JPS6032147B2 - 時刻同期装置 - Google Patents

時刻同期装置

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JPS6032147B2
JPS6032147B2 JP54071138A JP7113879A JPS6032147B2 JP S6032147 B2 JPS6032147 B2 JP S6032147B2 JP 54071138 A JP54071138 A JP 54071138A JP 7113879 A JP7113879 A JP 7113879A JP S6032147 B2 JPS6032147 B2 JP S6032147B2
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JP
Japan
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time
clock
pulse
clocks
station
Prior art date
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JP54071138A
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English (en)
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JPS55163485A (en
Inventor
保司 洲崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、離れた場所に置かれている複数個の時計を正
確に同期させる(合わせる)装置に関する。
人工衛星の軌道観測とこれを利用する測地システム、船
舶や航空機の譲導システム、各種の通信システム、ある
いは天体観測システム等の技術分野においては、離れた
場所に設置された複数個の時計の時刻を一致、同期させ
、これを維持する技術は重要であり、各分野での技術の
進歩と共に、同期精度の向上と操作の簡便化が強く望ま
れている。
一例として、レーザレーダによる人工衛星側距システム
とこれを利用する測地システムで使う時計の同期精度は
、現在、IAsのオーダーが求められており、近い将釆
はそれ以下の精度が必要となることは確実と見られてい
る。
時間的に安定な時計としては、セシウム原子やルビジウ
ム原子の振動を利用する時計があるが、このような時計
でも長時間スケールでは変動が問題となる。このような
時計を同期させるため、従来は短期間では十分安定なセ
シウム時計等を持ち運びして被同期時計を比鮫較正する
ことが行われている。
このような同期方法によると、同期精度は10日間で1
〆sのオーダーが得られるとされているが、頻繁な時計
の持ち運びを必要とするので、能率が悪いという欠点が
ある。このような時計の持ち運びや鮫正を頻繁に行うこ
とを避けようとすると、安定度の高い高価な原子時計等
のシステムを各測定地点に置かなければならないことに
なる。また、従来の同期システムとして、各種の時刻情
報を乗せた電波を利用するものがあり、中でも精度がよ
く著名なものに、ロランシステムと称される双曲線航行
方式の電波を利用するものがある多;言ご裏裏手拳言ヂ
語重奏芸雲至言麓唇事客箸精度が悪く、しかもこの精度
を得るにはかなり大がかりな送受信設備を要するのが実
情である。本発明の目的は、上託したように、現在必ず
しも満足し得る状態にない従来技術を補い、精度よくか
つ簡便に複数時計の同期をとることのできる装置を提供
することにある。本発明による時刻同期装置は、レーザ
によって得られる極めて短かし、時間中で大きな出力の
光パルスを時刻の伝達手段として用いるものである。
即ち、時計を設置するある局にはパルスレーザ発振器と
、光パルス検知器と、タイムインターバルカウンターと
、−時刻議出し装置とを備え、一方、前記時計と同期さ
せるべき時計を設置する別の局には、前記ある局からの
レーザパルスを反射させる反射器と、レーザパルスを検
知する光パルス検知器と、時刻論出し装置とを備え、前
記各局において、レーザパルス、即ち光パルス検知器の
出力をトリガーとしてそれぞれ各時計の時刻を謙出すと
共に、両局間のレーザパルスの往復時間を前記タイムイ
ンターバルカウンターで測り、前記両時計の時刻差と往
復時間と機器の動作遅延時間とから両時計の時刻のずれ
を求めて両時計の同期をとるものである。以下本発明の
一実施例を添付図面により説明する。
Aは時計1(この例ではこれが標準時計である場合につ
