JPS603152B2 - 汚泥等の乾燥装置 - Google Patents

汚泥等の乾燥装置

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JPS603152B2
JPS603152B2 JP55145418A JP14541880A JPS603152B2 JP S603152 B2 JPS603152 B2 JP S603152B2 JP 55145418 A JP55145418 A JP 55145418A JP 14541880 A JP14541880 A JP 14541880A JP S603152 B2 JPS603152 B2 JP S603152B2
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JP
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sludge
outer tube
exhaust gas
incinerator
pipe
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JP55145418A
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教雄 牧
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、汚泥等の焼却装置に組み込まれて用いられる
汚泥等の乾燥装置に関する。
〔従来技術〕
焼却装置から排出される高温排ガスの鰯義熱を有効に再
利用する試みは従釆から多く知られているところである
が、汚泥等の焼却装置(流動層焼却炉)においても該焼
却装置から発生する排ガス(温度ミ700〜80000
)を利用して、当該焼却菱贋に送給すべき空気を加熱す
ることにより該焼却装置における燃油量の低減化を図っ
ている。
しかしながら上記の如き空気予熱器を有する汚泥等の焼
却装置において、通常熱交換後大気中に排出される排ガ
スの温度は300〜500qoであり、硫酸蕗点を考慮
しても排ガスの温度は20ぴC適度でよく、該排ガスを
そのまま大気中排出するのは省エネルギー上好ましいこ
とではなく、その利用が要望されるところである。
〔発明の目的〕
本発明は上記熱交換後の排ガス(以下低温排ガスという
)の顕熱の利用法にかかるものであり、該低温排ガスを
焼却装置に送給される汚泥等の予備乾燥に利用すること
により核焼却装魔における燃油量をさらに低減しようと
するものであるが、汚泥等を予備乾燥する場合問題とな
るのは悪臭ガスの発生である。
即ち、例えばロータリドライヤーなどを用いて直接低温
排ガスと汚泥等とを接触させて乾燥するなどの手段では
、二次的に多量の低温排ガス中に悪臭ガスが混入し、再
度、再燃焼炉での脱臭処理が必要になるなど実質的に燃
油量を低減することにはならないのである。即ち、本発
明は汚泥等の焼却に要する燃油量を実質的に低減化せし
めるために有効な乾燥装置を提供することを目的とする
ものである。
上記目的を達成する乾燥装置としては、乾燥時汚泥等か
ら発生する悪臭ガスおよび水蒸気を低温排ガス中に混入
させることなく乾燥汚泥等から効率よく分離させること
、又、該乾燥装置は従釆の瞬刻装置に組み込んで使用す
ることを意図するものであるから、上記高温排ガスが鱗
却装置への送給空気の加熱に連続的に利用されるのと同
様に低温排ガスが汚泥等の乾燥に連続的に利用できるも
のであること、さらに、既設の焼却装置への接続が容易
に行なえることなどが要求される。
〔発明の構成〕
斯かる要求を満足するために、本発明になる乾燥装置は
、汚泥等の被乾燥物の供V給口及び取出口ならびに該被
乾燥物からの発生ガスの取出口を備えるとともに、岳発
生ガスの流路となる膨出部を上面に形成した筒状の外管
と、上記外管内を貫通しかつ回転自在に設けられた外面
にスクリュー状の掻き板を有する内管と、上記内管を回
動させる駆動手段と、一端が上記内管に接続しかつ池端
に排ガス取出口を備えるとともに、その中間部に上記外
管の一部を内蔵するように囲んだ囲み部を介在する外套
管と、上記外管の発生ガス取出口に接続しかつ一部が上
記外套管の内部に配設された発生ガス取出管とからなる
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図において、3は筒状の外管で、その一方の端部近
傍の上部にはロータリバルブ6から功出される汚泥の供
給口21を、又他方の端部近傍にはその下部に乾燥汚泥
の取出口22およびロータリバルブ8を、又その上部に
汚泥から発生するガスの取出口30を備えている。
さらに該外管3はその上面に上記発生ガスの流路となる
膨出部7(第2図参照)が形成されている。5はその内
部を排ガスが通過する内管で、外管3の内部を貫通し、
