JPS6030413B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents
燃焼制御装置Info
- Publication number
- JPS6030413B2 JPS6030413B2 JP10407080A JP10407080A JPS6030413B2 JP S6030413 B2 JPS6030413 B2 JP S6030413B2 JP 10407080 A JP10407080 A JP 10407080A JP 10407080 A JP10407080 A JP 10407080A JP S6030413 B2 JPS6030413 B2 JP S6030413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- circuit
- contact
- normally open
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/18—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel
- F23N2005/181—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel using detectors sensitive to rate of flow of air
- F23N2005/182—Air flow switch
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
この発明は、バーナの着火に必要な動作を所定のシーケ
ンスにしたがって自動的に遂行する燃焼制御装置に関し
、特にファン、燃料供給機構および点火器をリレーの接
点で制御する燃焼制御装置に関するものである。
ンスにしたがって自動的に遂行する燃焼制御装置に関し
、特にファン、燃料供給機構および点火器をリレーの接
点で制御する燃焼制御装置に関するものである。
第１図に示す従釆の燃焼制御装置において、ファン用モ
ータ３、パイロットバーナ用バルブ４・メインバーナ用
バルブ５および点火器６は、リレーＩＫ，２Ｋ，ＦＫの
各接点ＩＫ１，２Ｋ１，ＦＫＩを介して交流電源１に接
続されている。
ータ３、パイロットバーナ用バルブ４・メインバーナ用
バルブ５および点火器６は、リレーＩＫ，２Ｋ，ＦＫの
各接点ＩＫ１，２Ｋ１，ＦＫＩを介して交流電源１に接
続されている。
また交流電源１の出力は、変圧器２、ダイオードブリッ
ジ７とコンデンサＣＩとからなる整流平滑回路、安全遮
断スイッチＳＳＷ、および起動スイッチであるサーモス
タットＴＨを経てシーケンス部８および炎検出回路９に
も供給される。シーケンス部８は、サーモスタットＴＨ
がオンになってときにリレーＩＫを動作させ、ついで所
定のプレパージ時間が経過したときにリレー２Ｋを動作
させるように働く。リレーＩＫが動作するとその接点Ｉ
ＫＩがオンになり、まずファン用モータ３が起動してプ
レパージを行い、リレー２Ｋが動作したときに、パイロ
ットバーナ用バルブ４が開くとともに点火器６が動作し
て、パイロットバーナの点火が試みられる。もし所定の
点火トライアル時間内にパイロットバーナの点火に成功
すれば、これを検出して炎検出回路９がリレーＦＫを動
作させ、その接点ＦＫＩが切替わって、点火器６の動作
が停止し、代りにメインバーナ用バルブ５が開いて定常
燃焼状態に入る。また′点火トライアル時間内に点火し
なければ、リレーＦＫが動作しないのでメインバーナ用
バルブ５が開くことはなく、このとき安全遮断スイッチ
ＳＳＷがシーケンス部８からの信号でオフになって全て
の動作が停止する。〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の燃焼制御装置では、各リレーの接点
が正常に動作すれば所期の安全性が得られるが、もし接
点が一つでも閉溶着すると、直ちに危険な状態に陥いる
。
ジ７とコンデンサＣＩとからなる整流平滑回路、安全遮
断スイッチＳＳＷ、および起動スイッチであるサーモス
