JPS6033633B2 - 制御棒駆動機構の閉鎖装置 - Google Patents

制御棒駆動機構の閉鎖装置

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JPS6033633B2
JPS6033633B2 JP55146384A JP14638480A JPS6033633B2 JP S6033633 B2 JPS6033633 B2 JP S6033633B2 JP 55146384 A JP55146384 A JP 55146384A JP 14638480 A JP14638480 A JP 14638480A JP S6033633 B2 JPS6033633 B2 JP S6033633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、管状体を閉鎖即ち密閉するための装置に関し
、特に、閉鎖組立体(密栓)を原子炉の制御榛駆動機構
ハウジング内へ圧入封止させるための装置に関する。
原子炉の制御榛駆動機構は、通常、その頂部閉鎖部材を
封止するための○リングを必要とし、それらの○リング
が適正にシールを形成するようにするには所定量の圧縮
力を加える必要がある。
この所定の圧縮力を加えるための手段として、従釆は、
ボールトサークル上に等間隔に配置した6本のジャッキ
ボルトを用いて均一に配された圧縮力を○リングに加え
る方法が使用されている。このようなジャッキボルトを
使用する場合、それらのボルトに所定割合で漸次増大さ
せながら所定の合計トルクに達するまでトルクを与え、
それによって多数のトルク付与操作を行う必要がある。
このようなトルク付与操作は、多大の時間を必要とし、
それに必要とする装置則ちジャッキボルトおよびそれら
を保持するための衝援装置は高価である。更にまた、閉
鎖組立(密栓)を敬外すたびにジャッキボルトを掃除し
、ボルトに潤滑油を与えなければならず、その作業にも
多大の時間を要する。このために、0リングを所定の圧
縮力で均一に圧縮し、その圧縮のための装置が取外され
た後も○リングを圧縮状態に保持することができるよう
にした圧縮装置を求める要望がある。
本発明は、従来技術に随伴する上述の欠点を克服するこ
とを企図したものであり、0リングを所定の圧縮力で均
一に圧縮させ、その間に綿付ナットを続付けて○リング
を圧縮状態に保持することができるようにした圧入装置
を提供する。
この装置は、原子炉の制御榛駆動機構の端部に螺着させ
るようにしたものであり、液圧によって作動されるピス
トンを備えている。このピストンは、所定の圧縮力によ
って閉鎖組立体(密栓)および○リングを制御榛駆動機
構内に圧入させる。庄入後、綿付ナットを制御榛駆動機
構内に螺入して閉鎖組立体に係合させ談組立体および0
リングに圧縮力を加える。次いで、圧入装置から液圧流
体を除去し、圧入装置を制御榛駆動機構から取外す。以
後は、締付ナットが所定の残留圧縮力により0リングを
圧縮状態に保持する。本発明の目的は、閉鎖組立体およ
び密封○リングを所定の残留圧縮力によって制御綾駆動
機構内に均一に圧縮するための装置を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、制御榛駆動機構のための閉鎖組立
体および密封0リングを、それらを圧縮するための装置
が該駆動機構から取外された後も、圧縮状態に保持する
ことができる装置を提供することである。
本発明の叙上およびその他の目的、特徴ならびに利点は
、添付図面を参照して記述した以下の説明から一層明瞭
になろう。
第1図を参照すると、本発明による閉鎖装置則ち圧入装
置10の断面図が示されている。
閉鎖装置10は、旨孔14を有する外側ハウジング12
と、該旨孔内に摺敷自在に受容されたピストン16と、
該ピストンの減摩部分20にかぶせたスリーブ18とか
ら成る。ハウジング12の一端には、該ハウジングの内
側ベース26とピストン16の端面28との間で旨孔1
4内に画定される室24内へ液圧流体を導入するための
液圧用回り接続管22を接続する。
ハウジング12の側壁にはそれぞれ1800間隔を置い
て2つの円周方向の開口3Qを穿設する。各関口30は
、少くとも450に対応する円弧長と、後述するハンド
ル48の、ハウジング12に対して藤方向の運動を可能
にするのに十分な幅を有するものとする。閉口301ま
、スリーブ18を回すためのハンドル48をハウジング
12の内部へ挿入することを可能にする。ハウジング1
2の開□端には一部分にねじ34を有する滅律部分32
を設け、該減摩部分とハウジングの外表面との交差部に
