JPS6031691Y2 - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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Publication number
JPS6031691Y2
JPS6031691Y2 JP4401280U JP4401280U JPS6031691Y2 JP S6031691 Y2 JPS6031691 Y2 JP S6031691Y2 JP 4401280 U JP4401280 U JP 4401280U JP 4401280 U JP4401280 U JP 4401280U JP S6031691 Y2 JPS6031691 Y2 JP S6031691Y2
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JP
Japan
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surgical microscope
optical system
lens barrel
illumination
illumination device
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Expired
Application number
JP4401280U
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JPS56147409U (ja
Inventor
芳久 内海
章 田辺
Original Assignee
東京光学機械株式会社
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Publication date
Application filed by 東京光学機械株式会社 filed Critical 東京光学機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、耳鼻科・脳神経外科等の比較的狭い開口から
深部に位置する患部を顕微鏡下で手術するマイクロサー
ジエリ−用の手術用顕微鏡の改良に関するものである。
より詳しくは、この手術用顕微鏡に付属される写真撮影
装置の撮影照明用内光照明装置に関するものである。
従来のマイクロサージエリ−用の手術用顕微鏡は第1図
に示すようなものがある。
この手術用顕微鏡は、学術用あるいは教育用に、患部あ
るいは密接を写真撮影する必要があり、写真撮影装置を
取付可能にして、広く利用されている。
その写真撮影装置の撮影時の照明には、キセノンフラッ
シュランプ等を手術用顕微鏡の顕微鏡鏡筒部近くに取付
けて使用していた。
1は手術用顕微鏡の対物鏡筒部で、その中には観察用照
明光学系、観察光学系の光学系及びこれらの駆動装置が
内蔵されている(図示しない)。
そして対物鏡筒に入った手術部の像は、同じく対物鏡筒
1に内蔵された図示しないビームスプリンターで分けら
れ、一方は写真撮影装置4へ進み写真撮影され、他方は
接眼レンズ2へ進み、術者眼3で観察され、手術がおこ
なわれる。
破線で示した7は眼科分野で手術される被手術眼を模式
的に示したもので、このような眼科での眼の手術には、
その角膜等からの有害反射光が対物鏡筒1を通し、写真
撮影装置4に入らないように、照明装置5は、その照明
光光束の光軸Bが、対物鏡筒1の観察光学系の光軸Aと
ほぼ45°になり斜め照明するように対物鏡筒1に取付
けられる。
この斜めの照明装置5には、照明用光源として、キセノ
ンフラッシュ管5aと、キセノンフラッシュ管5aから
の射出光を、集光照明するためのレンズ5bとを有し、
手術部を照明する。
このような斜めの照明装置5は、実線で示す耳鼻科や脳
神経外科の手術患部8aのように、開口が狭くて深い手
術患部を照明する場合には、その照明光が斜めに照明さ
れるため、手術患部8aに到達出来ず照明効果が発揮さ
れなかった。
これを解決するため、従来では、その対物レンズ9のす
ぐ近くに、直下型照明装置6を対物鏡筒1に取付け、そ
の下の脳手術患部8aを照明できるように、直下型照明
装置6内のキセノン管6aと、その光を集光照明する照
明用対物レンズ6bとによって、頭骸骨8の開頭部を通
し患部8aを照明する手段がとられていた。
しかしながら、これら従来の照明装置は斜め方向から手
術患部を照明するため、下垂体腫瘍摘出術や内耳手術等
より深い患部や狭い開口を通しての手術では照明出来な
かった。
そして、この点を改良した直下型照明装置を使用する場
合でも、対物レンズの光軸Aの近くに照明部を張出さな