かつ駆動モータ23により回動されるように設けられて
いる。
4は内管5の外面に突出させて一体的に設けたスクリュ
ー状の掻き板で、内管5とともに回動し、汚泥供V給口
21から供給される汚泥を汚泥取出口22に搬送する。
内管5の一端は排ガス供V給口を形成し、他端は外套管
25に回転自在に接続している。外套管25はその一端
は上記の通り内管5に接続し、他端は排ガスの取出口を
形成している。
又外套管25は第2図に示す如くその配管途中において
、上記外管3を同じ円状に囲む囲み部を有している。2
6はその一端が上記発生ガス取出口30に接続している
発生ガス取出管で、上記外套管25の内部にその一部が
配設されている。
本発明になる乾燥装置は上記の如く構成されるものであ
り、第3図に示すように汚泥焼却装置に腰続して使用さ
れる。
即ち、前記外管3の汚泥供V給口21は汚泥ホッバー1
と汚泥搬送スクリュー2で構成される汚泥供給装置Aに
接続され、焼却すべき汚泥が連続的に外管3内に供孫舎
される。
又汚泥取出口22は乾燥汚泥搬送スクリュー9を有する
管路を介して焼却装置Cに接続される。即ち汚泥供給装
置Aから供歌合される汚泥は前記内管5とともに回動す
るスクリュー状掻き板4によって汚泥取出口22まで搬
送され、ロ−タリバルプ8から切出されて焼却装置Cに
連続的に投入される。又内管5は管路1,を介して熱交
換装置Dに回動自在に接続され、又外套管25の排ガス
取出口は管路15を介して集塵機14に接続される。
即ち、熱交換装置Dから排出される低温排ガス軸は、内
管5および外套管25を通って集塵機14内に導かれる
。この過程において低温排ガスg,により内管5、掻き
板4および前記の如く外套管25が外管3を覆うよう配
設されているので外管5を加熱する。従って前記汚泥供
V給装置Aから供野合された汚泥は掻き板4によって搬
送される間において吸熱(熱交換)して、ガス、水蒸気
g2を放出しながら徐々に乾燥されてゆく。なお、本発
明になる乾燥装置Bにおいて、外管iSの内面と掻き板
4とのクリアランス0〜4.5脇程度とするのが好まし
く、この程度に設定しておけば乾燥汚泥が外管3の内面
に付着しても6毒熱をほとんど妨害しない。
又、付着した汚泥は騒き板4で除却されるので外管3の
内面(最も広い民熱面)は常に新鮮に保たれる。発生ガ
ス取出管26(管路12)は焼却装置Cに接続される。
即ち、乾燥装置Bに供蟻溝される汚泥がその乾燥過程に
おいて放出されるガス、水蒸気軸は、外管3の膨出部7
を経て焼却装置Cに供孫台され脱臭処理を受ける。なお
、前記の如く発生ガス取出管26を外套管25の内部に
配設することにより、発生ガスg2を外套管25内を通
る排ガスg,により加熱し、該発生ガスg2の脱臭処理
を行うことによる熱効率の低下を極力防いでいる。
又、上記膨出部7は外套管25を通過する排ガスg,に
よる外管3の加熱効果上流体の境界層剥離を考慮して角
型(第2図参照)に形成するのが好ましい。なお第3図
において、13は排ガス9を管路15から集塵機14内
に誘引する誘引ファン、29は塵の取出口である。
15は煙突で集豊後の排ガスg,は談煙突15から大気
中に排出される。
11は集塵機で焼却装置Cから管路14を介して排出さ
れる高温排ガスg4中に含まれる(粗)塵を分離する。
28は該塵の取出口である。集塵機11を通過した高温
排ガスg4は前記熱交換器Dに送られ、ブロワ−12で
送り込まれる外気と熱交換する。
即ち、高温排ガスg4は該熱交換器Dで熱交換され低温
排ガスg,となって前記内管5内に送り込まれる。一方
熱交換された外気は加熱空気g3となって管路13を介
して焼却装置C内に送り込まれる。10は燃料を焼却装
置Cに供給する燃料供v給装置、27は焼却装置Cでの
焼却灰の取出口である。
なお、上記焼却装置Cは、いわゆる流動層焼却装置であ
って、前記乾燥汚泥搬送スクリュー9から投入される乾
燥汚泥と、前記発生ガス取出管26(管路12)から供
給されるガス、水蒸気g2とを、管路13から供給され
る加熱空気g3で流動させながら、燃料供給装置10か
ら供V給される燃料によって焼却させるものであるが、
固定層焼却装置であっても本発明による乾燥装置は適用
できる。
又、前記汚泥ホッパ−1に貯留される汚泥はし尿汚泥、
し造等である。乾燥装置Bを上記のように配設した焼却
装置における実験結果によれば、焼却装置Cから排出さ
れる約800q0の高温排ガスg4は、約75ぴ0で熱
交換器Dに至り、該熱交換器Dで外気と熱交換されて、
外気の加熱空気g3は約450qoで焼却装置Cに供給
されるとともに、熱交換後の低温排ガスg,は約500
qCで乾燥装置Bに供給される。
該排ガスg,は乾燥装置Bで熱交換され240qC以下
となって煙突15から大気中に排出される。上記の汚泥
焼却装置において、し尿汚泥、し笹汚泥をA重油を用い
て焼却した場合、乾燥装置Bを用いない流動層焼却装置