肩部36が形成されるようにする。ねじ34は、装置1
0を原子炉の制御榛駆動機構に取付けるためのものであ
る。ピストン166は、該ピストンとハウジングの内孔
14との間にシールを設定する密封○リング40を受容
するための環状溝38を有している。
ピストン16の減蓬部分201こ旨孔42を形成し、そ
れによって円筒壁44を形成する。旨孔42の直径は、
制御樺駆動機構のための後述の閉鎖組立体82の上方ハ
ブ部分86の直径より僅かに大きい値とし、該旨孔の深
さは、該ハブ部分の長さより僅かに大きい値とする。ス
リーブ18の外周面には、ハウジングの円周溝30,3
0と整列する円周上に1800間隔を置いて2つの孔4
6を穿設する。
ハンドル48は、各円周魔30を通してスリーブの各孔
46に螺入させる。ハンドルを操作することによってス
リーブ18を回すことができる。ハウジング12の関口
端に近接するスリーブ18の端部分に減径部50を形成
し、この減摩部とハウジング孔14との間の空間54内
にばね52を配設することができるようにする。ばね5
2は、空間54の端部に固定した止めリング56によっ
て空間54内に保持する。止めリング56は、ハウジン
グ孔14の壁に形成した環状溝内に装着して止めリング
66に接触させた保持リング58によって固定する。ハ
ウジング12の閉口端に近接するスリーブ18の端部の
外周壁には、第2図に示されるように等間隔に係合手段
即ち歯形凹凸部62を形成する。偏椅ばね52は、スリ
ーブ18をピストン16に圧接しハウジング12内に引
込めた引込み位置へ偏俗させ、スリーブの凹凸部62が
、装置10を制御榛駆動機構に付設する操作を妨害しな
いようにする。制御榛駆動機構の閉鎖すべき部分は、第
3図に示されるように、第1内孔66と、肩部70を介
して該第1内孔に連接する第2内孔68とを有する管状
ハウジング64の形をしている。
第1内孔66の径は、閉鎖組立体(密栓)82の下方ハ
ブ部分88(第4図)の径より僅かに大きく、第2内孔
68の径は閉鎖組立体の封止部分84の蓬より僅かに大
きい。第2内孔68の一部分にはハウジング12のねじ
34と噛合するように同じピッチのねじ72が切られて
いる。ねじ部72の麹方向の長さは、ハウジング12の
ねじ部34の藤方向の長さと、後述する綿付ナット98
の軸方向の長さとの合計長さより長い。ねじ72の端部
と筒状ハウジング64の関口端の端面76との間に面取
り表面74を設ける。この面取り表面74は、装置10
を管状ハウジング64に取付ける際の案内表面の役割を
果す。肩部70には○リング80を受容するための環状
凹部78を設ける。○ーリング80は、閉鎖組立体82
によって圧縮されるようにする。第4図には代表的な閉
鎖組立体(密栓)82が示されている。
閉鎖組立体82は、封止部分84と、上方ハブ部分86
と、下方ハプ部分88とから成る。上方ハプ部分86と
封止部分84との交差部には織部90が形成され、下方
ハブ部分88と封止部分84との交差部には端面貝0ち
環状肩部92が形成される。封止部分84の外周面には
0リング96を受容するための環状凹部94を形成する
。閉鎖組立体82を管状ハウジング64内に挿入し、押
圧すると、0リング96はハウジング64の第2内孔6
8に対してシールを形成し、0リング80は肩部70の
環状凹部78と封止部分84と管状ハウジング64と管
状ハウジング64との間に確実なシールを設定する。閉
鎖組立体82の圧縮は、第5図に示される締付ナット9
8によって行うナット98の外周には管状ハウジング6
4のねじ72と同じピッチのねじ100が切られており
、ナットの内径102はピストン16の減蓬部分20の
外径より僅かに大きい。
緒付ナット98の一端に突設したボス104には、スリ
ーブ18の端部の歯形凹凸部62と鰍合する係合手段則
ち歯形凹凸部106を形成する。ナット98の反対側の
端部は、平坦であり、軸受板110と接触するための平
滑面108を呈する。軸受板11川ま、閉鎖組立体82
を制御榛駆動機構に挿入したとき封止部分84の上側端
面90とナット98の平滑端面108との間に介設され
る。軸受板1101ま、第6図に示されるように、その
内径112は上方ハブ部分86の径より僅かに大きく、
外径114は管状ハウジング64の第2内孔68より僅
かに小さく、装置10を管状ハウジング64に取付ける
際軸受板110が上方ハブ部分86および第2内孔68
に容易に鉄合する。制御機駆動機構を密封する場合、閉
鎖組立体82を管状ハウジング64内に挿入し、封止部
分84の環状肩部92を○リング8川こ接触させる。
この位置で○リング96は管状ハウジング64の第2内
