JPS6033970Y2 - 放射線治療装置の安全装置 - Google Patents

放射線治療装置の安全装置

Info

Publication number
JPS6033970Y2
JPS6033970Y2 JP8755977U JP8755977U JPS6033970Y2 JP S6033970 Y2 JPS6033970 Y2 JP S6033970Y2 JP 8755977 U JP8755977 U JP 8755977U JP 8755977 U JP8755977 U JP 8755977U JP S6033970 Y2 JPS6033970 Y2 JP S6033970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact body
irradiation
patient
accessory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8755977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5416185U (ja
Inventor
俊雄 津留
年治 引野
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP8755977U priority Critical patent/JPS6033970Y2/ja
Publication of JPS5416185U publication Critical patent/JPS5416185U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6033970Y2 publication Critical patent/JPS6033970Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放射線治療装置たとえば粒子加速装置、遠隔
放射線治療装置等において、装置本体と被治療者との接
触や衝突事故、あるいは被治療者の不必要な個所への放
射線照射を防止するための放射線治療装置の安全装置に
関する。
この種の放射線治療装置では、一般に、第1図に示すよ
うに、被治療者1を載置するベット2を昇降、水平移動
等が行えるようにするとともに、放射線源3を取付けた
装置本体4を主軸5を介してベット2のまわりで回転で
きるようにし、また、照射ヘッドつまり線源容器6を補
助軸7,8を介して回転できるようにし、さらに、絞り
装置9等により照射口10を被治療者1の患部に対して
接離できるようにしている。
そして上記各動作を組合せて照準を合せ、運動照射、多
門照射、極部固定照射等を行うようにしている。
しかし従来、治療準備中、あるいは治療途中の不必要な
機械動作による被治療者1への接触や衝突事故を防止す
るための安全装置としては、被治療者1を検出して機械
動作あるいは放射線照射の停止信号を出すたとえばリン
グ状の接触体11を照射口10の周囲に固定させて設け
ているだけである。
このため、照射口10に接触体11より突出幅の大きい
アクセサリ−1たとえば照射域の一部の線量を減少する
ための打抜き照射機構12あるいはその他ウェッジフィ
ルター、鉛ブロック等を取付けると、接触体11では被
治療者1を検出できなくなり、そのアクセサリ−12に
よって接触や衝突事故が引き起こされる危険があった。
また同様に、固定照射の際にアクセサリ−12を被治療
者1に密接させたときも、被治療者の余計な動きが検出
できず、不必要な個所への照射を防止することもできな
かった。
なお、あらゆるアクセサリ−をおおうことができるよう
に単に接触体11を大形によることは、装置の動作範囲
を狭めることになり、アクセサリ−不使用時や突出長さ
の小さいアクセサリーを取付けた場合などにおいて、被
治療者の位置決めを不必要に面倒にしたり、運動照射の
範囲を減少する問題がある。
この考案はそのような問題にかんがみてなされたもので
、アクセサリ−の使用、不使用にかかわらず常に接触体
が放射線源容器(以下単に線源容器と略す)の先端で確
実に被治療者を検出できるものであって、しかもこの線
源容器の動作範囲が最大限利用できるようにした放射線
治療装置の安全装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を第2図および第3図を参照し
て説明する。
第2図は第1の実施例を示すもので、線源容器6の被治
療者側に設けられている多段絞り羽根13Aと絞り羽根
カバー13Bを有する絞り装置13に筒状のカバー14
を装着し、この筒状カバー14に細長なガイド用スリッ
ト15を複数あけている。
この筒状カバー14の内側に底部に鍔16を有した筒状
の接触体保持用の保持体17をスライド可能に嵌挿し、
この保持体17の上縁部に刻設したねじ孔18に上記ス
リット15を介して固定つまみ19を螺着している。
そして、この保持体19の底部外周側に鍔部20を有し
たリング状の接触体21を圧縮ばね22,23を介して
縦横離間方向に偏倚して取付け、保持体17の鍔16と
接触体21の鍔部20にこの接触体21の動作を検出す
るスイッチたとえば固定接点24と可動接点25をを設
けている。
このような構成であれば、固定つまみ19をゆるめるこ
とによって保持体17をスリット15の長さの範囲内で
自由に位置調整できるから、照射ヘッド13の照射口2
6に取付けるアクセサリ−たとえば打抜き照射機構27
の先端位置に応じて接触体21の設置位置を調整し、こ
の接触体21を常にアクセサリ−27の先端をおおう配
置にするとかできる。
