JPS6030451Y2 - 空燃比制御装置 - Google Patents
空燃比制御装置Info
- Publication number
- JPS6030451Y2 JPS6030451Y2 JP8304679U JP8304679U JPS6030451Y2 JP S6030451 Y2 JPS6030451 Y2 JP S6030451Y2 JP 8304679 U JP8304679 U JP 8304679U JP 8304679 U JP8304679 U JP 8304679U JP S6030451 Y2 JPS6030451 Y2 JP S6030451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- air
- fuel ratio
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の排気ガス組成にもとづき空燃比を帰還
制御する空燃比制御装置に関するものである。
制御する空燃比制御装置に関するものである。
従来この種の空燃比制御装置は、第１図にその構成を示
すように、自動車の排気管に配設された０２センサ１に
より混合気の空燃比（つまり空気量／燃料量）が理論空
燃比より大きい（リーン状態）かまたは小さい（リッチ
状態）かを検出し、この０２センサ１の出力信号を第１
の比較回路２で所定のレベルと比較して、この比較回路
２の出力信号を積分回路３にて積分する。
すように、自動車の排気管に配設された０２センサ１に
より混合気の空燃比（つまり空気量／燃料量）が理論空
燃比より大きい（リーン状態）かまたは小さい（リッチ
状態）かを検出し、この０２センサ１の出力信号を第１
の比較回路２で所定のレベルと比較して、この比較回路
２の出力信号を積分回路３にて積分する。
また、気化器のたとえばエアブリードの大気通路の開度
を変化させ空燃比を調節する電磁弁１０とそれを駆動す
る駆動回路５を備え、駆動回路５から電磁弁１０に流れ
る電流の大きさを帰還抵抗６より検出し、この検出信号
を誤差増幅回路７で増幅する。
を変化させ空燃比を調節する電磁弁１０とそれを駆動す
る駆動回路５を備え、駆動回路５から電磁弁１０に流れ
る電流の大きさを帰還抵抗６より検出し、この検出信号
を誤差増幅回路７で増幅する。
さらにこの誤差増幅回路７よりの誤差信号と積分回路３
よりの積分信号との偏差を偏差積分回路１１にて積分し
、この信号と三角波発生回路８よりの三角波信号とを第
２の比較回路４で比較して前記駆動回路５を作動させる
。
よりの積分信号との偏差を偏差積分回路１１にて積分し
、この信号と三角波発生回路８よりの三角波信号とを第
２の比較回路４で比較して前記駆動回路５を作動させる
。
この場合、駆動回路５は第２の比較回路４よりパルス信
号にて作動しパルス信号のデユーティ比を変化させるこ
とにより電磁弁１０を開閉し空燃比を制御している。
号にて作動しパルス信号のデユーティ比を変化させるこ
とにより電磁弁１０を開閉し空燃比を制御している。
しかしながら上記のような構成の空燃比制御装置では、
三角波発生回路８で大振幅の三角波信号を発生し偏差積
分回路１１の出力信号と比較しており、その為三角波信
号に正確な直線性が要求され、さらに偏差積分回路１１
を使用しているために電子素子数が多いという問題があ
る。
三角波発生回路８で大振幅の三角波信号を発生し偏差積
分回路１１の出力信号と比較しており、その為三角波信
号に正確な直線性が要求され、さらに偏差積分回路１１
を使用しているために電子素子数が多いという問題があ
る。
本考案は上記の問題点に鑑みなされたもので、排気ガス
組成により空燃比を検出する空燃比センサと、この空燃
比センサからの信号を所定値と比較する第１の比較回路
と、この第１の比較回路よりの信号を積分する積分回路
と、この積分回路の出力信号に交流信号を重畳させる交
流信号結合回路を備え、さらに空燃比を調節するりニア
ツレ、メイドを備えた電磁弁手段と、リニアソレノイド
に流れる電流にもとづいた電圧信号を誤差信号として出
力する誤差検出回路と、この誤差信号と前記交流信号を
重畳した信号とを比較し前記リニアツレメイドに流れる
電流を制御する第２の比較回路を備えた構成とすること
により、大振幅の正確な三角波信号は必要とせず、また
電子素子数を減少させ回路を簡単化でき、さらにリニア
ツレメイドにより空燃比を精度よく制御する空燃比制御