ければならず、手術患部の観察視野を妨害することとな
っていた。
光軸Aの近くに照明部を寄せることは限度があり、この
直下型照明装置でも幾分は斜め照明となり、深い手術患
部の照明は、照明ムラを免れえなかった。
また、斜照明装置にしても、直下型照明装置にしても、
対物鏡筒の外部に取付けられるため、手術時の術者の手
術空間を妨害することとなっていた。
それでなくとも、手術用顕微鏡の対物鏡筒には、助手用
顕微鏡筒や、その他手術用機械器具が設けられ、手術空
間を狭くしていた。
写真撮影用照明装置を対物鏡筒に取付けることは、より
一層手術空間を狭く腰術者の手術の妨害となっていた。
また手術時は、特に使用する手術機械器具の滅菌が重要
な問題であり、このことは手術用顕微鏡も例外でなく、
一般に、顕微鏡鏡筒部は、滅菌処理された鏡筒カバー具
を付けるか、あるいは滅菌した布カバーで鏡筒をおう方
法が利用されるが、照明装置は側方に突き出ているため
、カバーしにくく、またレンズ系を有するため、高圧高
温蒸気を使うオートクレーブ滅菌法は利用できず、また
エチレンオキサイドガス滅菌法もレンズ系の反射防止コ
ート膜を侵かすため利用できない。
このため現在では、照明装置に術者の手が触れないよう
に注意するしかなく術中の感染予防上重大な問題を提起
している。
かかる問題を解決する方法として、オプティカルガイド
等を使用する観察照明装置の照明光源近くに、キセノン
フラッシュ管を配し、照明する方法が提案されているが
、オプティカルファイバーライトガイドは、その伝導光
量損失が大きいために大光量発光管を使用しなければな
らず、それ用の電源増幅、及び電源供給装置も大型化し
、手術用顕微鏡そのものの大型化につながっていた。
近年手術には、多数の検査、手術用機械器具を使用する
ため、手術台は少しでも多くのスペースを必要とし、こ
れら手術用機械器具の小型化、消費電力の低減が要求さ
れている現状に反するもので、今一つ利用出来ないのが
現況である。
本考案は、以上説明したような従来の手術用顕微鏡の欠
点に鑑みて、写真撮影用照明装置を手術用顕微鏡の鏡筒
内に配置することにより、何ら鏡筒からの張り出し部も
なく、かつワンタッチで着脱自在の発光管を容易に交換
出来るようにした手術用顕微鏡を提供することを目的と
する。
以下本考案にもとづ〈実施例を図面に従って説明する。
第2図は手術用顕微鏡の鏡筒部の内部構成を示す概略図
である。
鏡筒22はサポートアーム21によって顕微鏡架台アー
ム(図示せず)に結合保持されている。
鏡筒22には、手術術式あるいは手術患部の深さによっ
て、その焦点距離を変えるため、変換可能な対物レンズ
32をもつ。
また鏡筒22内には手術中、手術患部を照明しつづける
観察用照明光を供給するための、オプティカルファイバ
ーライトガイド28を有し、このライトガイド28から
射出した照明光は、対物レンズ32を通り、焦光され、
手術患部を照明する。
手術患部からの反射光は、再び対物レンズ32を通り、
ガリレオ双眼顕微鏡光学系の変倍光学系29を通り、ビ
ームスプリッタ−24に入射する。
ビームスプリッタ−24に入射した光は、反射透過面2
4bで反射され反射面24aで反射し、写真撮影装置2
3の結像レンズ23aでフィルム23b上に手術患部か
らの情報を結像撮影する。
またビームスプリッタ−24の反射透過面24bを透過
した光は、反射面24cで反射され接眼部の反射光学部
材25の反射面25aで反射し、もう一つの反射光学部
材26の反射面26aで反射され接眼レンズ系27を通
し、術者に手術患部を観察させる。
また鏡筒22は、変倍光学系29の駆動装置30と対物
レンズ32の開き空間に、写真撮影用照明装置31を内
蔵する。
写真撮影用照明装置31はソケット31aと、ランプハ
ウス31cとからなり、ランプハウス31cはキセノン
ランプ31dも有し、またランプハウス31cは、プラ
グ31bによりソケット31aに挿入結合され、このソ
ケット31aからプラグ31bを介して、トリガー電気
、照明用電気が供給される。
なお、遮光板33は、キセノンランプから光が変倍光学
系29に入射し、有害光とならないようにするため、写
真撮影用照明装置31と変倍光学系29間に設けられて
いる。
第3図において、本考案のキセノンランプ31d(破線
で図示しである)は、2本−組からなる変倍光学系29
の配列に平行に配置しているが、より照明効果を高める
には二点鎖線で示したように、キセノン管41を変倍光
学系29の間に配置すれば、より効果がある。
第3図では、写真撮影用照明装置のランプハウス31c
の交換は、交換自在に取付けられた対物レンズ32を取
りはずし、ランプハウス31cを交換後、再び、対物レ
ンズ32を取付ける方法で交換できるが、第4図は、対
