JPS6032639A - プラスチック製ハニカムの成型加工方法ならびにその装置 - Google Patents

プラスチック製ハニカムの成型加工方法ならびにその装置

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JPS6032639A
JPS6032639A JP14116983A JP14116983A JPS6032639A JP S6032639 A JPS6032639 A JP S6032639A JP 14116983 A JP14116983 A JP 14116983A JP 14116983 A JP14116983 A JP 14116983A JP S6032639 A JPS6032639 A JP S6032639A
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plastic
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heating
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • B29D99/0089Producing honeycomb structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C69/00Combinations of shaping techniques not provided for in a single one of main groups B29C39/00 - B29C67/00, e.g. associations of moulding and joining techniques; Apparatus therefore
    • B29C69/02Combinations of shaping techniques not provided for in a single one of main groups B29C39/00 - B29C67/00, e.g. associations of moulding and joining techniques; Apparatus therefore of moulding techniques only
    • B29C69/025Deforming articles in a simpler intermediate shape without internal stresses for packaging transporting or storage and reshaping and fixing the original configuration on the place of use

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性プラスチックを素材に用いたハニカム
コアの成型加工方法ならびにその装置に関するものであ
って、特に折畳状態にあるハニカムブロックを連続的に
展張し、かつ展張したハニカムをそのセル面の両側から
挟み込むようにして移送しつつ加熱し、加熱後これを展
張状態のまま冷却させて固定するようにしたことを特徴
とするプラスチック製ハニカムの成型加工方法ならびに
その装置に係る。なお本発明にあっては、前記加熱工程
において展張状態にあるハニカムのセル面を全面固定し
た状態で、その両面から当該プラスチックの軟化点以上
の温度に加熱してセルの開口端のみを局部的に溶融して
から冷却し、以て前記開口端にハニカム壁体と直角方向
にヒレを形成し、このヒレによってハニカムの展張状態
を固定づるようにした成型加工法を包含する。
プラスチック製のハニカムコアは耐水性、耐薬品性、耐
腐蝕性等にすぐれているので、水処理用の濾材、整流板
または空気浄化用フィルターもしくは各種パネルの芯材
として極めて有用であり、その用途も広い。
しかし製品として如何に有用であっても、これを工業的
に製造しようとなると、次のような難点があって、ポリ
塩化ビニールを素材に用いたもの以外は、未だ量産に適
した方法は知られていない。
量産が可能な塩ビの場合にあっても、後2のような理由
