JPS6032676B2 - 高濃度界面活性剤スラリ− - Google Patents
高濃度界面活性剤スラリ−Info
- Publication number
- JPS6032676B2 JPS6032676B2 JP9491180A JP9491180A JPS6032676B2 JP S6032676 B2 JPS6032676 B2 JP S6032676B2 JP 9491180 A JP9491180 A JP 9491180A JP 9491180 A JP9491180 A JP 9491180A JP S6032676 B2 JPS6032676 B2 JP S6032676B2
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- JP
- Japan
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- slurry
- aes
- viscosity
- polyoxyethylene alkyl
- alkyl ether
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低粘度化された高濃度界面活性剤スラリー、更
に詳しくは、有効成分として高級アルコールェトキシレ
ート硫酸ェステル塩を5の重量%以上含む高濃度スラリ
ーに対し、特別の添加剤を含有させてスラリー粘度を低
下させかつ保存安定性を高めた高濃度界面活性剤スラリ
ーに関するものである。
に詳しくは、有効成分として高級アルコールェトキシレ
ート硫酸ェステル塩を5の重量%以上含む高濃度スラリ
ーに対し、特別の添加剤を含有させてスラリー粘度を低
下させかつ保存安定性を高めた高濃度界面活性剤スラリ
ーに関するものである。
高級アルコールェトキシレート硫酸ェステル塩(以下単
にAESと略記する)は、通常、品質の均一性を得るた
めにその飽和溶解度以下の濃度の均一透明液体として用
いられているが、貯槽の効率化、輸送上の経剤性、及び
粒状洗剤原料として用いる場合の乾燥効率と使用熱量の
削減などの観点からは高濃度スラリーとして用いるのが
有利である。
にAESと略記する)は、通常、品質の均一性を得るた
めにその飽和溶解度以下の濃度の均一透明液体として用
いられているが、貯槽の効率化、輸送上の経剤性、及び
粒状洗剤原料として用いる場合の乾燥効率と使用熱量の
削減などの観点からは高濃度スラリーとして用いるのが
有利である。
しかしながら、このような界面活性剤の高濃度スラリー
の場合、その粘度は高く、取扱い上不便であるため、そ
の粘度低下を行うことが必要である。一般的には、この
ような高濃度界面活性剤スラリーの場合、取扱い上から
、25〜60qoの温度城における粘度が80ポイズ以
下であることが望まれている。また、スラリー濃度が5
0重量%以上の高濃度AESスラリーはヘビー洗剤やラ
イト洗剤、シャンプー等の原料となるが、このような用
途に用いる場合、スラリー物性の温度依存性が少なく、
低温での取扱いが容易であることが望まれている。先に
本発明者らは特定分子量のポリエチレングリコールジ硫
酸ェステル塩特開昭56一65098号公報(特鹿昭5
4−140772)あるいはポリオキシヱチレングリセ
リルェーテル特開昭56一118498号公報(特磯昭
55一22549)を添加した高濃度AESスラリーは
、粘度が低くかつスラリ一物性の温度依存性が少なく、
低い温度での取扱いが容易であることを見出した。
の場合、その粘度は高く、取扱い上不便であるため、そ
の粘度低下を行うことが必要である。一般的には、この
ような高濃度界面活性剤スラリーの場合、取扱い上から
、25〜60qoの温度城における粘度が80ポイズ以
下であることが望まれている。また、スラリー濃度が5
0重量%以上の高濃度AESスラリーはヘビー洗剤やラ
イト洗剤、シャンプー等の原料となるが、このような用
途に用いる場合、スラリー物性の温度依存性が少なく、
低温での取扱いが容易であることが望まれている。先に
本発明者らは特定分子量のポリエチレングリコールジ硫
酸ェステル塩特開昭56一65098号公報(特鹿昭5
4−140772)あるいはポリオキシヱチレングリセ
リルェーテル特開昭56一118498号公報(特磯昭
55一22549)を添加した高濃度AESスラリーは
、粘度が低くかつスラリ一物性の温度依存性が少なく、
低い温度での取扱いが容易であることを見出した。
しかしながら上記添加剤を含有する低粘度化された高濃
度AESスラリーは短期間に使用する場合、あるいは蝿
梓機の装備された貯槽に貯蔵する場合にはそのメリット
が生かせるものの、静遣して長期間保存すると2層分離
して、品質が不均一となる欠点があり、従って、ドラム
缶、コンテナ一等に充填し、製品化し、長期間保存する
場合には商品価値が著しく低下するという難点があった
。本発明者らは、低粘度化されかつ長期間保存可能な高
濃度AESスラリーご開発すべ〈鋭意研究を重ねた結果
、高濃度AESスラリーに対し、炭素数8〜16のアル
キル基を持つ特定分子量範囲のポリオキシェチレンアル
