JPS6032145B2 - ステツプモ−タの耐磁機構 - Google Patents

ステツプモ−タの耐磁機構

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JPS6032145B2
JPS6032145B2 JP14694276A JP14694276A JPS6032145B2 JP S6032145 B2 JPS6032145 B2 JP S6032145B2 JP 14694276 A JP14694276 A JP 14694276A JP 14694276 A JP14694276 A JP 14694276A JP S6032145 B2 JPS6032145 B2 JP S6032145B2
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JP
Japan
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step motor
magnetic
magnetic sensor
magnetic field
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP14694276A
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English (en)
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JPS5371214A (en
Inventor
雅昭 万代
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SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Publication date
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ステップモータ式水晶腕時計の耐磁性を改善
する機構に関する。
ステップモータを、強い磁場の中へおくと正常に作動し
なくなるが、この正常に作動しなくなり始めの限界磁場
の強さをもって耐磁性と称する。
この耐磁性の値は、次の2つの要因によって決定される
。第1に、コイル磁心の磁気的飽和、第2に、ステップ
モー外こ加わる駆動パルスをカットするタイミングと、
その時のロータの運動状態との兼ねあいによるロータの
運動のミスリや行き過ぎである。従来、上記の原因のう
ち、2番目の原因による耐磁性の低いものを完全に避け
ることはできず、ステップモータの各構成要素の種々の
バラッキによって、同一の仕様の腕時計でもかなり広い
範囲にわたって耐磁性の値がバラついていた。
特に、この現象は、その性質上、ステップモータの効率
向上と表裏一体となって、その副産物としてつきまとう
ため、モー夕の効率の向上が耐磁性の劣化に結びついて
しまうという非常に困難な二律背反の問題を提起してい
た。本発明は、かかる欠点を除去するものであり、効率
の低下という弊害を伴なわずに、耐磁性の向上をはかろ
うとするものである。
以下、図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例である耐磁性向上機構を備
えたステップモータの駆動回路のブロック図である。
4は磁気センサとしてのりードスィッチを表わしており
、ある一定値以上の外部磁界がIJードスィッチに加わ
ると、リードスイッチ4の接点はON状態になり、駆動
回路3に入る駆動パルス幅は通常時に出力されるパルス
幅よりも2倍以上の長さのパルス幅を持つ駆動パルスと
なる。
ここで、上記の第2番目の原因による耐磁性の低いもの
が、なぜパルス幅を長くするだけで、良くなるのかにつ
いて、その原理を説明する。
第2図は、2ポールステップモータのロータ付近を拡大
した平面図である。ロー夕7は磁界の来る方向を磁軸9
と定義すれば、磁軸から8度傾いたところに安定静止す
る位置がある。図の状態で、コイルに電流が流れそれに
よる磁場が加わると、ロータ7は(180一8)度回転
した磁藤と一致する位置に向かって回転する。そして、
上記の角度だけ回転するのに要する時間は長くても他h
sec未満であるが、実際には、この角度より行き過ぎ
たのち、またもどる事を繰返す減衰運動を行い、磁軸の
位置で静止する。この減衰運動があまり減衰していない
、すなわち、ロータが、まだ慣性力を貯えているうちに
、パルスをカットすると、コイル電流による磁場がなく
なるため、磁軸方向へ引きつける力がなくなり、ロータ
には、慣性力の他に、磁気的安定位置に行こうとする力
、外部磁界による力等が作用しロータが、本来静止すべ
き安定静止位置に止まるには、大き過ぎる運動ェネルギ
を持ってしまうということがおこる。
ここで、外部磁場がある時には、パルス幅を十分長くし
て、磁場を中心とした減衰運動を十分行なわせて、振動
が大幅に減衰したところで、パルスをカットすれば、ロ
ータの振動による慣性力は、ほとんどなくなっており、
この分だけ、ロー夕は余分な運動ェネルギを持たないで
すむわけであるから、前の場合に比べ、より確実に本来
の静止位置で安定静止することになる。
なお、外部磁界がある場合の、パルス幅は振動が十分減
衰するという点を考慮して、20〜3伍hsec位が適
当である。
以上のように、本発明によれば、モータの効率を悪くす
る耐磁構造などが全く不要な上、モータ外部の付加機構
により、モータ本体には何も手を加えずに耐磁性向上を
計っているので、モータ単体の効率をいくら上げても、
耐磁性の問題は考慮しないでも良い、また、外部磁界に
よる止まりはコイル磁心の磁気的飽和によるものだけに
なるので、耐磁性のバラッキが大幅に縮小され、品質管
理上からも好ましい、更に磁気センサをステップモータ
と別体としているので、交流磁界のみならず直流磁界を
検出でき、各々の条件下に合った駆動パルスでステップ
モータを駆動できる、など、種々の効果が期待される。
図面の簡単な説明第1図は、本発明の一実施例であるス
テップモータ駆動回路を示すブロック図、第2図は、2
ポールステップモータの。
ータ付近を拡大した平面図、1・・・発振分周回路、2
・・・パルス幅選定回路、3・・・駆動回路、4・・・
リードスイッチ、5・・・ステップモータ、6…ノツチ
、7…ロータ、8…ステ−夕、9・・・滋軸。
オー図 オ2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステツプモータと、前記ステツプモータに駆動パル
    スを印加する駆動手段を有する電子時計において、前記
    ステツプモータとは別に磁気センサを備え、前記磁気セ
    ンサは前記駆動手段に接続され、前記駆動手段は前記磁
    気センサが一定レベル以上の強い磁気を検出した信号に
    よりパルス幅の長い駆動パルスを出力することを特徴と
    するステツプモータの耐磁機構。 2 前記磁気センサが、リードスイツチである特許請求
    の範囲第1項記載のステツプモータの耐磁機構。
JP14694276A 1976-12-07 1976-12-07 ステツプモ−タの耐磁機構 Expired JPS6032145B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5371214A JPS5371214A (en) 1978-06-24
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Cited By (1)

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JPS61161047U (ja) * 1985-03-28 1986-10-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515054A (en) * 1978-07-19 1980-02-01 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic watch

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JPS61161047U (ja) * 1985-03-28 1986-10-06

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JPS5371214A (en) 1978-06-24

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