JPS6032301A - 送電線用避雷器 - Google Patents
送電線用避雷器Info
- Publication number
- JPS6032301A JPS6032301A JP58140982A JP14098283A JPS6032301A JP S6032301 A JPS6032301 A JP S6032301A JP 58140982 A JP58140982 A JP 58140982A JP 14098283 A JP14098283 A JP 14098283A JP S6032301 A JPS6032301 A JP S6032301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arrester
- power transmission
- transmission line
- pressure
- lightning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術的分野〕
本発明は故障時にすみやかに送電線から切離しできる送
電線用避雷器に関する。
電線用避雷器に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点３
週電線の線路導体への直撃雷を４防ぐため、二般に線路
導体上部に架空地線を張り雷撃はここで受け止めて線路
導体への直撃を防いでいる。ところで架空地線へ落笥す
ると雷撃のほとんどは架空地線か鉄塔頂？−落ち、架空
地線、鉄塔、塔脚接地抵抗を経て大地に流入する。この
とき架空 線と線路導体の間に大きな電圧が発生して、
それらの火花電圧以上（二なると逆フラッジオーバが
る。
導体上部に架空地線を張り雷撃はここで受け止めて線路
導体への直撃を防いでいる。ところで架空地線へ落笥す
ると雷撃のほとんどは架空地線か鉄塔頂？−落ち、架空
地線、鉄塔、塔脚接地抵抗を経て大地に流入する。この
とき架空 線と線路導体の間に大きな電圧が発生して、
それらの火花電圧以上（二なると逆フラッジオーバが
る。
このため送電系統は地絡状態になり大きな地絡電流が流
れしゃ断器がその地絡電流をしゃ断し地絡を除去してし
ばらく後に自動的にしゃ断器を閉じて強行送電して再び
地絡発生前の状態に戻すことができる。
れしゃ断器がその地絡電流をしゃ断し地絡を除去してし
ばらく後に自動的にしゃ断器を閉じて強行送電して再び
地絡発生前の状態に戻すことができる。
ところで高電圧、長距離送電系統においては前記し中断
器の高速度再閉路方式は系統の安定度の向上に有効であ
り、送電線の送電容量増大にも結びつくがさらに系統の
安定度を上げるには、逆７ラツシオーバが起らないよう
にする必要があり送電線路に避雷器を設置する方法が考
えられている。
器の高速度再閉路方式は系統の安定度の向上に有効であ
り、送電線の送電容量増大にも結びつくがさらに系統の
安定度を上げるには、逆７ラツシオーバが起らないよう
にする必要があり送電線路に避雷器を設置する方法が考
えられている。
従来のギャップ付避雷器は放電ギャップを有しているた
め、碍子表面の汚損による放電開始電圧にバラツキがあ
るため送電線路への設置はなされていなかった〇 最近ＺｎＯを主成分としたＺｎＯ素子が開発された０Ｚ
ｎＯ素子は非常に非直線性が優れておりＺｎＯ素子を用
いたＺｎＯ形避雷器は、常規対地電圧を印加しても漏れ
電流は数十μＡ以下であるため直列ギャップを不要とす
ることができ、従来形ギャップ付避雷器にみられた汚損
による放電開始電圧のバラツキという欠点をなくすこと
ができるため送電線用避雷器として適用可能である。図
−１は送電線路にＺｏｏ形避雷器を設置した例で、鉄塔
（２１）、懸垂碍子（２２〕、導体（２３） 、避雷器
（２ｏ）の構成になっている。
め、碍子表面の汚損による放電開始電圧にバラツキがあ
るため送電線路への設置はなされていなかった〇 最近ＺｎＯを主成分としたＺｎＯ素子が開発された０Ｚ
ｎＯ素子は非常に非直線性が優れておりＺｎＯ素子を用
いたＺｎＯ形避雷器は、常規対地電圧を印加しても漏れ
電流は数十μＡ以下であるため直列ギャップを不要とす
ることができ、従来形ギャップ付避雷器にみられた汚損
による放電開始電圧のバラツキという欠点をなくすこと
ができるため送電線用避雷器として適用可能である。図
−１は送電線路にＺｏｏ形避雷器を設置した例で、鉄塔
（２１）、懸垂碍子（２２〕、導体（２３） 、避雷器
（２ｏ）の構成になっている。
このような避雷器はギャップを有していないために常時
小さな漏れ電流が流れているが、非常にまれに素子の経
年変化による劣化、吸湿等によって素子のｖ−ｉ特性が
下がる結果漏れ電流が増加し続は最後には素子が熱破壊
したり、又規定された雷ｓｉｉ流以上の値の電流を避雷
器が処理すると素子が破壊して、避雷器が導通状態にな
り地絡電流が流へる。このように避雷器に地絡電流が流
れるとしゃ断器の高速度再閉路を行なっても事故は回復
せずすみゃかに事故避雷器を系統から除去する。必要が
ある。