からバッチ式の不連続生産を余儀なくされており、任意
の寸法のものを生産することは不可能であった。
熱可塑性樹脂のうち、塩ビだけはその軟化点が70℃付
近にあるので、70℃前後の温水中に展張後のハニカム
を数十秒間浸漬した上で引上げ、室温で空冷し、または
冷水を用いて冷却すれば、比較的容易にプラスチック製
のハニカlいコアを製造することができる。
しかしながら、塩ビ以外のポリカーボネートフィルム、
ポリエステルフィルム、ナイロンフィルム(商品名:ノ
ーメックス)等を素材に用いてハニカムコアを製造する
となると、それらの樹脂軟 5− 化点は前二者において130〜140℃、後者にあって
は220〜230℃と塩ビに較べて遥かに高いので、温
水を使用することはできず、勢い熱風を使用することに
なるが、この方法は温水を用いる程にはたやすくない。
すなわち得られるハニカムを実用上のサイズである1、
2mx2.4m程度としたときには、この面積全体に熱
風を送って均一に加熱することは困難を極める。もし均
一の温度、均一の風速で熱風を送ることができなければ
、局部的に昇温したハニカムはそれより低い温度にある
ハニカムに引張られて過度に展張してしまうことになり
、セルが正確な六角形とならないばかりか、平板状のパ
ネル全体の形も歪んでしまい、その結果、商品価値のな
い、ゆがんだハニカムコアしか得られないのである。
また、たとえ広い面積に均一な熱風を供給する装置が得
られたとしても、ハニカムコアを構成する素材シートに
厚さムラがあった場合には、それによっても一様な加熱
は不可能となり、一方その風速も加熱状態に多大な影響
を与える等、何れに 6− しても問題を根本的に解決するものではなかった。
その上、熱風を使用する場合には、ハニカムコアを展張
方向の両端で引張って当該ハニカムの内部に熱風を通過
させる必要がある。換言すればハニカムの両端部以外の
ハニカム面(セル面)には−切支持装置を使用すること
は出来ず、前記ハニカム面はフリーの状態に保つ必要が
ある。一方プラスチックハニカムはこれを軟化点付近の
温度に加熱して塑性変形を起させた上で、一旦冷却しな
い限り、常に元の折畳状態に戻ろうとする性質を有する
。したがって当該ハニカムを展張方向の両端で引張れば
、必然的にハニカムを構成する各シートの接着面には常
にこの接着部を剥離しようとする力が作用する。この状
態でハニカムを加熱しつるためには、前記接着剤がハニ
カム素材の軟化点以上の耐熱性を有していなければなら
ない。接着剤に耐熱性がないと、ハニカムが軟化点に達
する以前に接着面が剥離してしまうからである。本発明
者の実験によれば、素材フィルム(またはシート)が薄
く、かつセルサイズが大きい場合(例えば50μ厚で、
セルサイズが205III+のとき)には、熱風によっ
ても何とか展張可能であるが(但し全体の形状が歪んで
しまうけれども)、素材としてポリエステルやポリカー
ボネートを用い、しかもそのフィルム厚が75μ、セル
サイズが6.4m程度になると、熱風加熱に耐える接着
剤が存在せず、事実上生産不可能という実情にある。
このように従来考えられている熱風吹付方式は、接着剤
に高度の耐熱性が要求されるという点でも実用性に乏し
かった。そればかりではない。従来の温水による成型の
場合であれ、上記熱風加熱方式の場合であれ、何れの場
合にあっても、成型加工に当ってはハニカム原料である
折畳状態のブロックを展張した状態で温水槽中に浸漬す
るか、或いはこれを熱風炉中に装入する必要があるから
、勢い、製品の寸法は限定され、定形化されてしまって
任意のサイズのハニカムコアを得ることは出来ないとい
う欠点を包蔵している。
本発明者は前記従来法の欠点を全て解消しつる新規な成
型加工法を提案せんとするもので、以下図面に基いて具
体的に説明する。
第1図は折畳まれた未展張のハニカムブロックを示すも
ので、このものを直接第3〜4図に示す装璽に供給する
か、或いは第2図に示すように、このものを複数個その
両端面で接合した上で供給してもよい。すなわち第1図
は単位のハニカムブロックであって、−例として幅L−
1600am1ハニカム高さh−20顛、長さJ2−1
000閣とする。幅および長さは原則としてこれを自由
に設定しろるが、高さhは加熱による樹脂軟化および伝
熱効率を考慮した上で設定するのを可とし、概ね40履