したがってどのようなアクセサリ−を取付けた場合でも
、アクセサリ−よりも接触体21を突出させることがで
きるから、線源容器6を被治療者1の回りで回動させる
とき、この接触体21を確実に被治療者1に接触させス
イッチ24.25を介して被治療者を検出できるように
なるものである。
しかも、アクセサリ−の先端位置に応じて接触体21の
設置位置が調整できるから、アクセサリ−を取付けない
場合や突出長さの小さいアクセサリ−を取付けた場合は
接触体21の突出長さを小さくすることができ、したが
って絞り装置13の動作範囲を不必要に狭めることもな
く、被治療者の位置決めや照射範囲に余計な影響を与え
ることもない。
また、第3図は第2の実施例を示すもので、先端が次第
に小径となるテーバ付筒状の絞り装置30の先端部に、
底部に鍔部31を有したテーパ付リング状の接触体保持
用の保持体32を遊嵌させ、絞り装置30の内部に停止
信号を出すマイクロスイッチ33.34を複数設けてい
る。
このマイクロスイッチ33.34を動作するドグ35゜
36を絞り装置30の周壁を穿って上記保持体32の周
壁および鍔部31に当接させ、この各ドグ35.36を
その外端側に押圧する圧縮ばね37.38を介して上記
保持体32を縦横外方に偏倚している。
この保持体32の動作を上記ドグ35.36を介してマ
イクロスイッチ33.34で検出する。
そして保持体32の外周面にガイド39を介してレバー
状の接触体40を複数、絞り装置30の先端側にスライ
ド自在に装着し、また、保持体32の外周面に接触体4
0をねじ止める固定つまみ48を取付けている。
このような構成であっても、絞り装置30の照射口41
に取付けたアクセサリ−たとえば固定照射用ツーブス4
2の先端位置に応じて、各接触体40の突出位置を自由
に調整することができるから、その各接触体40の先端
をツーブス42の先端周囲部に突出させておけば、ツー
ブス42とベッド43上の被治療者44とが治療準備中
あるいは治療中に異常接触する前に接触体40の接触に
よりマイクロスイッチ33.34を介して被治療者44
を検出し、装置本体の動作および放射線の照射等を停止
できる。
なお、この第2の実施例のものは被治療者患部を固定照
射するのに有効である。
すなわち、固定照射では不必要な個所への照射を防止す
るためベッド43上の被治療者44の患部体表面にツー
ブス42を密接させるが、そのツーブス42の周囲体表
面に各接触体40を密接させておく。
そうすれば、被治療者44が治療中に余計な動作をして
不必要な個所に放射線が照射されそうになっても接触体
40を介して被治療者44の動作を瞬時に検出して照射
を停止させ、不必要な個所への放射線照射を確実に防止
することができるものである。
なお、この第2の実施例では、照射口41にツーブス4
2を装着したことをドグ45を介して検出するインター
ロック用マイクロスイッチ46と、そのドグ45を介し
てツーブス42の異常上昇動作を検出して照射停止信号
を出すもう1つのマイクロスイッチ47とを設け、ツー
ブス42自体によっても被治療者の動作を検出できるよ
うにしている。
以上のようにこの考案によれば、線源容器の照射口にど
のようなアクセサリ−を取付けた場合でも、またアクセ
サリ−を取付けない場合でも、装置本体や被治療者の異
常動作を確実に検出して機械動作あるいは放射線照射を
停止でき、安全性の確保と装置本体の動作範囲の減少防
止とを図れるものである。
なお、上記各実施例では接触体の装置位置を手動操作に
より調整するようにしているが、ラック、ギヤなどの移
動機構を介してモータ駆動により調整できるようにして
もよい。
また、接触体の動作を検出するスイッチは上記各実施例
に示したものに限らず、光電スイッチや人体が近づいた
とき働く近接スイッチなどにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す全体図、第2図はこの考案の第1
の実施例を示す要部を拡大した断面図、第3図はこの考
案の第2の実施例を示す要部を拡大した部分断面図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放射線源容器の放射線照射口付近に、放射線の照射状態
    に制限を与えるためのアクセサリ−を取付ける機構を備
    え、且つ被検者の接触有無状態を検出する接触体及びこ
    の接触体による接触有無状態を電気信号に変換し治療動
    作の制御に供する接触検出機構を設けた装置において、
    少なくとも前記接触体を前記アクセサリ−の先端位置に
    応じて放射線源に対して進退方向に移動可能に支持する
    接触体支持部材を具備したことを特徴とする放射線治療
    装置の安全装置。
JP8755977U 1977-07-04 1977-07-04 放射線治療装置の安全装置 Expired JPS6033970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8755977U JPS6033970Y2 (ja) 1977-07-04 1977-07-04 放射線治療装置の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8755977U JPS6033970Y2 (ja) 1977-07-04 1977-07-04 放射線治療装置の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5416185U JPS5416185U (ja) 1979-02-01
JPS6033970Y2 true JPS6033970Y2 (ja) 1985-10-09