タットＴＨを経てシーケンス部８および炎検出回路９に
も供給される。シーケンス部８は、サーモスタットＴＨ
がオンになってときにリレーＩＫを動作させ、ついで所
定のプレパージ時間が経過したときにリレー２Ｋを動作
させるように働く。リレーＩＫが動作するとその接点Ｉ
ＫＩがオンになり、まずファン用モータ３が起動してプ
レパージを行い、リレー２Ｋが動作したときに、パイロ
ットバーナ用バルブ４が開くとともに点火器６が動作し
て、パイロットバーナの点火が試みられる。もし所定の
点火トライアル時間内にパイロットバーナの点火に成功
すれば、これを検出して炎検出回路９がリレーＦＫを動
作させ、その接点ＦＫＩが切替わって、点火器６の動作
が停止し、代りにメインバーナ用バルブ５が開いて定常
燃焼状態に入る。また′点火トライアル時間内に点火し
なければ、リレーＦＫが動作しないのでメインバーナ用
バルブ５が開くことはなく、このとき安全遮断スイッチ
ＳＳＷがシーケンス部８からの信号でオフになって全て
の動作が停止する。〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の燃焼制御装置では、各リレーの接点
が正常に動作すれば所期の安全性が得られるが、もし接
点が一つでも閉溶着すると、直ちに危険な状態に陥いる
。
たとえば接点ＩＫＩが閉溶着している場合には、ブレパ
ージ動作を行わずに点火動作に入るのできわめて危険で
ある。また接点２ＫＩが閉溶着している場合には、やは
りプレパージの開始と同時に点火が行なわれてしまうと
いう問題点があった。この発明は、かかる問題点を解決
するためになされたもので、どのリレーの接点が落着し
た場合でも、上記のような危険な状態になることがなく
、常に安全側に動作するような燃焼制御装置を提供する
ことを目的とする。
ージ動作を行わずに点火動作に入るのできわめて危険で
ある。また接点２ＫＩが閉溶着している場合には、やは
りプレパージの開始と同時に点火が行なわれてしまうと
いう問題点があった。この発明は、かかる問題点を解決
するためになされたもので、どのリレーの接点が落着し
た場合でも、上記のような危険な状態になることがなく
、常に安全側に動作するような燃焼制御装置を提供する
ことを目的とする。
この発明に係る燃焼制御装置は、それぞれ単極双技の接
点を有するプレパージ時間、点火トライアル時間、パイ
ロット安定化時間のすべての間にわたり励磁される第１
のリレーと、プレパージ以後励磁される第２のリレーと
、点火トライアル時間の間に励磁される第３のリレー３
個を設け、負荷駆動制御回路においてファン用モータ、
パイロットバーナ用バルブ、メインバーナ用バルブおよ
び点火器を制御するようにしたものである。
点を有するプレパージ時間、点火トライアル時間、パイ
ロット安定化時間のすべての間にわたり励磁される第１
のリレーと、プレパージ以後励磁される第２のリレーと
、点火トライアル時間の間に励磁される第３のリレー３
個を設け、負荷駆動制御回路においてファン用モータ、
パイロットバーナ用バルブ、メインバーナ用バルブおよ
び点火器を制御するようにしたものである。
また、この発明の別の発明に係る燃焼制御装置は、上記
の第３のリレーに代えて、炎検出回路の出力で励磁され
るリレーを設け、該リレーの接点に制御によりメインバ
ーナ用バルブと点火器とを切替えるようにしたものであ
る。〔作 用〕 この発明においては、上記の単極双技の接点を有する３
個のりレー、または上記第３のリレーに代わる炎検出回
路の出力で励磁されるリレーにより、上記どのリレーの
接点が溶着した場合でも、シーケンスが常に安全側に移
行するように動作するので、安全性を確保することがで
きる。
の第３のリレーに代えて、炎検出回路の出力で励磁され
るリレーを設け、該リレーの接点に制御によりメインバ
ーナ用バルブと点火器とを切替えるようにしたものであ
る。〔作 用〕 この発明においては、上記の単極双技の接点を有する３
個のりレー、または上記第３のリレーに代わる炎検出回
路の出力で励磁されるリレーにより、上記どのリレーの
接点が溶着した場合でも、シーケンスが常に安全側に移