以下とするのがよい。第2図は第1図に示すハニカムブ
ロックを符号81〜B3等で示すように、両面テープま
たは接着剤Aを介して相互に貼り合せた場合を示す。
このようにして貼り合せたハニカムブロックBを第3〜
4図に示すように、平行に設置した案内板11.11の
間に供給する。案内板11.ilの間隔はハニカムブロ
ックの幅りに対応した距離とし、該ブロックがガタつき
なく前方に進行するような閤 9− 隔とする。
案内板11.11の前方には、矢印でしめす進行方向に
向って次第にその間隔がせばまるようにした幅方向規制
板12.12を配設するもので、案内板11.11に連
なる部分の間隔Xは未展張のハニカムブロックに対応し
た寸法とし、一方出口端の幅Yは、これを展張後の幅(
ハニカムが正確な六角形となったときの幅)に対応した
寸法としておく。
而して前記の幅X、Yの比はこれを概ね1.3:1程度
に保っておき、必要に応じ変更する。すなわち規制板1
2.12は第3図に示すように入口側においてピン13
で把持され、かつ出口側においては調節ネジ14を介し
て、その間隔を自由に設定しつるようになっている。し
かし最初からその間隔が固定の規制板を用いてももとよ
り差支えない。案内板11.11の間に供給されたハニ
カムブロックB1はこれを後記のコンベヤベルトを介し
て逐次前方に向って引張られるので、規制板12.12
の部分で次第にその幅がせばめられながら前方に向って
進行する。進行に伴って該ブロックは折畳状態にあ− 
1〇 − ったものが、漸時展張されて六角形のセルが整形されて
ゆく(第3図参照)。規制板12.12の前方(工程と
してみた場合に(よ後段)には、第4図に示すように、
−例として上下一対のベルトコンベヤ15.15を配設
し、このコンベヤで六角形に整形された多数のセルから
成るハニカムHを当該セル面の全域を覆うように挟みこ
んで前方に向って移送させる。
ところで、ハニカムHを前方に引張るベルト15.15
の挟持面、すなわちハニカムを押え込む側の移送面には
第4図に示すように、−例として上下一対の加熱板16
.16と当該加熱板の後段に位置して冷却板17.17
を配設する。加熱板16は図示のように電熱式としても
よいが、蒸気加熱その他適宜の手段を採用することがで
きる。同様にして冷却板17も図示の例では水冷式とし
たが、それに限定されるわけではなく、単なる空冷式(
自然冷却を含む)としてもよい。
なお前記冷却板は加工しようとするプラスチックハニカ
ムを軟化点以下の温度に冷却させること 11− ができれば、目的を達する。ところで、ハニカムを両面
から挟持しつつ前方に移送するベルト15゜15の材質
は、できるだけ熱伝導率のよいものが望ましく、−例と
してテフロン含浸のガラスIM製ベルトまたは金属薄板
製ベルトがよい。なおこの場合には館型性をよくするた
め、表面にテフロン加工を施すのを可とする。而して前
記のベルトは、加熱板16.16と冷却板17.17に
接しつつ、一定のニップ圧を有する駆動ローラ18.1
8を介して駆動される。前記のようにして運行するベル
ト15.15の間に位置するハニカムHは展張された状
態で、当該ベルトに挟持されつつ、ベルトと共に前方に
移送されるが、ハニカムそれ自体の動きは該ベルトによ
って抑えられているので、加熱板16による熱はベルト
を介してハニカムに伝導され、当該ハニカムは素材の軟
化点に達する。ベルト15.15は連続駆動されている
ので、前記熱板区域をすぎると、直ちに冷却板17.1
7の作用面におかれるから、この区域に至って硬化し、
正確な六角形状に固定されたハニカムとなる。かくして
整形固化したハ 12− 二カムはベルト15.15の排出端側から連続的に排出
されるので、これを所要の長さに切断すれば、所定の展
張ハニカムコアが得られる。
本方法に従えば、ハニカムが加熱される際、該ハニカム
はベルトで両面から抑えこまれ、固定されているので、
ハニカムブロックに用いられている接着剤の耐熱性が、
たとえ不充分な場合であっても、それによって接着面が
剥れるようなこともない。換言すれば、成型加工中のハ
ニカムはベルトにより全面が強vJ的に保持されている
ので、接着剤の耐熱性に若干問題があっても展張が可能
となる。
ところで本発明にあっては、前記方法においてハニカム
