEAT)はトランジスタTR2のゲート端子に
入力されるため、トランジスタTR2が導適状態を保持
する。抵抗RIとトランジスタTRIの回路及び抵抗R
2とトランジスタTR2の回路はそぞれコンデンサ4の
放電回路を構成している。上記した様に、8分音符系の
自動アルベジオ演奏が選択されビート信号BEATが論
理“1”の場合には抵抗R2とトランジスタTR2の放
電回路が作動する。1筋ン音符系のァルベジオ演奏が選
択され‐ト信号BEATが論理値“0”の場合は、この
論理“0”は、一方においてインバーターで論理値“1
”に反転されてトランジスタTRIのゲート端子に入力
され他方において直接トランジスタTR2のゲート端子
に入力される。
従って、この場合にはトランジスタTRIが導適状態を
保持し、トランジスタTR2は遮断状態を保持する。従
って、1粉ご音符系の自動ァルベジオ演奏が選択された
場合には抵抗RIとトランジスタTRIの放電回路が作
動する。また、抵抗RIと抵抗R2の抵抗値は「R2の
抵抗値」>(RIの抵抗値)の関係にあり(例えばRI
=10KQ、R2=20KQ)、コンデンサ4の放電時
間に差(周知の様にRC直列回路のコンデンサCの放電
時定数は1/RCとなる。
)がつくように構成されている。また、自動アルベジオ
信号ARPは、図示しない電子楽器のパターンジェネレ
ータから自動アルベジオ発音タイミング毎に出力される
信号で相当長い周期及びパルス幅を有している。
また、2つのアルベジオ用楽音波形AMWIとAMWI
とAMW2は、適宜の周波数比(例えば1:2の周波数
比を有する)の楽音波形で形成されているもので、例え
ば楽音波形AMWIは8フィート、楽音波形AMW2は
4フィートに相当するものである。
また、ピアノ用波形合成・音色フィル夕11は入力端子
AI,A2に入力されている2つの信号を合成してフィ
ル夕にかけピアノの音色の楽音波形を形成するものであ
る。また、ハープ用波形合成・音色フィルター2は入力
端子A3,A4に入力される2つの信号を合成してフィ
ル外こかけハープの音色の楽音波形を形成するものであ
る。電圧制御型増幅器13は、制御電圧入力端子IVに
入力される電圧波形に応じて、入力端子BIに入力され
る楽音波形AMWを適宜にェンベロー制御して出力する
ものである。
以上の構成を有するこの発明の実施例の作用及び効果に
ついて次に説明する。
今、アルベジオ発音タイミング以外の時間であるとする
と、第3図Aの時刻t。
に示す様に自動アルベジオ信号ARPは論理値“0”に
なっている。この論理値“0”は遅延フリップフロップ
10の入力端子Dとアンド回路9の第2の入力端子とに
入力されている。従って、遅延フリップフロップ10の
出力端子Qは第3図Bに示す様に時刻t。で論理値“1
”を出力し、この論理値“1”がアンド回路9の第1の
入力端子に入力される。しかし、上記した様にアンド回
路9の第2の入力端子には自動アルベジオ信号ARP(
論理値“0”)が入力されているため、アンド回路9の
アンド条件は成立せずアンド回路9は第3図Cに示す様
に時刻t。において論理値“0”を出力する。従って、
時刻t。においてトランジスタTR3のゲート端子には
論理値“0”が入力されトランジスタTR3はオフの状
態を保持している。従って、トランジスタTR3のドレ
ィン端子は抵抗6を介してアース電位に保持されており
、第3図Dに示す様に遅延フリップフロップ2の入力端
子Dには論理値“0”が入力されていることになる。従
って、遅延フリップフロツプ2の出力端子Qは第3図E
に示す様に時刻t。において論理値“0”を出力してお
り、この論理値“0”がトランジスタTR4のゲート端
子に入力されるため、トランジスタTR4はオフの状態
を保持している。従って、コンデンサ4の端子aは、抵
抗RIとトランジスタTRIの放電回路又は抵抗R2と
トランジスタTR2の放電回路のいずれか一方を介して
、第3図G,日に示す様に時刻t。におし、てアース電
位に保持されている。時刻tlになってアルベジオ発音
タイミングになり自動アルベジオ信号ARPが論理値“
1”になると、この論理値“1”がアンド回路9の第2
の入力端子に入力される。
同時に、遅延フリップフロップ10の入力端子Dにも自
動アルベジオ信号4RPの論理値“1”が入力されるが
、前記した様に遅延フリップフロップ10は48仏se
c遅延して作動するため、遅延フリップフロツプ10の
出力端子Qは第3図Bに示す様に時刻tlから48仏s
ec遅延した時刻t3まで論理値“1”を出力し続ける
