JPS6031886Y2 - ツ−ルホルダ - Google Patents

ツ−ルホルダ

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Publication number
JPS6031886Y2
JPS6031886Y2 JP10620978U JP10620978U JPS6031886Y2 JP S6031886 Y2 JPS6031886 Y2 JP S6031886Y2 JP 10620978 U JP10620978 U JP 10620978U JP 10620978 U JP10620978 U JP 10620978U JP S6031886 Y2 JPS6031886 Y2 JP S6031886Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
socket
collet
attached
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP10620978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5526611U (ja
Inventor
元旦 小原
Original Assignee
黒田精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 黒田精工株式会社 filed Critical 黒田精工株式会社
Priority to JP10620978U priority Critical patent/JPS6031886Y2/ja
Publication of JPS5526611U publication Critical patent/JPS5526611U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボール盤等の工作機械主軸に取付けるツール
ホルダであり、特にクイックチェンジ式のツールホルダ
に関するものである。
上述の型式のクイックチェンジ式ツールホルダは既に多
く知られており、例えば実公昭51−2463吋に記載
されている。
この構成は鋼球とテーパ溝とを使用したクイックチェン
ジ機構が2個所あり、構造が複雑であり、しかもオーバ
ーハングが長くなる欠点があって、ホルダの精度が工具
の定心に影響する上に、極めて高価なものになる。
鋼球面を介してのトルク伝達は必然的に鋼球斜面をトル
ク伝達面とすることになり、伝達面積が小さく摩耗が大
となって好ましくない。
本考案の目的は、クイックチェンジ機構の軸線方向の長
さを小さくし、鋼球を使用しないクイックチェンジ機構
を有し、しかも工具長さ調整機構をソケットに一体に装
着したツールホルダを提供することにあり、その内容は
、ホルダ部とコレット部とからなり、前記ホルダ部は、
工作機械主軸端面に当接されるフランジを有し、該主軸
内に嵌入されるシャンクと、該シャンクに対しばねを介
して軸線方向に滑動可能に装着し、先端部にソケット挿
入孔を有し、外径部端面から一定の位置に円周溝を設け
、該円周溝から端面へ向う軸線方向溝を有するホルダと
、該ホルダの外側にばねを介して軸線方向にのみ移動自
在に装着し、かつ前記ホルダの軸線方向溝と異なる角度
位置にトルク伝達用の切欠溝を設けたドライブカラーと
により構威し、前記コレット部は、前記ホルダのソケッ
ト挿入孔へ滑合する円筒外径部と内部を軸線方向に貫通
したコレットホルダ挿入孔を有腰反対側端部へ内ねじを
有する調整ナツトを回転方向にのみ移動自在に装着した
ソケットと、該ソケットの外側にばねを介して軸線方向
にのみ移動自在に装着し、前記ホルダ側端部の複数個所
に爪部を設けたクイックチェンジ用カラーと、前記ソケ
ットのコレットホルダ挿入孔に挿入され、前記調整ナツ
トと螺合装着し、端部に工具コレット取付部を有するコ
レットホルダとにより構成したことを特徴とするもので
ある。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るツールホルダのホルダ部を示すも
のであり、シャンク1内にホルダ2が滑動可能に挿入し
得るようになっており、ホルダ2の外面に取付けられた
スライドピン3がシャンク1に設けられた長孔4に係合
して、ホルダ2の滑動寸法が限定されている。
ホルダ2の上端部とシャンク1の孔内の段部との間のば
ね5によって、ホルダ2は下端位置に保たれている。
この実施例はタップ作業用であり、シャンク1とホルダ
2とを一体構造とすることもできる。
ホルダ2の下端にソケット挿入孔6が形成され、更に下
端部外周には円周溝7が形成されていて、直径方向に対
向する軸線方向溝8がこの円周溝7に連通している。
ホルダ2外面には直径方向に対向して2個のトルクピン
9が突出されていて、ホルダ2外面を軸線方向に滑動可