キルェーテルを添加することによってその目的を達成し
得ることを見出し、本発明を完成するに到った。
度AESスラリーは短期間に使用する場合、あるいは蝿
梓機の装備された貯槽に貯蔵する場合にはそのメリット
が生かせるものの、静遣して長期間保存すると2層分離
して、品質が不均一となる欠点があり、従って、ドラム
缶、コンテナ一等に充填し、製品化し、長期間保存する
場合には商品価値が著しく低下するという難点があった
。本発明者らは、低粘度化されかつ長期間保存可能な高
濃度AESスラリーご開発すべ〈鋭意研究を重ねた結果
、高濃度AESスラリーに対し、炭素数8〜16のアル
キル基を持つ特定分子量範囲のポリオキシェチレンアル
キルェーテルを添加することによってその目的を達成し
得ることを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明の高濃度AESスラリーの主用途は、ヘビー洗剤
やライト洗剤、シャンプなどの原料である。
やライト洗剤、シャンプなどの原料である。
本発明のスラリーで有効成分として用いるAESにおい
て、その製造原料となる高級アルコールは、天然の動植
物油脂を還元したものや、チーグラー法、オキソ法又は
パラフィン直接酸化法などの合成法によって得られた直
鎖又は分枝鎖を有するものなどであり、アルキル基の炭
素数9〜18のものが好ましく使用される。
て、その製造原料となる高級アルコールは、天然の動植
物油脂を還元したものや、チーグラー法、オキソ法又は
パラフィン直接酸化法などの合成法によって得られた直
鎖又は分枝鎖を有するものなどであり、アルキル基の炭
素数9〜18のものが好ましく使用される。
また、AESにおいて、高級アルコールに対する酸化エ
チレンの平均付加モル数は10以下、殊に5以下である
。AESは従来公知の方法によって製造され、例えば、
対応する高級アルコールェトキシレートに、クロルスル
ホン酸又は無水硫酸を反応させ、次いでこの反応物を中
和剤により中和することによって製造される。この場合
、中和剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化マグネシウムなどの無機塩基、アンモニア、エ
タノールアミンなどの有機塩基などが用いられる。本発
明によるAESの高濃度スラリ−を製造するには、別途
調製されたAESの高濃度スラリーに、添加剤として所
定のポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加するこ
ともできるが、好ましくはAESを製造する場合におい
て、硫酸ェステル化物の中和直後における生成物の粘度
増加を抑制するために、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルの5〜30%水溶液をアルカリと同時に添加する
ようにして製造するのがよい。本発明において用いるポ
リオキシェチレンアルキルェーテルはアルカリあるいは
酸触媒を用いて常法により所望するアルコールに酸化エ
チレンを作用せしめて調製される。
チレンの平均付加モル数は10以下、殊に5以下である
。AESは従来公知の方法によって製造され、例えば、
対応する高級アルコールェトキシレートに、クロルスル
ホン酸又は無水硫酸を反応させ、次いでこの反応物を中
和剤により中和することによって製造される。この場合
、中和剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化マグネシウムなどの無機塩基、アンモニア、エ
タノールアミンなどの有機塩基などが用いられる。本発
明によるAESの高濃度スラリ−を製造するには、別途
調製されたAESの高濃度スラリーに、添加剤として所
定のポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加するこ
ともできるが、好ましくはAESを製造する場合におい
て、硫酸ェステル化物の中和直後における生成物の粘度
増加を抑制するために、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルの5〜30%水溶液をアルカリと同時に添加する
ようにして製造するのがよい。本発明において用いるポ
リオキシェチレンアルキルェーテルはアルカリあるいは
酸触媒を用いて常法により所望するアルコールに酸化エ
チレンを作用せしめて調製される。
この場合、ポリオキシエチレンアルキルェーテル中にア
ルキル基(これは即ち原料アルコールのアルキル基であ
る)の炭素鎖長は保存安定性の点から8から16の範囲
に選定する。このアルキル基の炭素数が7以下あるいは
17以上の場合には得られる高濃度AESスラリーの長
期保存時の分散安定性が損なわれ、本発明の目的に不適
である。ポリオキシェチレンアルキルェーテルの平均分
子量は4000〜10000である。
ルキル基(これは即ち原料アルコールのアルキル基であ
る)の炭素鎖長は保存安定性の点から8から16の範囲
に選定する。このアルキル基の炭素数が7以下あるいは