装置の提供を目的としている。
組成により空燃比を検出する空燃比センサと、この空燃
比センサからの信号を所定値と比較する第１の比較回路
と、この第１の比較回路よりの信号を積分する積分回路
と、この積分回路の出力信号に交流信号を重畳させる交
流信号結合回路を備え、さらに空燃比を調節するりニア
ツレ、メイドを備えた電磁弁手段と、リニアソレノイド
に流れる電流にもとづいた電圧信号を誤差信号として出
力する誤差検出回路と、この誤差信号と前記交流信号を
重畳した信号とを比較し前記リニアツレメイドに流れる
電流を制御する第２の比較回路を備えた構成とすること
により、大振幅の正確な三角波信号は必要とせず、また
電子素子数を減少させ回路を簡単化でき、さらにリニア
ツレメイドにより空燃比を精度よく制御する空燃比制御
装置の提供を目的としている。
以下本考案を図に示す一実施例により説明する。
第２図はその電気回路図で、１はエンジンの排気ガス組
成の酸素（０□）濃度により混合気の空燃比を検出する
空燃比センサをなす０２センサ、２は０２センサ１より
の出力信号を抵抗２３，２４．２５．２６により定まる
電圧レベルと比較器２１にて比較する第１の比較回路で
ある。
成の酸素（０□）濃度により混合気の空燃比を検出する
空燃比センサをなす０２センサ、２は０２センサ１より
の出力信号を抵抗２３，２４．２５．２６により定まる
電圧レベルと比較器２１にて比較する第１の比較回路で
ある。
３は第１の比較回路２よりの出力信号を演算増幅器３２
を用いて積分する積分回路、４は演算増幅器４１を用い
た三角波発生器により小振幅の周波数ｆ。
を用いて積分する積分回路、４は演算増幅器４１を用い
た三角波発生器により小振幅の周波数ｆ。
の三角波信号を発生し、コンデンサ４２を介してこの三
角波信号を積分回路３の出力信号に重畳させる交流信号
出力信号回路である。
角波信号を積分回路３の出力信号に重畳させる交流信号
出力信号回路である。
この三角波信号によりリニアソレノイドのヒステリシス
が除去できる。
が除去できる。
５は積分回路３の出力信号に三角波を重畳した信号と誤
差検出信号７よりの誤差信号とを比較器５１にて比較し
りニアソレノイド８に流れる電流をトランジスタ５３．
５４を介して制御する第２の比較回路である。
差検出信号７よりの誤差信号とを比較器５１にて比較し
りニアソレノイド８に流れる電流をトランジスタ５３．
５４を介して制御する第２の比較回路である。
誤差検出回路７は電磁弁手段のりニアソレノイド８に流
れる電流に応じた電圧を第２の比較回路５の抵抗５２よ
り検出しコンデンサ６１で平滑した後演算増幅器６２で
増幅する。
れる電流に応じた電圧を第２の比較回路５の抵抗５２よ
り検出しコンデンサ６１で平滑した後演算増幅器６２で
増幅する。
７は車載バッテリ７１からの電圧を定電圧化する定電圧
回路である。
回路である。
第３図は気化器におけるエアブリードの大気通路１１の
開度を電磁弁手段９により調節する本実施例の構成図で
あり、開口１３Ａ、１３Ｂは大気に開放されている。
開度を電磁弁手段９により調節する本実施例の構成図で
あり、開口１３Ａ、１３Ｂは大気に開放されている。
リニアソレノイド８は弁体１０を移動させ大気通路１１
の開度を変化させて燃料への空気混入寄合を調節し、そ
の結果混合気の空燃比が変化する。
の開度を変化させて燃料への空気混入寄合を調節し、そ
の結果混合気の空燃比が変化する。
なお、１２はスロットル弁、１４はベンチュリ、１５は
燃料が貯えられるフロート室である。
燃料が貯えられるフロート室である。
次に上記構成になる装置の作動を説明する。
排気ガス中の酸素濃度に応じて０２センサ１の出力信号
は第４図１のように変化する。
は第４図１のように変化する。
つまり空燃比が理論空燃比より大きいリーン状態（Ｔｉ
期間）とその逆のリッチ状態（Ｔ２期間）を繰り返する
。
期間）とその逆のリッチ状態（Ｔ２期間）を繰り返する
。
この信号は第１の比較回路２にて抵抗２２゜２３．２４
，２５で定まる電圧レベルと比較され第４図２に示す信
号が出力される。
，２５で定まる電圧レベルと比較され第４図２に示す信
号が出力される。
比較回路２より出力される信号は積分回路３にて積分さ
れ、その積分方向は第４図３のようにリーン状態のとき
下降し、リッチ状態のとき上昇する方向である。
れ、その積分方向は第４図３のようにリーン状態のとき
下降し、リッチ状態のとき上昇する方向である。
この積分回路３の出力電圧（演算増幅器３２の出力電圧
