JPS6034338Y2 - 円筒形フイルタの洗浄装置 - Google Patents

円筒形フイルタの洗浄装置

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Publication number
JPS6034338Y2
JPS6034338Y2 JP11184480U JP11184480U JPS6034338Y2 JP S6034338 Y2 JPS6034338 Y2 JP S6034338Y2 JP 11184480 U JP11184480 U JP 11184480U JP 11184480 U JP11184480 U JP 11184480U JP S6034338 Y2 JPS6034338 Y2 JP S6034338Y2
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JP
Japan
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filter
cleaning
ultrasonic
cylindrical filter
cleaning tank
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JP11184480U
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English (en)
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JPS5735815U (ja
Inventor
輝夫 三浦
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたとえば原子炉制御棒駆動機構のフィルタ等の
円筒形フィルタを洗浄する装置に関する。
一般にたとえば沸騰水形原子炉の制御棒駆動機構には円
筒形のフィルタが装着されており、定期点検時にはこの
フィルタを取外して洗浄する。
このフィルタの洗浄は従来第1図に示す如く洗浄槽Aの
底部に超音波発振器Bを設けた汎用形の超音波洗浄装置
が用いられていた。
しかし、このようなものではたとえば円筒形のフィルタ
Cを立置した場合にはこのフィルタCの洗浄すべき周面
が超音波発振器Bの発振面と垂直になり、良好な洗浄が
できない。
またこのフィルタCを倒して収容した場合には超音波発
振器Bの発振面に対向する下側の周面ば洗浄されるが、
他の部分の局面は良好に洗浄されない。
このため、従来は作業者がフィルタCを定期的に回転さ
せながら洗浄をおこない、均一に洗浄がなされるように
していた。
しかし、このようにしてもなお均一に洗浄できない場合
もあり、このような場合には作業者がブラシを用いて洗
浄していた。
ところで、上記の如き制御棒駆動機構のフィルタは炉内
のクラッドが付着しており、その放射線量が高い。
したがってこのようなフィルタCを洗浄する際にこれを
回転させたりブラシで洗浄したりすることは作業者の被
曝線量の増大を招く不具合があった。
またこのように洗浄中にフィルタCを回転させたり、ブ
ラシで洗浄したりするため作業能率が悪かった。
本考案は以上の事情にもとづいてなされたもので、その
目的とするところは円筒形のフィルタを効率よく洗浄で
き、作業能率が高く、また放射性クラッドの付着してい
るものでは作業者の被曝線量を大幅に低減できる円筒形
フィルタの洗浄装置を得ることにある。
以下本考案を第2図ないし第6図に示す実施例にしたが
って説明する。
第2図および第3図は本考案の第1実施例を示し、図中
1は洗浄槽である。
この洗浄槽1は上面が開口した円筒状をなし、内部には
洗浄液2が収容されている。
そして、洗浄すべき円筒形のフィルタたとえば沸騰水形
原子炉の制御棒駆動機構のフィルタ3がこの洗浄槽1内
にこれと同心に収容されるように構成されている。
そして、この洗浄槽1の周壁部の外周面には複数の超音
波発振器4・・・が取付けられており、これらの超音波
発振器・・・4の発振面はいずれも洗浄槽1の中心を指
向している。
またこの洗浄槽1の底壁部下面にも超音波発振器4が取
付けられており、この超音波発振器4の発振面は上方を
指向している。
なお、5はフレームである。以上の如く構成された本考
案の第1実施例は、洗浄槽1内に洗浄液2を満たし、こ
の洗浄槽1内にこれと同心にフィルタ3を収容する。
そして、各超音波発振器4・・・を発振させてフィルタ
3の超音波洗浄をなす。
この場合、超音波発振器4・・・は洗浄槽1の外周に設
けられ、フィルタ3を囲んでこれと同心の円周上に配置
されているのでフィルタ3の洗浄すべき円周面と各超音
波発振器4・・・との距離がそれぞれ等しく、またこれ
ら超音波発振器4・・・の発振面はいずれもフィルタ3
の周面に対向しているので、このフィルタ3の周面には
全方向から均一に超音波が照射され、この周面を均一か
つ良好に洗浄できる。
したがって従来の如く作業者が洗浄中にフィルタ3を回
転させたり、超音波洗浄後にブラシで洗浄したりする必
要はない。
よって制御棒駆動機構のフィルタの如く放射線量の多い
フィルタ3を作業者が取り扱う機会を少なくでき、作業
者の被曝線量を大幅に低減でき、また洗浄作業も能率的
となるものである。
なお、本考案は上記の第1実施例には限定されない。
たとえは第4図には本考案の第2実施例を示す。
この第2実施例は1個のフレーム6内に複数組たとえは
2組の洗浄槽1,1と超音波発振器4・・・を収容した
もので、これら洗浄槽1,1の間には超音波遮蔽性材料
からなる干渉遮蔽板7を設けたものである。
なお、この第2実施例は上述の点以外の構成は前記第1
実施例と同様であり、第4図中第1実施例に対応する部
分には同符号を附してその説明を省略する。
この第2実施例は2個のフィルタを同時に洗浄でき、そ
の洗浄作業の能率が大である。
また、洗浄槽11の間には干渉遮蔽板7を設けたので、
超音波発振器4・・・から発振された超音波が互に干渉
してしまうような不具合を防止できる。
また、第5図および第6図には本考案の第3実施例を示
腰この第3実施例は洗浄槽1′を大形に形威し、フィル