Family

ID=29013193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8755977U Expired JPS6033970Y2 (ja) 1977-07-04 1977-07-04 放射線治療装置の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6033970Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7679073B2 (en) 2007-02-16 2010-03-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Medical device

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131880A (ja) * 1974-09-11 1976-03-18 Yoshida Kogyo Kk Katsukasenhenoteepumakihoho narabini sonosochi
JP6587826B2 (ja) * 2015-05-14 2019-10-09 株式会社日立製作所 粒子線照射システム
JP7158005B2 (ja) * 2018-08-31 2022-10-21 ソニア・セラピューティクス株式会社 制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7679073B2 (en) 2007-02-16 2010-03-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Medical device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5416185U (ja) 1979-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2268460A2 (de) Röntgenvorrichtung und medizinischer arbeitsplatz
EP3060093B1 (de) Elektromotorisch betriebene küchenmaschine
JPS6033970Y2 (ja) 放射線治療装置の安全装置
EP3302283B1 (en) Object approach detection for use with medical diagnostic apparatus
WO2001045562A3 (en) Medical apparatus provided with a collision detector
JPH08275936A (ja) X線撮影装置
JPH08275939A (ja) X線撮影装置
EP1452280B1 (en) Motorised cutting tool comprising an automated cutting device
KR101587586B1 (ko) 단일센서 기반 광각 충돌감지 장치를 구비한 이동형 엑스선 촬영장치
JPH0517670Y2 (ja)
CN210130857U (zh) 一种大孔径ct及其安全防护装置
JP2005177131A (ja) 安全機構を備えた歯科用チェアユニット
KR20190115777A (ko) 의료 영상 촬영 장치용 테이블 제어 시스템
US3591739A (en) Switch actuator mechanism for use with bed-ridden patients
JPH0249130Y2 (ja)
EP3903682B1 (de) Kollisionsüberwachung in einer medizinischen umgebung
JPH03268705A (ja) ベッドの床部起伏機構
JPH0344397Y2 (ja)
JPH02109652U (ja)
JPH0612759Y2 (ja) 自動停止式チルトテーブル
JPH06121815A (ja) ベッド等における安全機構およびその動作制御方法
KR20180060248A (ko) 조사스위치 일체형 엑스레이 제너레이터
CN114027878A (zh) 一种幼儿童腹部超声检查的自动式腹部保护罩
JPH02121047U (ja)
JPS61203057U (ja)