JPS6030900B2 - しや断器の等価試験方法 - Google Patents

しや断器の等価試験方法

Info

Publication number
JPS6030900B2
JPS6030900B2 JP53160350A JP16035078A JPS6030900B2 JP S6030900 B2 JPS6030900 B2 JP S6030900B2 JP 53160350 A JP53160350 A JP 53160350A JP 16035078 A JP16035078 A JP 16035078A JP S6030900 B2 JPS6030900 B2 JP S6030900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
circuit
test
breaker
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53160350A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5582973A (en
Inventor
昭二郎 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP53160350A priority Critical patent/JPS6030900B2/ja
Publication of JPS5582973A publication Critical patent/JPS5582973A/ja
Publication of JPS6030900B2 publication Critical patent/JPS6030900B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はしや断器の等価試験方法に関する。
高電圧大容量のしや断器のしや断容量を検証するのに従
来からワィル試験と称する電流重畳等価試験が行なわれ
ている。第1図は普通に使用されているワィル試験回路
を示し、同図においてAGは主回路電流源(短絡発動機
)、CBaは補助しや断器、CBtは供試しや断器であ
って、これら主回路電流源AGと補助しや断器にBaと
供試しや断器CBtは直列接続されている。
Rdは振動回路抵抗、Ceは振動回路コンデンサであっ
て、これらの抵抗KdとコンデンサCeの直列接続され
たものが供試しや断器CBtに並列接続されている。ま
た供試しや断器にBtと並列にィンダクタンスLと放電
ギャップGと主コンデンサCsとを直列接続したものが
接続されている。主コンデンサCsの両端間には充電抵
抗Rcを介して整流装置Rfが並列接続されている。整
流装置Rfはたとえば交流電源ACとダイオードDとか
ら構成されてる。第2図は第1図における主電流lmと
重畳電流lsの重なり方及び主コンデンサCsの端子電
圧の変化を示している。
即ち第2図aは供試しや断器にBtに流れる電流波形を
示し、同図bは主コンデンサCsにより供試しや断器C
Btに重畳される電流を示し、同図cは主コンデンサC
sの端子電圧を示している。
第1図のヮィル試験回路では、まず主回路電流源AGか
ら供試しや断器CBt、補助しや断器CBaに直列に主
電流lmを流し、両しや断器を同時に開いてしや断アー
クを発生させ、電流の零点の直前の適当な時点し1こお
いて、放電ギャップGを図示しないギャップ始動装置に
より放電させ主コンデンサCsに予め高圧+Eで充電し
てある電荷を放電させる。この放電はCs−Lの直列回
路によって行なわれるので、f=1/(2汀ノLCs)
で定まる高周波の電流(第2図b参照)が主電流(短絡
電流)lmに車畳して流れる。従って供試しや断器CB
tには第2図aに示すような電流が流れることになる。
この場合、補助しや断器C舷にはlm−is,(is,
:lsの補助しや断器CBaへの分流)が流れることに
なるので、補助しや断器C舷では供試しや断器CBtよ
りも先に電流零値がくることになり、その零値で補助し
や断器にBaがしや断すると、回路には供試しや断器C
Btのしや断アークの電流零点の条件は、高周波回路の
電流零点条件によって定まることになる。この零点で、
供試しや断器にBtがしや断すると、供試しや断器CB
tの端子にあうわれる再起電圧はLとCeによって定ま
るね=1/(2刀ノLCe)の周波数をもち、主コンデ
ンサCsの残留電荷による直流高電圧を最終値として振
動する電圧となる。この零点で供試しや断器にBtがし
や断に失敗すると高周波電流lsがつづいて半サイクル
流れることになる。このようにしてワィル試験による動
作責務(0一1分−CO−3分−CO)を行なうと、1
回のワィル試験を終了した後は、第2図cに示す如く主
コンデンサCsの端子電圧が反転されている。
従って同じ試験をすぐ繰返すためには最初主コンデンサ
Csの端子電圧が−Eのように反転しているため逆極性
になって残った主コンデンサCsの電荷を急速に放電し
更に再充電を行なわねばならないが、この方法だと整流
装置Rf、充電抵抗Rc等が大型になり、その装置があ
っても1分後に試験を行なうことは相当厄介な作業とな
る。このようなことと併せ、従来上記動作責務(0一1
分−CO−3分−CO)通りの試験は可能といわれてい
るが、公表されたデータは殆んどない。
そこで本発明はこのような点に鑑み、主回路電流源から
の主電流を供試しや断器、補助しや断器に直列に流し、
両しや断器を同時に開いてしや断アークを発生させ、電
流の零点の直前の適当な時点においてLC回路を用いた
振動電流回路の主コンデンサに予め高圧で充電してある
電荷を放電させ、負と正の連続した2波からなる高周波
電流を重畳させて、前記主コンデンサの極性が動作責務
試験の各回のワィル試験終了後各回のヮィル試験開始前
と同一になるようにして供試しや断器のワィル試験法に
よる動作責務試験を行なうようにしたしや断器の等価試
験方法を提供しようとすもので、以下実施例を用いて説
明する。(1) まず本発明の基本的な第1の実施例に
ついて説明すると、主回路電流源AGからの主電流lm
を供議しや断器CBL補助しや断器C舷に直列に流し、
両しや断器を同時に開いてしや断アークを発生させ、電
流の零点の直前の適当な時点t,.においてL(ィンダ
クタンス)C(コンデンサ)を用いた振動電流回路の主
コンデンサに予め高圧充電回路(整流装置Rf)などで
充電してある電荷を放電させ、第3図bに示すように負
と正の連続した2波からなる高周波電流lsを重畳させ
て、前記主コンデンサCsの端子電圧が第3図cに示す
ように変化させている。
このとき供試しや断器に流れる電流は第3図aに示すよ
うにら,時点以降(t,.〜t,3)主電流lm‘こ高
