JPS6035068A - 粘着製品の製法 - Google Patents

粘着製品の製法

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Publication number
JPS6035068A
JPS6035068A JP14383183A JP14383183A JPS6035068A JP S6035068 A JPS6035068 A JP S6035068A JP 14383183 A JP14383183 A JP 14383183A JP 14383183 A JP14383183 A JP 14383183A JP S6035068 A JPS6035068 A JP S6035068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive
emulsion
solid content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14383183A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Osawa
大沢 宏
Mitsuru Furomoto
風呂本 満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP14383183A priority Critical patent/JPS6035068A/ja
Publication of JPS6035068A publication Critical patent/JPS6035068A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高固形分水性高分子エマルジョンを粘着剤とし
て塗工することを特徴とする粘着製品の製法に関するも
のである。
現在市販されている粘着製品、主に粘着テープまたは粘
着シートに使用されている粘着剤は次のタイプのものが
挙げられる。(1)ホットメルトタイプ、(2)溶剤タ
イプ、(3)エマルジョンタイプ、ここで前記(1)の
ホットメルトタイプは乾燥のスピードは速いが、塗工時
には加熱溶融する必要があるため、熱による酸化劣化、
粘度変化など作業性に欠点がある。また、樹脂の性質上
耐熱性など性能上問題があり、用途が限定され 1− る。前記(2)の溶剤タイプは、粘度が高くなるので高
固形分にできない。その上安全上の問題があり、塗工ラ
インスピードを極端に速くすることはできない。また、
物性向上のため2液(イソシアネートなど)で架橋させ
ているので作業性の上で制約がある。前記(3)のエマ
ルジョンタイプは固形分が50重量%程度のものが主流
であり、乾燥スピードを上げようとすれば乾燥ラインを
延長することが必要となり、実際にはスピードアップは
困難である。
本発明者らは前述の欠点を改良すべく鋭意研究の結果、
粘着製品、主に粘着テープまたは粘着シートに高固形分
水性高分子エマルジョンを粘着剤として塗工した場合、
現行の乾燥ラインに何ら手を加えることなく乾燥のスピ
ードアップを可能にすることを発見し、本発明を完成す
るに到った。
即ち、本発明は固形分65〜75重量%の水性高分子エ
マルジョンを粘着剤として塗工することを特徴とする粘
着製品の製法である。
本発明はホットメルトタイプと比較して耐熱性、= 2
− 作業性などが優れている。溶剤タイプと比較して溶剤の
回収装置が不要であり、毒性、安全衛生面で問題がない
。従来エマルジョンタイプと比較して乾燥のスピードは
約2〜3倍に向上することなどの格別優れた効果を有し
ていることが明白となった0 以下本発明の詳細を述べる。
本発明の粘着剤として使用される高固形分水性高分子エ
マルジョンは固形分65〜75重量%の水性高分子エマ
ルジョンであり、好ましくは固形分70〜75重量%の
ものである。水性高分子エマルジョンはガラス転移温度
が一20℃以下であり、好ましくは一30℃以下のもの
である。また水性高分子エマルジョンの樹脂組成は特に
限定しないが、あえて例示すればアクリル酸エステル系
共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、アクリ
ル酸エステル−酢酸ビニル共重合樹脂、スチレン−アク
リル酸エステル共重合樹脂など、合成ゴム系、例えばス
チレン−ブタジェン共重合樹脂、ネオプレン−ブタジェ
ン共重合樹脂などかある。粘着製品として主に粘着テー
プまたは粘着シートがあり、これらの例示として次のも
のが挙げられる。
(11基材が紙の場合、例えばクレー70紙、和紙、ク
ラフト紙などの粘着テープで、主用途は塗装マスキング
、包装、段ボール包装、梱包など。
(2)基材が繊維の場合、例えば木綿、スフ、ガラス繊
維などの粘着テープで、主用途は重梱包、段ボール包装
、電気絶縁、結束など。
(3)基材がフィルム類の場合、例えばアセテート、ポ
リエステル、ビニル、ポリエチレン、ポリプロプレン、
セロハン、弗素樹脂などの粘着テープで、主用途は書類
、補修、ラベルの保護、電気絶縁、装飾、防食、接続、
標示、包装、シール、梱包、写真製版など。
(4)基材が発泡体の場合、例えばポリウレタン発泡体
、ポリスチレン発泡体などの粘着テープで主用途は緩衝
