JPS6033971Y2 - ウエツジフイルタ用インタ−ロツク回路 - Google Patents
ウエツジフイルタ用インタ−ロツク回路Info
- Publication number
- JPS6033971Y2 JPS6033971Y2 JP11457477U JP11457477U JPS6033971Y2 JP S6033971 Y2 JPS6033971 Y2 JP S6033971Y2 JP 11457477 U JP11457477 U JP 11457477U JP 11457477 U JP11457477 U JP 11457477U JP S6033971 Y2 JPS6033971 Y2 JP S6033971Y2
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- JP
- Japan
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- signal
- group
- wedge filter
- wedge
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放射線治療装置に於て放射線束に成る角度に対
する線量分布をもたせたい場合に用いるウェッジフィル
タをあらかじめ準備された複数個から１個を選択して装
着するとき若しこれが不適当な場合放射線の照射を阻止
インタロックするウェッジフィルタ用インタロック回路
に関するものである。
する線量分布をもたせたい場合に用いるウェッジフィル
タをあらかじめ準備された複数個から１個を選択して装
着するとき若しこれが不適当な場合放射線の照射を阻止
インタロックするウェッジフィルタ用インタロック回路
に関するものである。
従来の、この種インタロック回路は例えば第１図のよう
に構成されていた。
に構成されていた。
治療室に置かれたフィルタボックス（図示せず）にすべ
てのフィルタが装填されている場合、即ち放射ヘッド（
図示せず）にフィルタが装填されていない場合、フィル
タボックスのフィルタ着脱有無の信号を受けるフィルタ
数に相当する各々の端子２乃至８及び１１乃至１３（第
１図には１〜７の７個分ＷＦｌ〜ＷＦ７及び８〜１０の
３個分ＷＦ５〜ＷＦＩＱの端子が例示されている）には
入力信号は遮断されている。
てのフィルタが装填されている場合、即ち放射ヘッド（
図示せず）にフィルタが装填されていない場合、フィル
タボックスのフィルタ着脱有無の信号を受けるフィルタ
数に相当する各々の端子２乃至８及び１１乃至１３（第
１図には１〜７の７個分ＷＦｌ〜ＷＦ７及び８〜１０の
３個分ＷＦ５〜ＷＦＩＱの端子が例示されている）には
入力信号は遮断されている。
一方これらの入力端子２乃至８及び１１乃至１３に隣接
して比較基準入力端子９，１０のうち他方の端子１０に
は電源（−１２Ｖ）が負の基準信号として印加され、こ
の信号は、可変抵抗ＶＲ１及び抵抗Ｒ１３を通り演算増
幅器Ａの反転入力端子−に導かれる。
して比較基準入力端子９，１０のうち他方の端子１０に
は電源（−１２Ｖ）が負の基準信号として印加され、こ
の信号は、可変抵抗ＶＲ１及び抵抗Ｒ１３を通り演算増
幅器Ａの反転入力端子−に導かれる。
演算増幅器Ａは他方の入力端子十をゼロ電位に接続され
、負の信号を受けることにより、正の出力信号を発生す
る。
、負の信号を受けることにより、正の出力信号を発生す
る。
また、比較基準入力端子のうち一方の端子９には＋１２
Ｖの電源が正の基準信号として入力し、この基準信号は
演算増幅器Ａからの出力信号とともにトランジスタＱ１
を導通するために信号となる。
Ｖの電源が正の基準信号として入力し、この基準信号は
演算増幅器Ａからの出力信号とともにトランジスタＱ１
を導通するために信号となる。
トランジスタＱ１が導通すると、リレーＲｙ１のコイル
が付勢され常閉接点Ｒｙ １−１及びＲｙ １−２を開
放してフィルタボックスの制御回路（図示せず）をＯＦ
Ｆ Ｌこの回路をインタロックする。
が付勢され常閉接点Ｒｙ １−１及びＲｙ １−２を開
放してフィルタボックスの制御回路（図示せず）をＯＦ
Ｆ Ｌこの回路をインタロックする。
ここで例えばフィルタＷＦｉが抜かれた場合、即ち、フ
ィルタＷＦ１が放射口に設定されると、フィルタボック
スからのフィルタＷＦＩの着脱信号（取出信号）が端子
に入り演算増幅器Ａの入力側で加算されて反転入力端子
の入力がゼロになる。
ィルタＷＦ１が放射口に設定されると、フィルタボック
スからのフィルタＷＦＩの着脱信号（取出信号）が端子
に入り演算増幅器Ａの入力側で加算されて反転入力端子
の入力がゼロになる。
したがって増幅器Ａの出力がゼロになりトランジスタＱ
１、Ｑ２はＯＦＦ状態となりリレーＲｙ１のコイルには
電圧が印加されずＲｙｌの接点Ｒｙｌ−１及びＲｙｌ−
２は閉じておりフィルタボックスの制御回路はＯＮ状態
となりインタロックされないで装置は正常に動作する。
１、Ｑ２はＯＦＦ状態となりリレーＲｙ１のコイルには
電圧が印加されずＲｙｌの接点Ｒｙｌ−１及びＲｙｌ−
２は閉じておりフィルタボックスの制御回路はＯＮ状態
となりインタロックされないで装置は正常に動作する。
次にフィルタが２個以上例えばＷＦｌとＷＦ２とが抜か
れた場合は複数のプラス電圧と１つのマイナス電圧が加
