JPS6032650Y2 - 光ファイバ結合器 - Google Patents

光ファイバ結合器

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JPS6032650Y2
JPS6032650Y2 JP3646281U JP3646281U JPS6032650Y2 JP S6032650 Y2 JPS6032650 Y2 JP S6032650Y2 JP 3646281 U JP3646281 U JP 3646281U JP 3646281 U JP3646281 U JP 3646281U JP S6032650 Y2 JPS6032650 Y2 JP S6032650Y2
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JP
Japan
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optical fiber
holding member
guide
optical
guide hole
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JP3646281U
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JPS57150807U (ja
Inventor
博則 早田
修一郎 岸
昇 倉田
晧元 芹澤
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光ファイバと光素子(発光素子あるいは受光素
子)とを光学的に結合する光フアイバ結合器に関するも
のであり、特に耐久性が大きく良好な光結合特性の得ら
れる光フアイバ結合器を提供するものである。
最近、近距離用(数メートル−数百メートル)の光伝送
システムにおいて、比較的光学的な接続損失が大きくて
も実用上さしつかえない場合に用いるコネクタとして光
ファイバをと発光素子(又は受光素子)とを直接接続す
るコネクタが種々考えられている。
本考案は、光フアイバ結合器の実用化を考慮してなされ
たものであり、耐引張強度の向上、操作上の問題点の改
善等を目的と腰簡単な構成で耐久性に富み、操作が容易
な光フアイバ結合器を提供するものである。
第1図は従来の光フアイバ結合器を備えた反射形光セン
サーを示している。
光フアイバ結合器の部分Aの複線光ファイバと発光およ
び受光素子の2個の光学素子を同時に接続する構成にな
っている。
すなわち第1図において、1はプラスチックよりなる光
フアイバ複線になっている。
2は光フアイバ保持部材であり、光ファイバ1のクラッ
ド部分(外皮部分)の厚みより若干大きな径の小孔に光
ファイバ1をそれぞれエポキシ接着剤3で固定している
4はエポキシ接着剤3の漏れと光ファイバ1を固定する
ためのキャップである。
5.6はそれぞれ発光素子と受光素子である。
7は発光素子5および受光素子6を保持する部材であり
、エポキシ接着剤3でこれらの発光素子5および受光素
子6を固定している。
又、部材7には光フアイバ保持部材2と嵌合される案内
孔8゜9がそれぞれ軸方向にLl−L2の長さで設けら
れている。
この案内孔8,9の長さの関係は秋〉らになっている。
さらに部材7には機器(図示せず)に取付けるためのネ
ジ孔10と、光フアイバ保持部材2と接続するためのネ
ジ部11を設けている。
12は光フアイバ保持部材2と素子を保持する部材7と
接続する袋ナツトで、弾性Oリング13を介して締付け
るものである。
この装置の光センサーとしての動作原理は、検出物体1
4へ発光素子5からの光を光ファイバ1の一方を通して
照射し、その反射光を同様に光ファイバ1の他方から通
し、受光素子6で受けて検出するものである。
このような反射形光センサーにおける従来の光フアイバ
結合器の問題点の第1は、まず光ファイバ1の固定強度
の問題である。
プラスチックよりなる光ファイバ1の組成は一例として
光の伝搬する部分がアクリル系の樹脂にフッ素系の樹脂
をコーテングしたものよりなっており、かつファイバー
の被覆部分がポリエチレン系の樹脂で形成されているこ
とから、ファイバー、被覆部分共に接着性が低い特性を
有する。
それをエポキシ接着剤3等で固定しただけでは十分な接
