JPS603347Y2 - カプラン水車 - Google Patents
カプラン水車Info
- Publication number
- JPS603347Y2 JPS603347Y2 JP1976081549U JP8154976U JPS603347Y2 JP S603347 Y2 JPS603347 Y2 JP S603347Y2 JP 1976081549 U JP1976081549 U JP 1976081549U JP 8154976 U JP8154976 U JP 8154976U JP S603347 Y2 JPS603347 Y2 JP S603347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- runner
- runner vane
- shaft support
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はカブラン水車の特にランナボスに関するもの
で、部品点数を減らし、組立作業を著しく容易にすると
ともに、コスト低減をはかるものである。
で、部品点数を減らし、組立作業を著しく容易にすると
ともに、コスト低減をはかるものである。
カブラン水車は、ランナボスの内部にランナベーンの開
度を変える機構が組み込まれているのが普通である。
度を変える機構が組み込まれているのが普通である。
従来のこの種の機構は、第4図および第5図にその一例
を示すように、ランナ操作ロッド13の外周部に位置す
るランナボス1に、7a、7b、7cおよび7d部から
なるステムのねじ部7bにナツト14を螺合させてラン
ナベーン7を組み付けるようになっている。
を示すように、ランナ操作ロッド13の外周部に位置す
るランナボス1に、7a、7b、7cおよび7d部から
なるステムのねじ部7bにナツト14を螺合させてラン
ナベーン7を組み付けるようになっている。
なお、一般にステムの7c部と7d部またはステムの7
d部とランナベーン7はそれぞれ別の部材で構成し両者
をボルトで結合している。
d部とランナベーン7はそれぞれ別の部材で構成し両者
をボルトで結合している。
この機構の組立順序としては、中心部にあるランナ操作
ロッド13の動きをステムに伝達するアーム9に設けら
れたステムの7c部が貫通する孔と、前記ナツト14の
ねじ部とを正確に一直線上に、すなわち図においてX−
X線上に保持しておいて外側からステムを挿入する。
ロッド13の動きをステムに伝達するアーム9に設けら
れたステムの7c部が貫通する孔と、前記ナツト14の
ねじ部とを正確に一直線上に、すなわち図においてX−
X線上に保持しておいて外側からステムを挿入する。
従来構造の一例における組立途中の状態を示す第5図に
おいて説明すると、ステム7a部の外径d1およびステ
ム7d部の外径d2の軸受クリアランスは大型ランチの
場合でも0.5mm以下である。
おいて説明すると、ステム7a部の外径d1およびステ
ム7d部の外径d2の軸受クリアランスは大型ランチの
場合でも0.5mm以下である。
したがってナツト14とアーム9の孔は正確に軸芯X−
X線上に保持されていなければステムをランナボスに挿
入することができず、かつステムおよびランナ7も軸芯
x−X線上に保持したまま挿入しなければならない。
X線上に保持されていなければステムをランナボスに挿
入することができず、かつステムおよびランナ7も軸芯
x−X線上に保持したまま挿入しなければならない。
この作業は熟練した作業者によって長時間をかけて行な
われたものである。
われたものである。
このようにこの作業はナツト14を締めなからステムを
徐々に押し込んで組立を行なうが、一般にランナボス内
部のスペースは非常にせまいので、例えばステムをラン
ナボスに挿入したのち、ナツト14が締め付けられるよ
うに第4図における寸法aを充分広くすることはできな
い。
徐々に押し込んで組立を行なうが、一般にランナボス内
部のスペースは非常にせまいので、例えばステムをラン
ナボスに挿入したのち、ナツト14が締め付けられるよ
うに第4図における寸法aを充分広くすることはできな
い。
したがって小型ランチにおけるこの作業はさほど難かし
くないとしても、大型ランチにおいては大型になればな
るほど非常に作業が難かしく、作業に時間を要する問題
があった。
くないとしても、大型ランチにおいては大型になればな
るほど非常に作業が難かしく、作業に時間を要する問題
があった。
これは大型ランチの場合、ナツトで200〜300に9
、アームで1000〜2000kg、ステム部で100
0〜2000kg、ランナベーンで2000〜4000
kgの重量があることからも容易に推定できる。
、アームで1000〜2000kg、ステム部で100
0〜2000kg、ランナベーンで2000〜4000
kgの重量があることからも容易に推定できる。
したがって当然コスト高となる問題もあった。
また、この種のランナボスの機構として特公昭40−2
5289がある。
5289がある。
この公知例はランナベーンとステムが分割されステムと
アームがナツトに代えてボルトで結合されている点で上
記構造と異なるが、ステムとアームは上記実施例と同じ
要領でランナボスに挿入されそののちボルトの結合作業
を伴なうことは明らかであり、その作業は上記構造の場
合と何ら変らない。
アームがナツトに代えてボルトで結合されている点で上
記構造と異なるが、ステムとアームは上記実施例と同じ
要領でランナボスに挿入されそののちボルトの結合作業
を伴なうことは明らかであり、その作業は上記構造の場
合と何ら変らない。
この考案かこれらの点に鑑みてなされたもので、組立作
業を著しく容易にすることを目的とする。
業を著しく容易にすることを目的とする。
この目的は、ランナボスの内部において、ランナベーン
がステムを介して回動自在に支持される軸受部を上下に
2分割して形威し、この軸支部に、軸方向の外側にラン
ナベーンが取付けられ軸方向の側面に前記ランナベーン
を回動する駆動力を受けるアームが一体に形威されてい
るステムを挿入して支持させ、前記2分割した軸支部は
ボルトにより締結されてなるカブラン水車により遠戚さ
れる。
がステムを介して回動自在に支持される軸受部を上下に
2分割して形威し、この軸支部に、軸方向の外側にラン
ナベーンが取付けられ軸方向の側面に前記ランナベーン
を回動する駆動力を受けるアームが一体に形威されてい
るステムを挿入して支持させ、前記2分割した軸支部は
ボルトにより締結されてなるカブラン水車により遠戚さ
れる。
以下この考案の一実施例を示す第1図、第2図および第
3図によりこの考案を詳細に説明する。
3図によりこの考案を詳細に説明する。