算されて増幅器Ａの反転入力となり出力にはマイナス電
圧が出てトランジスタＱ２をＯＮさせ、リレーＲｙ １
のコイルがＯ■から付勢されてその接点を開放し、フィ
ルタボックスの制御回路はＯＦＦ［、てこの回路をイン
タロックする。
れた場合は複数のプラス電圧と１つのマイナス電圧が加
算されて増幅器Ａの反転入力となり出力にはマイナス電
圧が出てトランジスタＱ２をＯＮさせ、リレーＲｙ １
のコイルがＯ■から付勢されてその接点を開放し、フィ
ルタボックスの制御回路はＯＦＦ［、てこの回路をイン
タロックする。
しかしこの場合どのフィルタが抜かれたのかを表示する
必要があるため各フィルタ毎に異なる位置にマグネット
をつけ、このマグネットと放射口に取付けたリードスイ
ッチとを選択的に動作させるようにし、その動作により
制御盤内に設けられた第２図に示したようなリレ一群を
動作させフィルタに対応するランプを表示させるように
なっていた。
必要があるため各フィルタ毎に異なる位置にマグネット
をつけ、このマグネットと放射口に取付けたリードスイ
ッチとを選択的に動作させるようにし、その動作により
制御盤内に設けられた第２図に示したようなリレ一群を
動作させフィルタに対応するランプを表示させるように
なっていた。
第２図に於て、Ｒ３ｌ〜Ｒ３４はそれぞれ放射口に設け
られた前記リードスイッチ、Ｒｙ５６〜Ｒｙ５９はそれ
ぞれＲ３ｌ〜Ｒ３４によりトランジスタを介して駆動さ
せる出力リレー、Ｒｙ５６−１〜Ｒ３１５９−４は出力
リレーの接点、１〜１０はウェッジフィルタ番号を示す
表示ランプである。
られた前記リードスイッチ、Ｒｙ５６〜Ｒｙ５９はそれ
ぞれＲ３ｌ〜Ｒ３４によりトランジスタを介して駆動さ
せる出力リレー、Ｒｙ５６−１〜Ｒ３１５９−４は出力
リレーの接点、１〜１０はウェッジフィルタ番号を示す
表示ランプである。
以上のような従来のインタロック回路をもつ放射線治療
装置ではフィルタボックスからどれか１つでもウェッジ
フィルタを抜けばそのウェッジフィルタを放射口に取付
けることとは無関係にインタロック回路はＯＮになって
放射線が照射されてしまい、治療に必要な線量分布が与
えられないという状態を生ずる恐れもある欠点があった
。
装置ではフィルタボックスからどれか１つでもウェッジ
フィルタを抜けばそのウェッジフィルタを放射口に取付
けることとは無関係にインタロック回路はＯＮになって
放射線が照射されてしまい、治療に必要な線量分布が与
えられないという状態を生ずる恐れもある欠点があった
。
本考案はこのような欠点を生ずることのないインタロッ
ク回路を提供することを目的とするものである。
ク回路を提供することを目的とするものである。
以下に本考案の詳細を説明する。
第３図は本考案のｌ実施例を示したものである。
１１はウェッジフィルタ選択用の押ボタン群であり、放
射線治療装置の治療制御盤の前面に配設され、それぞれ
の押ボタン１１−１乃至１１−１０は従来例として説明
した治療室に置かれたフィルタボックスに装填されてい
る各つェッジフィルタＷＦ１乃至ＷＦＩＱに対応したも
のとなっている。
射線治療装置の治療制御盤の前面に配設され、それぞれ
の押ボタン１１−１乃至１１−１０は従来例として説明
した治療室に置かれたフィルタボックスに装填されてい
る各つェッジフィルタＷＦ１乃至ＷＦＩＱに対応したも
のとなっている。
１２はウェッジフィルタ番号弁別用コードを読み出すた
めのリードスイッチ群であり、設定されたウェッジフィ
ルタごとに各リードスイッチ１２Ａ乃至１２Ｄが特定の
組合せでウェッジフィルタＷＦ１乃至ＷＦ１０に取付け
られたマグネットによって作動するものである。
めのリードスイッチ群であり、設定されたウェッジフィ
ルタごとに各リードスイッチ１２Ａ乃至１２Ｄが特定の
組合せでウェッジフィルタＷＦ１乃至ＷＦ１０に取付け
られたマグネットによって作動するものである。
１３は信号変換装置であり、各リードスイッチ１２Ａ乃
至１２ＤのＯＮ、ＯＦＦの組合せからウェッジフィルタ
番号を弁別してその番号に対応する端子に弁別信号を出
力するものである。
至１２ＤのＯＮ、ＯＦＦの組合せからウェッジフィルタ
番号を弁別してその番号に対応する端子に弁別信号を出
力するものである。
１４はフリップフロップ群であり、各フリップフロップ
１４−１乃至１４−１０は前記押ホタン群１１と信号変
換装置１３との同一番号の信号を入力するような論理積
回路を有しており、両人力が一致したときに出力を出す
ものである。
１４−１乃至１４−１０は前記押ホタン群１１と信号変
換装置１３との同一番号の信号を入力するような論理積
回路を有しており、両人力が一致したときに出力を出す
ものである。
１５は表示ランプ群であり、それぞれの表示ランプ１５
−１乃至１５−１０はそれぞれに対するフリップフロッ
プ１４−１乃至１４−１０の作動により点灯するもので
、押ボタン１１−１乃至１１−１０が押されて選択され
た番号のウェッジフィルタが放射線治療装置の放射線放
射口に設定されていれば、その番号を表示する。
−１乃至１５−１０はそれぞれに対するフリップフロッ
プ１４−１乃至１４−１０の作動により点灯するもので
、押ボタン１１−１乃至１１−１０が押されて選択され
た番号のウェッジフィルタが放射線治療装置の放射線放
射口に設定されていれば、その番号を表示する。