着力は得られず、耐引張強度は非常に弱いものである。
特に光フアイバ結合器においては光ファイバ1の端面と
発光素子5(または受光素子6)の発光部との位置関係
が正確に設定されていることが必要であるが、前述した
ような耐引張強度の弱さのために光ファイバ1の位置が
ずれると光ファイバ1と発光素子5(または受光素子6
)間の光結合効率が著しく低下することになる。
従来は、このような問題があるにもかからず、まったく
その対策がなされていなかった。
また、従来の第2の問題点として光フアイバ保持部材2
と嵌合される案内孔8,9の軸方向の長さLl、 L2
がLl>L2の関係になっており、そのため光ファイバ
1の先端が案内孔8の中に入る前に回転により光ファイ
バ1の端面が傷つくなどの問題が生じる。
ここで光ファイバ1の端面が傷つく様子を第2図をもと
にして説明する。
光フアイバ保持部材2を軸方向Bで示すように素子を保
持する部材7に近づけつつ光フアイバ保持部材2の案内
凸部2aを案内孔8に挿入しようとする場合、案内凸部
2aの外径は案内孔8の内径よりわずかに小さいだけで
あるため一度の試みでは合わせることはむすかしく、シ
かもLl>L2であるためファイバ1の端面が面部15
に当接して、このファイバ端面が傷つくことになる。
さらに第3の問題として光フアイバ保持部材2と素子を
保持する部材7の接続において、ネジ部11に規制部分
がないため、袋ナツト12の軸方向Bへの締付量が少な
い場合には振動などによって結合関係が緩んできたり、
逆に締付量が大きくなりすぎてネジ山の破損などが発生
する。
本考案の光フアイバ結合器は前述の3つの問題点を解決
するもので、以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第3図は本考案の一実施例における光フアイバ結合器を
備えた反射形光センサーを示しており、双方向伝送を行
なう光コネクタの結合状態を詳細に示している。
第4図は光ファイバ端の正面図である。
これらの図において、21は複数の光ファイバでプラス
チックでてきている。
22は光ファイバ21を保持する光フアイバ保持部材で
耐熱性の向上と、量産性を考慮し耐熱性樹脂(耐熱10
0℃以上のノリル樹脂など)の成形品で出来ている。
光フアイバ保持部材22は光ファイバ21のクラッド部
分より0.ITrr!n程度大きな2個の小孔23を有
し、且つ小孔23に対し同軸に設けられた第1の案内部
である2個の円筒部24と、第2の案内円筒部25より
構成されている。
案内円筒部25の外周の一部には位置決めのための面取
り部26を設けている。
光ファイバ21の固定は、エポキシ接着剤27による固
着と、金属の割り溝金具28を光ファイバ21の被覆部
にカシメることによって被覆部を変形圧着し、ストッパ
一部材29により光ファイバ21の軸方向への移動を規
制している。
30は光ファイバ21の急激な曲げを防止する弾性チュ
ーブで、固定材31によって保持されている。
32.33はそれぞれ発光素子と受光素子である。
34は発光素子32、受光素子33を保持する部材であ
り、光フアイバ保持部材22の円筒部24と一部に面取
り部26を有する案内円筒部25と嵌合する2個の案内
孔35と一部に位置決めの面取り部を有する案内孔36
を設けている。
しかも2個の案内孔35と一部に位置決めの面取り部を
有する案内孔36のそれぞれの軸方向長さL3.L4の
関係がL3<Lqとなっている。
又、発光素子32と受光素子33を保持する固定孔37
.38は案内孔35と同軸的に設けられ、それぞれ発光
素子32、受光素子33をエポキシ接着剤27によって
固定する。
尚、受光素子33には外来ノイズ防止のために金属パイ
プ39で覆って固定している。
40は機器(図示せず)などに取り付けるためのネジ孔
である。
41は案内円筒部25の外周面に設けられたねじ部であ
り、袋ナツト42の内周面のねじ部と螺合する。
袋ナツト42は光フアイバ保持部材22と素子を保持す
る部材34とを接続する役目をしており、弾性Oリング
43を介してファイバ保持部材22を軸方向に締付ける
ここで素子を保持する部材34のネジ部41の長さは、
袋ナツト42の先端がネジ部41の末端と当接した状態
で弾性Oリング43が変形し光フアイバ保持部材22に
