JPS6034386B2 - 回転式高温殺菌装置 - Google Patents

回転式高温殺菌装置

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Publication number
JPS6034386B2
JPS6034386B2 JP52097245A JP9724577A JPS6034386B2 JP S6034386 B2 JPS6034386 B2 JP S6034386B2 JP 52097245 A JP52097245 A JP 52097245A JP 9724577 A JP9724577 A JP 9724577A JP S6034386 B2 JPS6034386 B2 JP S6034386B2
Authority
JP
Japan
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tank
sterilizing
fluid
hot water
high temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP52097245A
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English (en)
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JPS5431990A (en
Inventor
義孝 見方
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
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Publication of JPS5431990A publication Critical patent/JPS5431990A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、缶詰、びん詰、包装食品、医薬品、工業関
係用品等を高温殺菌するための回転式高温殺菌装置に関
するものである。
第1図は従来の回転式高温殺菌装置の一例のシステム図
である。
同図で、1は貯傷タンクで、この中には熱水2が貯えら
れている。この熱水2は、蒸気源3より温度調節弁4を
経て吹出口5より噴出される蒸気により適当な温度に保
たれている。6は殺菌タンクで、その一端には容易に開
閉できる蓋7が設けられている。
タンク6内には回転枠9が設置されており、その回転軸
10はタンク6の池端を貫通してモーター6に結合され
ている。81,82,83は金網等で作られた被殺菌処
理物品を収容するバスケットで、こらの各バスケット8
1乃至83は、上記の物品を入れた後殺菌タンク6内に
搬入され、回転枠9に固定される。
バスケット81乃至83をタンクに搬入し、蓋7を閉め
た後、送湯弁11を開くと貯湯タンクー内の熱水は上託
送傷弁11よりパイプ12を経てへッダ13に給送され
、分岐されて殺菌タンク6に流入する。
殺菌タンク6内の水位が規定の位置に達した時点で送湯
弁11を閉じ、続いて循環弁14を開き、循環ポンプ1
5を起動し、殺菌タンク内の熱水をパイプ17、循環ポ
ンプ15、循環弁14、ヘッダ13を経て循環させる。
このとき、循環経路中の加熱器18へ調節弁19より蒸
気を吹込み、被殺菌処理物品との熱交換、循環路中にお
ける放熱等による熱水の温度低下を補償し、熱媒体であ
る上記熱水の温度を設定温度に維持する。また、これと
同時に被殺菌処理物品に対する伝熱条件を可及的に均一
にするためモータ16を起動し、回転枠9およびバスケ
ット81乃至83を回転させる。一定時間経過後、循環
弁14を閉じ、錫湯弁20を開いて殺菌タンク6内の熱
水を貯傷タンク1へ戻し、揚傷弁20を閉じ、循環ポン
プ15を停止する。
次に冷却水給水ポンプ21を起動し、給水弁22を開き
、冷却水源23より殺菌タンク6内に給水し、一定水位
になった後、給水ポンプ21を停止し、給水弁22を閉
じる。
こ)で再度循環弁14を開き、循環ポンプ15を動作さ
せて、冷却水を循環させ、バスケット内の被殺菌処理物
品を均一に冷却する。冷却が終了すると、排水弁24を
開いてタンク内の冷却水を排水し、ポンプ15を停止さ
せ、循環弁14を閉じ、しかる後、蓋7を開いて被殺菌
処理物品を収納したバスケット81乃至83を搬出する
。上述のような構造の従来の回転式高温殺菌装置は、殺
菌タンク6内の熱水の循環と、回転枠9の回転による被
殺菌処理物品を連続的な位置変化とにより熱水が蝿杵作
用を受け、被殺菌処理物品の温度むらをかなり少なくす
ることができるが、なお充分とは言えなかった。
この発明は、殺菌タンク内に熱水機梓用の羽根板を設け
、熱水を殺菌タンク内でその軸方向と半径方向に積極的
に循環および損拝することにより、被殺菌処理物品の温
度むらを解消し、より完全な高温殺菌処理可能な装置を
提供することを目的とする。
この発明による回転式高温殺菌装置の全体のシステムは
第1図に示す従来の装置と同様であるから、以下ではこ
の発明が実施された殺菌タンク6の構造についてのみ詳
細に説明する。
第2図はこの発明が実施された殺菌タンク6の縦断面図
(第3図のA−A線に沿う断面図)、第3図は第2図の
B−B線に沿う断面図である。
同図で、回転枠9は、回転支持ローラ25と接触して回
転する回転リング26、リング状のウェブプレート27
、およびこれら回転リング26、ウェブプレート27を
連結する連結パイプ28よりなる。本発明は、このよう
な構造の回転枠9に蝿拝用羽根板29,29・・・・・
・を設け、殺菌タンク6内の熱嫌板である熱水の健拝効
率を大きくしたものである。
すなわち、羽根板29,29…・・・は第3図の連結パ
イプ28a,28b間、28c,28d間にそれぞれこ
れらの各連結パイプに固定されて設置されている。一例
として、羽根板29,29・・・・・・が第2図のよう
に配列されていると、回転枠9が第2図の矢印aの方向
に回転したとき、殺菌タンク内の熱水は第4図に示す点
線の矢印の方向つまりタンクの軸方向に流れ、殺菌タン
ク6の軸方向の各位暦の温度むらを積極的に解消するこ
とができる。羽根板29とは別に第2の羽根板30,3
0・・・・・・を第3図に示すように、連結パイプ28
b,28e間、28e,28c間、28d,28f間、