行するように動作するので、安全性を確保することがで
きる。
第２図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、図に
おいて交流電源１の両端間には、変圧器２の一次巻線が
接続され、また複数の接点からある負荷駆動制御回路１
０を介し、ファン用モータ３、パイロットバーナ用バル
ブ４、メインバーナ用バルブおよび点火器６がそれぞれ
接続されてし、Ｚる。
おいて交流電源１の両端間には、変圧器２の一次巻線が
接続され、また複数の接点からある負荷駆動制御回路１
０を介し、ファン用モータ３、パイロットバーナ用バル
ブ４、メインバーナ用バルブおよび点火器６がそれぞれ
接続されてし、Ｚる。
また変圧器２の二次巻線には、ダイオードブリッジ７お
よびコンデンサＣＩからなる整流平滑回路が接続され、
その出力が後段の電子回路に供給されるようになってい
る。
よびコンデンサＣＩからなる整流平滑回路が接続され、
その出力が後段の電子回路に供給されるようになってい
る。
すなわち、熱要求があＺるときにオンになるスイッチ、
たとえばサーモスタットＴＨがオンになると、抵抗ＲＩ
〜Ｒ４からなる分圧回路に電圧が印加され、トランジス
タＱＩが導適する。トランジスタＱＩが導適すると、そ
のコレクタ電流は安全スイッチヒータＳＳＨ、常２動作
に風圧スイッチＡＦの閉接点、抵抗Ｒ２０およびリレー
ＩＫの接点ＩＫＩを通ってサィリスタＱ２のゲートに流
れ、その負荷であるリレーＩＫが動作して、接点ＩＫＩ
を切替えると同時に、常開接点ＩＫ２、常開接点ＩＫ３
をオンに、そして２常閉接点ＩＫ４をオフにする。常開
接点ＩＫ２がオンになることによって、リレー２Ｋの常
閉接点２Ｋ２を経てファン用モータ３に動作電流が供Ｖ
給される。すなわち、ＩＪレ−ＩＫの付勢は、安全スイ
ッチヒータＳＳＨに断線がなく、そして風圧スィ３ッチ
ＡＦが常閉接点側にあること（すなわち開接点側に落着
していないこと）を確認して行なわれる。なお、風圧ス
イッチＡＦを通って流れる電流は微小であるので、安全
スイッチヒータＳＳＨはほとんど発熱しない。そして、
ファン用モータ３が動作し、プレパージが開始されると
風圧スイッチＡＦがこの風量を検出し、その後点を開接
点側に切替える。一方、サーモスタットＴＨがオンにな
ると同時にタイマ回路８が始動し、あらかじめ設定した
第３図にプリパージ時間ＴＩが経過した時点でプリパー
ジ終了後信号を発生する。
たとえばサーモスタットＴＨがオンになると、抵抗ＲＩ
〜Ｒ４からなる分圧回路に電圧が印加され、トランジス
タＱＩが導適する。トランジスタＱＩが導適すると、そ
のコレクタ電流は安全スイッチヒータＳＳＨ、常２動作
に風圧スイッチＡＦの閉接点、抵抗Ｒ２０およびリレー
ＩＫの接点ＩＫＩを通ってサィリスタＱ２のゲートに流
れ、その負荷であるリレーＩＫが動作して、接点ＩＫＩ
を切替えると同時に、常開接点ＩＫ２、常開接点ＩＫ３
をオンに、そして２常閉接点ＩＫ４をオフにする。常開
接点ＩＫ２がオンになることによって、リレー２Ｋの常
閉接点２Ｋ２を経てファン用モータ３に動作電流が供Ｖ
給される。すなわち、ＩＪレ−ＩＫの付勢は、安全スイ
ッチヒータＳＳＨに断線がなく、そして風圧スィ３ッチ
ＡＦが常閉接点側にあること（すなわち開接点側に落着
していないこと）を確認して行なわれる。なお、風圧ス
イッチＡＦを通って流れる電流は微小であるので、安全
スイッチヒータＳＳＨはほとんど発熱しない。そして、
ファン用モータ３が動作し、プレパージが開始されると
風圧スイッチＡＦがこの風量を検出し、その後点を開接
点側に切替える。一方、サーモスタットＴＨがオンにな
ると同時にタイマ回路８が始動し、あらかじめ設定した
第３図にプリパージ時間ＴＩが経過した時点でプリパー
ジ終了後信号を発生する。
この信号は、ツイントランジスタからなるトランジスタ
Ｑ３のベースに供給されてこれを導通させる。これによ
つて、抵抗Ｒ５とＲ６の分割電圧によりトランジスタＱ
４のベースがバイアスされ、トランジスタＱ４が導通し
、そのコレクタ電流が抵抗Ｒ７を経てサィリスタＱ５の
ゲートに供給される。この結果、タイマ回路８の出力が