。従って、時刻tlからt3の48仏Sec間アンド回
路9のアンド回路9のアンド条件が成立して、アンド回
路9はこの期間論理値“1”を出力る。即ち、遅延フリ
ツプフロツプ10とアンド回路9から成る立上り微分回
路8が自動アルベジオ信号ARPが論理値“0” から
“1”に立ち上るのをとらえ、これを立ち上り微分して
パルス(パルス幅48rsec)を1つ発生するのであ
る。時刻tlにおいてアンド回路9から論理値“1’’
が出力されるとトランジスタTR3がオンの状態になり
、このトランジスタTR3を介してコンデンサ5の一端
に定電圧VoD(一15ボルト)がEO力ロされる。
コンデンサ5の池端はされているため時刻tlにおいて
コンデンサ5の充電が開始され、第3図Dに示す様に遅
延フリップフロップ2の入力端子Dの入力電圧はアース
電位から電圧VoD(一15ボルト)に急激に変化する
。第3図Dに示す様に時刻t2になって、遅延フリップ
フロツプ2の入力端子Dの入力電圧が、遅延フリップフ
ロップ2のスレツシュホールド電圧Vthをこえると、
第3図Eに示す様に時刻t2から48仏sec経過した
時刻t2′において遅延フリップフロツプ2の出力端子
Qは論理値“1”を出力する。また、時刻t3において
第3図Cに示す様にアンド回路9が論理値“0”を出力
するとトランジスタTR3がオフの状態になり、これに
よってコンデンサ5に充電された電荷が抵抗5を介して
放電される。従って、遅延フリップフロップ2の入力端
子Dの入力電圧は電圧Voo(一15ボルト)からアー
ス電位に向って徐々に変化し、第3図Dに示す様に時刻
t4において該入力電圧が遅延フリップフロップ2の入
力端子Dのスレッシュホールド電圧Vm以下の値になる
と、第3図Eに示す様に時刻t4から48舷sec経過
した時刻t4′において遅延フリツプフロップ2の出力
端子Qは論理値“0”を出力する。トランジスタTR4
は第3図Fに示す様に時刻t2′からt4′の間遅延フ
リツプフロツプ2の出力端子Qから出力される論理値“
1”をそのゲート端子に受けて、時刻t2′からt4′
の間オン状態を保持する。
時刻t2′においてトランジスタTR4がオンの状態に
なると、コンデンサ4の端子aに定電圧Voo(一15
ボルト)が印加されコンデンサ4が充電されるため、第
3図G,日に示す様にコンデンサ4の端子aの電圧はア
ース電位から定電圧VoD(一15ボルト)に瞬時のう
ちに変化する。
時刻t4′においてトランジスタTR4がオフの状態に
なると、抵抗RIとトランジスタTRIの放電回路又は
抵抗R2とトランジスタTR2の放電回路のちいずれか
一方を介してコンデンサ4に充電された電荷が放電され
る。従って、コンデンサ4の端子aの電位は徐々に上昇
する。前記した様に、8分音符系のアルベジオ演奏が選
択されている場合には抵抗R2とトランジスタTR2の
充電回路が作動し、16分音符系のアルベジオ演奏が選
択されている場合には抵抗RIとトランジスタTRIの
放電回路が作動する。
ここで、前記した様に「R2の抵抗値」>rRIの抵抗
値」の関係があるため、上記2つの放電回路ではコンデ
ンサ4に充電された電荷の放電時間に大きな差が生じる
(時定数:1/「RIの抵抗R値」・「C4の容量」と
時定数;1/「R2の抵抗R値」・「C4の容量」の差
による)。即ち、コンデンサ4の端子aの電圧の時間変
化は、第3図Gに示す様に16分系のァルベジオ演奏が
選択された場合は抵抗RIとトランジスタTRIの放電
回路が作動するため期間TIで急激に上昇し、第3図印
こ示す様に8分系のアルベジオ演奏が選択された場合は
抵抗R2とトランジスタTR2の放電回路が作動するた
め期間T2で比較的ゆるやかに上降する。従って、18
分音符系の自動アルベジオ演奏が選択された場合には第
3図Gに示す立ち下りの急激な波形がアルベジオ用のェ
ンベローブ波形EVとして電圧制御型増幅器13の制御
電圧入力端子IVに入力され、8分音符系の自動アルベ
ジオ演奏が選択された場合には第3図印こ示す立ち下り
の比較的ゆるやかな波形がアルベジオ用のヱンベロープ
波形EVとして電圧制御型増幅器13の制御電圧入力端
子IV‘こ入力される。第1図において、連動型スイッ
チSW1,SWI′が投入設定されている場合には、ア
ルベジオ用楽音波形AMW1(8フィート)とAMW2
(4フィート)とがピアノ用波形合成音色フィルター1
の入力端子AIとA2とにそれぞれ入力される。ピアノ
用波形合成・音色フィル夕は周波数の異なる2つのアル