17以上の場合には得られる高濃度AESスラリーの長
期保存時の分散安定性が損なわれ、本発明の目的に不適
である。ポリオキシェチレンアルキルェーテルの平均分
子量は4000〜10000である。
4000以下の場合は高濃度AESスラリーの保存安定
性は良好であるが粘度低下効果が緩慢となり好ましくな
い。
性は良好であるが粘度低下効果が緩慢となり好ましくな
い。
10000以上の場合には粘度低下効果並びに分散安定
性も良好であるがポリオキシェチレンアルキルェーナル
の融点が高くなり、製造上から不適当である。
性も良好であるがポリオキシェチレンアルキルェーナル
の融点が高くなり、製造上から不適当である。
ポリオキシェチレンアルキルェーテルの添加量は、全ス
ラリー中0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5
重量%である。より大きな粘度低下効 .果、保存安定
性を得たい場合、あるいはスラリー濃度が高くなるにつ
れて、この添加量は適宜増加させる。本発明の高濃度A
ESスラリーは、そのAES含量が少なくとも5の重量
%のものと定義される。
ラリー中0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5
重量%である。より大きな粘度低下効 .果、保存安定
性を得たい場合、あるいはスラリー濃度が高くなるにつ
れて、この添加量は適宜増加させる。本発明の高濃度A
ESスラリーは、そのAES含量が少なくとも5の重量
%のものと定義される。
このスラリーにおいて、スラリーの主分散媒体は、通常
は水であるが、水と油との混合物の場合もある。また、
このスラリーには、少量の無機塩が混入されることもあ
る。一般に、AESスラリーの粘度は一般液体と同様に
低温において増粘する性質があり、特に有効成分濃度6
5〜80%の高濃度スラリ−においては、冬場あるいは
寒冷地でのハンドリングやポンプ輸送は極めて困難であ
るが、本発明の高濃度AESスラリーは高温では勿論、
低温においても粘度増加が少ないという特徴を有する。
は水であるが、水と油との混合物の場合もある。また、
このスラリーには、少量の無機塩が混入されることもあ
る。一般に、AESスラリーの粘度は一般液体と同様に
低温において増粘する性質があり、特に有効成分濃度6
5〜80%の高濃度スラリ−においては、冬場あるいは
寒冷地でのハンドリングやポンプ輸送は極めて困難であ
るが、本発明の高濃度AESスラリーは高温では勿論、
低温においても粘度増加が少ないという特徴を有する。
また、本発明によるAESスラリーは、高濃度であるに
もかかわらず、その粘度は著しく低下されているため、
ポンプ輸送及び取扱いの容易なもので、各種洗剤分野に
おけるAES原料として供給される。しかもこの場合、
そのスラリーは高濃度で供給し得ることから、貯蔵の使
用効率の向上、及び包装費、運賃の合理化が達成され、
その上、粘度低下されていることから、パイプ内を搬送
したり、容器から移す時にスラリーの損失がないという
利点が得られる。更に、本発明の高濃度AESスラリー
は、粒状洗剤原料として用いる場合、含有水分が少ない
ために贋霧乾燥時における乾燥能率が著しく向上する上
、乾燥に要する燃料油の大幅な削減が可能となる。
もかかわらず、その粘度は著しく低下されているため、
ポンプ輸送及び取扱いの容易なもので、各種洗剤分野に
おけるAES原料として供給される。しかもこの場合、
そのスラリーは高濃度で供給し得ることから、貯蔵の使
用効率の向上、及び包装費、運賃の合理化が達成され、
その上、粘度低下されていることから、パイプ内を搬送
したり、容器から移す時にスラリーの損失がないという
利点が得られる。更に、本発明の高濃度AESスラリー
は、粒状洗剤原料として用いる場合、含有水分が少ない
ために贋霧乾燥時における乾燥能率が著しく向上する上
、乾燥に要する燃料油の大幅な削減が可能となる。
また、本発明の高濃度AESスラリーは、食塩、苦硝な
どの無機塩の含量が少ないために、液体洗剤、シャンプ
ー及びリンスなどの原料用に使用可能であり、その汎用
性は極めて大きい。次に本発明を実施例により更に詳細
に説明する。なお、実施例に示した%は特記しない限り
重量%であり、また粘度はブルツクフィールド型粘度計
により、ロータ回転数1公pmで3分間回転後の測定値
を示す。実施例 1 工業的規模の無水硫酸法連続流下薄膜式スルホン化設備
を用いて、炭素数12〜15のオキソアルコール(商品
名:ドバノール25)の高級アルコールェトキシレート
(酸化エチレンの平均付加モル数3.0)をスルホン化
後、ジェットミキサーを用いて連続的にカ性ソーダ水溶
液により中和して、AES・Na85%、未反応油分0
.7%及び若硝分1.1%る日7.0のAES・Naの
スラリーを得た。
どの無機塩の含量が少ないために、液体洗剤、シャンプ
ー及びリンスなどの原料用に使用可能であり、その汎用
性は極めて大きい。次に本発明を実施例により更に詳細
に説明する。なお、実施例に示した%は特記しない限り
重量%であり、また粘度はブルツクフィールド型粘度計