ダイオード○１、リレー２Ｋ、風量検知により開接点側
に切替った風圧スイッチＡＦおよびサィリスタＱ５を通
って流れ、リレー２Ｋが動作する。リレー２Ｋが動作す
ることによって、その常開接点２ＫＩがオンになると、
トランジスタＱ４のコレクタ電流は、この接点２ＫＩお
よびＲ３を通ってリレー２Ｋにも流れておれを自己保持
する。そして、コトランジスタＱ４がオンすることで抵
抗Ｒ１，Ｒ２間の電圧がほとんどＯＶに落ちるので、ト
ランジスタＱＩがオフすることになる。一方、トランジ
スタＱ３が導適することで、抵抗Ｒ８とＲ９の分割電圧
によりトランジスタＱ６のベースがバイアスされ、トラ
ンジスタＱ６が導通してその負荷であるリレー３Ｋが動
作する。
Ｑ３のベースに供給されてこれを導通させる。これによ
つて、抵抗Ｒ５とＲ６の分割電圧によりトランジスタＱ
４のベースがバイアスされ、トランジスタＱ４が導通し
、そのコレクタ電流が抵抗Ｒ７を経てサィリスタＱ５の
ゲートに供給される。この結果、タイマ回路８の出力が
ダイオード○１、リレー２Ｋ、風量検知により開接点側
に切替った風圧スイッチＡＦおよびサィリスタＱ５を通
って流れ、リレー２Ｋが動作する。リレー２Ｋが動作す
ることによって、その常開接点２ＫＩがオンになると、
トランジスタＱ４のコレクタ電流は、この接点２ＫＩお
よびＲ３を通ってリレー２Ｋにも流れておれを自己保持
する。そして、コトランジスタＱ４がオンすることで抵
抗Ｒ１，Ｒ２間の電圧がほとんどＯＶに落ちるので、ト
ランジスタＱＩがオフすることになる。一方、トランジ
スタＱ３が導適することで、抵抗Ｒ８とＲ９の分割電圧
によりトランジスタＱ６のベースがバイアスされ、トラ
ンジスタＱ６が導通してその負荷であるリレー３Ｋが動
作する。
すなわち、タイマ回路８がプレパージ開始から上託した
ＴＩ時間後にプレパージ終了後信号を送出することでト
ランジスタＱ３がオンすると、リレー２Ｋおよび３Ｋが
瞬時に動作し、各々の常閉接点２Ｋ２，３ＫＩがオフに
、常開接点２Ｋ３，２Ｋ４，３Ｋ２がオンになる。この
ため、パイロットバーナ用バルブ４および点火器６が同
時動作して、トランジスタＱ３がオンしている第３図に
示す点火トライアル時間Ｔ２の間、パイロットバーナの
点火が試みられる。この点火トライアル時間Ｔ２は、タ
イマ回路８のチャージされた電荷が放電されて、トラン
ジスタＱ３がオフに戻るまでの時間により決定される。
さらに、トランジスタＱ６が導適すると、そのコレクタ
電流の一部がダイオードＤ２を経てコンデンサＣ２にも
流れてこれを瞬時に充電し、ついで低抗ＲＩＯを経てト
ランジスタＱ７のベースに供給されてこれを導通させる
。
ＴＩ時間後にプレパージ終了後信号を送出することでト
ランジスタＱ３がオンすると、リレー２Ｋおよび３Ｋが
瞬時に動作し、各々の常閉接点２Ｋ２，３ＫＩがオフに
、常開接点２Ｋ３，２Ｋ４，３Ｋ２がオンになる。この
ため、パイロットバーナ用バルブ４および点火器６が同
時動作して、トランジスタＱ３がオンしている第３図に
示す点火トライアル時間Ｔ２の間、パイロットバーナの
点火が試みられる。この点火トライアル時間Ｔ２は、タ
イマ回路８のチャージされた電荷が放電されて、トラン
ジスタＱ３がオフに戻るまでの時間により決定される。
さらに、トランジスタＱ６が導適すると、そのコレクタ
電流の一部がダイオードＤ２を経てコンデンサＣ２にも
流れてこれを瞬時に充電し、ついで低抗ＲＩＯを経てト
ランジスタＱ７のベースに供給されてこれを導通させる
。
このため、サィリスタＱ２はシャントされるが、リレー
ＩＫの動作はトランジスタＱ７によって保持される。こ
こまでの動作は自動的に進行するが、以後の動作は、上
記した点火トライアル時間Ｔ２内に点火に成功した場合
と失敗した場合とで異なる。（点火に成功した場合）１
レー ＫＩよ ＋３Ｋが した時点から点火が試みら
れ、点火トライアル時間Ｔ２内に火炎が確立すると、こ
の火炎を炎検出器Ｆが検出することによって、炎検出回
路ＦＣはトランジスタＱ４のベースを抵抗ＲＩＩを介し
てコモン電位に接地するので、点火トライアル時間Ｔ２