孔68に堅く接触し、両者の間にシールを設定する。次
に、軸受板110を閉鎖組立体の上方ハブ部分86に鉄
めて、封止部分84の端面に接触するまで押進める。次
いで、締付ナット98を上方ハブ部分86に舷めて、ナ
ットの底面108が軸受板1101こ接触するまで管状
ハウジング64内に螺入する。次いで、閉鎖装置10を
管状ハウジング64に整合させて、ハウジング12の肩
部36がハウジング64の端面76に接触するまでハウ
ジング64内に蝿入させる。この位置で「ピストン16
の円筒壁44は閉鎖組立体82の上方ハブ部分86と錠
止ナット98の内蓬102との間に位置される。この取
付操作中、ばね52はスリーブ18をピストン16の減
蚤部分20に当接させハウジング12内に引込められた
位置へ偏倍させており、スリーブ18の凹凸部62が締
付ナット98の凹凸部106に接触して取付操作を妨害
することがないようにする。装置IQをハウジング64
に取付けた後、接続管22を通して室24内に液圧流体
を導入し「それによってピストン16の端面28の押圧
力を加えてそれを軸方向に移動させ「その結果として軸
受板110‘こ圧縮力を加える。
この圧縮力は閉鎖組立体82の封止部分84を介して○
リング80に伝えられる。室24内へ導入する液圧は、
0リング80に適正なシールを確保するのに十分な所定
の圧縮力が加えられるように調整することができる。こ
の所定の圧縮力は、室24から圧力が除去された後締付
ナット98の弛みおよびハウジング64のねじ72とナ
ット98のねじ108との間の弛みを補償するのに必要
な所望の残留圧縮力より大きい値とする。本発明によれ
ば、室24に液圧を導入し、その間にスリーブ18の凹
凸部62と締付ナット98の凹凸部106とを鉄合させ
るようにハンドル48を押下げ、ハンドルを円周開□3
0内で回動ごせて、スリーブ18を回動させ、それによ
って綿付ナット98を管状ハウジング64内に螺入させ
る。
ハンドル48が円周開□30の端部に接触したならば、
ハンドルを放し、スリーブ18をばね52の作用によっ
てピストン16の滅径部分上の引込み位置へ引込める。
次いで、ハンドルを円周関口30の反対側の端部に接触
するまで回動し、次いでそれを押下げてスリーブ16の
凹凸部62を再び締付ナット98の凹凸部106に鉄合
させた後ハンドル48を再び回敷してナット98をハウ
ジング64内へ更に螺入させる。この操作を繰返して締
付ナット98を軸受板110に堅く係合させ、0リング
80に上記所定の所望圧縮力を加える。この操作中液圧
により軸受板110が下方に押下げられているのでナッ
ト98を縦付ける操作を容易に行うことができる。そこ
でハンドル48を放し、スリーブ18をピストン16の
減径部分20上の引込み位置へ引込める。次いで、室2
4から圧力を除去し、ハンドル48を円周関口30の端
部に接触させて反対方向に回動することによって装置1
0をハウジング64から取外す。閉鎖組立体82を取外
す場合は、上記の操作手段を逆にして行えばよい。即ち
、室24を、0−リング801こ前記所定の圧縮力を加
える圧力レベルにまで液圧流体によって加圧する。この
加圧により、軸受板亀翼0が僅かに押下げられるので止
めナット98が軸受板110から弛められ、ハンドル母
8の回敷操作により締付ナット8を管状ハウジング64
から容易に抜出すことができる。以上、本発明を実施例
に関連して説明したが「本発明は、ここに例示した実施
例の構造および形態に限定されるものではなく、本発明
の精神および範囲から逸脱することなく、いろいろな実
施形態が可能であり、いろいろな変更および改変を加え
ることができることは当業者には明らかであるつo
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の閉鎖装置則ち圧入装置の断面図、第2
図は閉鎖装置の回動自在のスリーブの端部に設けられた
歯形凹凸部の断面図、第3図は本発明の閉鎖装置を用い
て密封すべき代表的な制御榛駆動機構の断面図、第4図
は制御横駆動機構を密封するための代表的な閉鎖組立体
の正面図、第5図は、閉鎖組立体に圧縮力を加えるため
の給付ナットの断面図、第6図は、制御榛騒動機構に取
付けた本発明の閉鎖装置の断面図である。 10・・・閉鎖装置、圧入装置、12…外側ハウジング
、14…旨孔、16…ピストン、22・・・接続管、2
4・・・室、42…盲孔、52…偏俺ばね、62…歯形
凹凸部、64・・・管状ハウジング、70・・・肩部、
72…ねじ、80・・・0リング、82…閉鎖組立体、
84・・・封止部分、92・・・環状肩部、96・・・
