JPS603251Y2 - 回転扉付きキヤビネツト - Google Patents
回転扉付きキヤビネツトInfo
- Publication number
- JPS603251Y2 JPS603251Y2 JP18626080U JP18626080U JPS603251Y2 JP S603251 Y2 JPS603251 Y2 JP S603251Y2 JP 18626080 U JP18626080 U JP 18626080U JP 18626080 U JP18626080 U JP 18626080U JP S603251 Y2 JPS603251 Y2 JP S603251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- revolving door
- locking
- cabinet
- rod
- support bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
複数の棚を備え、かつ各棚間の上部に、水平状態で前後
に摺動しうる回転扉を設け、この回転扉を前方へ引き出
した後、下方へ回転させることにより、棚間を閉塞する
ようにしたキャビネットは、広く知られている。
に摺動しうる回転扉を設け、この回転扉を前方へ引き出
した後、下方へ回転させることにより、棚間を閉塞する
ようにしたキャビネットは、広く知られている。
この種キャビネットは、従来、主として木の板をもって
製作され、その左右側板の内面要所に、前後方向の案内
溝を穿設するとともに、案内溝の前部下方にローラーを
設け、回転扉の側面後部より側方突設した支軸を、前記
案内溝内に遊嵌して構成されていた。
製作され、その左右側板の内面要所に、前後方向の案内
溝を穿設するとともに、案内溝の前部下方にローラーを
設け、回転扉の側面後部より側方突設した支軸を、前記
案内溝内に遊嵌して構成されていた。
しかし、このようなものでは、回転扉を支承する支軸と
ローラーの損傷が激しく、また、側板に案内溝を穿設す
るのが面倒であるとともに、案内溝のために、側板の強
度が低下するという欠点があった。
ローラーの損傷が激しく、また、側板に案内溝を穿設す
るのが面倒であるとともに、案内溝のために、側板の強
度が低下するという欠点があった。
本考案は、上述した欠点に鑑みてなされたもので、以下
、本考案を木製のキャビネットに適用した図示の実施例
について説明する。
、本考案を木製のキャビネットに適用した図示の実施例
について説明する。
このキャビネットは、木製の左右側板1,1を頂板2及
び底部3で連結し、かつ中間部に複数の棚板4を固設し
て形成されている。
び底部3で連結し、かつ中間部に複数の棚板4を固設し
て形成されている。
各棚板4及び底部3の上方要所において、左右側板1の
内面には、前後方向を向き、かつ前縁5aが円弧状をな
す所要長さの受桟5が、木ねじ6で止着され、受桟5の
前端部には、係止ピン7が内向突設されている。
内面には、前後方向を向き、かつ前縁5aが円弧状をな
す所要長さの受桟5が、木ねじ6で止着され、受桟5の
前端部には、係止ピン7が内向突設されている。
左右に対向する受桟5,5上には、回転扉8の両側端部
が載置され、かつ前記係止ピン7は、回転扉8の両側端
部の下面より下向突設した側面浅凹形の係止杆9と、回
転扉8との間に遊嵌している。
が載置され、かつ前記係止ピン7は、回転扉8の両側端
部の下面より下向突設した側面浅凹形の係止杆9と、回
転扉8との間に遊嵌している。
しかして、回転扉8をキャビネット内に押し込んだとき
、係止杆9の前端が水平ピン7に当接して、回転扉8の
格納位置は適正に保たれる。
、係止杆9の前端が水平ピン7に当接して、回転扉8の
格納位置は適正に保たれる。
なお、回転扉8の寸法、並びに受桟5及び係止杆9の寸
法及び取付は位置は、後述するようにして回転扉8を引
出すことにより、棚板4の上面を適切に閉塞しうるよう
に定められている。
法及び取付は位置は、後述するようにして回転扉8を引
出すことにより、棚板4の上面を適切に閉塞しうるよう
に定められている。
本考案のキャビネットは上述のように構成され、棚板4
上に物品を出し入れする際には、回転扉8は、水平状態
として、受桟5,5上に受支されており、棚板4の前面
を閉じるには、第2図の上部に示すように、回転扉8を
前方へ引出し、受桟5の前縁5aに沿って下向回動させ
ればよい。
上に物品を出し入れする際には、回転扉8は、水平状態
として、受桟5,5上に受支されており、棚板4の前面
を閉じるには、第2図の上部に示すように、回転扉8を
前方へ引出し、受桟5の前縁5aに沿って下向回動させ
ればよい。
すると回転扉8は、係止杆9の後端を係止ピン7に当接
することにより直立状態となって吊支され、その下端裏
面を棚板4の前端に当接させて、棚板4の前面を閉塞す
る。
することにより直立状態となって吊支され、その下端裏
面を棚板4の前端に当接させて、棚板4の前面を閉塞す
る。
しかして本考案においては、従来のものにおけるように
、側板に案内溝を該設しないから、加工が簡単であると
ともに、強度が低下することはないばかりか、受桟によ
り側板の強度及び剛性は増大させられるので、側板を比
較的薄肉としうるという利点があり、本考案は、特に木
製のこの種キャビネットに適用して、実効が大である。
、側板に案内溝を該設しないから、加工が簡単であると
ともに、強度が低下することはないばかりか、受桟によ
り側板の強度及び剛性は増大させられるので、側板を比