が過ぎてトランジスタＱ３がオフになった後にも、トラ
ンジスタＱ４は導適状態に保持されることになる。した
がって、サィリスタＱ５は導通したままであり、リレー
２Ｋは動作状態に保持され続ける。さらに、トランジス
タＱ３がオフになると同時にトランジスタＱ６がオフに
、したがってリレー３Ｋが非動作になり、常開接点３Ｋ
２がオフになることによって点火器６の動作が停止し、
この時点から第３図に示すパイロット安定化時間Ｔ３が
始まる。また、トランジスタＱ６がオフになると同時に
、ダイオードＤ２のアノード電位が低下し、コンデンサ
Ｃ２の放電が始まる。
ＩＫの動作はトランジスタＱ７によって保持される。こ
こまでの動作は自動的に進行するが、以後の動作は、上
記した点火トライアル時間Ｔ２内に点火に成功した場合
と失敗した場合とで異なる。（点火に成功した場合）１
レー ＫＩよ ＋３Ｋが した時点から点火が試みら
れ、点火トライアル時間Ｔ２内に火炎が確立すると、こ
の火炎を炎検出器Ｆが検出することによって、炎検出回
路ＦＣはトランジスタＱ４のベースを抵抗ＲＩＩを介し
てコモン電位に接地するので、点火トライアル時間Ｔ２
が過ぎてトランジスタＱ３がオフになった後にも、トラ
ンジスタＱ４は導適状態に保持されることになる。した
がって、サィリスタＱ５は導通したままであり、リレー
２Ｋは動作状態に保持され続ける。さらに、トランジス
タＱ３がオフになると同時にトランジスタＱ６がオフに
、したがってリレー３Ｋが非動作になり、常開接点３Ｋ
２がオフになることによって点火器６の動作が停止し、
この時点から第３図に示すパイロット安定化時間Ｔ３が
始まる。また、トランジスタＱ６がオフになると同時に
、ダイオードＤ２のアノード電位が低下し、コンデンサ
Ｃ２の放電が始まる。
そして、コンデンサＣ２の放電が終了すると、トランジ
スタＱ７がオフになり、したがってリレーＩＫが非動作
になる。この、トランジスタＱ６がオフしてから、リレ
ーＩＫが非動作になるまでの時間が、上託したパイロッ
トバーナ安定化時間Ｔ３である。これによって常開接点
ＩＫ２，ＩＫ３はオフになるが、常閉接点ＩＫ４がオン
になることによってメインバーナ用バルブ５が動作し、
メインバーナに燃料が供給され、この時点から定常燃焼
状態に入る。点火に成功した場合の各部の動作シーケン
スを第３図に示す。上記したりレーＩＫは、第３図に示
すプレパージ時間ＴＩ＋点火トライアル時間Ｔ２十パイ
ロットバーナ安定化時間Ｔ３の間励磁されるリレーであ
る。また、リレー２Ｋはプレパージ以後励磁され、リレ
ー３Ｋは点火トライアル時間Ｔ２の間励磁されるリレー
である。（点火に失敗した場合） 点火トライアル時間Ｔ２内に点火に成功しなかった場合
には、炎検出回路ＦＣはトランジスタＱ４のベースをコ
モン電位に接地しないので、点火トライアル時間Ｔ２の
終了時点で、トランジスタＱ３がオフすることでトラン
ジスタＱ４がオフになり、したがってベースバイアスに
戻されてトランジスタＱＩがオンになる。
スタＱ７がオフになり、したがってリレーＩＫが非動作
になる。この、トランジスタＱ６がオフしてから、リレ
ーＩＫが非動作になるまでの時間が、上託したパイロッ
トバーナ安定化時間Ｔ３である。これによって常開接点
ＩＫ２，ＩＫ３はオフになるが、常閉接点ＩＫ４がオン
になることによってメインバーナ用バルブ５が動作し、
メインバーナに燃料が供給され、この時点から定常燃焼
状態に入る。点火に成功した場合の各部の動作シーケン
スを第３図に示す。上記したりレーＩＫは、第３図に示
すプレパージ時間ＴＩ＋点火トライアル時間Ｔ２十パイ
ロットバーナ安定化時間Ｔ３の間励磁されるリレーであ
る。また、リレー２Ｋはプレパージ以後励磁され、リレ
ー３Ｋは点火トライアル時間Ｔ２の間励磁されるリレー
である。（点火に失敗した場合） 点火トライアル時間Ｔ２内に点火に成功しなかった場合
には、炎検出回路ＦＣはトランジスタＱ４のベースをコ
モン電位に接地しないので、点火トライアル時間Ｔ２の
終了時点で、トランジスタＱ３がオフすることでトラン
ジスタＱ４がオフになり、したがってベースバイアスに
戻されてトランジスタＱＩがオンになる。