いて説明する)を設置した局、Bは該標準時計と同期さ
せるべき被同期時計11を設置した局である。局Aにお
いて、2はパルスレーザ発振器、3はその出力ビーム、
4はビームスプリッター、5は光パルス検知器、6は局
Aと局Bとの間のレーザパルスの往復時間を測るタイム
インターバルカウンター、7は出力ビーム3の光パルス
検知器5の出力により標準時計1の時刻を読出す時刻議
出し装置、8はその時刻の表示器、9は出力ビーム3の
内、ビームスプリツタ−4から出た投射レーザパルスで
ある。局Bにおいて、10‘ま局Aからの投射レーザパ
ルス9を局Aに向けて反射させる反射器、12は投射レ
ーザパルス9を検知する光パルス検知器、13は該光パ
ルス検知器12の光パルス検知出力で被同期時計11の
時刻を読出す時刻議出し装置、14は読出された時刻の
表示器、15は被同期時計11の時刻を正しい時刻に合
わせるための修正信号発生器である。
このシステムにより、被同期時計11の時刻を標準時計
1に合わせるための操作及び動作は次のようにして行わ
れる。
ある時刻に、パルスレーザ発振器2からしーザパルスを
発射し、その出力ビーム3の一部(これは、ビ−ムスプ
リツ夕−4の表面の散乱光で十分である)をビームスプ
リッタ‐15により光パルス検知器5に導き、他の一部
9を局Bに向けて投射し、局Bに設置した反射器10で
反射させ、そこから同じ光路を通してし−ザパルス16
を局Aに戻し、ビームスプリツター4を介して光パルス
検知器5で受信させる。光パルス検知器5は該受信した
レーザパルスを電気信号に変換してその出力をタイムイ
ンターバルカウンター6と時刻議出し装置7に入力する
。この際、タイムインターバルカウンター6は、パルス
レーザ発振器2から発射した発射時のレーザ光であり、
該発射レーザ光はビームスプリッター4を介して光検知
器5で検出され、この光検出信号を入力信号として取込
むことによって計数開始となる。この計数値は別個に与
えられるクロックであってもよく、光検出信号をトリガ
ーとして作成されるクロツクであってもよい。更に、タ
イムインターバルカウンター6は、反射器10から反射
されビームスプリツタ−4、光パルス検知器5を介して
検出された反射光検出信号によって計数を停止する。即
ち、タイムインターバルカウンター6は、発射時の検知
器5からの検出信号をトリガーとしてクロックの計数動
作を開始する。時刻読出し装置7は入力信号をトリガー
として標準時計1により時刻を読出し、表示器8に表示
する。次に、局Bの反射器10より反射して来たしーザ
パルスが同じく光パルス検知器5に入射したらその出力
信号をタイムインターバルカウンター6に入力して該カ
ウンターを停止させる。一方、局Bにおいては、局Aか
ら投射されて来たしーザパルス9を反射器10で送り返
すと共に、その一部を光パルス検知器12で検知してそ
の出力信号を時刻読出し装置13に入力し、該時刻読出
し装置13はこの信号をトリガーとして被同期時計11
より時刻を議出し、表示器14に表示する。
上記のような動作において、時計1、11から読出され
た時刻、レーザパルスの往復時間、時計11の時刻のず
れ等に関して、01,■式が成立する。
ltB+6tB−t^=′士量学L+(△78‐△7^
) …{11丁=2′士葦
n守L+△7C .・・(21ただし、‘1’,
‘2}式における各符号はそれぞれ下記のことを意味す
る。
t^:標準時計1から読出された時刻 tB:被同期時計11から謙出された時刻6tB:被同
期時計11の遅れ LA:ビームスプリッター4の位置 LB:反射器10の位置 nL:位置Lにおける大気の屈折率 c :光速 △7B:レーザパルスが反射器101こ到達してから時
計11より時刻が読出されるまでの時間 △7^:レーザパルスが発射されてビームスプリッター
4に到達してから標準時計1より時刻が読出されるまで
の遅延時間 7:タイムインターバルカウンター6の読み△7c:反
射レーザパルス16がビームスプリッター4から光パル
ス検知器5を作動させ、さらにカウンター6を停止させ
るに 至る遅延時間 ただし、‘U,【2}式においては、レーザパルスが局
Aと局Bとの間を往復する時間内での大気の屈折率の変
動はないものとしている。
式‘1},{2}式から【3}式が導かれる。
6tB=t^・tB+季(丁−△丁C)+(△78一△
7^) ・・・【3}【3’
式において、△丁^,△7B,△7cはシステムに個有
な値であり、予め測定するか又は理論的計算で明らかに
することが可能である。
また、t^’tB’丁は、それぞれ前記した作業により
表示器8、表示器14、タイムインターバルカウンター
6によって表示される値であるから、例えばA局の表示