１６はインタロック回路でありリードスイッチ群１２か
らの全信号のＮＡＮＤゲート１７出力と放射線治療装置
のＸ線照射作動信号ＸｉとのＮＡＮＤゲート１８出力を
出力としており、放射口にウェッジフィルタＷＦｌ乃至
ＷＦＩＱのうち、必要フィルタが放射口に設定されてリ
ードスイッチ群１２のスイッチＡ乃至りのいずれかが作
動し且つＸｉ信号が与えらたときには放射線を照射させ
るための信号を出力するがその他の場合は放射線照射を
阻止するはたらきをもつものである。
らの全信号のＮＡＮＤゲート１７出力と放射線治療装置
のＸ線照射作動信号ＸｉとのＮＡＮＤゲート１８出力を
出力としており、放射口にウェッジフィルタＷＦｌ乃至
ＷＦＩＱのうち、必要フィルタが放射口に設定されてリ
ードスイッチ群１２のスイッチＡ乃至りのいずれかが作
動し且つＸｉ信号が与えらたときには放射線を照射させ
るための信号を出力するがその他の場合は放射線照射を
阻止するはたらきをもつものである。
本考案は以上のようになるものであって、押ボタンによ
り選択したウェッジフィルタが実際に放射線放射口に装
着されたかどうかが表示素子の点灯によって一見して確
認出来、常に正しいウェッジフィルタを装着した状態で
Ｘ線照射を作動させることを的確且つ安全に行ない得る
効果がある。
り選択したウェッジフィルタが実際に放射線放射口に装
着されたかどうかが表示素子の点灯によって一見して確
認出来、常に正しいウェッジフィルタを装着した状態で
Ｘ線照射を作動させることを的確且つ安全に行ない得る
効果がある。
第１図は従来のウェッジフィルタ用インタロック回路図
、第２図は従来の表示回路図、第３図は本考案１実施例
を示す回路図である。 １ １・・・・・・押ボタン群、 １２・・・・・・リードスイッチ 群、 １３・・・・・・信号変換装置、 １４・・・・・・フリップフ ロッジ群、 １５・・・・・・表示素子群、 １６・・・・・・インク ロック回路。
、第２図は従来の表示回路図、第３図は本考案１実施例
を示す回路図である。 １ １・・・・・・押ボタン群、 １２・・・・・・リードスイッチ 群、 １３・・・・・・信号変換装置、 １４・・・・・・フリップフ ロッジ群、 １５・・・・・・表示素子群、 １６・・・・・・インク ロック回路。
Claims (1)
- 放射線放射口に装着されるウェッジフィルタに付設され
た磁性片で構成されたウェッジフィルタ番号弁別用コー
ドを読み出すコード検出器群と、このコード検出器群の
発する信号で構成されたコード信号を入力しウェッジフ
ィルタ番号に対応する端子に信号を出力する信号変換装
置と、治療制御盤前面に設けられて前記ウェッジフィル
タをその番号で選択す選択器群と、この選択器から発す
る信号と前記信号変換装置の発する同番号の信号との論
理積ゲートを入力側に有するフリップフロップ群と、こ
のフリップフロップの作動により点灯される表示素子群
と、前記ウェッジフィルタが放射線放射口に装着されて
いずれかの前記コード検出器が作動していることを示す
信号と放射線照射を作動させる信号が与えられたとき以
外は放射線照射を阻止するインタロック回路とを有する
ことを特徴とする複数のウェッジフィルタの中からその
１つを選択使用する放射線治療装置に用いるウェッジフ
ィルタ用インターロック回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11457477U JPS6033971Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | ウエツジフイルタ用インタ−ロツク回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11457477U JPS6033971Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | ウエツジフイルタ用インタ−ロツク回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5443087U JPS5443087U (ja) | 1979-03-23 |
| JPS6033971Y2 true JPS6033971Y2 (ja) | 1985-10-09 |
Family
ID=29065432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11457477U Expired JPS6033971Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | ウエツジフイルタ用インタ−ロツク回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033971Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP11457477U patent/JPS6033971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5443087U (ja) | 1979-03-23 |
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