28f,28a間で回転リング26,26・・.・・・
ウェブプレート27,27に取付けて設置すると、回転
枠9が第5図の矢印bの方向に回転したとき、タンク6
内の熱水は一例として点線で示す矢印方向、つまりタン
ク6内で半径方向に流れ、該タンク内の熱水を被殺菌処
理物を収容したバスケット81乃至83へ積極的に流入
させ、またこれから流出させ、バスケット内の各位置に
おける温度を一層均一に保つことができる。
以上の実施例では、損拝用羽根板として、熱水を殺菌タ
ンク内でその軸方向に損拝するための第1の羽根板29
と、熱水をその半径方向に損拝するための第2の羽根板
30の2種の羽根板が使用されているが、第1の羽根板
29のみを設けても従来の装置に比してタンク内の温度
むらは格段に小さくなる。
特にタンクの胴長が長く、その直径が比較的小さい場合
には、上記第1の羽根板29のみで充分に満足すべき効
果が得られる。タンク6の胴長が長くしかも径が大きい
場合は、図示の実施例のように双方の羽根板29,30
を設けるのがよい。以上のように、この発明の回転式高
温殺菌装置は、従来の装置に渡洋用羽根板29、もしく
は29と30を追加しただけの比較的簡単な構造である
が、殺菌タンク内の熱水を極めて効果的に櫨拝すること
ができ、各部の温度を均一にして被殺菌処理物品をまん
べんなく殺菌処理することができる。
これは、冷却工程で冷却水の温度を均一にする効果をも
兼ね具えていることは言う迄もない。なお、羽根板は、
例えば羽根板29のみを使用する場合は、回転枠の全周
にわたって取付けてもよいし、図示の実施例のように部
分的に取付けてもよい。これらの点は、目的に応じてあ
るし、は殺菌タンクの径に応じて自由に設計変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転式高温殺菌装置全体のシステムの一
例を示す概略図、第2図は第1図の回転式高温殺菌装置
で使用され、この発明が実施された殺菌タンクの一実施
例の縦断面図(第3図のA−A線に沿う断面図)、第3
図は第2図のB−B線に沿う断面図、第4図および第5
図はこの発明を実施したときの第2図または第3図に示
す殺菌タンク内の熱水の流れを説明する図である。 1…・・・貯傷タンク、6・・・・・・殺菌タンク、8
1,82,83・…・・バスケット、9・・・・・・回
転枠、11・・・・・・送傷弁、12・…・・パイプ、
13・・・・・・ヘツダ、14…・・・循環弁、15・
・・・・・循環ポンプ、16・・・・・・モータ、17
・・・・・・パイプ、30・・・・・・羽根板。 才’図才4図才2図 夕3図 才5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 殺菌タンクと、該殺菌タンク内部に殺菌用加熱流体
    または冷却用流体を供給する手段と、殺菌タンク内部に
    供給された上記流体を該殺菌タンク内部を経由して循環
    させる手段と、上記殺菌タンク内に設置され、被殺菌処
    理物品を収容したバスケツトを保持する回転枠と、該回
    転枠を回転させるモータとよりなり、特徴として上記枠
    体の周辺部の少なくとも一部に、上記殺菌タンク内の上
    記流体に対して該タンクの軸方向への流れを生じさせる
    羽根板群を設けた回転式高温殺菌装置。 2 殺菌タンクと、該殺菌タンク内部に殺菌用加熱流体
    または冷却用流体を供給する手段と、該殺タンク内部に
    供給された上記流体を該殺菌タンク内部を経由して循環
    させる手段と、上記殺菌タンク内に設置され、被殺菌処
    理物品を収容したバスケツトを保持する回転枠と、該回
    転枠を回転させるモータとよりなり、特徴として上記枠
    体の周辺部の一部に、上記殺菌タンク内の上記流体に対
    して該タンクの軸方向への流れを生じさせる第1の羽根
    板群と、上記枠体の周辺部の他の一部に、上記殺菌タン
    ク内の流体に対して該タンクの半径方向への流れを生じ
    させる第2の羽根板群とを設けた回転式高温殺菌装置。
JP52097245A 1977-08-12 1977-08-12 回転式高温殺菌装置 Expired JPS6034386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52097245A JPS6034386B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 回転式高温殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52097245A JPS6034386B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 回転式高温殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5431990A JPS5431990A (en) 1979-03-09
JPS6034386B2 true JPS6034386B2 (ja) 1985-08-08

Family

ID=14187194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52097245A Expired JPS6034386B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 回転式高温殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034386B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324387U (ja) * 1989-07-13 1991-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324387U (ja) * 1989-07-13 1991-03-13

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Publication number Publication date
JPS5431990A (en) 1979-03-09

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