すなわち、この時点で安全スイッチヒータＳＳＨが直列
に接続されているトランジスタＱＩおよびサイリスタＱ
５の両方が導適状態となり、この系路を通って流れる電
流によって安全スィッチヒ−タＳＳＨが発熱し、一定時
間後に安全遮断スイッチＳＳＷがオフになる。この結果
、安全遮断スイッチＳＳＷ以降の回路の電源が遮断され
て全てのＩＪレーＩＫ〜３Ｋが非動作となり、負荷駆動
制御回路１０の各接点はサーモスタットＴＨがオンにな
る前の状態に復帰する。次に、各リレーＩＫ，２Ｋ，３
Ｋの接点が溶着した場合の動作について検討する。
に接続されているトランジスタＱＩおよびサイリスタＱ
５の両方が導適状態となり、この系路を通って流れる電
流によって安全スィッチヒ−タＳＳＨが発熱し、一定時
間後に安全遮断スイッチＳＳＷがオフになる。この結果
、安全遮断スイッチＳＳＷ以降の回路の電源が遮断され
て全てのＩＪレーＩＫ〜３Ｋが非動作となり、負荷駆動
制御回路１０の各接点はサーモスタットＴＨがオンにな
る前の状態に復帰する。次に、各リレーＩＫ，２Ｋ，３
Ｋの接点が溶着した場合の動作について検討する。
ここで、リレー接点の溶着とは、リレーのたとえば常開
接点の一つが閉熔着することによって、常開接点は閉の
ままに、また常閉接点は関のままになる現象を指す。な
お、上記のりレーの接点２Ｋ２と２Ｋ４，ＩＫ３とＩＫ
４および３ＫＩと３Ｋ２の各々のベア一の接点は単極双
役の接点で構成されている。すなわち、たとえば２Ｋ２
がオンのときは、２Ｋ４は必ずオフとなり、２Ｋ２がオ
フのときは２Ｋ４は必ずオンとなるものである。■ＩＫ
２の溶着：ファン用モータが動作したままになるため、
風圧スイッチＡＦは起動時に開接点側にあり、リ レーＩＫを動作させることがで きず、起動しない。
接点の一つが閉熔着することによって、常開接点は閉の
ままに、また常閉接点は関のままになる現象を指す。な
お、上記のりレーの接点２Ｋ２と２Ｋ４，ＩＫ３とＩＫ
４および３ＫＩと３Ｋ２の各々のベア一の接点は単極双
役の接点で構成されている。すなわち、たとえば２Ｋ２
がオンのときは、２Ｋ４は必ずオフとなり、２Ｋ２がオ
フのときは２Ｋ４は必ずオンとなるものである。■ＩＫ
２の溶着：ファン用モータが動作したままになるため、
風圧スイッチＡＦは起動時に開接点側にあり、リ レーＩＫを動作させることがで きず、起動しない。
２Ｋ２の溶着の場合も同じ。
■ＡＦの開接点溶着：ＩＫ２の熔着と同じ状態となり、
起動しない。
起動しない。
■２Ｋ４の溶着：２Ｋ２がオフのままになるので、リレ
ーＫＩが動作してもファンが起動しない。
ーＫＩが動作してもファンが起動しない。
■２Ｋ２の溶着：２Ｋ４がオフのため、点火動作に入れ
ない。
ない。
■ＩＫ３の溶着：ＩＫ４がオフのため、メインバーナの
着火は行われない。
着火は行われない。
■ＩＫ４の溶着：ＩＫ３がオフのため、リレ−３Ｋが動
作しても、パイロットバーナ用バルブ４および点火器６ は動作しない。
作しても、パイロットバーナ用バルブ４および点火器６ は動作しない。
■３ＫＩの溶着：３Ｋ２がオフのままとなり、点火器６
が動作しない。
が動作しない。
■３Ｋ３の溶着：３ＫＩがオフのままとなり、リレーＫ
Ｉが非動作になっても、メインバーナ用バルブ５は開か れない。
Ｉが非動作になっても、メインバーナ用バルブ５は開か れない。
また第４図は、リレー３Ｋの代物こ、炎検出回路ＦＣの
出力を受けて動作するりレーＦＫを設け、その接点ＦＫ
Ｉによって点火器６とメインバーナ用バルブ５とを切替
えるように構成した場合を示している。
出力を受けて動作するりレーＦＫを設け、その接点ＦＫ
Ｉによって点火器６とメインバーナ用バルブ５とを切替
えるように構成した場合を示している。
そして接点ＦＫＩは炎を検出したときに点火器６側から
メインバーナ用バルブ５側へ切替えられる。この場合に
も、各リレーの接点の溶着が起っても危険な状態になる
ことはない。なお、第４図中における２Ｋ２と２Ｋ４は
単極双技の接点で構成されている。〔発明の効果〕 この発明は以上説明したとおり、どのリレーの接点が熔
着しても、シーケンスが常に安全側に移行するように構
成したので、燃焼制御装置の安全性を確保することがで