第1図および第2図において、1はランナボスであって
、その内部においてランナベーン7が回動自在に支持さ
れる軸支部2は水平に設定した分割部3の部分で上部4
と下部5とに分割されている。
、その内部においてランナベーン7が回動自在に支持さ
れる軸支部2は水平に設定した分割部3の部分で上部4
と下部5とに分割されている。
10はステムであって、その軸方向の外側にはランナベ
ーン7の基部がボルト8によって一体に取り付けられて
おり、側面にはランナベーン7を回動するための駆動力
を受けるアーム9が一体に形威されている。
ーン7の基部がボルト8によって一体に取り付けられて
おり、側面にはランナベーン7を回動するための駆動力
を受けるアーム9が一体に形威されている。
軸支部2の分割部3には、上部4と下部5とにわたって
軸孔11が形成されており、前述のステム10は軸孔1
1内に挿入され、分割されている上部4と下部5とをボ
ルト12で締結することにより、ステム10を軸孔11
内に支持している。
軸孔11が形成されており、前述のステム10は軸孔1
1内に挿入され、分割されている上部4と下部5とをボ
ルト12で締結することにより、ステム10を軸孔11
内に支持している。
図中13はランナベーン回動の操作軸である。
このように構成されたこのカブラン水車にあっても、作
動においては従来のものと変るところがない。
動においては従来のものと変るところがない。
この考案は上述のように、ランナボス1の内部において
ステムが回動自在に支持される軸支部2を上部4と下部
5に2分割して形威し、この分割部3に設けた軸孔11
に、ランナベーン7が取り付けられその駆動力を受ける
アーム9を一体にしたステム10を支持させ、分割部を
ボルト12で締結したものであるから、第3図に示すよ
うにランナボス1の軸支部2の上部4の軸孔11の上に
ステム10を挿入するようにステム10を吊り降し、そ
の後ステム10の上に軸支部2の下部5の軸孔11がか
ぶさるように軸支部2の下部5を吊り降していけば組立
作業が著しく容易になる上にコスト低減も図れる利点が
ある。
ステムが回動自在に支持される軸支部2を上部4と下部
5に2分割して形威し、この分割部3に設けた軸孔11
に、ランナベーン7が取り付けられその駆動力を受ける
アーム9を一体にしたステム10を支持させ、分割部を
ボルト12で締結したものであるから、第3図に示すよ
うにランナボス1の軸支部2の上部4の軸孔11の上に
ステム10を挿入するようにステム10を吊り降し、そ
の後ステム10の上に軸支部2の下部5の軸孔11がか
ぶさるように軸支部2の下部5を吊り降していけば組立
作業が著しく容易になる上にコスト低減も図れる利点が
ある。
また、従来別体となっていたステム、アームおよびこれ
らを組み付けるナツトが1個の部品にまとめられるため
、部品点数の減少と組立作業の容易化に関連して品質の
向上も期待できる効果がある。
らを組み付けるナツトが1個の部品にまとめられるため
、部品点数の減少と組立作業の容易化に関連して品質の
向上も期待できる効果がある。
第1図ないし第3図はこの考案に基づくカブラン水車を
示し、第1図はその一部を切断して示す側面図、第2図
は第1図の部分的な横断面図、第3図はその要部の組立
状態を示す説明図、第4図おむび第5図は従来のカブラ
ン水車を示し、第4図はその要部を断面して示す側面図
、第5図はその要部の組立状態を示す説明図である。 1・・・・・・ランナボス、2・・・・・・軸支部、3
・・・・・・分割部、4・・・・・・上部、5・・・・
・・下部、7・・・・・・ランナベーン、9・・・・・
・アーム、10・・・・・・ステム、11・・・・・・
軸孔、12・・・・・・ボルト。
示し、第1図はその一部を切断して示す側面図、第2図
は第1図の部分的な横断面図、第3図はその要部の組立
状態を示す説明図、第4図おむび第5図は従来のカブラ
ン水車を示し、第4図はその要部を断面して示す側面図
、第5図はその要部の組立状態を示す説明図である。 1・・・・・・ランナボス、2・・・・・・軸支部、3
・・・・・・分割部、4・・・・・・上部、5・・・・
・・下部、7・・・・・・ランナベーン、9・・・・・
・アーム、10・・・・・・ステム、11・・・・・・
軸孔、12・・・・・・ボルト。
Claims (1)
- ランナボスの内部において、ランナベーンがステムを介
して回動自在に支持される軸支部を上下に2分割して形
成し、この軸支部に軸方向の外側にランナベーンが取付
けられ軸方向の側面に前記ランナベーンを回動する駆動
力を受けるアームが一体に形成されているステムを挿入
して支持させ、前記2分割した軸支部はボルトにより締
結されてなることを特徴とするカブラン水車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081549U JPS603347Y2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | カプラン水車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081549U JPS603347Y2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | カプラン水車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53246U JPS53246U (ja) | 1978-01-05 |
JPS603347Y2 true JPS603347Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=28561319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976081549U Expired JPS603347Y2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | カプラン水車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603347Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-23 JP JP1976081549U patent/JPS603347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53246U (ja) | 1978-01-05 |
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