較的薄肉としうるという利点があり、本考案は、特に木
製のこの種キャビネットに適用して、実効が大である。
また、従来のこの種キャビネットにおいては、回転扉の
回動には、その支点部材たるローラーに回転扉の重量が
負荷されるため、ローラーの破損もしくは消耗が激しい
という欠点があったが、本考案においては、回転扉は、
受桟の前縁に当接して回動するので、従来のものにおけ
るような懸念は全くない。
回動には、その支点部材たるローラーに回転扉の重量が
負荷されるため、ローラーの破損もしくは消耗が激しい
という欠点があったが、本考案においては、回転扉は、
受桟の前縁に当接して回動するので、従来のものにおけ
るような懸念は全くない。
第1図は、本考案の一実施例を、上から2段目の回転扉
のみが開いた状態で示す正面図、第2図は、第1図にお
ける■−■線拡大縦断面図、第3図は、第2図における
■−■線拡犬縦断面図である。 1・・・・・・側板、2・・・・・・頂板、3・・・・
・・底板、4・・・・・・棚板、5・・・・・・受桟、
5a・・・・・・前縁、6・・・・・・木ねじ、7・・
・・・・係止ピン、8・・・・・・回転扉、9・・・・
・・係止杆。
のみが開いた状態で示す正面図、第2図は、第1図にお
ける■−■線拡大縦断面図、第3図は、第2図における
■−■線拡犬縦断面図である。 1・・・・・・側板、2・・・・・・頂板、3・・・・
・・底板、4・・・・・・棚板、5・・・・・・受桟、
5a・・・・・・前縁、6・・・・・・木ねじ、7・・
・・・・係止ピン、8・・・・・・回転扉、9・・・・
・・係止杆。
Claims (2)
- (1)左右側板を頂板及び底板で連結するとともに、中
間部に適数の棚板を設け、棚板の上方において左右側板
の内面に、前縁が円弧状をなす前後方向の受桟を設け、
かつ該受桟の前端部に内向突出する係止ピンを設け、互
いに対向する受桟上に、回転扉の両側端部を載置すると
ともに、前記係止ピンを、回転扉の両側端部の下面より
下向突設した側面浅凹形の係止杆と回転扉との間に遊嵌
してなり、回転扉を引出すと、回転扉は受桟の前線に沿
って下向回動するとともに、係止杆の後端が係止ピンに
係止することにより垂直状態に吊支され、その下端が、
棚板の前面に当接するよう、各部寸法を定めてなる回転
扉付きキャビネット。 - (2)回転扉を水平状態として押し込んだとき、係止杆
の前端が係止ピンに当接するようにしてなる実用新案登
録請求の範囲第1項記載の回転扉付きキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18626080U JPS603251Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | 回転扉付きキヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18626080U JPS603251Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | 回転扉付きキヤビネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57109167U JPS57109167U (ja) | 1982-07-06 |
JPS603251Y2 true JPS603251Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=29988049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18626080U Expired JPS603251Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | 回転扉付きキヤビネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603251Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10314449B2 (en) | 2010-02-16 | 2019-06-11 | Irobot Corporation | Vacuum brush |
US11072250B2 (en) | 2007-05-09 | 2021-07-27 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot sensing |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP18626080U patent/JPS603251Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11072250B2 (en) | 2007-05-09 | 2021-07-27 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot sensing |
US10314449B2 (en) | 2010-02-16 | 2019-06-11 | Irobot Corporation | Vacuum brush |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57109167U (ja) | 1982-07-06 |
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