JPS6034380Y2 - 塗布容器 - Google Patents

塗布容器

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JPS6034380Y2
JPS6034380Y2 JP2435982U JP2435982U JPS6034380Y2 JP S6034380 Y2 JPS6034380 Y2 JP S6034380Y2 JP 2435982 U JP2435982 U JP 2435982U JP 2435982 U JP2435982 U JP 2435982U JP S6034380 Y2 JPS6034380 Y2 JP S6034380Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
discharge slit
cap
discharge
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP2435982U
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English (en)
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JPS58128671U (ja
Inventor
栄一 関野
啓育 加藤
宣博 辻井
Original Assignee
ライオン株式会社
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Publication date
Application filed by ライオン株式会社 filed Critical ライオン株式会社
Priority to JP2435982U priority Critical patent/JPS6034380Y2/ja
Publication of JPS58128671U publication Critical patent/JPS58128671U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塗料等を収納するとともに、収納物を壁等の
被塗布面に塗布することのできる、いわば刷毛を備えた
容器、すなわち塗布容器に関するものである。
従来の塗布容器では、刷毛と容器とが一体であるため、
塗布布面の形状や面積が異なる対象に塗料を塗布しよう
とする場合、例えば建築物の壁と換気扇に塗布する場合
、一方に対して塗り易いもは他方に対して塗りにくいも
のとなってしまうという欠点があった。
また、刷毛の大きさを交換できるものであっても容器内
から流出する塗料の量が同量である場合が大半であり、
これでは一方に対しては適量であっても、他方に対して
は少なすぎたり多すぎたりするという欠点があった。
本考案は、刷毛を交換可能にするとともに、刷毛の大き
さに応じて流出量の加減を図れるように構成することに
よって、従来の塗布容器にはない利点を有する塗布容器
を提供することを目的とするものである。
以下、本考案のいくつかの好適な実施例につき、図面を
参照しながら説明する。
塗料や粘性のある液体等を収納する容器本体1にキャッ
プ2を嵌合し、このキャップ2の上端に吐出スリット3
を形成するとともに刷毛取付部4を形成しである。
刷毛5は、その基端を基板6に植毛等の手段によりしっ
かりと固定してあり、この基板6の下面に形成された溝
6aを前記刷毛取付部4に嵌め込むようになっている。
第1図ないし第4図に示す実施例では、刷毛5の基板6
と容器本体1のキャップ2との着脱は、基板6の下面に
形成された溝6a内に凹部6bを形威し、キャップ2の
刷毛取付部4の形状を$116a内に挿入し得る形状と
大きさに形威するとともに、この刷毛取付部4の両側に
凹部6bに嵌合する凸部4aを形威し、この凸部4aと
凹部6bとの嵌合により刷毛5及びその基板6をキャッ
プ2に対して確実に取付け、反対に刷毛5を上方に引張
ることにより取外し可能になっている。
前記吐出スリット3は、キャップ2の正面の幅よりも狭
幅で、キャップ2の正面略中央に手前側へ膨出したコ字
状の吐出用壁部7で囲まれている。
また、この吐出用壁部7の幅W(第1図参照)と略同−
長さの間隔を有する係止突起8を2個前記基板6の正面
に形威し、2つの係止突起8,8で吐出用壁部7の両端
を挟んで刷毛5の使用中における横ずれを防止している
前記キャップ2は、容器本体1の上端外周縁に形威され
た雄ねじ部9に螺合される雌ねじ部10を下端内周面に
有し、前記容器本体1の上端開口には中栓11を嵌め込
んである。
前記実施例に示す塗布容器の使用に際しては、まずキャ
ップ2を容器本体1から取外すとともに、中栓11を取
外し、再びキャップ2を容器本体1に取付ければ、容器
本体1内に収納された塗料等を吐出スリット3へ流出さ
せることができる。
容器本体1を逆さにすることによりあるいはスクイズす
ることにより吐出スリット3へ流出してくる塗料等は、
吐出用壁部7の内壁部と基板6の正面の一部との間を通
った刷毛5へ到達する。
そして、刷毛5へ供給されてきた塗料等を刷毛5で被塗
布面へ塗布すれば良い。
前記吐出用壁部7の幅Wは変更しにくいが、吐出用壁部
7の内壁面と基板6の正面との間の間隔は、刷毛5の大
きさに応じて基板6の吐出用壁部7からの距離を変える
ことが簡単にできる。
この点については、次の実施例の説明において詳述する
第5図ないし第8図は、前記実施例と同様の構造の容器
本体1及びキャップ2を有し、刷毛5の大きさのみを変
更したものを示す。
刷毛5は第1実施例で示すものより大きくし、吐出量を
多くするために吐出スリット3の開口面積を大きくした
ものである。
吐出スリット3の開口面積を大きくするために、基板6
の正面中央に凹所6cを形威し、吐出用壁部7の内壁面
と基板6との間隔を前記実施例のそれよりも大きくした
吐出スリット3の開口面積を第2図に示すものよりも小
さくするには、凹所6cとは逆の曲解(図示せず)を基
板6の正面中央に形威し、この曲解を第2図に示す吐出
スリット3内へ突入させれば吐出スリット3の開口面積
を小さくすることができる。
その他の構成は、前記実施例と同様であるため説明を省
略する。
なお、第1図乃至第8図に示す実施例においては、刷毛
5の部分の着脱は上下方向にキャップ2に対して移動さ
せることにより行なったが、それぞれの正面図(第1図
、第5図)において左右にスライドさせることにより行
なうこともできる。
なおまた、刷毛5の部分をキャップ2に取付けた後に、
この刷毛5の横ずれを防止する手段としては、係止突起