の開口端面(セル面)を熱により局部的に溶融(圧潰)
して、このセル面に平面板(表面材)を接着させて、い
わゆるサンドインチパネルを14′fXするのに適した
接着面を形成することができるようにした方法を包含す
る。
一般にハニカム類の開口端面に平面板を貼り合せる場合
、その接着面積は第7図(a)に示すよ 13 − うに、平面板イに対し、それに直交するハニカムコアの
壁体口の厚みに相当する広さしか得られない。そのため
接着強度が弱く、サンドインチパネルを製作する上で、
少なからず問題を起していた。
そのため、この接着強度を高めると同時にパネルそれ自
体を製作し易くする目的から紙製のいわゆるペーパーハ
ニカムの場合などにあっては、従来から前記端面を拡大
するため種々の方法が提案されている。例えば実公昭5
6−33708号公報および特開昭55−17506号
公報等に示されているように、前記端面をサンドペーパ
ー等で叩いてヒレを形成させたり、或いは当該端面をプ
レスして押しつぶしたりしているが、前記何れの方法も
プラスチックハニカムの場合には適用できないばかりか
、それらは実に非能率な方法でもあった。一般にプラス
チックの熱可塑性を利用して、例えば素材の軟化点まで
加熱した上で、当該端面に圧力を加えて圧潰しようとし
ても、ハニカム全体が変形してしまって、端面だけを拡
大することはできない。ここにおいて本発明者は前記第
一の 14− 発明を利用してセル開口面のみを局部的に溶融して端面
部の面積を拡大することができる方法を開発した。すな
わち、前記方法における熱板の温度をハニカム素材の軟
化点よりも遥かに高い温度(当該樹脂の溶融温度付近)
に設定しておき、かつ加熱板16.16の間隔(ベルト
間隔でもある)を当初のハニカムブロック高さhよりも
小さく設定しておくのである。このようにして加熱板の
間隔を予め溶融圧潰後の高さに設定しておいてから、こ
の加熱板の間に展張されたハニカムを引通するのである
。この場合展張されたハニカムがベルト面を介して加熱
板の間に入ると、それに伴ってハニカムの両端面から熱
がハニカム中心部に伝わることになるが、この熱伝導に
より未だ中心部が軟化点に達していなくても、その両端
面のみは軟化点以上になっており、この状態で両面から
圧力が加えられることになるので、ハニカムの両端面の
みが溶融圧潰されて拡大する。そして直ちに、このハニ
カムは冷却板17.17の間に移動するので、端面圧潰
後のハニカムにおける壁体口(第5図参 15− 照)は折れ曲がることなく正常な形態のまま固定される
第5図は前記方法における加熱板と冷却板の各々につい
て相互の間隔を模式的に示した図であって加熱板16.
 i6の入口側のlIl隔Pはこれをハニカムブロック
におけるセル高さhに対応させ、出口側の間隔Qは圧潰
後のセル高さに略等しくなし、冷却板の間隔RはR≦Q
とするのがよい。
第6図は上記方法を実施する場合の変態例を示すもので
、ハニカムコアHのセル開口面を両面から押えこむベル
ト15.15の移送面において、前記開口面を局部的に
溶融圧潰するための加熱板の位置を互いにずらせて配設
した事例である。1なわち符号19.19は加熱板、2
0は支持板、21.21’は冷却板であって、加熱板と
冷却板は上下対称に配置せず、それぞれ図示のようにそ
の配設位置を変えて、進入してくるハニカムコアHに対
し、−例としてまずその上面のみを加熱溶融してから冷
却した後、今度は下面のセル開口面を加熱溶融した上で
、これを冷却して固定するのである。
 16− このように第6図の実施例においては、ハニカムの圧潰
を片面ずつ行うようにしたもので、この場合には、次の
ような利点を発揮する。すなわち上下両面を同時に加熱
溶融すると、当該ハニカムコアはベルト15.15の闇
で移送中に躍るおそれがあり、また重力も作用して前記
ヒレFの大きさが上面と下面とで異なってくるおそれが
ある。
しかしながら前)本のように、ハニカムの端面圧潰を片
方ずつ行うようになし、かつ圧潰のため加熱板19′と
冷却板21の間隔を加工前のコアのセルの高さよりもあ
る量だけせばめておけば加熱された側のセルは狭めた分
だけ圧潰される。このようにすればコアの上下両面とも
同じ割合で圧潰した製品が得られ、しかも圧潰の度合を
任意に制御し得る点で有利である。
