JPS6031737Y2

JPS6031737Y2 - テニスなどのラケツトケ−ス

Info

Publication number: JPS6031737Y2
Application number: JP18924381U
Authority: JP
Inventors: 東長榎本; 俊文堀川
Original assignee: サンスタ−株式会社; 株式会社榎本製作所
Priority date: 1981-12-17
Filing date: 1981-12-17
Publication date: 1985-09-21
Also published as: JPS5892967U

Description

【考案の詳細な説明】本案は複数本のテニスなどのラケットを収容可能にした
ラケットケースに関する。

テニスなどのラケットの携行は、その時によって本数が
異なる。

したがって、多数本のラケットを収容可能にしたケース
を使用して、少数本のラケットを携行する場合は、ケー
スが大きすぎ、逆に少数本用のケースの場合は、多数本
の携行時に困る。

また、ラケット以外にもシューズ、ボール、衣服その他
の携行も必要になることが多く、携行するケースの数が
多くなるなどの難点が多い。

本案は、携行するラケットの本数に応じて使い分けるこ
とを可能にして上記の問題を解決するものである。

これを図面に示した実施例について説明すると、１はラ
ケットケース本体で、これはラケットを重ねた状態で置
くことが可能な大きさ、形状の底壁２とその周縁に固着
された周壁３とで構成され、底壁２の、ラケットのグリ
ップを位置させる端部側はやや巾狭にされている。

４は底壁２と同形、同大のふたで、その一部が周壁３に
止着され、他の部分がスライドファスナなどの結合具５
で周壁３に結合可能にされている。

６は周壁３に取付けられた携帯用のバンドである。

７はシューズ入れで、これは本体１の巾狭部側の端部内
に適合する大きさ、形状にされている。

８は衣服その他適当な携行品を収容するための小物入れ
バッグで、この実施例ではショルダーバッグにしている
が、手さげ用その他任意にできる。

このバッグ８は、本体１の広巾部側の端部内に適合する
大きさ、形状になっている。

９はボール入れで、これはシューズ入れ７とバッグ８と
の間において本体１内に収容するのに適する大きさ、形
状にされている。

そして、シューズ入れ７、バツグ８、ボール入れ９は、
それぞれ圧縮などの変形が可能な素材、構成にされ、か
つこれらは、本体１内に収容されたとき、第２図に示す
ように、ふた４との間に２本捏度のラケットを入れる間
隙が生じる大きさにすることが適するが、この構成につ
いては限定は不要である。

１０はふた４の外面において、その巾狭部側の端部に取
付けられた一対の環状の係合金具で、その一例を第３図
で示すように、環状にされた金具１０の一部が可動片１
１とされている。

１２はシューズ入れ７の長さ方向の両端部に止着された
係合リングで、ふた４に取付けられた係合金具１０．１
０が係合リング１２と係合可能な位置に取付けられて、
係合金具１０と係合リング１２の係合で、第４図のよう
に、本体１の外面にシューズ入れ７を取付けることが可
能になっている。

この例では、一方の係合リング１２はシューズ入れ７の
さげ手１３を取付けたリングで兼用しているが、専用の
係合リング１２を設けることもできる。

１４はバッグ８の側壁外面に止着された一対の係合金具
で、これは係合金具１０と同じ構成のものが使用されて
いる。

１５はボール入れ９の外面に止着された一対の係合リン
グで、これらは係合金具１４と係合可能な位置に取付け
られて、ボール入れ９が、第５図のように、バッグ８の
外面に取付は可能にされている。

上記の構成において、シューズ入れ７、ボール入れ９の
用途については限定不要で他の用途にすることも可能で
ある。

そして、係合金具１０，１４と係合リング１２．１５は
逆に取付けることもできる。

このケースによるラケットの携行は、それが少ない本数
のときは、第１〜２図に例示するように、シューズを入
れたシューズ入れ７と衣服その他を入れた小物入れバッ
グ８、ボール入れ９のそれぞれをケース本体１内に並べ
て入れてそれらとふた４との間隙にラケットを入れる。