のみでは、燃油量lk9に対して11.6k9の水分8
5.2%の汚泥しか処理できなかったのが、燃油量lk
9に対して18.5kgの水分852%の汚泥を処理す
ることが可能となり、燃油量を約40%も節約すること
ができた。
第4図は複数の外管3を並設した実施例である。
なお、この場合には、外套管25は各外管3,・・・・
…・・・・・,3を一括して覆う一体構造が好ましい。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように本発明は、焼却装置から
排出される低温排ガスの顕熱を利用して該焼却装置に供
給されるべき汚泥を、該汚泥から発生するガス、水蒸気
を直接大気中に放出することなく迅速かつ効率的に乾燥
する乾燥装置を提供するものである。
即ち供V給口と取出口を設けた外管の内部にスクリュー
状掻き板を有する内管を設けて、該内管の回転で供繋溝
口から供孫舎された被乾燥物を取出口側へ送る一方、供
鎌倉手段からの加熱空気を内管の内面を通し、外套管に
より外管の外面を通してのち外部へ排出すると共に、被
乾燥物から発生する臭気・蒸気等を外管に形成された膨
出部から取り出して取出管から外部へ取出すようにした
ものであるから、内管、外管および掻き板の加熱効果で
搬送途中の被乾燥物が迅速かつ効率的に加熱され、乾燥
完了物として敬出口から連続的に取出せるようになるの
である。又、該乾燥装置の供給口、取出口、内管、取出
管に対して、汚泥供給装置、焼却装置、熱交換装置、集
塵装置の接続が容易に行え、汚泥焼却装置への組込みも
簡単である。
さらに、乾燥装置内で発生する臭気・蒸気等は、再加熱
して該焼却装置で焼却し得るものであるから、別に脱臭
機としての再燃競炉を設ける必要もなく、本乾燥装置を
用いることにより、汚泥焼却に必要な、燃油量実質的に
約40%も低減させることができ、省エネルギー化に貢
献すること極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は乾燥装置の断面図、第2図は第1図の要部縦断
面図、第3図は汚泥乾燥装置のシステム図、第4図は第
1図の変形例を示す断面図である。 B…・・・乾燥装置、1,,12,15・・・・・・管
路、9・・・・・・aE気ガス、g2・・・・・・臭気
・蒸気等、3・・・・・・外管、4・・・・・・掻き板
、5・・・・・・内管、7…・・・膨出部、21・…・
・供給口、22・・・・・・取出口、23・・・・・・
駆動モータ、24……供給手段(管路1,)、25……
外套管、26・・・・・・取出管(管路12)、30・
・・・・・取出口。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 汚泥等の被乾燥物の供給口21及び取出口22なら
    びに該被乾燥物からの発生ガスの取出口30を備えると
    ともに、該発生ガスの流路となる膨出部7を上面に形成
    した筒状の外管3と、 上記外管3内を貫通しかつ回転
    自在に設けられた外面にスクリユー状の掻き板4を有す
    る内管5と、 上記内管5を回動させる駆動手段23と
    、 一端が上記内管5に接続しかつ他端に排ガス取出口
    を備えるとともに、その中間部に上記外管3の一部を内
    蔵するように囲んだ囲み部を介在する外套管25と、
    上記外管3の発生ガス取出口30に接続しかつ一部が上
    記外套管25の内部に配設された発生ガス取出管26と
    からなることを特徴とする汚泥等の乾燥装置。
JP55145418A 1980-10-16 1980-10-16 汚泥等の乾燥装置 Expired JPS603152B2 (ja)

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JPS5770384A JPS5770384A (en) 1982-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60171382A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 株式会社ウチナミ 有機廃物乾燥装置
EP0671503A3 (en) * 1994-03-10 1999-01-20 Mc'enman S.L. Apparatus and method for dehumidifying products in pulp form by intensive evaporation
FR2963616B1 (fr) * 2010-08-06 2012-09-21 Commissariat Energie Atomique Procede et installation de sechage de boues

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