JPS6031884Y2 - スライドテ−ブルのギブ調整装置 - Google Patents
スライドテ−ブルのギブ調整装置Info
- Publication number
- JPS6031884Y2 JPS6031884Y2 JP1148780U JP1148780U JPS6031884Y2 JP S6031884 Y2 JPS6031884 Y2 JP S6031884Y2 JP 1148780 U JP1148780 U JP 1148780U JP 1148780 U JP1148780 U JP 1148780U JP S6031884 Y2 JPS6031884 Y2 JP S6031884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gib
- groove
- disc
- shaped
- adjustment device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、本体のベース面にガイド溝を設け、この溝に
スライドテーブルの両側縁を前後動自在に嵌合し、該テ
ーブルの一側々縁とこの側縁に臨む一側溝面との間のス
キ間にクサビ状ギブを前後に位置調整可能に挿入し、こ
の調整によるテーブルと溝との密着嵌合性によってテー
ブルを溝の他側に溝面を基準として片寄せさせる、いわ
ゆるギブ調整装置の改良に関し、その目的とするところ
は、簡単な構成と操作により上記ギブの位置調整とロッ
クを行わしめんとするものである。
スライドテーブルの両側縁を前後動自在に嵌合し、該テ
ーブルの一側々縁とこの側縁に臨む一側溝面との間のス
キ間にクサビ状ギブを前後に位置調整可能に挿入し、こ
の調整によるテーブルと溝との密着嵌合性によってテー
ブルを溝の他側に溝面を基準として片寄せさせる、いわ
ゆるギブ調整装置の改良に関し、その目的とするところ
は、簡単な構成と操作により上記ギブの位置調整とロッ
クを行わしめんとするものである。
先ず図面に就いて実施例の詳細を述べる。
本体１のベース面上にガイド溝２を設け、この溝２にス
ライドテーブル３を前後動自在に嵌合し、該テーブル３
の一側々縁３′とこの側縁３′に臨む一側溝面２′との
間のスキ間にクサビ状ギブ４を前後に移動調整可能に挿
入したギブ調整装置において、上記本体１の周壁一部に
、周面の一部がその長手方向にわたって切欠かれてギブ
４の側面に連通ずる開口５′を備えた前後方向のねじ孔
５を設け、このねじ孔５に、中心に棒スパナａなどの治
具挿入用角孔６′を備えた２枚の円盤状ねじ６を螺合し
、この螺合によって上記開口５′より自ずと突出した円
盤状ねじ６の周縁一部を上記開口５′に臨むギブ４の側
面に形成したギブの移動方向に対して横断する方向の溝
４′内に円盤状ねじ６の端面が溝４′の前後端を押圧す
るように介在させたものである。
ライドテーブル３を前後動自在に嵌合し、該テーブル３
の一側々縁３′とこの側縁３′に臨む一側溝面２′との
間のスキ間にクサビ状ギブ４を前後に移動調整可能に挿
入したギブ調整装置において、上記本体１の周壁一部に
、周面の一部がその長手方向にわたって切欠かれてギブ
４の側面に連通ずる開口５′を備えた前後方向のねじ孔
５を設け、このねじ孔５に、中心に棒スパナａなどの治
具挿入用角孔６′を備えた２枚の円盤状ねじ６を螺合し
、この螺合によって上記開口５′より自ずと突出した円
盤状ねじ６の周縁一部を上記開口５′に臨むギブ４の側
面に形成したギブの移動方向に対して横断する方向の溝
４′内に円盤状ねじ６の端面が溝４′の前後端を押圧す
るように介在させたものである。
尚、本例では上記ねじ孔５を本体に設けているが、スラ
イドテーブルに設けても勿論よい。
イドテーブルに設けても勿論よい。
第５図はギブの溝４′を円盤状ねじ６ごとに独立させた
変形例である。
変形例である。
本考案は上述のように構成したので、ギブの移動調整操
作は第３図の拡大平面図に示すように棒スパナなどの治
具ａをねじ孔５の一端開口端から挿入し、これを例えば
２枚円盤状ねじ６の角孔に共通に差し込んでこれを正方
向にまわすと同円盤状ねじ６は一緒に螺進し、そして前
方の円盤状ねじ６（第３図で左側）の端面が溝４′の前
端を押すのでギブ４は前方に押込み移動され、もってテ
ーブルと溝との密着嵌合度合が調整され、而る後治具ａ
を少し引抜いてこの治具を後方の円盤状ねじ６（第３図
で右側）の角孔６′のみに嵌合させてこれを逆方向に回
動させると円盤状ねじ５は螺退し、その端面がギブ４の
溝４′の後端面を押圧し、従って上記調整されたギブ４
の移動をロックすることができる。
作は第３図の拡大平面図に示すように棒スパナなどの治
具ａをねじ孔５の一端開口端から挿入し、これを例えば
２枚円盤状ねじ６の角孔に共通に差し込んでこれを正方
向にまわすと同円盤状ねじ６は一緒に螺進し、そして前