周波電流lsが重畳された形となる。このようにしてワ
ィル試験法による動作責務試験を行なうと1回ワィル試
験を行なった後は電圧の絶対値は若干減ずるが、主コン
デンサCsには同一の極性の電圧が残っており、1分後
又は3分後に次の試験を行なうには、その減った電荷だ
けを充電すればよいので、あまり大容量でない普通の設
備で短時間に充電を行なうことができる。またこの第1
実施例方法では、所謂重畳電流lsが正と負の2波流れ
るため、その第1波(負の波)の電流が供試しや断器に
Btの中で、主電流lmを減ずる方向に流れることにな
るので、あまり好ましいものではない。
しかし普通重畳電流lsの波高値は主電流lmの波高値
の約1/10に選定されており、前記第1波による悪影
響は無視できるものである。(0) 次に本発明の第2
の実施例は、前記第1の実施例における重畳電流lsの
第1波の反対電流(第3図bにおいてt,.〜t,2間
の負の電流部分)の影響を4・さくするために、第4図
回路を用いて、供該しや断器CBtに流れる電流、供試
しや断器にBtに重畳される電流ls、主コンデンサC
sの端子電圧を夫々第5図a〜cの如くしたことにある
第4図は本発明の第2の実施例に係るヮィル試験回路を
示し、第1図との相異点はィンダクタンスL′と放電ギ
ャップ〇とを直列接続したものを、ィンダクタンスLと
放電ギャップGとを直列接続したものの両端間に新たに
並列接続して追加したことにある。
この場合、ィンダクタンスしはィンダクタンスLより数
倍大きいィンダクタンスであり、これに直列に設けられ
る放電ギャップG′は放電ギャップGと同じ性能のもの
であればよい。このようなィンダクタンスLは普通の試
験場では、脱調試験(動作責務はない)のワィル試験の
ために設けられており、特に新しく設置する必要はない
また放電ギャップ〇は新設することになるが、これは設
備金額の張るものではない。第4図回路によるワィル試
験動作について以下簡単に説明する。まず主回路電流源
AGから供試しや断器CBt、補助しや断器CBaに直
列に主電流lmを流し、両しや断器を同時に開いてしや
断アークを発生させ、電流の零点の直前の適当な時点t
2,において、図示しないギャップ始動装置により放電
ギャップ〇をまず放電させる。
これにより第5図bに示す如き重畳電流lsの小さい第
1波(負の波)が供試しや断器CBtを主電流lmと反
対の向きに流れる。次にt22時点で図示しないギャッ
プ始動装置により放電ギャップGを放電させる。これに
より第5図bに示す如き重畳電流lsの第2波(正の波
)が供試しや断器CBtを主電流lmと同じ向きに流れ
る。このときの第2波を正規の重畳電流(第2図b又は
第3図bの正の波部分参照)と等しくなるように調整す
る。従って供試しや断器にBtには第5図aに示すよう
な電流が流れることになる。
このようにしてワィル試験を行なうと、1回ワィル試験
を終了したt蟹時点以後は、第5図cに示す如く主コン
デンサCsには電圧の絶対値は若干減ずるが試験開始前
と同一極性の電圧が残っており、1分後又は3分後に次
の試験を行なうには、その減った電荷だけを充電すれば
よいので、前述したと同様にあまり大容量でない普通の
設備で短時間に充電を行なうことができる。
この第2実施例の方法によると、第1実施例の方法に比
べ、重畳電流はの第1波(第5図bにおいてlsの負の
部分)を非常に少なくすることができ、通常のヮィル試
験と同一の試験を行なうことができ、従ってきわめて理
想的な動作責務試験を行なうことができる。
上述した本発明を用いれば、主電流(短絡電流)lmに
負と正の連続した2波からなる高周波電流lsを重畳す
ることにより普通の試験設備であるいはこれに若干の装
置を追加することで、容易にワィル法による動作責務試
験を行なうことができ、信頼性の高いしや断器の短絡試
験を行なうことができる。
特に第4図実施例回路を用いれば、第5図の如き電流、
電圧変化が得られきわめて理想的な試験を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は普通に使用されているワィル試験回路図、第2
図a〜cは第1図の動作説明図、第3図a〜cは本発明
方法の第1の実施例を示す説明図、第4図は本発明方法
の第2の実施例に係るワィル試験回路、第5図a〜cは
本発明方法の第2の実施例を示す説明図であって、図中
AGは主回路電源、CBaは補助しや断器、CBt‘ま
供試しや断器、Rfは整流装置、Csは主コンデンサ、
L,L′はインダクタンス、G,G′は放電ギャップ、
Rcは充電抵抗、Rdは振動回路抵抗、Ceは振動回路
コンデンサ、lmは主電流、lsは高周波電流(重畳電
流)を示す。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 供試しや断器に対して、補助しや断器を介して主電
    流を流す主回路電流源回路とLCを用いた振動電流回路
    とが重畳されるように構成し、さらに該振動電流回路の
    主コンデンサと並列に高圧充電回路を接続して、前記供
    試しや断器のワイル法による動作責務試験を行なうしや
    断器の等価試験回路において、前記主回路電流源回路か
    らの主電流を前記供試しや断器、前記補助しや断器に直
    列に流し、両しや断器を同時に開いてしや断アークを発
    生させ、電流の零点の直前の適当な時点で前記振動電流
    回路の前記主コンデンサに予め高圧で充電してある電荷
    を放電させ、負と正の連続した2波からなる高周波電流
    を重畳させて、供試しや断器のワイル法による動作責務
    試験を行なうようにしたことを特徴とするしや断器の等
    価試験方法。
JP53160350A 1978-12-19 1978-12-19 しや断器の等価試験方法 Expired JPS6030900B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53160350A JPS6030900B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 しや断器の等価試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53160350A JPS6030900B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 しや断器の等価試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5582973A JPS5582973A (en) 1980-06-23
JPS6030900B2 true JPS6030900B2 (ja) 1985-07-19