器8、カウンター6の表示内容をB局側に報知し、B局
側の表示器14の表示内容を読んで‘3ー式の演算を行
うことにより、遅れ時間6t8を求めることができる。
尚、A局の表示器8、カウンター6の表示内容をB局側
に報知するには、電話等を利用する方法がある。他の専
用回線で自動的に送出してもよい。この遅れ時間6tB
の修正は、修正信号発生器15により行う。
該修正信号発生器15は、6t8に相当する入力を受け
て6tBだけ時計11を進ませるだけのディジタルパル
スを発生する機能を持つものである。本発明は下記のこ
とからその実施が裏付けられる。
このシステムとして使用できるレーザとして、現在、パ
ルス中がps(10‐1冬)で出力がMW(1びW)〜
GW(1びW)のオーダーのものが製品として存在し、
容易に入手し得る情況にあり、このようなしーザによれ
ば、数10細から数100物の距離区間で光を検知し得
るレベルで往復させることができる。また、光パルス検
知器5,12やタイムインターバルカウンター6等の応
答速度は10岬sのオーダーのものが使える状況にある
。さらに時計からの時刻の読出し表示は既存の技術であ
る。これらのことから、本発明によれば、大気伝播によ
るパルスの分散を考慮しても、船オーバーの時刻同期が
可能と思われる。以上述べたように、本発明の時刻同期
システムによれば、距離を隔てて設置される複数個の時
計の時刻を、標準時計の持ち運びを要することなくしか
も規模の大きな装置を要することなく簡便に、しかも正
確に一致させることが可能である。
本発明においては、時刻の伝達手段として、レーザによ
って得られる短パルスの光を利用するが、この往復時間
を測る機能により、気象状態の変化に基づく伝播遅延時
間の補正が自ずから行われることで飛躍的な精度が期待
し得る。実施例では、一対のシステムを示し、この場合
は見通しのきく範囲に局が対嶋する必要性から、距離間
隔として数10細が限度であろうが、同じようなシステ
ムを一定区間に配置すれば、数100物から数loo0
紘にわたって配置された時計の時刻を精度よく(使用し
得る機器の性能、特性からしてnsのオーダーの精度で
)一致させることのできるシステムが実現可能で、前記
したように、測地や天体観測システム、航空機、船舶の
誘導システムに使う時計の時刻鮫正に適用して多大な効
果を期待し得る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。 A,B・・・局、1・・・標準時計、2・・・パルスレ
ーザ発振器、4・・・ビームスプリッター、5,12・
・・光パルス検知器、6…タイムインターバルカウンタ
−、7,13・・・時刻読出し装置、8,14・・・表
示器、15・・・修正信号発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 距離を隔てて設置される2つ以上の時計を同期させ
    る同期装置において、時計を設置するある局に、パルス
    レーザ発振器と、光パルス検知器と、タイムインターバ
    ルカウンターと、該時計の時刻読出し装置とを備え、一
    方、前記時計と同期させるべき時計を設置する別の局に
    、反射器と光パルス検知器と、該時計の読出し装置とを
    備え、前記パルスレーザ発振器からのレーザパルスを各
    光パルス検知器で検知し、該検知出力で前記各時刻読出
    し装置を作動させ、かつ前記タイムインターバルカウン
    ターによりレーザパルスの往復時間を測定する如く構成
    されていることを特徴とする時刻同期装置。
JP54071138A 1979-06-08 1979-06-08 時刻同期装置 Expired JPS6032147B2 (ja)

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JPS55163485A JPS55163485A (en) 1980-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171244A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 Ichikoh Ind Ltd 緩衝式ドアミラ−
JPS6361352U (ja) * 1986-10-14 1988-04-23
JPH033084Y2 (ja) * 1984-05-07 1991-01-28
JPH0357557Y2 (ja) * 1984-05-02 1991-12-27

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