物レンズを取りはずさなくても交換しうる実施例を示し
たもので、鏡筒22は、写真撮影用照明装置31の形状
に合せた切除空間43を設け、その切除面44にソケッ
ト31aを配置し、照明装置31のプラグ31bを矢印
の方向に挿入結合できるようにしである。
照明装置31は、その端面42を円筒状鏡筒22の円筒
面の一部と同一形状にしてあり、照明装置31を結合さ
せても、鏡筒22から張り出し部分が出来ないような形
状としている。
モして鏡筒22の先端部は、鏡筒22と同様の簡単な円
筒状金属製または合成樹脂製の滅菌カバー46でカバー
出来るようにされている。
また、この滅菌カバー46は、鏡筒22に設けた変倍倍
率表示窓44に対応する穴47を有している。
以上説明してきたように、本考案によれば、鏡筒内に照
明装置を配したことにより、従来のように写真撮影用照
明装置が鏡筒から突出し、手術空間を妨害することがな
く、手術中の感染予防上の問題が解決でき、従来より一
層、観察光学系光軸近くに照明光軸を配置でき、狭い開
口で深い手術患部の手術でも照明ムラのない十分な明る
さの照明ができる。
また鏡筒内に照明装置を内蔵させるため、鏡筒からの張
り出し部分が出来ず、鏡筒と同一形状の簡単な滅菌カバ
ーで鏡筒部をカバーできる等、従来例に比較し、その効
果は絶大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の手術用顕微鏡の照明装置取付状態図、第
2図は本考案に係る手術用顕微鏡の一部光学系を示す構
成国、第3図は第2図の■−■断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す分解斜視図である。 22・・・・・・鏡筒、23・・・・・・写真撮影装置
、24・・・・・・ビームスプリッタ−27・・・・・
・接眼レンズ系、28・・・・・・ライトガイド、29
・・・・・・変倍光学系、31・・・・・・写真撮影用
照明装置、31d・・・・・・キセノンランプ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)手術患部を照明する観察照明用照明装置と、手術
    患部からの光が入射する対物光学系と、該対物光学系を
    射出した光束を変倍する変倍光学系と、該変倍光学系を
    射出した光束を結像撮影する写真撮影装置と、該写真撮
    影装置の撮影時に手術患部を照明する写真撮影用照明装
    置とを有する手術用顕微鏡において、 前記写真撮影用照明装置は、対物レンズの後方で、前記
    変倍光学系の近傍に配置され、鏡筒内に内蔵されている
    ことを特徴とする手術用顕微鏡。
  2. (2)前記写真撮影用照明装置は、発光光源のキセノン
    ランプの対峙する2電極を結ぶ直線が一組の前記変倍光
    学系同志間を結ぶ直線に平行かもしくは、一組の前記変
    倍光学系間に配置されることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の手術用顕微鏡。
  3. (3)前記写真撮影用照明装置は、ソケットと発光光源
    とを有するプラグ部からなり、前記ソケット部は鏡筒内
    に固定され、前記プラグ部は前記ソケット部に着脱自在
    に結合されることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の手術用顕微鏡。
JP4401280U 1980-04-03 1980-04-03 手術用顕微鏡 Expired JPS6031691Y2 (ja)

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JP4401280U JPS6031691Y2 (ja) 1980-04-03 1980-04-03 手術用顕微鏡
US06/248,032 US4379625A (en) 1980-04-03 1981-03-27 Operation microscope

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JP4401280U JPS6031691Y2 (ja) 1980-04-03 1980-04-03 手術用顕微鏡

Publications (2)

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JPS56147409U JPS56147409U (ja) 1981-11-06
JPS6031691Y2 true JPS6031691Y2 (ja) 1985-09-21

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