ベジオ用楽音波形AMWIとAMW2を受けて、両者を
適宜合成した後フィル夕にかけピアノの音色を有する楽
音波形AMWをその出力端子01から出力する。電圧制
御型増幅器13はこの楽音波形AMWを入力端子BIで
受け、これに制御電圧入力端子IVに入力されているェ
ンベロープ波形EV‘こ従って音量ェンベロープを付与
した後、出力端子03からピアノ用アルベジオ楽音波形
AMW′として出力する。このピアノ用アルベジオ楽音
波形AMW′は抵抗1 4を介して図示しないサウンド
システムに入力され、ピアノ音色の自動アルベジオ音と
して発音される。同様に運動型スイッチSW2,SW2
′が投入設定されている場合には、ハープ用・音色フィ
ルター2を介してハープの音色を有する楽音波形AMW
がその出力端子02から出される。電圧制御型増幅器1
3は、この楽音波形AMWを入力端子BIで受け、これ
に制御電圧入力端子IVに入力されているェンベロープ
波形EVに従って音量ェンベロープを付与した後、出力
端子03からハープ用アルベジオ楽音波形AMW′を出
力する。このハープ用アルベジオ楽音波形NMW′は抵
抗1 4を介して図示しないサウンドシステムに入力さ
れ、ハープ音色の自動アルベジオ音として発音される。
以上の説明から明らかな様にこの発明によれば、電子楽
器のパネルボード上に設けられた自動演奏速度設定スイ
ッチの投入設定状態に応じて、異なる波形形状の自動演
奏音量ェンベロープ制御用のェンベロープ波形を得るこ
とができる。
即ち、遠い速度の自動演奏を行う場合には立ち下りの速
いェンベロープ波形を得ることができ、遅い速度の自動
演奏を行う場合には▽ち下りのゆるやかなェンベロープ
波形を得ることができる。従って、速い速度の自動演奏
を行う場合、従来の様に各自動演奏音の歯切れが悪くな
る等の欠点が改善され、電子楽器の性能が著しく向上す
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図に示した実施例で使用されている遅延フリップフロ
ップを駆動するためのパルスを示す波形図、第3図は第
1図に示した実施例の動作状態を示すタイミングチャー
トである。 1…インバータ、4,5…コンデンサ、2,10・・・
遅延フリップフロップ、6,R1,R2・・・抵抗、8
・・・立ち上り微分回路、9・・・アンド回路、11・
・・ピアノ・音色フィル夕、12・・・ハープ・音色フ
ィル夕、13・・・電圧制御型増幅器、TRI〜TR4
・・・電界効果型トランジスタ、V。 o・・・定電圧(一15ボルト)。第2図 第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動演奏の速度を複数の音符系(テンポ)に対応し
    て切換設定する自動演奏速度設定回路と、上記自動演奏
    速度設定回路の設定状態に応じた発音タイミング信号を
    発生するパターンジエネレータと、上記発音タイミング
    信号の発生毎に立上り、上記自動演奏速度設定回路で設
    定された音符系に応じた立下り時間を有するエンベロー
    プ波形を発生するエンベロープ波形発生回路と、上記エ
    ンベロープ波形に基づき自動演奏音の音量エンベロープ
    を制御る音量制御回路と、を備えてなる電子楽器の自動
    演奏装置。 2 前記エンベロープ波形発生回路は、前記自動演奏速
    度設定回路で速い音符系(テンポ)が選択された場合に
    は前記エンベロープ波形の立下り時間を短くするように
    制御してなる特許請求の範囲第1項に記載の電子楽器の
    自動演奏装置。 3 前記エンベロープ波形発生回路は、複数の時定数回
    路を有し、前記自動演奏速度設定回路の設定状態に対応
    して前記複数の時定数回路の所定のものを選択指定し、
    この選択指定された時定数回路で前記エンベロープ波形
    の立下り時間を制御してなる特許請求の範囲第1項に記
    載の電子楽器の自動演奏装置。
JP53006981A 1978-01-24 1978-01-24 電子楽器の自動演奏装置 Expired JPS6035079B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0622282U (ja) * 1992-08-26 1994-03-22 タキロン株式会社 プラスチック薄板の梱包構造

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