きる効果がある。
メインバーナ用バルブ５側へ切替えられる。この場合に
も、各リレーの接点の溶着が起っても危険な状態になる
ことはない。なお、第４図中における２Ｋ２と２Ｋ４は
単極双技の接点で構成されている。〔発明の効果〕 この発明は以上説明したとおり、どのリレーの接点が熔
着しても、シーケンスが常に安全側に移行するように構
成したので、燃焼制御装置の安全性を確保することがで
きる効果がある。
第１図は従来の燃焼制御装置の回路図、第２図はこの発
明の一実施例による燃焼制御装置の回路図、第３図は第
２図の装置において正常な動作が行なわれたときのシー
ケンス図、第４図はこの発明の他の実施例による燃焼制
御装置の要部の回路図である。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・変圧器、３・
・・・・・ファン用モータ、４・・・・・・パイロット
バーナ用バルブ、５・・・・・・メインバーナ用バルブ
、６・・・・・・点火器、７・・・・・・ダイオ−ドブ
リツジ、８・・・・・・タイマ回路、１０・・・・・・
負荷駆動制御回路、ＴＨ・・・・・・サーモスタット、
ＩＫ〜３Ｋ・・・・・・リレー、ＡＦ・・・・・・風圧
スイッチ、Ｆ・・・…炎検出器、ＦＣ・・・・・・炎検
出回路、ＳＳＨ・・・・・・安全スイッチヒータ、ＳＳ
Ｗ・・・・・・安全遮断スイッチ。 第３図 第４図 図 舵 図 Ｎ 船
明の一実施例による燃焼制御装置の回路図、第３図は第
２図の装置において正常な動作が行なわれたときのシー
ケンス図、第４図はこの発明の他の実施例による燃焼制
御装置の要部の回路図である。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・変圧器、３・
・・・・・ファン用モータ、４・・・・・・パイロット
バーナ用バルブ、５・・・・・・メインバーナ用バルブ
、６・・・・・・点火器、７・・・・・・ダイオ−ドブ
リツジ、８・・・・・・タイマ回路、１０・・・・・・
負荷駆動制御回路、ＴＨ・・・・・・サーモスタット、
ＩＫ〜３Ｋ・・・・・・リレー、ＡＦ・・・・・・風圧
スイッチ、Ｆ・・・…炎検出器、ＦＣ・・・・・・炎検
出回路、ＳＳＨ・・・・・・安全スイッチヒータ、ＳＳ
Ｗ・・・・・・安全遮断スイッチ。 第３図 第４図 図 舵 図 Ｎ 船
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 燃焼室へ空気を送風するフアン用モータと、火炎着
火のための燃料供給を行なうパイロツトバーナ用バルブ
と、上記火炎が確立したときに開かれ定常燃焼のための
燃料供給を行うメインバーナ用バルブと、上記着火のた
めの点火器と、上記火炎を検出する炎検出回路と、それ
ぞれ単極双投の接点を有し上記燃焼室への送風が行われ
ていない状態で起動信号が与えられたとき動作しプレパ
ージ時間、点火トライアル時間、パイロツト安定化時間
のすべての間にわたり励磁される第１のリレーと、所定
の上記のプレパージ時間が経過したときに励磁される第
２のリレーと、炎が検出される上記トライアル時間の間
に励磁される第３のリレーと、上記第１、第２および第
３のリレーの上記接点の動作で上記フアン用モータ、パ
イロツトバーナ用バルブ、メインバーナ用バルブおよび
点火器を制御する負荷駆動制御回路とを備え、上記負荷
駆動制御回路は、上記第１のリレーの第１の常開接点と
上記第２のリレーの第１の常閉接点との直列回路に上記
第２のリレーの第２の常開接点が並列に介在された回路
を介して上記フアン用モータを電源に接続し、また上記
回路と上記第２のリレーの第３の常開接点を直列に接続
するとともに上記第１のリレーの第２の常開接点と上記
第３のリレーの第１の常閉接点との並列接続が直列に接
続された回路を介して上記パイロツトバーナ用バルブを
電源に接続し、上記第１のリレーの上記第２の常開接点
に上記第１のリレーの第３の常閉接点が直列に接続され
た回路を介して上記メインバーナ用バルブを電源に接続
し、上記第３のリレーの上記第１の常閉接点に上記第３
のリレーの第２の常開接点が直列に接続された回路を介