タ3と他の部品を組立てた状態の部品組立体8全体を収
容し得るように構成したものである。
また、この洗浄槽1′内にはたとえば円筒状の支持部材
9を設け、この支持部材9の内面に発振面を中心に向け
て複数の超音波発振器4′・・・を設けたものである。
そして、これが超音波発振器4′・・・は洗浄槽1′内
の架台10.10上に支持された部品組立体8に装着さ
れたフィルタ3の部分の外周を囲むように構成されてい
る。
この第3実施例のものは超音波発振器4′・・・からフ
ィルタ3の周面に超音波が照射され、洗浄がなされる。
そしてこの第3実施例はフィルタ3を部品組立体8に装
着したまま洗浄ができるので、洗浄に際してこのフィル
タ3を取外す必要がなく、作業者がこのフィルタ3を取
扱う機会が少なく、作業者の被曝線量がより少なくなる
ものである。
さらに本考案は上記の各実施例にも限定されず、たとえ
ば洗浄槽の形状や超音波発振器の配置等は前記実施例の
ものに限定されず、要は複数の超音波発振器をフィルタ
を囲むように円周上に配置すればよいものである。
上述の如く本考案は円筒状のフィルタを収容する洗浄槽
と、このフィルタを囲んで円周上に配列された複数の超
音波発振器を備えたものである。
したがってこれら超音波発振器から発振される超音波が
フィルタの周面に均一に当り、このような円筒形のフィ
ルタを均一良好に洗浄できる。
よって洗浄中にこのフィルタを回転すする必要もなく、
また洗浄後のフィルタをブラシ等で洗浄する必要もな(
、作業者がフィルタを取扱う機会が少なくてすむので作
業者の被曝線量が減少し、また洗浄作業も能率的になる
等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断面図である。 第2図および第3図は本考案の第1実施例を示し、第2
図は縦断面図、第3図は第2図の■−■線に沿う断面図
である。 また第4図は第2実施例の水平方向横断面図である。 また第5図および第6図は第3実施例を示し、第5図は
縦断面図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿う断面図
である。 1゜ 1′・・・・・・洗浄槽、 2・・・・・・洗浄液、 3・・・・・・フ ィルタ、 4゜ 4′・・・・・・超音波発振器、 7・・・・・・干渉 遮蔽板、 訃・・・・・部品組立体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)洗浄液および洗浄すべき円筒状のフィルタを収容
    する洗浄槽と、上記フィルタを囲んで円周上に配置され
    た複数の超音波発振器とを具備したことを特徴とする円
    筒形フィルタの洗浄装置。
  2. (2)前記洗浄槽および超音波発振器は複数組設けられ
    、これら洗浄槽間には超音波の干渉を防止する干渉遮蔽
    板が設けられていることを特徴とする前記実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の円筒形フィルタの洗浄装置。
  3. (3) 前記洗浄槽は前記フィルタを装着した部品組
    立体全体を収容し得る寸法を有し、また前記超音波発振
    器は上記部品組立体に装着された上記フィルタの部分の
    みを囲むように配置されていることを特徴とする前記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の円筒形フィルタの洗
    浄装置。
JP11184480U 1980-08-07 1980-08-07 円筒形フイルタの洗浄装置 Expired JPS6034338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184480U JPS6034338Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 円筒形フイルタの洗浄装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184480U JPS6034338Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 円筒形フイルタの洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5735815U JPS5735815U (ja) 1982-02-25
JPS6034338Y2 true JPS6034338Y2 (ja) 1985-10-14

Family

ID=29472934

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JP11184480U Expired JPS6034338Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 円筒形フイルタの洗浄装置

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JP (1) JPS6034338Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017532195A (ja) * 2014-10-15 2017-11-02 サウジ アラビアン オイル カンパニーSaudi Arabian Oil Company エアフィルタ超音波クリーニングシステム及びその使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017532195A (ja) * 2014-10-15 2017-11-02 サウジ アラビアン オイル カンパニーSaudi Arabian Oil Company エアフィルタ超音波クリーニングシステム及びその使用方法

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JPS5735815U (ja) 1982-02-25

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