JPS60345Y2 - 遠隔操作係船装置 - Google Patents
遠隔操作係船装置Info
- Publication number
- JPS60345Y2 JPS60345Y2 JP16521181U JP16521181U JPS60345Y2 JP S60345 Y2 JPS60345 Y2 JP S60345Y2 JP 16521181 U JP16521181 U JP 16521181U JP 16521181 U JP16521181 U JP 16521181U JP S60345 Y2 JPS60345 Y2 JP S60345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring
- mooring device
- hook
- gas cylinder
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、海を隔てた海上に係留具を設置腰その係留
具のフック解除を陸地側において遠隔操作可能な遠隔操
作係船装置に関する。
具のフック解除を陸地側において遠隔操作可能な遠隔操
作係船装置に関する。
この考案の目的は、緊急を要する事態に陸地側において
安全かつ速やかに係留具のフック解除を超音波の発信、
受信装置を用いて遠隔操作てきる構成の係船装置を提供
することにある。
安全かつ速やかに係留具のフック解除を超音波の発信、
受信装置を用いて遠隔操作てきる構成の係船装置を提供
することにある。
従来、海を隔てた海上に浮かふ独立ドルフィン等に係留
具を設置してなる係船装置は、その係留ロープを解放す
るためには、いちいち舟て渡す、直接係留具のフックを
解除操作するのが通例であり、使用上非常に面倒てあっ
た。
具を設置してなる係船装置は、その係留ロープを解放す
るためには、いちいち舟て渡す、直接係留具のフックを
解除操作するのが通例であり、使用上非常に面倒てあっ
た。
のみならす、緊急事態に対処する連応性に欠け、かつ、
海が荒れている場合や暗い夜間には舟で渡ることが危険
この上なく、使用上のネックになっている。
海が荒れている場合や暗い夜間には舟で渡ることが危険
この上なく、使用上のネックになっている。
なお、従来、海底ケーブルを敷設して陸地側から操作可
能に構成した係船装置もあるが、海底ケーブルの敷設が
実施上のネッつてあり、非常に高価となり、メンテナン
スに不便の欠点がある。
能に構成した係船装置もあるが、海底ケーブルの敷設が
実施上のネッつてあり、非常に高価となり、メンテナン
スに不便の欠点がある。
この考案は、従来技術の上述したような欠点、問題点を
解決する目的でなされたものである。
解決する目的でなされたものである。
次に、この考案を図示の実施例により説明する。
第1図は、この考案の実施例である遠隔操作係船装置の
全体を概念的に簡単化して示す。
全体を概念的に簡単化して示す。
図中1は陸地から海を隔てた海上に位置する独立ドルフ
ィン、2は前記独立ドルフィン1上に設置した係留具で
、係留船3の係留ロープ4を係止する。
ィン、2は前記独立ドルフィン1上に設置した係留具で
、係留船3の係留ロープ4を係止する。
図中5は独立ドルフィン1上に設置した電源兼制御装置
箱で、係留具2のガスシリンダ6及び独立ドルフィン1
から水面下に垂設した超音波受信器7と結線している。
箱で、係留具2のガスシリンダ6及び独立ドルフィン1
から水面下に垂設した超音波受信器7と結線している。
また、図中8は陸地9上に設置した電源兼操作装置箱で
、水面下に垂設した超音波受信器10と結線している。
、水面下に垂設した超音波受信器10と結線している。
第2図は、上記陸地9側の電源兼操作装置箱8と超音波
受信器10、及び独立ドルフィン1側の超音波受信器7
と電源兼制御装置箱5及びガスシリンダ6並びに係留具
2のフローを示す。
受信器10、及び独立ドルフィン1側の超音波受信器7
と電源兼制御装置箱5及びガスシリンダ6並びに係留具
2のフローを示す。
第3図A、 Bは、係留具2の構成の一例を示す。
図中21は図示省略の係船柱などへ連結する接続部材で
、軸20によって支持板22,22と連結している。
、軸20によって支持板22,22と連結している。
23は係船ロープ4を係止するフックで、軸24により
支持板22,22間に回転自在に取り付けている。
支持板22,22間に回転自在に取り付けている。
また、図中25は軸26により支持板22,22間に回
動可能に取り付けた中間アームで、その後端受面25a
に前記フック23の顎23aが係止されている。
動可能に取り付けた中間アームで、その後端受面25a
に前記フック23の顎23aが係止されている。
図中27はトラニオン軸28,28により支持板22,
22へ回動可能に取り付けたロックアームで、その基端
受面27aに前記中間アーム25の先端が当接係止され
ている。
22へ回動可能に取り付けたロックアームで、その基端
受面27aに前記中間アーム25の先端が当接係止され
ている。
図中29はロックアーム27を固定し、ひいてはフック
23を固定する固定装置の一例として示すロックピンで
あり、支持板22を貫通してロックアーム27の挿入孔
へ着脱自在に差し込まれている。
23を固定する固定装置の一例として示すロックピンで
あり、支持板22を貫通してロックアーム27の挿入孔
へ着脱自在に差し込まれている。
ロックピン29を引き抜くガスシリンダ6は、支持板2
2の外側面に固定し設置されている。
2の外側面に固定し設置されている。
ガスシリンダ6は、ピストン室に火薬類を装填し、また
、点火用電極を具備し、その点火用電極を電源兼制御装
置箱5の自動制御て点火作動せしめる構成である。
、点火用電極を具備し、その点火用電極を電源兼制御装
置箱5の自動制御て点火作動せしめる構成である。
この係留具2は、ガスシリンダ6でロックピン29を引
き抜くと、ロックアーム27がフリーとなって第3図A
中の時計回り方向に回動し、その結果中間アーム25と
の係止が外れ、拘束を失なった中間アーム25は第3図
A中の反時計回り方向に回転し、フック23の顎23a
の拘束を解く。
き抜くと、ロックアーム27がフリーとなって第3図A
中の時計回り方向に回動し、その結果中間アーム25と
の係止が外れ、拘束を失なった中間アーム25は第3図
A中の反時計回り方向に回転し、フック23の顎23a
の拘束を解く。
この結果、フック24は第3図A中の時計回り方向に回
転し、係留ロープ4を解放するものである。