方の円盤状ねじ６（第３図で左側）の端面が溝４′の前
端を押すのでギブ４は前方に押込み移動され、もってテ
ーブルと溝との密着嵌合度合が調整され、而る後治具ａ
を少し引抜いてこの治具を後方の円盤状ねじ６（第３図
で右側）の角孔６′のみに嵌合させてこれを逆方向に回
動させると円盤状ねじ５は螺退し、その端面がギブ４の
溝４′の後端面を押圧し、従って上記調整されたギブ４
の移動をロックすることができる。
このように本考案によれば、簡単な構成と操作により上
記ギブの移動調整とロックを行なわしめ得られ、而もこ
のロックは一方のねじによるバックラッシュの除去方向
で行われるので、ギブのロック状態を安定させることが
できる。
記ギブの移動調整とロックを行なわしめ得られ、而もこ
のロックは一方のねじによるバックラッシュの除去方向
で行われるので、ギブのロック状態を安定させることが
できる。
第１図は一部切欠平面図、第２図は仝上側面図、第３図
は要部の拡大平面図、第４図は仝上縦断側面図、第５図
は要部の変形例である。 ２・・・・・・ガイド溝、３・・曲スライドテーブル、
４・・・・・・クサビ状ギブ、４′・・・・・・クサビ
状ギブの溝、５・・・・・・ねじ孔、５′・・・・・・
開口、６・・・・・・円盤状ねじ、６′・・・・・・角
孔、ａ・・・・・・治具。
は要部の拡大平面図、第４図は仝上縦断側面図、第５図
は要部の変形例である。 ２・・・・・・ガイド溝、３・・曲スライドテーブル、
４・・・・・・クサビ状ギブ、４′・・・・・・クサビ
状ギブの溝、５・・・・・・ねじ孔、５′・・・・・・
開口、６・・・・・・円盤状ねじ、６′・・・・・・角
孔、ａ・・・・・・治具。
Claims (1)
- 本体のベース面にガイド溝を設け、この溝にスライドテ
ーブルを前後動自在に嵌合し、該テーブルの一側々縁と
この側縁に臨む一側溝面との間のスキ間にクサビ状ギブ
を前後に移動調整可能に挿入したギブ調整装置において
、上記本体又はテーブルの周壁一部に周面の一部がその
長手方向にわたって切欠かれてギブ側面に連通ずる開口
を備えた前後方向のねじ孔を設け、このねじ孔に中心に
棒スパナなどの治具挿入用角孔を備えた２枚の円盤状ね
じを螺合し、この螺合によって上記開口より自ずと突出
した円盤状ねじの周縁一部を上記開口に臨むギブの側面
に形成したギブの移動方向に対して横断する方向の溝内
に該円盤状ねじの螺進操作によりその端面が溝の前後端
を押圧するよう介在させたことを特徴として戒るスライ
ドテーブルのギブ調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1148780U JPS6031884Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | スライドテ−ブルのギブ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1148780U JPS6031884Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | スライドテ−ブルのギブ調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56116127U JPS56116127U (ja) | 1981-09-05 |
| JPS6031884Y2 true JPS6031884Y2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=29608096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1148780U Expired JPS6031884Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | スライドテ−ブルのギブ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031884Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100378665B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2003-03-31 | 위아 주식회사 | 선반용 테이블의 지브 삽입구조 |
-
1980
- 1980-01-31 JP JP1148780U patent/JPS6031884Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56116127U (ja) | 1981-09-05 |
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