なお、本発明においては、ハニカムコアにおけるセルの
両端面のうち、一方の端面のみを加熱溶融して圧潰し、
それによりヒレFを形成させると共に、他方の端面には
ヒレを形成させず、単に加熱軟化した後冷却して固化さ
せるようにすること 17− もできる。この場合の製品は第10図に示すとおりであ
って、壁体0の片側のみにヒレFが形成されたハニカム
コアとなる。
前述のようにセル端面を溶融圧潰すると第6〜7図に示
すように壁体Oと直角なヒレFが形成されるが、ヒレの
大きさはコンベヤベルトの間隔および熱板の長さ等を適
宜調節することによって任意に定めることができ、第1
1図に示すように、セル開口面全域を一様に覆うような
ヒレF′とすることも可能である。
ところで熱可塑性プラスチックは加熱されても軟化点に
達しないうちに冷却されると、加熱時の形状は保たれず
、元の状態に戻ろうとする。すなわち前記方法において
加熱後の冷却をはやめるとハニカム中心部は軟化点に達
しない状態にとどめられて、固定されないから、普通な
ら冷却板17゜17を通過した後も自らの復元力により
元の折醤状態に戻ろうとする。しかしこの場合のハニカ
ムは第7〜9図に示すように、端面部のみは圧潰に伴い
、符号FまたはF′で示すようなヒレが生成す 18− るので、このヒレがハニカムを折畳状態に戻そうとする
力に打ちかって、当該ハニカムを展張状態に保持するの
である。
なお前記のようにしてヒレを形成させたハニカムは、そ
のヒレがハニカム端面の全域に形成されていることもあ
って曲げ強さを非常に^め、無処理のハニカムに較べて
その取扱いも極めて容易となる。
以下本発明を実施例に基いて具体的に説明する。
実施例1 供試体 硬質塩ビハニカム、フィルム厚1ooμセルサ
イズ13am ハニカム厚10鰭未展張幅450am 使用ベルト テフロン含浸ガラスクロスベルト(厚さ0
.15履) 熱板温度 72℃ 通過時間 15秒 冷却板温度25℃ 通過時間 30秒 以上の条件により、均一セルのハニカムを能率よく展張
することができた。
割lλ入  19 − 供試体 ポリカーボネートハニカム フィルム厚75μ セルサイズ6、4mm ハニカム厚10m++未展張幅
 450as+ 使用ベルト 同上 熱板温度 150℃ 加熱部通過時間 25秒冷却板温
度 50℃ 冷却部通過時間 30秒以上の各条件によ
りポリカーボネートハニカムの展張が可能となった。
実施例3 供試体 ポリエステルハニカム フィルム厚38μ セルサイズ3.2M ハニカム厚10m使用ベルト 同
上 熱板温度 210℃ 通過時間 15秒冷却板温度 5
0℃ 通過時間 15秒111 供試体 ポリカーボネートハニカム フィルム厚75μ セルサイズ6.4m ハニカム厚10履 20− 使用ベルト 同上 熱板間隔 91M 冷却板間隔 9mm熱板温度 22
0℃ 通過時間 4秒 冷却板温度 50℃ 通過時間 12秒以上の条件によ
り、きれいに端面処理されたポリカーボネートハニカム
が展張成型された。このときの拡大されたヒレの幅は平
均1履であった。
実施例5 供試体 ポリエステルハニカム フィルム厚38μ セルサイズ3.2mm+ ハニカム厚10j1m使用ベ
ルト 同上 熱板間隔 8厘 冷却板間隔 8IIIl熱板温度 2
10℃ 通過時間 3秒 冷却板温度 50℃ 通過時ll 9秒以上の条件によ
り端面処理されたハニカムが展張成型できた。このとき
の端面のヒレは非常に大きく、はとんどハニカムのセル
を覆っていてあたかも表面材が形成されたようであり、
曲げ剛性も非常に向上したものとなった。
 21− 以上詳細に説明したように、本発明は従来不可能視され
ていた熱可塑性プラスチックハニカムの連続成型を可能
ならしめ、しかも製品としてのハニカム寸法に制限がな
く、場合によっては後工程で平面板(表面材)を貼り合
せずとも、−員工程で表面材を有するハニカムパネルを
製造しつる点で画期的な効果を奏する。
また本発明に従えば、従来その製造が困難であったプラ
スチック製の透明ハニカムコアをも極めて容易に製造し
うる点で有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる折簀状態のハニカムブロックを
示す斜視図、第2図は前記ハニカムブロックを複数個貼
り合せた場合を示す平面図、第3図は本装置の平面図、
