JPS6032883Y2 - 圧延機ロ−ラ− - Google Patents

圧延機ロ−ラ−

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Publication number
JPS6032883Y2
JPS6032883Y2 JP11625882U JP11625882U JPS6032883Y2 JP S6032883 Y2 JPS6032883 Y2 JP S6032883Y2 JP 11625882 U JP11625882 U JP 11625882U JP 11625882 U JP11625882 U JP 11625882U JP S6032883 Y2 JPS6032883 Y2 JP S6032883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
shaft
rolling mill
mill roller
porous material
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Expired
Application number
JP11625882U
Other languages
English (en)
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JPS5881005U (ja
Inventor
美智雄 梁取
幹和 内田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱間圧延機用ローラーの軸に設けられたロール
が加熱源によって加熱されるローラーに関するものであ
る。
従来、この種ローラーは加熱源として例えば特公昭46
−32734号公報の例のようなヒーターが用いられて
いる。
ヒーター加熱方式の一例を第1図に示す。
第1図は従来の熱間圧延機用ローラーの立体斜視図であ
る。
互いに逆回転している2本の軸2,2′に付いているロ
ール1,1′の間に圧延材4(たとえば鉄板、鋼板、場
合によってはプラスチックシート、繊維布)を入れ1、
ロール1゜1′のプレス力によって圧延材4を熱間圧延
しながら一方向に引き出していくものである。
この場合圧延材4を再結晶温度以上にするためにロール
1および1′内に数本のヒーター3を入れてロール1,
1′を加熱するようになっている。
ヒーター3はロール1,1′にあけられた穴の中に挿入
するという方法をとっているが、ここで問題となるのは
ヒーター3とロール1,1′内にあけられた穴の内面と
の接触である。
全部のヒーターが穴の内面に良く接触していれば問題は
ないが、穴の加工精度およびヒーター3の直径の精度を
すべて同じにするということは困難であり、数本のうち
1.2本は接触が良くないものである。
ヒーター3とロール1または1′の穴内面との接触が悪
い部分のロール外面は温度が低くなり、したがってこの
加熱むらにより圧延材4には熱処理の面で圧延むらを生
ずることになる。
また接触が悪い部分のヒーターは他のヒーターに比較し
て熱の逃げが悪く、したがってそのヒーターは過熱され
、他のヒーターより寿命が短かくなってしまう。
結局この場合1本のヒーターの故障のために圧延機を停
止し、ヒーターの取替修理を行なわなければならないと
いう不都合をきたす。
本考案の目的は上記欠点を改善し、ロールの加熱むらを
なくすことを目的としている。
以下本考案の圧延機ローラーの実施例を第2図、第3図
によって説明する。
軸2,2′には内部が中空になっているロール1,1′
がはめこまれていて、ロール1,1′の側面6と軸2,
2′とは溶接により固定されている。
7は溶着部である。
ロール1,1′の中空部の内壁および軸2゜2′の外面
には、蒸発性液体(例えば水、アルコール、フレオンな
ど)を含浸した多孔物質5(例えばグラスウール、フェ
ルト、金網など)が内張すされている。
多孔物質5の内側には、リング状の空間が形成されてい
る。
また軸2,2′の軸心部には加熱源としてヒーター3が
取外し可能にはめ込まれている。
このような構造において、ヒーター3で発生した熱は軸
2,2′を通って軸2,2′外面の多孔物質5に伝わる
が、多孔物質5は蒸発性液体を含んでいるため、この蒸
発性液体はその熱を受けてリング状の空間部に蒸発する
発生した蒸気は蒸気圧差によってロール1,1′外周部
内壁の多孔物質5に到達して、そこで凝縮の潜熱を放出
して液体となる。
この時放出した熱はロール1,1′の外面から圧延材4
に伝わり、圧延材4は所定の温度に加熱される。
一方凝縮した液体は多孔物質5の毛細管力によってロー
ル1,1′外周部内壁よりロール側面6内壁の多孔物質
5を通って再び軸2.2′外面の多孔物質5に戻され前
と同じサイクルをくり返す。
この考案において重要な点は、ロー/L/1.1’外周
部内壁、ロール側面6内壁、軸2,2′外面の多孔物質
5は液体を戻すため一つながりになっていることである
また伝熱性を良好にするため軸2,2′外面に直接多孔
物質5を内張すし、軸2.2′外面と多孔物質5にロー
ル1,1′を構成する部材を省略していることも重要な
点である。
このようにすると軸2,2′内に挿入したヒータによっ
てロール1,1′の外周部は効率良く一様に所定の温度
に加熱される。
したがって従来のローラーのように各々のロールに何本
もヒーターなどの加熱源を使わなくても良い。
以上説明したように、本考案によればロール外周部の温
度が一様になり、ローラー間に送に込まれる部材の加熱
むらを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧延機用ローラーの斜視図、第2図は本
考案の圧延機用ローラーの一実施例の横断面図、第3図
はそのA−A’断面図である。 1.1’・・・・・・ロール、2,2’・・・・・・軸
、3・・・・・・ヒーター、4・・・・・・圧延材、5
・・・・・・多孔物質、6・・・・・・ロール側面、7
・・・・・・溶着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に設けられたロールが加熱源によって加熱される圧延
    機ローラーにおいて、前記ロールの内部を中空状に形威
    し、ロール側面と軸を溶接により固定し、ロール外周面
    内壁、ロール側壁内壁、ロール構成部材の付いていない
    軸外面に蒸発性液体を含浸した多孔物質が一つながりに
    なり、かつリング状の中空部を残すようにして内張すし
    、軸中心部に取りはずし可能な加熱源を設け、この加熱
    源で発生する熱を蒸発性液体の蒸発−凝縮作用を利用し
    て、ロール外周面に一様に伝々るようにしたことを特徴
    とする圧延機ローラー。
JP11625882U 1982-08-02 1982-08-02 圧延機ロ−ラ− Expired JPS6032883Y2 (ja)

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JP11625882U JPS6032883Y2 (ja) 1982-08-02 1982-08-02 圧延機ロ−ラ−

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881005U JPS5881005U (ja) 1983-06-01
JPS6032883Y2 true JPS6032883Y2 (ja) 1985-10-01

Family

ID=29910491

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