0リング、98…緒付ナット、締付手段、106・・・
歯形凹凸部、110・・・軸受板。 FIG.lFIG.2 FIG.3 FIG.4 FIG.5 FIG.6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1部材を第2部材内に圧入させるための装置にお
    いて、内孔を有しており、前記第2部材に取付けること
    ができるようになされた本体部分と、該本体部分の内孔
    に摺動自在に装着されており、前記第1部材を受容する
    ための内孔を有するピストンと、該ピストンに隣接して
    配設され、ピストンと共に軸方向に移動しうるようにな
    されたスリーブと、前記第1部材を第2部材内へ圧入さ
    せるべく、前記ピストンおよびスリーブを軸方向に移動
    せるように前記本体部分の前記内孔を加圧するための手
    段とから成る圧入装置。 2 前記スリーブは前記ピストンと共に軸方向に移動自
    在であり、かつ、該ピストンおよび前記本体部分に対し
    て回動自在であり、前記第2部材に取付けられる本体部
    分の端部に近接する、該スリーブの端部に係合手段が設
    けられている特許請求の範囲第1項記載の圧入装置。 3 前記スリーブを前記ピストン上の軸方向に引込めら
    れた位置へ偏倚させるための偏倚手段を備えている特許
    請求の範囲第1項記載の圧入装置。 4 前記第1部材上に嵌合され、前記第2部材と係合し
    うるようになされた締付手段を備え、該締付手段は、前
    記スリーブの前記係合手と嵌合する係合手段を有してお
    り、該両係合手段の嵌合により該スリーブが回動される
    と該締付手段も一緒に回動されるように構成した特許請
    求の範囲第2項記載の圧入装置。 5 前記締付手段と第1部材の間に軸受部材が介設され
    ている特許請求の範囲第4項記載の圧入装置。 6 前記スリーブは前記本体部分と前記ピストンとの間
    に介設されており、前記締付手段は、該ピストンを前記
    第1部材に係合させることができるように該ピストンを
    受入れるための孔を有している特許請求の範囲第4項記
    載の圧入装置。 7 前記第1部材を前記第2部材内に密封させるために
    、該第1部材と第2部材の互いに嵌合する端面と端面の
    間に介設された封止リングから成る封止手段を備えた特
    許請求の範囲第1項記載の圧入装置。 8 前記封止手段は、更に、前記第1部材と第2部材の
    互いに嵌合する軸方向の表面と表面の間に介設された封
    止リングを備えている特許請求の範囲第7項記載の圧入
    装置。
JP55146384A 1979-10-22 1980-10-21 制御棒駆動機構の閉鎖装置 Expired JPS6033633B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86986 1979-10-22
US06/086,986 US4288898A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Control rod drive mechanism closure device

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Publication Number Publication Date
JPS5679287A JPS5679287A (en) 1981-06-29
JPS6033633B2 true JPS6033633B2 (ja) 1985-08-03

Family

ID=22202142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55146384A Expired JPS6033633B2 (ja) 1979-10-22 1980-10-21 制御棒駆動機構の閉鎖装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4288898A (ja)
EP (1) EP0027684B1 (ja)
JP (1) JPS6033633B2 (ja)
KR (1) KR830000936B1 (ja)
CA (1) CA1134600A (ja)
DE (1) DE3065417D1 (ja)
ES (1) ES494580A0 (ja)
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