JPS6034245Y2 - レ−ザ−メス装置 - Google Patents

レ−ザ−メス装置

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Publication number
JPS6034245Y2
JPS6034245Y2 JP3549480U JP3549480U JPS6034245Y2 JP S6034245 Y2 JPS6034245 Y2 JP S6034245Y2 JP 3549480 U JP3549480 U JP 3549480U JP 3549480 U JP3549480 U JP 3549480U JP S6034245 Y2 JPS6034245 Y2 JP S6034245Y2
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JP
Japan
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laser beam
laser
optical path
mirror
infrared light
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Expired
Application number
JP3549480U
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English (en)
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JPS56135710U (ja
Inventor
隆志 東郷
Original Assignee
持田製薬株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCO2レーザー光を用いるレーザーメス装置に
係るものである。
波長10.6μのCO2レーザー光は生体組織(主とし
て水分)の表面で100%吸収されることから、蒸発に
よる組織切開に使用されるが、組織内部に入り込まない
ため、熱凝固、即ち止血能力は生体組織への浸透力が大
きい波長1.06μのYAGレーザー光より劣る。
切開力と止血力をそなえるレーザーメスとする為には、
CO2レーザーとYAGレーザーの両者を使用すればよ
い。
しかしながら両者は共に極めて高価である。
本考案の目的は、小ない費用でCO2レーザ−メスの止
血力が補強されたCO□レーザーメス装置を提供するに
ある。
本考案のCO2レーザ−メス装置は、レーザービーム光
路に設けられるビームシャッタの両面にミラーを取付け
るか、又は、レーザービーム光路のビームシャッタの後
方にCO2レーザー光を透過し赤外光を反射する半透ミ
ラーを設け、レーザービーム光路に直角方向よりハロゲ
ンランプよりの平行赤外光を入射せしめ、前記の両面ミ
ラー付ビームシャッタ又は半透ミラーを前記平行赤外光
の入射路とレーザービーム光路の交叉点に位置せしめ、
レーザービームシャフト時の両面ミラー付シャッタ、又
は半透ミラーにより前記平行赤外光がレーザービーム光
路と同一の光路に導入されるようにしである装置である
以下、本考案の装置を実施例の構成図に基いて詳述する
第1図及び第2図は本考案の装置の実施例の構成国を示
すもので、前者はビームシャッタの両面にミラーを取付
けた装置を、後者は半透ミラーを取付けた装置を示す。
第1図及び第2図において、共振器1よりのCO2レー
ザー光はミラーホルダ2内及びアーム伸縮部3内を通り
ミラー4A及び4Bで反射され、集光レンズ5により集
光され、生体6上に照射される。
ミラーホルダ2内にはCO2レーザ−ビームを遮断する
ビームシャッタ7(第2図参照)が設けられ、ビームシ
ャッタ7のミラー7Cにて反射されたレーザービームは
ヒートシンク8に入射され、CO2レーザ−ビームの出
力がモニタされる。
本考案の装置においては、第1図の如く、レーザービー
ム光路に設けられるビームシャッタをミラー7Cと共に
裏側にミラー7Bを設けた両面ミラー付ビームシャッタ
7Aとするか、又は第2図の如<、レーザービーム光路
のビームシャッタ7の後方(下流側)に、CQIレーザ
ー光を透過し、赤外光を反射する半透ミラー9を設けで
ある。
一方、1〜3μの赤外光を80%以上含む光を発生する
ハロゲンランプ10をその一方の焦点においた惰円鏡1
1より反射されたハロゲン光は他方の焦点に集光され、
途中で赤外フィルタ12により可視光がカットされてま
ぶしさをなくシ、他方の焦点より再び散光され、赤外レ
ンズ13により平行光とされ、レーザービーム光路に直
角方向より入射せしめられる。
14は赤外光の大きざ調節する絞りである。
前記両面ミラー付ビームシャッタ?A(第1図)又は半
透ミラー9(第2図)は赤外レンズ13よりの平行赤外
光の入射路とレーザービーム光路の交叉点に位置せしめ
られている。
また、第1図の装置においては、両面ミラー付シャッタ
7Aでレーザービームを遮断したときシャッタ7Aの裏
側のミラー7Bにより、平行赤外光は反射されて、レー
ザービーム光路と同一の光路に導入される。
第2図の装置においては、平行赤外光は半透ミラー9に
より反射されレーザービーム光路と同一の光路に導入さ
れる。
従って、第1図の装置においては、ビームシャッタ7A
の開閉によってレーザービームと赤外ビームが交互に生