Family

ID=15713071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53160350A Expired JPS6030900B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 しや断器の等価試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030900B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH659330A5 (de) * 1982-04-08 1987-01-15 Bbc Brown Boveri & Cie Zweikreispruefschaltung fuer hochspannungs-leistungsschalter und verfahren zum betrieb der schaltung.
CN102288905B (zh) * 2011-06-27 2014-07-02 中国西电电气股份有限公司 一种用于高压交流断路器的合成关合试验线路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5582973A (en) 1980-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6030900B2 (ja) しや断器の等価試験方法
JPH05113470A (ja) 遮断器用短絡試験装置
JPH04363677A (ja) 遮断器の合成試験回路
JP2675649B2 (ja) 開閉装置の試験方法およびその装置
JPH0651036A (ja) 近距離線路故障試験装置
JPH0145592B2 (ja)
JP2001343436A (ja) 遮断器の耐電圧試験方法
JP2734599B2 (ja) 開閉器の進み電流遮断試験装置
SU1486964A1 (ru) Устройство для синтетических испытаний выключателей переменного тока на отключающую способность
JPH0782080B2 (ja) 遮断器の試験装置
JPH06186309A (ja) 開閉器の遮断試験回路
JPH03249580A (ja) 進み小電流合成試験装置
JPH0563748B2 (ja)
JPH06213978A (ja) 開閉器の試験回路
JPS6056270A (ja) 直流遮断器の遮断試験方法
JPH08126353A (ja) 直流高電圧極性反転試験装置
JPH0355110Y2 (ja)
RU1795393C (ru) Устройство дл электродинамических испытаний силовых трансформаторов
JPH01123176A (ja) アーク延長回路
JPS60194376A (ja) 電圧源回路
JPH0634028B2 (ja) 開閉装置の試験方法及びその装置
JPH10253680A (ja) 開閉装置の短時間耐電流試験方法
JP2698867B2 (ja) 非線形容量性負荷用高周波高圧電源
JPS59141079A (ja) 直流しや断器の等価試験装置
JPH0361877A (ja) 開閉機器の絶縁回復試験回路