軸方向の一定の押圧力を与えるように設定されている。
いま光フアイバ保持部材22と素子を保持する部材34
とを接続する場合を考える。
まず光フアイバ保持部材22の案内円筒部25と、素子
を保持する部材34の案内孔36とが位置決めの面取り
部26を合わせて嵌合する。
この時、位置決めが合わない状態ではL3<L4のため
光フアイバ保持部材22の2個の円筒部24に取付けら
れた光ファイバ21の端面が他に接することがない。
位置決めが合わされると、まず光フアイバ保持部材22
の案内円筒部25と、素子を保持する部材34の案内孔
35が嵌合され、つぎに光フアイバ保持部材22の2個
の円筒部24と、素子を保持する部材34の2個の案内
孔35がそれぞれ嵌合されて接続される。
前記本考案の実施例における光結合器は次にような特長
を有している。
(1)光ファイバ21を光フアイバ保持部材22に固定
するために、エポキシ接着剤27とともに金属の割り溝
金具28を用いて光フアイバ被覆部にカシメを施してい
るため、光ファイバ21の耐引張強度が向上する。
したがって、従来のように位置ずれによる光結合効率の
低下を防止できる。
(2)光フアイバ保持部材22と素子保持部材34との
接続において、案内孔35と36の長さの関係を)3<
L4にすることにより、光ファイバ21の端面が平面部
と接触して傷が付くことを防止できる。
(3)案内円筒部25の外周面のねじ部41を適切な長
さにすることにより、袋ナツト42が所定の位置で規制
され、弾性Oリング42の押圧が一定となり、締付力の
ばらつきやネジ山の破損などを防止できる。
以上説明したように、本考案の光フアイバ結合器は光効
率の向上、ファイバ端面の保護等の点から実用的な効果
が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は光センサーに用いている従来の光フアイバ結合
器の断面図、第2図は同光フアイバ結合器の接続を説明
するための図、第3図は本考案の一実施例における光フ
アイバ結合器の断面図、第4図は同光フアイバ結合器に
おける光フアイバ保持部材の光フアイバ端面の正面図で
ある。 21・・・・・・光ファイバ、22・・・・・・光フア
イバ保持部材、23・・・・・・小孔、24・・・・・
・第1の案内部(円筒部)、25・・・・・・第2の案
内部(案内円筒部)、27・・・・・・接着樹脂、28
・・・・・・カシメ材(割り溝金具)、29・・・・・
・ストッパ一部材、32・・・・・・発光素子、33・
・・・・・受光素子、34・・・・・・素子を保持する
部材、35・・・・・・第1の案内孔、36・・・・・
・第2の案内孔、41・・・・・・ねじ部、42・・・
・・・袋ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部に開放する小孔を有する光フアイバ保持部材に光フ
    ァイバを挿入してこの光ファイバの端面を前記小孔より
    露出させ、前記光ファイバと前記光保持部材との間隙に
    接着用樹脂を充填し、前記光ファイバの被覆部分に固定
    した金属カシメ材にストッパ一部材を当接させて前記光
    ファイバの軸方向への移動を規制し、前記光フアイバ保
    持部材の小孔と同軸に形成された第1の案内部およびこ
    の第1の案内部と連続して形成された第2の案内部がそ
    れぞれ嵌合する軸方向長さが第2の案内孔より短かい第
    1の案内孔および第2の案内孔を有する光素子を備えた
    保持部材を、前記光フアイバ保持部材と、弾性体を介し
    て軸方向の締付位置を規制する手段を有したねじ部の締
    付によって光学的結合をおこなうことを特徴とする光フ
    アイバ結合器。
JP3646281U 1981-03-16 1981-03-16 光ファイバ結合器 Expired JPS6032650Y2 (ja)

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JPS57150807U JPS57150807U (ja) 1982-09-21
JPS6032650Y2 true JPS6032650Y2 (ja) 1985-09-30

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