）には交流信号結合回路４よりの周波数ｆ。
）には交流信号結合回路４よりの周波数ｆ。
の三角波信号がコンデンサ４２を介して第４図４のに重
畳され、この三角波信号が重畳された信号１００は比較
回路５１の非反転入力端子に入力される。
畳され、この三角波信号が重畳された信号１００は比較
回路５１の非反転入力端子に入力される。
身空燃比がリッチ状態にあり比較回路５１の反転入力端
子に入力される誤差検出回路の出力信号がＯｖであると
すると、比較回路５１の出力端子は“１゛レベルとなり
トランジスタ５３，５４を介してリニアソレノイド８は
通電される。
子に入力される誤差検出回路の出力信号がＯｖであると
すると、比較回路５１の出力端子は“１゛レベルとなり
トランジスタ５３，５４を介してリニアソレノイド８は
通電される。
その結果リニアソレノイド８を流れる電流が抵抗５２に
て電流帰還され誤差検出回路６で平滑および増幅される
。
て電流帰還され誤差検出回路６で平滑および増幅される
。
そしてこの誤差検出回路６よりの信号１０１（第５図１
）は比較回路５１に入力され前記三角波信号が重畳され
た積分回路３よりの信号１０１（第５図１）と比較され
て、第５図２のようなパルス信号がリニアソレノイド８
の駆動用のトランジスタ５３に供給される。
）は比較回路５１に入力され前記三角波信号が重畳され
た積分回路３よりの信号１０１（第５図１）と比較され
て、第５図２のようなパルス信号がリニアソレノイド８
の駆動用のトランジスタ５３に供給される。
このパルス信号の“１１９レベルの期間が除々に短くな
るとりニアソレノイド８を流れる平均型は減少して、リ
ニアソレノイド８はエアブリードの大気通路１２の開度
を大きくすべく弁体１０を第３図上方向へ移動させ、燃
料への空気混入量を増加させる。
るとりニアソレノイド８を流れる平均型は減少して、リ
ニアソレノイド８はエアブリードの大気通路１２の開度
を大きくすべく弁体１０を第３図上方向へ移動させ、燃
料への空気混入量を増加させる。
その結果、空燃比はリーン状態に移行する。
逆に空燃比がリーン状態にあるときはりニアソレノイド
８の駆動用のトランジスタ５３に供給されるパルス信号
の°°１”レベルの期間は除々に長くなり、リニアソレ
ノイド８を流れる平気電流が増加し、リニアソレノイド
８は燃料への空気混合量を減少させる方向に動き空燃比
をリッチ状態に移行させる。
８の駆動用のトランジスタ５３に供給されるパルス信号
の°°１”レベルの期間は除々に長くなり、リニアソレ
ノイド８を流れる平気電流が増加し、リニアソレノイド
８は燃料への空気混合量を減少させる方向に動き空燃比
をリッチ状態に移行させる。
また、リニアソレノイド８の発熱または電源電圧が低下
しりニアソレノイド８に流れる平均電流が減少した場合
、誤差検出回路６より比較回路５１に出力される信号１
０１のレベルは下がり、駆動用のトランジスタ５３に供
給されるパルス信号の“１”レベルの期間は長なってリ
ニアソレノイド８への平均電流は増大され電流が補正さ
れる。
しりニアソレノイド８に流れる平均電流が減少した場合
、誤差検出回路６より比較回路５１に出力される信号１
０１のレベルは下がり、駆動用のトランジスタ５３に供
給されるパルス信号の“１”レベルの期間は長なってリ
ニアソレノイド８への平均電流は増大され電流が補正さ
れる。
上記の作動を繰り返し、エンジンへ供給される混合気の
空燃比が理論空燃比へ近づけられるように制御される。
空燃比が理論空燃比へ近づけられるように制御される。
なお、上記実施例はりニアソレノイド８の往復のヒステ
リシスを低減させるために周波数ちの三角波を使用して
いたが、特に三角波に限らないで他の波形の交流信号で
あってもよい。
リシスを低減させるために周波数ちの三角波を使用して
いたが、特に三角波に限らないで他の波形の交流信号で
あってもよい。
以上詳細に説明したように本考案は、空燃比センサから
の信号を所定値と比較する第１の比較回路と、の第１の
比較回路よりの信号を積分する積分回路と、この積分回
路の出力信号に交流信号を重畳させる交流信号結合回路
を備え、さらに空燃比を制御する電磁弁手段のりニアソ
レノイドに流れる電流にもとづき誤差信号を出力する誤
差検出回路と、この誤差信号と前記交流信号を重畳した
信号とを比較してリニアツレメイドに流れる電流を制御
する第２の比較回路を備えた構成としたことにより、大
振幅の正確な三角波信号は不必要であり、リニアソレノ