して上記点火器を電源に接続するように構成されている
ことを特徴とする燃焼制御装置。 ２ 燃焼室へ空気を送風するフアンモータと、火炎着火
のための燃料供給を行なうパイロツトバーナ用バルブと
、上記火炎が確立したときに開かれ定常燃焼のための燃
料供給を行なうメインバーナ用バルブと、上記着火のた
めの点火器と、上記火炎を検出する炎検出回路と、それ
ぞれ単極双投の接点を有し上記燃焼室への送風が行われ
ていない状態で起動信号が与えられたとき動作しプレパ
ージ時間、点火トライアル時間、パイロツト安定化時間
のすべての間にわたり励磁される第１のリレーと、所定
の上記プレパージ時間が経過したときに励磁される第２
のリレーと、通常はその接点が上記点火器側に接続され
上記炎検出回路の出力で励磁されて該接点が上記メイン
バーナ用バルブ側に切替えられるリレーと、上記第１、
第２のリレーおよび炎検出回路の出力で励磁されるリレ
ーの上記接点の動作で上記フアン用モータ、パイロツト
バーナ用バルブ、メインバーナ用バルブおよび点火器を
制御する負荷駆動制御回路とを備え、上記負荷駆動制御
回路は、上記第１のリレーの第１の常開接点と上記の第
２のリレーの第１の常閉接点との直列回路に上記第２の
リレーの第２の常開接点が並列に接続された回路を介し
て上記フアン用モータを電源に接続し、また上記回路と
上記第２のリレーの第３の常開接点とを介して上記パイ
ロツトバーナ用バルブを電源に接続し、さらに上記第２
のリレーの上記第３合常開接点に接続された上記炎検出
回路の出力で励磁されるリレーにより上記メインバーナ
用バルブを電源に接続するように構成されていることを
特徴とする燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10407080A JPS6030413B2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10407080A JPS6030413B2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 燃焼制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728920A JPS5728920A (en) | 1982-02-16 |
| JPS6030413B2 true JPS6030413B2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=14370894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10407080A Expired JPS6030413B2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030413B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63180813U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-22 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3674370D1 (de) * | 1985-11-28 | 1990-10-25 | Ebara Corp | Elektrisch angetriebenes geraet. |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10407080A patent/JPS6030413B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63180813U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5728920A (en) | 1982-02-16 |
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