JPS603258Y2 - 自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構 - Google Patents

自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構

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Publication number
JPS603258Y2
JPS603258Y2 JP14712679U JP14712679U JPS603258Y2 JP S603258 Y2 JPS603258 Y2 JP S603258Y2 JP 14712679 U JP14712679 U JP 14712679U JP 14712679 U JP14712679 U JP 14712679U JP S603258 Y2 JPS603258 Y2 JP S603258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide
guide mechanism
window regulator
lubricating oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP14712679U
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English (en)
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JPS5663769U (ja
Inventor
憲一 福羅
雅敏 廣岡
大一 白石
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車用ウィンドレギュレータのガイド機構に関
する。
特に、駆動装置により駆動されガイドに沿い摺動する可
撓性のテープによって自動車ドアのウィンドガラスを昇
降し調節する構成のウィンドレギュレータのテープのガ
イド機構に関する。
この型式のウィンドレギュレータにおいては、ドアのイ
ンサイドパネルとアウトサイドパネル間のせまい偏平な
空間内に屈曲して設けられたガイドに沿い、上記のテー
プが摺動する。
このテープにはウィンドガラスが係合していて、ウィン
ドガラスの重量に起因する荷重が加わる一方、ガイドが
屈曲しているから、テープはその摺動時に、テープとガ
イド間の摩擦に起因して摺動抵抗を受ける。
この抵抗を軽減するために、もしグリースをもってテー
プ及びガイド間を潤滑するとすれば、グリースの高粘度
のために却ってテープ及びガイドを粘着させる結果とな
り摺動抵抗を増す。
このためグリースの代りに低粘度の潤滑油にて潤滑する
ことが望まれるのであるが、一方低粘度の潤滑油は外部
に漏洩し、車内外を汚すという欠点を伴なう。
そこで本案は低粘度の潤滑油を使用してもその漏洩を防
止する手段を施した自動車のウィンドガラス昇降用レギ
ュレータのテープのガイド機構を提供するものであって
、以下図についてこれを説明する。
第1図において上方の1は自動車のウィンドガラスであ
る。
このウィンドガラスの下縁にはブラケット2がリベット
3によって固着されている。
ガイド4は図示のように曲線状をなし、このガイド4に
案内され可撓性の駆動用テープ5が摺動する。
ブラケット2はこのテープ5に固着されている。
従ってテープ5がガイド4上を摺動せしめられると、ウ
ィンドガラス1が矢印方向に上下動して自動車ドアのウ
ィンドガラスが開閉される。
第1図左方の6はテープ5の駆動装置である。
以上説明の各部品は第2図に示すように自動車ドアのイ
ンサイドパネル7とアウトサイドパネル8との間の薄い
空間内に内装される。
第1図上方の9はガイド4をインサイドパネル7に固着
するためのアッパブラケットであり同図下方の10はガ
イド4を同じくインサイドパネル7に固着するためのロ
ウアバネルである。
駆動装置6はベース11(第2図)によりインサイドパ
ネル7に固着される。
駆動装置6にはハンドル軸12があってこれに手動操作
用ハンドルを取付ける。
第3図と第4図に駆動装置を拡大して示す。
ベース11には3個の長孔13があってインサイドパネ
ル7へのボルト締め付は用に供する。
駆動装置6は第4図に示すような構成であって、駆動軸
12にはコア14がスプライン結合され、コア14はピ
ニオンプレート15に係合し、ピニオンプレート15は
ピニオン16と一体回転するように結合されている。
ピニオン16はギヤ17に係合し、ギヤ17はスプロケ
ットホイール18の有するピン19と係合し、スプロケ
ットホイール18と一体回転関係に結合されている。
スプロケットホイール18の有する各歯20は第4図の
左端に示すように、テープ5の各孔に係合する。
コア14の外周を囲むコイル状のトーションスプリング
21は両端末を内方に折曲げられてコア14の有する軸
方向溝22に係合し、この両端末間にピニオンプレート
15の有するフィンガー15aが介在し、周知のウィン
ドガラス逆戻り防止装置が構成されている。
トーションスプリング21はこれを囲むケース23と協
同して逆戻り防止作用をなす。
第1図の24はテープカバーである。
以上の説明は、この型式のウィンドレギュレーターガイ
ド機構の一段的構成についての説明である。
以下本案の特徴とする構成について説明する。
第5図に示すガイド104はテープ5の両縁部に沿って
繊維製の細長いひも状物25を収容し、これに粘度の低
い潤滑油を含浸させたものである。
テープ5はガイド104内を摺動する間に、ひも状物2
5からにじみ出る油を適度に給油されて潤滑され、円滑
にガイド4内を摺動し得るものである。
潤滑油が低粘度であっても、含浸性あるひも状物25に
より保持されていて、外部には漏洩しない。
第6図に示すガイド204は、断面の一方を部分的に切
欠し、その切欠部28を覆うようにカバー26を設け、
カバー26内に潤滑油を含浸したスポンジ状物27を収
容したものである。
カバー26はガイド204への装脱が簡単容易になし得
て、組付操作、整備が簡便である。
第7図に示すガイド304は、全長の数箇所において切
断され、その切断箇所を覆うようにカバー29を設け、
その中に潤滑油含浸のスポンジ30を収容したものであ
る。
第8図に示すものはテープ105の両側縁に植毛31を
施し、この植毛に潤滑油を含浸させたものである。
以上第6〜8図に示す実施例は何れも第5図の実施例同
様に低粘度の潤滑油をもって漏洩の慮れなくテープに給
油をなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ガイド機構の正面図、第2図はその側面図
、第3図は本案ガイド機構の駆動装置の正面図、第4図
は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図、第6図
は本案ガイド機構のガイドのそれぞれ異なる実施例の横
断面図、第7図のaとbはさらに異なる実施例のガイド
の一部切欠斜視図、第8図はさらに異なる実施例のガイ
ドの横断面図である。 1・・・・・・ウィンドガラス、2・・・・・・ブラケ
ット、4・・・・・・ガイド、5・・・・・・テープ、
6・・・・・・駆動装置、25・・・・・・ひも状物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 曲線状に屈曲したガイド、このガイドに沿い摺動する可
    撓性テープ、このテープと係止し開閉するウィンドガラ
    ス、このテープを駆動し上記ガイドに沿う摺動をなさせ
    る駆動装置を備えてなり、上記のテープ摺動径路に沿い
    テープに接して設けられた潤滑油含浸材料よりなる給油
    装置を有することを特徴とする自動車用ウィンドレギュ
    レータのガイド機構。
JP14712679U 1979-10-23 1979-10-23 自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構 Expired JPS603258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14712679U JPS603258Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構

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JP14712679U JPS603258Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5663769U JPS5663769U (ja) 1981-05-28
JPS603258Y2 true JPS603258Y2 (ja) 1985-01-29

Family

ID=29378275

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JP14712679U Expired JPS603258Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 自動車用ウインドレギユレ−タのガイド機構

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JPS5663769U (ja) 1981-05-28

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