JPS6030500Y2 - ト−シヨナルダンパ - Google Patents
ト−シヨナルダンパInfo
- Publication number
- JPS6030500Y2 JPS6030500Y2 JP16838480U JP16838480U JPS6030500Y2 JP S6030500 Y2 JPS6030500 Y2 JP S6030500Y2 JP 16838480 U JP16838480 U JP 16838480U JP 16838480 U JP16838480 U JP 16838480U JP S6030500 Y2 JPS6030500 Y2 JP S6030500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- housing
- auxiliary
- inertia ring
- torsional damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転軸の振動を減衰させるトーショナルダンパ
に関するものである。
に関するものである。
エンジンのクランクシャフトの振動を減衰させるために
、クランクシャフト端に一体回転するトーショナルダン
パが装着されている。
、クランクシャフト端に一体回転するトーショナルダン
パが装着されている。
このトーショナルダンパの中で、振動のエネルギーを吸
収し熱に変えて減衰させる熱エネルギー型ダンパにおい
て、慣性環とハウジングとの間の隙間にシリコン油を封
入した粘性ダンパがある。
収し熱に変えて減衰させる熱エネルギー型ダンパにおい
て、慣性環とハウジングとの間の隙間にシリコン油を封
入した粘性ダンパがある。
これは隙間に封入されたシリコン油の粘性せん断力を振
動の減衰力として利用したものである。
動の減衰力として利用したものである。
エンジンのクランクシャフトの振動は、同一型式のエン
ジンにおいても相違があり、そのためトーショナルダン
パは数水準のものを予め作っておき、各々組付直しを行
いながら最適ダンパ特性を選出していた。
ジンにおいても相違があり、そのためトーショナルダン
パは数水準のものを予め作っておき、各々組付直しを行
いながら最適ダンパ特性を選出していた。
従ってトーショナルダンパのチューニングには多くの時
間を必要とし作業能率に影響していた。
間を必要とし作業能率に影響していた。
本考案はこのような従来の問題を改善したもので、その
特長は、1つのトーショナルダンパで減衰特性を自由に
可変とし、組付直しを不要とした構造のトーショナルダ
ンパを提供するものである。
特長は、1つのトーショナルダンパで減衰特性を自由に
可変とし、組付直しを不要とした構造のトーショナルダ
ンパを提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
1はハウジング、2は該ハウジング1内の室、3は該室
2内に所要の隙間4を有して内設された主慣性環である
。
2内に所要の隙間4を有して内設された主慣性環である
。
尚この隙間4にはシリコン油が封入される。
本考案は前記主慣性環3の一端面に複数枚の補助慣性環
3aを重ね合せてビス5により一体的に固着すると共に
、前記ハウジング1の一端開口部には複数枚の補助板6
を重ね合せ、蓋板7をボルト8により締付は固定したも
のである。
3aを重ね合せてビス5により一体的に固着すると共に
、前記ハウジング1の一端開口部には複数枚の補助板6
を重ね合せ、蓋板7をボルト8により締付は固定したも
のである。
本考案は上記の通りの構造であるから、補助慣性環3a
を必要に応じて増減することにより慣性環の表面積を自
由に変化させることができ、またハウジング1の室2内
の体積も前記慣性環の表面積に対応して補助板6を増減
することにより変化させることができる。
を必要に応じて増減することにより慣性環の表面積を自
由に変化させることができ、またハウジング1の室2内
の体積も前記慣性環の表面積に対応して補助板6を増減
することにより変化させることができる。
これにより1つのトーショナルダンパで減衰特性が自由
に変更されるため、クランクシャフトに取付けた状態で
補助慣性環3a並びに補助板6を増減調整することで、
そのエンジンのクランクシャフトの振動を減衰させるた
めの最適なダンパ特性に設定することができるのである
。
に変更されるため、クランクシャフトに取付けた状態で
補助慣性環3a並びに補助板6を増減調整することで、
そのエンジンのクランクシャフトの振動を減衰させるた
めの最適なダンパ特性に設定することができるのである
。
従って本考案によると、従来のように各種の水準のトー
ショナルダンパを予め製造して準備することと、これを
各々組付直しながら最適ダンパ特性を選出するトーショ
ナルダンノ(のチューニングを不要とし、経済的並びに
能率的な効果を有しているものである。
ショナルダンパを予め製造して準備することと、これを
各々組付直しながら最適ダンパ特性を選出するトーショ
ナルダンノ(のチューニングを不要とし、経済的並びに
能率的な効果を有しているものである。
図面は本考案の主要部断面図である。
1・・・・・・ハウジング、2・・・・・・室、3・・
・・・・主慣性環、3a・・・・・・補助慣性環、4・
・・・・・隙間、5・・・・・・ビス、6・・・・・・
補助板、7・・・・・・蓋板、訃・・・・・ボルト。
・・・・主慣性環、3a・・・・・・補助慣性環、4・
・・・・・隙間、5・・・・・・ビス、6・・・・・・
補助板、7・・・・・・蓋板、訃・・・・・ボルト。
Claims (1)
- 慣性環とハウジングとの間の間隙に粘性油を封入した粘
性ダンパにおいて、前記慣性環の一端面に複数枚の補助
慣性環を増減可能に取付けると共に、前記ハウジングの
一端開口部に複数枚の補助板を増減可能に重ね合せて蓋
板をボルト締付けしたことを特徴とするトーショナルダ
ンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16838480U JPS6030500Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | ト−シヨナルダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16838480U JPS6030500Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | ト−シヨナルダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5790946U JPS5790946U (ja) | 1982-06-04 |
JPS6030500Y2 true JPS6030500Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29526986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16838480U Expired JPS6030500Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | ト−シヨナルダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030500Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP16838480U patent/JPS6030500Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5790946U (ja) | 1982-06-04 |
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