JPS6033030Y2 - 装飾置き物 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は上部に装飾体を有し、側面にカレンダー、画そ
の他の表示可能な多数の外側壁部を有する厚紙等よりな
る装飾置き物に関するもので、組立てを極めて簡単かつ
迅速に行なうことができ、しかも簡単に折畳みができ、
積み重ね、運搬その他の取扱いを極めて容易に行なうこ
とのできる装飾置き物を提供することにある。

次に、本考案の実施例を示す図面について説明する。

一枚の外側壁体Ａと一対の単板体Ｂ、 Ｂとからなり、
前記外側壁体Ａは折目イ・・・を介して横方向に連続し
て６側分の外側壁部１・・・によって形威し、一方前記
単板体Ｂは一端側より側壁部２、台形の底部３、中央壁
部４、台形の天井部５、糊付片６および垂下片７を折目
口、ハ、二、ホおよびへを介して連続形威し、該折目口
乃至へを順次折曲げて、前記糊付片６を前記側壁部２の
内側上部に接着して、前記垂下片７の下縁を前記折目へ
に対向させ、このように組立てた一対の単板体Ｂ。

Ｂを中央壁部４，４を背合せ状態に接合したのち、両方
の単板体Ｂ、 Ｂの垂下片７，７上部に設けた置溝８，
８間に中央壁部４，４下部に設けた置溝９，９を介して
ゴム環１０などの弾性部材を張設し、さらに対の単板体
Ｂ、 Ｂの天井部５，５上に紙・布等より折畳み可能な
装飾体Ｃを設ける一方、単板体Ｂ、 Ｂの側壁部２，２
に前記外側壁体Ａの対向外側壁体１，１が位置するよう
に外側壁体Ａを単板体Ｂ、 Ｂに接合したものである。

なお、図中符号１１は外側壁体Ａの一側縁に連続して設
けた糊付片である。

本考案の装飾置き物は上記のように構成したものである
から、天井部５，５を上方より押し下げてゴム環１０を
引き伸し、第３図一点鎖線に示すように幅狭＜シ、さら
にその両側より押し縮めることによって第２図に示すよ
うに板状に折畳んで、積み重ね、運搬その他の取扱いを
便利とし、また使用時は任意の個所に置くだけで、前記
ゴム環１０により中央壁部４，４を引き上げて第１゜３
図に示すように極めて簡単に立体的な装飾とすることが
でき、さらにこの時の中央壁部４，４の必要以上の上動
を前記垂下片７，７の下縁で阻止するのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図はその斜視
図、第２図はその折畳み状態の斜視図、第３図は一部を
開口した正面図、第４図は一部の展開図である。 Ａ・・・・・・外側壁体、Ｂ・・・・・・単板体、Ｃ・
・・・・・装飾体、１・・・・・・外側壁部、２・・・
・・・側壁部、３・曲・底部、４・・・・・・中央壁部
、５・・・・・・天井部、６・・・・・・糊付部、７・
・・・・・垂下片、訃・・・・・置溝、９・・・・・・
置溝、１０・・・・・・ゴム環、１１・・・・・・糊付
片、イ〜へ・・・・・・折目。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一枚の外側壁体Ａと一対の単板体Ｂ、 Ｂとからなり、
   前記外側壁体Ａは折目イ・・・を介して横方向に連続し
   た複数の外側壁部１・・・によって形威し、一方前記単
   板体Ｂは一端側より側壁部２、底部３、中央壁部４、天
   井部５、糊付片６および垂下片７を折目口、ハ、二、ホ
   およびへを介して連続形威し、該折目口乃至へを順次折
   曲げて、前記糊付片６を前記側壁部２の内側上部に接着
   して、前記垂下片７の下縁を前記折目へに対向させ、こ
   のように組立てた一対の単板体Ｂ、 Ｂを中央壁部４．
   ４を背合せ状態に接合したのち、両方の単板体Ｂ、 Ｂ
   の垂下片７，７上部に設けた置溝８，８間に中央壁部４
   ，４下部に設けた置溝９，９を介してゴム環１０などの
   弾性部材を張設し、さらに対の単板体Ｂ、 Ｂの天井部
   ５，５上に紙・布等よりなる折畳み可能な装飾体Ｃを設
   ける一方、単板体Ｂ、 Ｂの側壁部２，２に前記外側壁
   体Ａの対向外側壁部１，１が位置するように外側壁体Ａ
   を単板体Ｂ、Ｂに接合したことを特赦とする装飾置き物
   。