小さな漏れ電流が流れているが、非常にまれに素子の経
年変化による劣化、吸湿等によって素子のｖ−ｉ特性が
下がる結果漏れ電流が増加し続は最後には素子が熱破壊
したり、又規定された雷ｓｉｉ流以上の値の電流を避雷
器が処理すると素子が破壊して、避雷器が導通状態にな
り地絡電流が流へる。このように避雷器に地絡電流が流
れるとしゃ断器の高速度再閉路を行なっても事故は回復
せずすみゃかに事故避雷器を系統から除去する。必要が
ある。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは送電線用避雷器がなんらかの状態で導通状態
となったらすみやかに事故避雷器を切り離すこと、事故
避雷器の発見をできるかぎり早くすることである。
るところは送電線用避雷器がなんらかの状態で導通状態
となったらすみやかに事故避雷器を切り離すこと、事故
避雷器の発見をできるかぎり早くすることである。
かかる目的を達成するために本発明は容器上部あるいは
下部に避雷器事故が発生した時に生ずる容器内部の圧力
を利用して、送電線導体から避雷器端部が容易に切り離
れるようにした分離装置を配したことを特徴とする。
下部に避雷器事故が発生した時に生ずる容器内部の圧力
を利用して、送電線導体から避雷器端部が容易に切り離
れるようにした分離装置を配したことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を第２図を参照して説明する。
ＺｎＯｎ卵形線抵抗体素子（１ａ）を積層して形成した
内部要素（１）を碍管（２）内部に収納１−る。碍管（
２）の両端開口には蓋板（３１，（４）が各々取付けら
れている０さらに蓋板（３Ｌ （４）に接して避圧板（
５）、 ＋６）、上・下あて板（力、（８）が取付けら
れる。蓋板（３） 、（４１上・下あて板（７） 、
（８）には圧力排出口（９）がついている。上あて板（
７）部には内部に空間ａ１を有し、密閉された構造の分
離装置ａ１）が取付けられる。分離装置（ｌ］）の上方
には端子←擾が取付けられ、導体（２３）をリード線α
（至）と電気的に接続される。
ＺｎＯｎ卵形線抵抗体素子（１ａ）を積層して形成した
内部要素（１）を碍管（２）内部に収納１−る。碍管（
２）の両端開口には蓋板（３１，（４）が各々取付けら
れている０さらに蓋板（３Ｌ （４）に接して避圧板（
５）、 ＋６）、上・下あて板（力、（８）が取付けら
れる。蓋板（３） 、（４１上・下あて板（７） 、
（８）には圧力排出口（９）がついている。上あて板（
７）部には内部に空間ａ１を有し、密閉された構造の分
離装置ａ１）が取付けられる。分離装置（ｌ］）の上方
には端子←擾が取付けられ、導体（２３）をリード線α
（至）と電気的に接続される。
以下、本発明の作用を第２図及び第３図を参照して説明
する。
する。
第２図に示すような避雷器において、常規対地電圧印加
中は、微少な漏れ電流が導体（２３） ！Ｊ−ドα本本
分製装置Ｉυ、を通して避雷器に流れる。ここで異状事
態、例えば劣化による熱破壊、あるいは大きな雷撃電流
のために素子が破壊すると地絡電流が流れ碍子（２）内
部にアークが発生し、碍子（２）内部の圧力が上昇する
。圧力上昇が避圧板（５） 、 （６）の破壊圧力以上
になると避圧板（５）、（６）は圧力逃し口（９）部に
おいて破裂し、碍子（２）内部の圧力が分離装置（１１
）内に流入する。分離装置ａυ内の空間α呻の容積をあ
る程一度の大きさにしておけば大きな圧力がかかるため
分離装置αυは上あて板（７）からすみやかに離れるこ
とによって、避雷器翰は導体（２３）から切り離すこと
ができる。
中は、微少な漏れ電流が導体（２３） ！Ｊ−ドα本本
分製装置Ｉυ、を通して避雷器に流れる。ここで異状事
態、例えば劣化による熱破壊、あるいは大きな雷撃電流
のために素子が破壊すると地絡電流が流れ碍子（２）内
部にアークが発生し、碍子（２）内部の圧力が上昇する
。圧力上昇が避圧板（５） 、 （６）の破壊圧力以上
になると避圧板（５）、（６）は圧力逃し口（９）部に
おいて破裂し、碍子（２）内部の圧力が分離装置（１１
）内に流入する。分離装置ａυ内の空間α呻の容積をあ
る程一度の大きさにしておけば大きな圧力がかかるため
分離装置αυは上あて板（７）からすみやかに離れるこ
とによって、避雷器翰は導体（２３）から切り離すこと
ができる。
第３図は分離装置ａη内の圧力が上昇し切離し完了した
時の状況を示す。以上のようにすれば事故避雷器をすみ
やかに切離すことができ又、第３′図のような状態にな
れば事故避雷器の発見を地上の監視人によって容易に行
なうことができる。
時の状況を示す。以上のようにすれば事故避雷器をすみ
やかに切離すことができ又、第３′図のような状態にな
れば事故避雷器の発見を地上の監視人によって容易に行
なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば事故避雷器と送電線
の切離し、あるいは事故避雷器の発見をすみやかにかつ
容易に行なうことができる。