第4図は同上側面図、第5図は加熱板と冷却板の相関関
係を示す側面図、第6図は本発明における別の実施例を
示す加熱冷却装置の側面図、第7図(aHb)はハニカ
ムコアの一部を拡大して示した断面図、第8図はヒレ付
ハニカムコアの平面図、第9図は第8図のrX−rX線
に 22 − おける断面図、第10図および第11図は同上ハニカム
コアの変態例を示す一部の拡大断面図である。 11:案内板 12:規制板 13:ピン 14:調節ネジ 15:ベルトコンベヤ 1B、19.19’ :加熱板
17.21.21’ :冷却板 18:駆動ローラ20
:支持板 B:ハニカムブロック F、F’:ヒレH:ハニカムコ
ア 特許出願人 新日本コア株式会社 代 理 人 芦 1) 直 衛 23− 第1WA 第3図 2nb− 第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)折畳状態にあるプラスチク製のハニカムブロック
    を、連続的に展張し、かつ展張したハニカムをそのセル
    面の両側から押え込むようにして全面固定した状態で移
    送させ、移送中に当該セルの両面から当該ハニカムを加
    熱軟化した後、これを展張状態のまま冷却させて固定す
    るようにしたことを特徴とするプラスチク製ハニカムの
    成型加工方法。
  2. (2)折畳状態にあるプラスチック類のハニカムブロッ
    クを幅方向の規制板を介して所定の展張幅に窄約しつつ
    連続的に展張し、かつ展張されたハニカムを当該ハニカ
    ムのセル面に接して走行するベルトで挟みこみながら、
    前方に向って進行させ、進行中に前記ベルト面を介して
    ハニカムを当該プラスチックの軟化点付近の温度に加熱
    し、次いでこれを展張状態のまま冷却させて固定するよ
    うにして成る特許請求の範囲第1項記載のプラスチック
    製ハニカムの成型加工方法。
  3. (3)折畳状態にあるプラスデック類のハニカムブロッ
    クを連続的に展張し、かつ展張されたハニカムを当該ハ
    ニカムのセル面に接して走行するベルトで全面固定しな
    がら移送させ、移送中に当該ハニカムにおけるセルの両
    開口面を同時に、または時間間隔をおいて各別に当該プ
    ラチツクの軟化点以上の温度に加熱覆ることにより当該
    ハニカムのセル端面を局部的に溶融させて当該ハニカム
    を構成する壁体の両端部にヒレを形成させた後、これを
    冷却して前記ヒレを介してハニカムを展張状態のまま固
    定するようにしたことを特徴とするプラスチック製ハニ
    カムの成型加工方法。
  4. (4)折畳状態にあるプラスチック類のハニカムブロッ
    クを連続的に展張し、かつ展張されたハニカムを当該ハ
    ニカムのセル面に接して走行するベルトで全面固定しな
    がら移送させ、移送中に当該ハニカムにおけるセルの両
    開口面のうち、一方の開口面を当該プラスチックの軟化
    点以上の温度に加熱することに」;り局部的に溶融させ
    て当該開口面にヒレを形成させ、他方の開口面に対して
    は当該プラスチックの軟化点付近の温度で加熱してから
    冷却することにより、セル開口面の片側のみにヒレを形
    成さゼるようにしたことを特徴とするプラスチック製ハ
    ニカムの成形加工方法。
  5. (5)プラスチック製ハニカムブロックの幅に対応する
    左右一対の案内板と、この案内板に連ねて漸時幅をせば
    めるように配設した幅方向規制板を設け、かつこの規制
    板の後段に、セル開口面を上下両面から挟みこむように
    した上下一対の無端状移送帯と、更に前記移送帯の移送
    面に接して加熱手段と冷却手段とを配設したことを特徴
    とするプラスチック製ハニカムの成型加工装置。
  6. (6)案内板に連なる左右一対の幅方向用1.II板の
    一端をビンにより枢持し、他端部に調節ネジを設番ノで
    、規制板の有効幅を調節自在として成る特許請求の範囲
    第5項記載のプラスチック製ハニカムの成型加工装置。  。
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