能としたドライブカラー10の内面に軸線方向溝11が
形成され、前記トルクピン9に係合しカラー10の回転
方向の動きが規制されている。
カラー10の下端面に前記軸線方向溝11とは90度の
方向として軸線方向の切欠溝12が形成されている。
カラー10の上端内面に取付けた止め輪13がホルダ2
の外面段部14に接触するようになっており、ばね15
はカラー10を下端位置に保ち、カラー10が円周溝7
を覆うようにされている。
シャンク1は第3図に示すように、工作機械主軸17へ
嵌入されたとき、該主軸17の端面に当接されるフラン
ジ18を有するため常に一定位置となり、工具突き出し
長さ、所謂オーババングの設定を正確にかつ容易に行う
ことができる。
第2図はソケット部を示すものであり、ソケット20は
ホルダ2のソケット挿入孔内に入る円筒外径部21と大
直径の外径部22とから戊り、ソケット20の内部には
コレットホルダ挿入孔23が軸線方向に貫通して形成さ
れている。
大直径部22の下端付近に■型溝24が形成され、上端
附近に直径方向に対向した2個のトルクピン25が外側
に突出されている。
ソケット20の大直径部22の外面を滑動可能とした円
筒状のクイックチェンジ用カラー26の内面に、軸線方
向溝27が形成され、この軸線方向溝27が前記トルク
ピン25に係合し、カラー26をソケット20に対して
軸線方向にのみ滑動可能としている。
カラー26の上端面から対向する2個に爪部28が突出
されていて、この爪部28の側面は第2図aに点線(カ
ラー26を90度回転した状態)で示すように、ホルダ
2の軸線方向溝8を通って円周溝7に係合する内方突出
部を有する形状となっている。
ソケット20に対してカラー26を下端位置に保つため
のばね29が、カラー26の内面の止め輪30によって
保持されている。
ソケット20のコレットホルダ挿入孔23内をコレット
ホルダ31が軸線方向に滑動し、孔23内の軸線方向溝
32に係合するキー33によってコレットホルダ31か
らソケット20にトルクを伝達するようになっている。
コレットホルダ31の下端に工具コレット係合テーパ内
面34が形成され、ホルダ31の下端部外面にV型置周
溝35が形成され、更に中間部外面に外ねじ36が形成
されている。
コレットホルダ31の外ねじ36に螺合する内ねじ37
を有する調整ナツト38の内面に形成した段部をソケッ
ト20の下端面に被せ、ソケット20の円周■型溝24
と調整ナツト38の内面円周V型溝39との間の複数の
鋼球40によって、調整ナツト38はソケット20に対
して回転可能に保持されている。
調整ナツト38を回転することにより、コレットホルダ
3】はソケット20に対して軸線方向に可動し、調整ナ
ツト38に設けられた止めねじ41によって調整位置を
保つようになっている。
コレットホルダ31の下端に被るロックナツト42はコ
レットホルダ31のV型置周溝35に対向する■型溝内
の複数の鋼球43によって回転自在に支持され、内ねじ
44が図示しない工具コレットの外ねじに係合するよう
になっている。
次に本考案に係るツールホルダの使用方法を第3図につ
いて説明する。
ホルダ2のソケット挿入孔6内にソケット20の円筒外
径部21を挿入し、ソケット20を回転させてクイック
チェンジ用カラー26の爪部28をホルダ2の軸線方向
溝8内に入れる。
爪部28はドライブカラー10の端縁に接触してカラー
10を上方に押す。
クイックチェンジ用カラー26をソケット20に対して
上方に押し、爪部28の内方突出部をホルダ2の円周溝
7に一致させ、ソケット20を90度回転させて爪部2
8をカラー10の切欠溝12に一致させる。
爪部28と切欠溝12とが一致すると、カラー10はば
ね15によって下方に動き、爪部28と切欠溝12とは
係合して駆動連結となる。
以上の連結操作は片手操作によりワンタッチで行うこと
ができる。
この時、ばね29の押圧力により、ホルダ2の端面16
とソケット20の端面45が当接するので、軸方向に動
かず予め設定された工具突出し長さを維持し得る。
トルクはシャンク1から長孔4、ライドピン3を経てホ
ルダ3に伝達され、更にトルクピン9、軸線方向溝11
を経てドライブカラー10に伝達される。
ドライブカラー10の切欠溝12からクイックチェンジ
用カラー26の爪部28に伝達され、カラー26からト
ルクピン25を経てソケット20に伝達される。
更にソケット20から軸線方向溝32、キー33を経て
コレットホルダ31に伝達され、テーバ面34を経て工
具コレットに伝達される。
工具の長さ調整は、調整ナツト38を回転させてコレッ
トホルダ31を上下させることにより容易に実施し得る
またコレットホルダの固定は調整ナツト38の止めねじ
41により行えばよい。
取外しのためには単にドライブカラー10を上方に押し
上げ、ソケット部を90度回動して爪部28を軸線方向
溝8に一致させてソケット20を抜けばよい。
摩擦接触部がないため取外しの力は不必要であり、かじ