体6に照射される。
即ちビームシャッタ7Aの開でCO2レーザ−ビームが
、閉で赤外ビームが照射される。
尚、ビームシャッタ7Aが開のときはハロゲンランプ1
0の電源をオフにするようにしである。
第2図の装置においては、半透ミラー9がレーザ光を透
過し赤外光を反射するので、CO2レーザ光と赤外光と
が同時に生体6に照射される。
また、ビームシャッタ7が閉のときは、赤外光のみが生
体6に照射される。
更に、ビームシャッタ7が開のときにハロゲンランプ1
0の電源をオフにするようにすれば、C02レーザ光と
赤外光とをそれぞれ独立して照射することができる。
また、赤外フィルタ12に若干可視光を透過するものを
使用すればガイド光としても使用できる。
平行赤外光発生装置の他の実施例を第3図に示す。
この実施例においては、ハロゲンランプ10の発生光を
反射する鏡に放物面鏡11Aを用い、該放物面鏡11A
の焦点にハロゲンランプ10を設け、赤外レンズ13を
用いることなく、平行赤外光を得る。
1〜3μの赤外光は止血力を有するので、CO2レーザ
−メス装置において、100〜200Wの大出力の赤外
光を安価に発生することができるハロゲンランプを利用
してCO2レーザ−ビームと同時に又は交互に前記の赤
外光を導入するときはCO2レーザ−メスの欠点を補う
ことができる。
一方、止血力を増強するためにCO2レーザーと共にY
AGレーザーの両方使用することは、YAGレーザーが
オプティカルファイバを使用できるので体腔内の止血に
は適当であるが、悩外科又は一般外科等における止血に
おいては操作性の問題を除けば、必ずしもYAGレーザ
ーを用いる必要はなく、赤外光で充分目的を達成するこ
とができる。
従って、本考案の装置により従来のCO2レーザ−メス
の欠点を補強することとなりCO2レーザ−メスの適用
範囲を拡大することができる。
特に肝蔵切除等に有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の装置の異なる実施
例の構成国、第3図は平行赤外光発生装置の他の実施例
の概略図である。 1・・・・・・共振器、2・・・・・・ミラーホルダ、
3・・・・・・アーム伸縮部、4A、4B・・・・・・
ミラー、5・・・・・・集光レンズ、6・・・・・・生
体、7・・・・・・ビームシャッタ、7A・・・・・・
両面ミラー付ビームシャッタ、7B、7C・・・・・・
ミラー、8・・・・・・ヒートシンク、9・・・・・・
半透ミラー、10・・・・・・ハロゲンランプ、11・
・・・・・楕円鏡、11A・・・・・・放物面鏡、12
・・・・・・赤外フィルタ、13・・・・・・赤外レン
ズ、14・・・・・・絞り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 CO。 レーザー光を用いるレーザーメス装置において、レーザ
    ービーム光路に設けられるビームシャッタの両面にミラ
    ーを取付けるか、又は、レーザービーム光路のビームシ
    ャッタの後方にCO2レーザー光を透過し赤外光を反射
    する半透ミラーを設け、レーザービーム光路に直角方向
    よりハロゲンランプよりの平行赤外光を入射せしめ、前
    記の両面ミラー付きビームシャッタ又は半透ミラーを前
    記平行赤外光の入射路とレーザービーム光路の交叉点に
    位置せしめ、レーザービームシャット時の両面ミラー付
    シャッタ、又は、半透ミラーにより前記平行赤外光がレ
    ーザービーム光路と同一の光路に導入されるようにしで
    あるレーザーメス装置。
JP3549480U 1980-03-18 1980-03-18 レ−ザ−メス装置 Expired JPS6034245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3549480U JPS6034245Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 レ−ザ−メス装置

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JP3549480U JPS6034245Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 レ−ザ−メス装置

Publications (2)

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JPS56135710U JPS56135710U (ja) 1981-10-14
JPS6034245Y2 true JPS6034245Y2 (ja) 1985-10-12

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JP3549480U Expired JPS6034245Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 レ−ザ−メス装置

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JPS56135710U (ja) 1981-10-14

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