により、ロータ回転数1公pmで3分間回転後の測定値
を示す。実施例 1 工業的規模の無水硫酸法連続流下薄膜式スルホン化設備
を用いて、炭素数12〜15のオキソアルコール(商品
名:ドバノール25)の高級アルコールェトキシレート
(酸化エチレンの平均付加モル数3.0)をスルホン化
後、ジェットミキサーを用いて連続的にカ性ソーダ水溶
液により中和して、AES・Na85%、未反応油分0
.7%及び若硝分1.1%る日7.0のAES・Naの
スラリーを得た。
続いて耐圧ガラス製オートクレープ中に所定のアルコー
ル並びに20%水酸化ナトリウム水溶液をアルコールに
対して0.2%添加後、真空下に徐々に加熱し、最終的
には温度80〜9ぴ○、減圧度10側Hgの条件下で3
0分間脱水した。反応系内のN2置換後、酸化エチレン
を130±5℃、1〜3気圧の条件下で付加後、同温度
で30分燈拝、熟成して所定の平均分子量のポリオキシ
ェチレンアルキルェーテルを調製した。
ル並びに20%水酸化ナトリウム水溶液をアルコールに
対して0.2%添加後、真空下に徐々に加熱し、最終的
には温度80〜9ぴ○、減圧度10側Hgの条件下で3
0分間脱水した。反応系内のN2置換後、酸化エチレン
を130±5℃、1〜3気圧の条件下で付加後、同温度
で30分燈拝、熟成して所定の平均分子量のポリオキシ
ェチレンアルキルェーテルを調製した。
なお、調製したポリオキシアルキルェーテルは25%水
溶液として使用した。次に前記AES・Naに表−1に
示す添加剤(ボリオキシェチレンアルキルェーテルや他
のもの)を加えて調整した下記組成のスラリーについて
その粘度と保存性を測定した。
溶液として使用した。次に前記AES・Naに表−1に
示す添加剤(ボリオキシェチレンアルキルェーテルや他
のもの)を加えて調整した下記組成のスラリーについて
その粘度と保存性を測定した。
その結果を表−1に示した。表中MWは平均分子量を示
す。スラリーの組成 表一I キ1 円筒状のガラスビンに試料を350タ充填密閉し
たものKついて、所定期間放置後の分離率を示しも表−
1により、本発明品であるポリオキシェチレンアルキル
ェーテルを添加したAES・Naスラリーは比較例に比
べ長期保存性にすぐれ、かつ粘度が低いため取扱いが容
易でありすぐれた性能を発揮することがわかる。
す。スラリーの組成 表一I キ1 円筒状のガラスビンに試料を350タ充填密閉し
たものKついて、所定期間放置後の分離率を示しも表−
1により、本発明品であるポリオキシェチレンアルキル
ェーテルを添加したAES・Naスラリーは比較例に比
べ長期保存性にすぐれ、かつ粘度が低いため取扱いが容
易でありすぐれた性能を発揮することがわかる。
実施例 2
ポリオキシエチレンアルキルエーテルにおけるアルキル
基の炭素数、酸化エチレンの付加モル数を種々変化させ
たものについて、その添加効果の検討を行なった。
基の炭素数、酸化エチレンの付加モル数を種々変化させ
たものについて、その添加効果の検討を行なった。
即ち、実施例1で用いたAES・Naに表−2に示す各
種ポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加し下記の
スラリーを調**製した。
種ポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加し下記の
スラリーを調**製した。
スラリー組成
このスラリーの60qoにおける粘度を測定した結果を
表−2に示した。
表−2に示した。
なお、ポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加しな
い場合の粘度は110ポイズであった。表−2 表−2からAES・Naスラリ−の粘度が80ポィズ以
下を示すものは平均分子量4000〜10000のポリ
オキシエチレンアルキルエーテルであり、このものを用
いることにより本発明の目的の1つである界面活性剤ス
ラリーの低粘度化を達成することができる。
い場合の粘度は110ポイズであった。表−2 表−2からAES・Naスラリ−の粘度が80ポィズ以
下を示すものは平均分子量4000〜10000のポリ
オキシエチレンアルキルエーテルであり、このものを用
いることにより本発明の目的の1つである界面活性剤ス
ラリーの低粘度化を達成することができる。
また、粘度低下効果は、ポリオキシェチレンアルキルェ
ーテルのアルキル基には依存せずエチレンオキサィドの
付加量に依存することがわかる。次に、表−2のうち、
粘度低下効果を示した平均分子量4000〜10000
のポリオキシェチレンアルキルェーテルを配合した前記
組成物の保存性を測定した。
ーテルのアルキル基には依存せずエチレンオキサィドの
付加量に依存することがわかる。次に、表−2のうち、
粘度低下効果を示した平均分子量4000〜10000
のポリオキシェチレンアルキルェーテルを配合した前記
組成物の保存性を測定した。
保存性は、促進試験である遠心分離法(室温、360仇
pmで3び分回転)により評価した。その結果を表−3
に示す。表中の数値は分離したものの分離率を示す。表