転し、係留ロープ4を解放するものである。
次に、上記構成の遠隔操作係船装置の使用方法作用を説
明する。
明する。
係留船3の係留ロープ4を係留具2のフック23へ係止
するにあたり、予めロックピン29をロックアーム27
へ打ち込み、フック23を第3図A、Bのとおりの状態
に固定する。
するにあたり、予めロックピン29をロックアーム27
へ打ち込み、フック23を第3図A、Bのとおりの状態
に固定する。
これは独立ドルフィン1上の作業として行なう。
また、ガスシリンタロには、火薬類を所定量装填してお
く。
く。
次に、係留ロープ4を解放する必要の生じたときは、陸
地9側において、電源兼操作装置箱8を操作し、超音波
発信器10を通じて超音波信号を発信させる。
地9側において、電源兼操作装置箱8を操作し、超音波
発信器10を通じて超音波信号を発信させる。
この超音波信号を独立ドルフィン1側の超音波受信器7
で受信すると、電源兼制御装置箱5において信号処理を
し、ガスシリンダ6に点火電流を通電する。
で受信すると、電源兼制御装置箱5において信号処理を
し、ガスシリンダ6に点火電流を通電する。
かくしてガスシリンダ6が作動しロックピン29を引き
抜くと、係留具2のフック23はフリーとなって係留ロ
ープ解放するのである。
抜くと、係留具2のフック23はフリーとなって係留ロ
ープ解放するのである。
従って、超音波、発信器、受信器間の信号を用いてガス
シリンダ6が作動し、それによりフック23の固定状態
を解除するものてあれば公知の固定解除手段を用いてよ
く、その構成はロックピン29に限らない。
シリンダ6が作動し、それによりフック23の固定状態
を解除するものてあれば公知の固定解除手段を用いてよ
く、その構成はロックピン29に限らない。
なお、30は軸31を中心に回動できるロープ係止板で
ある。
ある。
上述のとおりてあって、この考案の遠隔操作係船装置は
、係留ロープの解放を、陸地側において、電源兼操作装
置箱のレバー操作などとして簡単、迅速に行なうことが
でき、舟で独立ドルフィンまて渡る面倒さ、危険性がな
く、しかも緊急を要する事態に陸地側において速やかに
安全に操作てきる。
、係留ロープの解放を、陸地側において、電源兼操作装
置箱のレバー操作などとして簡単、迅速に行なうことが
でき、舟で独立ドルフィンまて渡る面倒さ、危険性がな
く、しかも緊急を要する事態に陸地側において速やかに
安全に操作てきる。
しかも、この考案の遠隔操作係船装置は、従前の係留具
にガスシリンダを付設し、超音波光・受信器を設置する
ことにより、容易に改造、実施てきるという効果も奏す
る。
にガスシリンダを付設し、超音波光・受信器を設置する
ことにより、容易に改造、実施てきるという効果も奏す
る。
第1図は本考案の実施例を示す概念図、第2図は本考案
に係る装置のブロック図、第3図A、 Bは係留具の一
例を示す側面図と平面図である。 2・・・・・・係留具、5・・・・・・電源兼制御装置
箱、6・・・・・・ガスシリンダ、7・・・・・・超音
波受信器 10・・・・・・超音波発信器、23・・・
・・・フック、29・・・・・・ロツクピン
に係る装置のブロック図、第3図A、 Bは係留具の一
例を示す側面図と平面図である。 2・・・・・・係留具、5・・・・・・電源兼制御装置
箱、6・・・・・・ガスシリンダ、7・・・・・・超音
波受信器 10・・・・・・超音波発信器、23・・・
・・・フック、29・・・・・・ロツクピン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 海を隔てた海上に係留具を設置してなる係船装置にわい
て、 (イ)係留具にそのフックを固定する固定装置を設け、 (ロ) 前記固定装置を動作させるガスシリンダを設置
し、 (ハ)超音波受信器及び受信器の入力に基いてガスシリ
ンダを点火する制御装置を付設し、 に)陸地側に操作装置および超音波発信器を設置したこ
と、 を特徴とする遠隔操作係船装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521181U JPS60345Y2 (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 遠隔操作係船装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521181U JPS60345Y2 (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 遠隔操作係船装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5872218U JPS5872218U (ja) | 1983-05-16 |
JPS60345Y2 true JPS60345Y2 (ja) | 1985-01-08 |
Family
ID=29957418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16521181U Expired JPS60345Y2 (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 遠隔操作係船装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60345Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61274111A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | 日油技研工業株式会社 | 自動切離し装置 |
JP6408941B2 (ja) * | 2015-03-19 | 2018-10-17 | 株式会社アサノトレード | 連結具 |
JP6821877B2 (ja) * | 2016-07-07 | 2021-01-27 | 株式会社三井E&S鉄構エンジニアリング | 船舶係留装置 |
-
1981
- 1981-11-05 JP JP16521181U patent/JPS60345Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5872218U (ja) | 1983-05-16 |
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