、すき間風防止など。
(5) 基材が金属箔の場合、例えばアルミ粘着テープ
で、主用途は電気機器の遮蔽、ダクト、自動車ボディ補
修、台所、家屋の補修。
(6)基材がゴムの場合、例えばゴム粘着テープで主用
途は電気絶縁。
(η 基材が紙、布、フィルム発泡体などの場合、両面
粘着テープで、主用途は印刷版固定、カーペット貼り合
せ、建拐接着、配線器具、ハンガー等の固定など。
(8)基材が紙、布、フィルム、金属などの場合、例え
ば粘着シートで主用途はシール、ラベル、ステッカ−1
標示、標識、広告、識別、室内装用など。
(9)基材がクラフト紙、フィルムなどの場合、例えば
粘着シートで主用途はステンレス、アルミ板等の表面保
護など〇 である。
本発明の粘着製品、主としてテープまたはラベルを製造
する上で標準的な作業条件としては、本発明の高固形分
水性高分子エマルジョンを片面テープの場合は10〜7
0f!/dc乾燥後の固形分)両面テープやシートの場
合は20〜too、lit/& 5− (乾燥後の固形分)が塗工される。この際、塗工機トシ
テはリハースコー ター、ロールコータ−、バーコータ
ー、グラビアコーター、エアーナイフコーターなどが用
いられる。また、乾燥は温度約80〜150℃で塗工ラ
インスピード約50〜150fn/分で行なわれる。
以下に本発明の実施例、比較例を挙げて説明する0尚、
%は重量基準を示す。
実施例1゜ 固形分70重量%のアクリル酸エステル共重合体エマル
ジョン(ガラス転移温度−40’C)を使用してリバー
スコーターにテ約6011/rrl塗工し、65ffl
/分のラインスピードで乾燥機温度120〜130℃に
て乾燥して含水率3%、表面状態良好な粘着テープを得
た。
なお・粘着テープの性能は粘着力(注1)i、5ooy
、保持力(注2)90分以上、l’yり(注3)14で
あった。
(注1)の粘着力は粘着テープを20”(:、X65%
RHに於て25龍巾のステンレス板に圧−6−、 着し、60分経過して後、引張速度300朋/分で18
00方向に剥離するときに要する力を測定し、g単位で
示した。
(注2)の保持力は粘着テープの25m1X25inn
の部分をステンレス板に圧着し、温度40℃にて1 k
g荷重をかけて荷重が落下するまでの時間を測定し、分
単位で表示した。
(注3)のタックはJ、DOW法に準じ20℃×65%
RHに於て30℃斜面で10cIILの粘着テープ上に
鋼球を転がして静止する最大球のボール/16で示した
比較例1゜ 固形分50重量%のアクリル酸エステル共重合体エマル
ジョンを用いて実施例1と同様の条件で塗工し、実施例
1と同程度の粘着性能を有する粘着テープを得る乾燥条
件は65fi/分のラインスピードで150〜160℃
であった。
このことから本発明の粘着テープの製造は従来のエマル
ジョンタイプの粘着テープを製造するよりもかなり低い
乾燥温度で製造しても所定の粘着性能が発揮できること
が明白となった。
実施例2゜ 実施例1の水性高分子エマルジョンを使用してリバース
コーターにて約4o9/d塗工し、ラインスピード10
0〜150f71/分、乾燥温度120℃で実施したと
ころ、含水率5%、粘着力1100g、保持力90分以
上、タック11である粘着シートを得た。
比較例2゜ 比較例1と同様のエマルジョンを用いて実施例2と同程
度の粘着性能を有する粘着シートを得るにはラインスピ
ードは60m/分しかあげられなかった。
このことから本発明の粘着シートの製造は従来のエマル
ジョンタイプの粘着シートを製造するよりもかなり速い
ラインスピードで実現できることが明白となった。
特許出願人 ダイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固形分65〜75重量%の水性高分子エマルジョンを粘
    着剤として塗工することを特徴とする粘着製品の製法。
JP14383183A 1983-08-08 1983-08-08 粘着製品の製法 Pending JPS6035068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14383183A JPS6035068A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 粘着製品の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14383183A JPS6035068A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 粘着製品の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6035068A true JPS6035068A (ja) 1985-02-22

Family

ID=15347957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14383183A Pending JPS6035068A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 粘着製品の製法

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