−3より界面活性剤スラリーの安定性は添加したポリオ
キシエチレソアルキルエーテルのアルキル基炭素鎖長に
依存し、保存安定性の良いスラリーを得るためには、炭
素数8〜16のアルキル基を有するポリオキシェチレン
アルキルェーテルを添加すればよいことがわかる。
pmで3び分回転)により評価した。その結果を表−3
に示す。表中の数値は分離したものの分離率を示す。表
−3より界面活性剤スラリーの安定性は添加したポリオ
キシエチレソアルキルエーテルのアルキル基炭素鎖長に
依存し、保存安定性の良いスラリーを得るためには、炭
素数8〜16のアルキル基を有するポリオキシェチレン
アルキルェーテルを添加すればよいことがわかる。
以上の結果から、粘度が低くかつ保存安定性のすぐれた
AES・Naスラリーを得るためには、アルキル基の炭
素数が8〜16であり、かつ平均分子量が4000〜1
0000のポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加
することが必要であることがわかる。
AES・Naスラリーを得るためには、アルキル基の炭
素数が8〜16であり、かつ平均分子量が4000〜1
0000のポリオキシェチレンアルキルェーテルを添加
することが必要であることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高級アルコールエトキシレート硫酸エステル塩を5
0重量%以上含む高濃度スラリーにおいて、該スラリー
に対し、炭素数8〜16のアルキル基を有する平均分子
量4000〜10000のポリオキシエチレンアルキル
エーテルを含有させたことを特徴とする高濃度界面活性
剤スラリー。 2 ポリオキシエチレンアルキルエーテル含量が0.0
5〜10重量%である特許請求の範囲第1項のスラリー
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491180A JPS6032676B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 高濃度界面活性剤スラリ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491180A JPS6032676B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 高濃度界面活性剤スラリ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721500A JPS5721500A (en) | 1982-02-04 |
JPS6032676B2 true JPS6032676B2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=14123187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9491180A Expired JPS6032676B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 高濃度界面活性剤スラリ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032676B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3305430A1 (de) * | 1983-02-17 | 1984-08-23 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Verwendung von alkoholen und deren derivaten als viskositaetsregler fuer hochviskose technische tensid-konzentrate |
GB9107092D0 (en) * | 1991-04-04 | 1991-05-22 | Unilever Plc | Process for preparing detergent compositions |
JP4915720B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2012-04-11 | 花王株式会社 | 界面活性剤組成物 |
JP4965821B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2012-07-04 | 花王株式会社 | 界面活性剤組成物 |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP9491180A patent/JPS6032676B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721500A (en) | 1982-02-04 |
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