の切離し、あるいは事故避雷器の発見をすみやかにかつ
容易に行なうことができる。
第１図は従来の避雷器の構成図
第２図は本発明による避雷器の構成図
第３図は本発明の避雷器による動作説明図である。
１・・・内部要素 ４・・・避圧板
２・・・碍 管 ５・・・あて板
３・・・蓋 板 ６・・・分離装置
（７３１７）代理人 弁理士 則近憲佑（ほか１名）図
面の浄書（内容に変更なし） 第１図 第２図 第３図 手続補正書（方式） ％式％ １、 事件の表示 特願昭５８−１４０９８２号 ２、発明の名称 送電線用避雷器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （３０７）東京芝浦電気株式会社 ４、代理人 〒１００ 東京都千代田区内幸町１−１−６ 昭和５８年１１月２９日（発送日） ６、補正の対象 １、願書 ２、本願明細書全文 ３、図 面 ７、補正の内容 願書、明細書及び図面の浄書（内容に変更なし）以上
面の浄書（内容に変更なし） 第１図 第２図 第３図 手続補正書（方式） ％式％ １、 事件の表示 特願昭５８−１４０９８２号 ２、発明の名称 送電線用避雷器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （３０７）東京芝浦電気株式会社 ４、代理人 〒１００ 東京都千代田区内幸町１−１−６ 昭和５８年１１月２９日（発送日） ６、補正の対象 １、願書 ２、本願明細書全文 ３、図 面 ７、補正の内容 願書、明細書及び図面の浄書（内容に変更なし）以上
Claims (1)
- 金属酸化物を主成分とした非直線抵抗体を複数個積み重
ねた内部要素を碍管内に収納したものにおいて前記碍管
部の一端部に接してアーク排出口を有する蓋板、前記碍
管内部に発生したアークの圧力上昇で破壊する避圧板、
金属あて板よりなる避圧装置を設け、前記金属あて板に
接して、その内部に密閉空間を有し前記アークの圧力上
昇で破壊し送電線と切離し可能に構成された分離装置を
備えたことを特徴とする送電線用避雷器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58140982A JPS6032301A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 送電線用避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58140982A JPS6032301A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 送電線用避雷器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6032301A true JPS6032301A (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=15281372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58140982A Pending JPS6032301A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 送電線用避雷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032301A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011112536A1 (en) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | Cooper Technologies Company | Line protection systems |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58140982A patent/JPS6032301A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011112536A1 (en) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | Cooper Technologies Company | Line protection systems |
| EP2545625A1 (en) * | 2010-03-08 | 2013-01-16 | Cooper Technologies Company | Line protection systems |
| EP2545625A4 (en) * | 2010-03-08 | 2014-07-23 | Cooper Technologies Co | LINE PROTECTION SYSTEMS |
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