8ではなく、第9図a、 bに示すように吐出用壁部7
の両端を延出させ、この延出部を基板6の凹所6c又は
凹条6dに嵌入させても良い。
第10図は、オーバーキャップ12を設けた別の実施例
を示すものであり、キャップ12の正面及び裏面に突起
13を設け、オーバーキャップ12の下端内壁面にも突
起14を設け、この突起14が前記突起13を乗り越え
ることによりオーバーキャップ12が刷毛5をおおうよ
うにキャップ2に取付けられるようになっている。
その他の構成は先の実施例と同様であるため説明を省略
する。
第11図以下は、オーバーキャップ12の変形例を示す
ものであり、オーバーキャップ12の正面に吐出スリッ
ト3へ挿入される舌片15を形威したものである。
そして、突起14を正面から見た両側端に形威するとと
もに、突起14の上部内壁面にリブ16を形威しである
突起14は、キャップ2に対する係合用のものであり、
リブ16はオーバーキャップ12のキャップ2への押し
込みすぎを防止するためのものである。
オーバーキャップ12をキャップ2に嵌めた状態におい
て、舌片15が吐出スリット3を塞ぐので、中栓11を
取除いた後の塗料等の乾燥を防止することができるし、
次の使用時に吐出スリット3に塗料が固まってしまって
塗料の流出を困難にするようなことも防止できる。
以上説明したいずれの実施例においても、使い勝手の良
さを考慮して容器本体1にキャップ2を取付け、キャッ
プ2に刷毛取付部4、吐出スリット3を形成したが、キ
ャップ2と容器本体1とを一体に形成し、キャップ2が
容器本体1の一部であっても良く、この場合、容器本体
1の底に塗料等を注入又は交換するためのキャップ(図
示せず)を取付けても良い。
このように底にキャップのあるものでは、第11図以下
に示すオーバーキャップ12を使用すると好適である。
以上説明したように本考案は、容器本体又はこれに取付
けられたキャップの上端に吐出スリット及びこれに隣接
して刷毛取付部を形成し、この刷毛取付部に刷毛の基板
を着脱可能に取付け、この基板と吐出スリットを囲む吐
出用壁部とで吐出スリットの開口面積を決定するように
構成したものである。
したがって、刷毛は被塗布面の形状や大きさに応じて最
適のものを交換して使用できる利点を有し、しかも吐出
スリットの一側面は刷毛の基板が形成しているので、こ
の基板の吐出用壁部からの距離を変えることにより吐出
スリットの開口面積を変化させることができる。
その結果、大きい刷毛に対しては吐出量を多く、小さい
刷毛に対しては吐出量を少なく調整することができる。
また、吐出スリット部分で塗料等が固化してしまっても
、刷毛部分を取外せば隙間が広くなり掃除し易くなる。
また、吐出スリットの一側面を形成する基板に刷毛の大
きさに応じて凹所又は曲解を形成したものにおいては、
交換された刷毛の大きさに応じて吐出スリットの開口面
積を簡単に変えることができる。
なおまた、刷毛取付部を凸条に形成し、基板に凹状の溝
を形成し、刷毛取付部がこの溝に嵌入するものにおいて
は、刷毛部分を取外したときに吐出スリット個所が広く
開口するので、掃除がさらにし易くなるものである。
さらに、刷毛をおおうオーバーキャップを容器本体又は
キャップに嵌合し、このオーバーキャップの正面に吐出
スリットに挿入してこれを塞ぐ舌片を形成したものにお
いては、塗料等の乾燥固化を防止し、次回の使用時にお
ける吐出スリットからの流出をスムーズいすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は第2図■−
■線に沿う一部断面図、第4図は刷毛部分を取外したと
きの第3図と同様の一部断面図、第5図は刷毛を大きな
ものとした正面図、第6図は第5図の平面図、第7図は
第5図■−■線に沿う一部断面図、第8図は刷毛部分を
取外したときの第7図と同様の一部断面図、第9図a、
bは刷毛部分取付時の刷毛横ずれ防止手段の各個を示
す横断面図、第10図はオーバーキャップ取付時の一部
断面図、第11図はオーバーキャップの他側を示す半断
面の正面図、第12図は第11図■−■線断面図、第1
3図はオーバーキャップの舌片と吐出スリットとの関係
を示す断面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・キャップ、3
・・・・・・吐出スリット、4・・・・・・刷毛取付部
、5・・・・・・刷毛、6・・・・・・基板、7・・・
・・・吐出用壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器本体又はこれに取付けられたキャップの上端に
    吐出スリット及びこれに隣接して刷毛取付部を形成し、
    この刷毛取付部に刷毛の基板を着脱可能に取付け、この
    基板と吐出スリットを囲む吐出用壁部とで吐出スリット
    の開口面積を決定するように構成したことを特徴とする
    塗布容器。 2 前記吐出スリットの一側面を形成する基板に刷毛の
    大きさに応じて凹所又は曲解を形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の塗布容器。 3 前記刷毛取付部を白土に形成し、基板に凹状の溝を
    形成し、刷毛取付部がこの溝に嵌入することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項又は2項に記載の塗布
    容器。 4 前記刷毛をおおうオーバーキャップを容器本体又は
    キャップに着脱可能に嵌合し、このオーバーキャップの
    正面に吐出スリットに挿入してこれを塞ぐ舌片を形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ない
    し第3項のいすえか1項に記載の塗布容器。
JP2435982U 1982-02-23 1982-02-23 塗布容器 Expired JPS6034380Y2 (ja)

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JPS58128671U JPS58128671U (ja) 1983-08-31
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JP2006341167A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Cemedine Co Ltd ノズルキャップ付粘性液体平型塗布ノズル及び平型ノズルキャップ

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