りの虞れも全くない。
以上説明したように本考案に係るツールホルダは、ホル
ダとソケットとの保合は円筒面であって工作は容易であ
り、クイックチェンジ機構ハカラーの爪部とホルダの円
周溝との結合であるため構造は極めて簡単である。
更にトルク伝達は、鋼球の摩擦押圧等の既知の装置を必
要とせず、両カラーの爪部と切欠溝との接触面であるた
めトルク伝達面積は自由に定めることができ、トルクに
よる斜方向分力は生じない。
この構成によってクイックチェンジ機構及びツールホル
ダのオーバーハングは極めて短かくなり工作も容易であ
る。
又工具長さ調整機構をソケット内に入れることによって
ソケットを延長する部分は調整ナツトのみとなり、オー
バーハングは短かくなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案ツールホルダのホルダ部の一部を断面
とした側面図、第1図すは同じく底面図、第2図aはツ
ールホルダのソケット部の一部を断面とした側面図、第
2図すは同じく平面図、第3図はホルダ部とソケット部
の連結状態を示す断面図である。 符号1はシャンク、2はホルダ、5,15.29はばね
、6はソケット挿入孔、7は円周溝、8.11,27,
32は軸線方向溝、9,25はトルクピン、10はドラ
イブカラー、12は切欠溝、20はソケット、21は円
筒外径部、23はコレットホルダ挿入孔、26はクイッ
クチェンジ用カラー 28は爪部、31はコレットホル
ダ、34はテーパ内面、36は外ねじ、37は内ねじ、
38は調整ナツト、42はロックナツトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホルダ部とコレット部とからなり、 前記ホルダ部は、工作機械主軸端面に当接されるフラン
    ジを有し、該主軸内に嵌入されるシャンクと、該シャン
    クに対しばねを介して軸線方向に滑動可能に装着し、先
    端部にソケット挿入孔を有し、外径部端面から一定の位
    置に円周溝を設け、該円周溝から端面へ向う軸線方向溝
    を有するホルダと、該ホルダの外側にばねを介して軸線
    方向にのみ移動自在に装着し、かつ前記ホルダの軸線方
    向溝と異なる角度位置にトルク伝達用の切欠溝を設けた
    ドライブカラーとにより構成腰 前記コレット部は、前記ホルダのソケット挿入孔へ滑合
    する円筒外径部と内部を軸線方向に貫通したコレットホ
    ルダ挿入孔を有し、反対側端部へ内ねじを有する調整ナ
    ツトを回転方向にのみ移動自在に装着したソケットと、
    該ソケットの外側にばねを介して軸線方向にのみ移動自
    在に装着し、ツクチェンジ用カラーと、前記ソケットの
    コレットホルダ挿入孔に挿入され、前記調整ナツトと螺
    合装着し、端部に工具コレット取付部を有するコレット
    ホルダとにより構威したことを特徴とするツールホルダ
JP10620978U 1978-08-02 1978-08-02 ツ−ルホルダ Expired JPS6031886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10620978U JPS6031886Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 ツ−ルホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10620978U JPS6031886Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 ツ−ルホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5526611U JPS5526611U (ja) 1980-02-21
JPS6031886Y2 true JPS6031886Y2 (ja) 1985-09-24

Family

ID=29049178

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10620978U Expired JPS6031886Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 ツ−ルホルダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619884Y2 (ja) * 1986-09-08 1994-05-25 株式会社クボタ ソフトシ−ル型弁のパッキン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5526611U (ja) 1980-02-21

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