シューズ入れ７、バッグ８などとふた４との間隙がラケ
ットの本数に比してやや少ない場合は、シューズ入れ８
などをやや変形させて収容する。

ラケットの本数が多い場合は、シューズ入れ７、バッグ
８、ボール入れ９を出して、ラケットのみをケース本体
１内に収容する。

そして、シューズ入れ８は、それの係合リング１２，１
２をケース本体１の係合金具１０．１０に係合すること
で、本体１の外面に止着する。

ボール入れ９は、それの係合リング１５をバッグ８の係
合金具１４に係合して、バッグ８に止着する。

すなわち、ラケットの本数が少ないときは、ケース本体
１内にラケット、シューズその他のテニスなどのプレー
に必要な物品のすべてを入れることができ、かつケース
本体１内のラケットの収容部以外の部分は、シューズ入
れ７などが詰物の役目を果すから、それらがケース本体
１内で不必要に移動することもなく、携帯が容易である
。

ラケットの本数が多い場合も、シューズ入れ７はケース
本体１の外面に取付けることができ、ボール入れ９はバ
ッグ８の外面に取付けうるから、ケース本体１とバッグ
８の２個を携帯することで、１個のケースと３個のバッ
グのすべてを携帯でき、多くの荷物の携帯が容易である
、とともに、ケース本体１を効率よく使用しうる。

そして、ケース本体１の外面に取付けられるシューズ入
れ７は、ケース本体１の巾狭部側、すなわち、ラケット
のグリップ側が位置し、ケース本体１において軽量とな
る方の端部に取付けられ、これが、ラケットを入れたケ
ース本体１の長さ方向のバランスを取る役目を果すから
、多数本のラケットを収容したケース本体１もバランス
よく携帯でき、その携帯がより容易である。

小物入れバッグ８とボール入れ９の一方または両方は、
テニスなどのプレー以外のときのバッグとしても使用可
能である。

この実施例では、ケース本体１内に入れるバッグ３個と
して、それらがケース本体１内の全体に適合する形状、
大きさにされているが、ボールや衣服などはケース本体
１内に直接穴れることも可能であるから、ケース本体１
内に入れるバッグは、シューズなどの、本体１内に直接
に入れにくい物用の１個とし、それに係合リング１２を
取付けることもできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例を示し、第１図はふたを開いた正面
図、第２図は平面図、第３図は係合金具の拡大正面図、
第４図はケース本体の外側にシューズ入れを取付けた正
面図、第５図はバッグにボール入れを取付けた正面図、
第６図はシューズ入れの背面図、第７図はバッグの背面
図、第８図はボール入れの背面図である。１・・・・・・ケース本体、２・・・・・・底壁、３・
・・・・・周壁、４・・・・・・ふた、７・・・・・・シューズ入れ、８・ｅ・・・・バラグ、９・・・・・・ボール入れ、１０゜１４・・・・・・係合金具、１２゜１５・・・・・・係合リング。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）一端をやや巾狭にして、ラケットの収容に適する
形状、大きさの底壁の周縁に周壁が取付けられ、周壁に
ふたが取付けられたケース本体と、ケース本体内に収容
可能な大きさ、形状のシューズなどを入れる１個または
複数個のバッグとを有し、前記バッグの外側両端には保
合リングが、ケース本体の巾狭部側外面には、前記係合
リングと係合する一対の係合金具がそれぞれ取付けられ
て、バッグをケース本体内に入れ、またはケース本体外
に取付けて使用可能にされたテニスなどのラケットケー
ス。
（２）ケース本体内に収納できるバッグとしてシューズ
入れ、小物入れバッグ、ボール入れを有する実用新案登
録請求の範囲の記載ｌのテニスなどのラケットケース。
（３）小物入れバッグの外面に係合金具が、ボール入れ
の外面に係合リングがそれぞれ取付けられた実用新案登
録請求の範囲の記載２のテニスなどのラケットケース。