イドの往復のヒステリシスを低減できると共に空燃比を
連続的に精度よく制御でき、さらに電子素子数を減少さ
せ回路を簡単化できるという優れた効果を有する。
の信号を所定値と比較する第１の比較回路と、の第１の
比較回路よりの信号を積分する積分回路と、この積分回
路の出力信号に交流信号を重畳させる交流信号結合回路
を備え、さらに空燃比を制御する電磁弁手段のりニアソ
レノイドに流れる電流にもとづき誤差信号を出力する誤
差検出回路と、この誤差信号と前記交流信号を重畳した
信号とを比較してリニアツレメイドに流れる電流を制御
する第２の比較回路を備えた構成としたことにより、大
振幅の正確な三角波信号は不必要であり、リニアソレノ
イドの往復のヒステリシスを低減できると共に空燃比を
連続的に精度よく制御でき、さらに電子素子数を減少さ
せ回路を簡単化できるという優れた効果を有する。
第１図は従来の空燃比制御装置の構成を示すブロック図
、第２図は本考案の一実施例を示す電気回路図、第３図
はりニアソレノイドを備えた電磁弁手段を気化器のエア
ブリードの制御に適用した構成国、第４図、第５図は本
考案の作動説明に供する信号波形図である。 １・・・・・・空燃比センサをなす０２センサ、２・・
・・・・第１の比較回路、３・・・・・・積分回路、４
・・・・・・交流信号結合回路、５・・・・・・第２の
比較回路、６・・・・・・誤差検出回路、訃・・・・・
電磁弁手段の主要部をなすりニアソレノイド、９・・・
・・・電磁弁手段。
、第２図は本考案の一実施例を示す電気回路図、第３図
はりニアソレノイドを備えた電磁弁手段を気化器のエア
ブリードの制御に適用した構成国、第４図、第５図は本
考案の作動説明に供する信号波形図である。 １・・・・・・空燃比センサをなす０２センサ、２・・
・・・・第１の比較回路、３・・・・・・積分回路、４
・・・・・・交流信号結合回路、５・・・・・・第２の
比較回路、６・・・・・・誤差検出回路、訃・・・・・
電磁弁手段の主要部をなすりニアソレノイド、９・・・
・・・電磁弁手段。
Claims (1)
- エンジンの排気ガス組成により空燃比を検出する空燃比
センサと、この空燃比センサよりの信号を所定値と比較
する第１の比較回路と、この第１の比較回路よりの信号
を積分する積分回路と、この積分回路の出力信号に交流
信号を重畳させる交流信号結合回路と、空気もしくは燃
料の量を連続的に変化させ前記空燃比を調節するりニア
ソレノイドを備えた電磁弁手段にもとづいた電圧信号を
誤差信号として出力する誤差検出回路と、前記積分回路
の出力信号に前記交流信号を重畳した信号と前記誤差検
出回路よりの前記誤差信号とを比較し前記リニアソレノ
イドに流れる電流を制御する第２の比較回路とを備えた
こことを特徴とする空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8304679U JPS6030451Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8304679U JPS6030451Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 空燃比制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562039U JPS562039U (ja) | 1981-01-09 |
| JPS6030451Y2 true JPS6030451Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29316257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8304679U Expired JPS6030451Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030451Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-18 JP JP8304679U patent/JPS6030451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562039U (ja) | 1981-01-09 |
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