JPS6030201B2 - スライドフアスナ−用スライダ− - Google Patents
スライドフアスナ−用スライダ−Info
- Publication number
- JPS6030201B2 JPS6030201B2 JP55172157A JP17215780A JPS6030201B2 JP S6030201 B2 JPS6030201 B2 JP S6030201B2 JP 55172157 A JP55172157 A JP 55172157A JP 17215780 A JP17215780 A JP 17215780A JP S6030201 B2 JPS6030201 B2 JP S6030201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- handle
- pull
- slide fastener
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Slide Fasteners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、引手の上方向、横方向の何れの牽引力にも耐
え得る、プラスチック製スライドファスナー用スライダ
ーの改良に係るものである。
え得る、プラスチック製スライドファスナー用スライダ
ーの改良に係るものである。
従来、プラスチックファスナーは軽量でカラフルであり
、耐久力も金属性のものと比較して劣らず、洗濯によっ
てさびる欠点がなく、袋、服飾、スポーツ用品などに非
常に多く使用されている。しかしファスナーの開閉を行
なうスライダーについては、以下に述べる技術上の理由
によって、金属ダイカスト製品が大半を占めている。し
かし市場の要求は、ファスナーのプラスチック化にとも
なって、スライダーもプラスチック化の志向が非常に強
い。
、耐久力も金属性のものと比較して劣らず、洗濯によっ
てさびる欠点がなく、袋、服飾、スポーツ用品などに非
常に多く使用されている。しかしファスナーの開閉を行
なうスライダーについては、以下に述べる技術上の理由
によって、金属ダイカスト製品が大半を占めている。し
かし市場の要求は、ファスナーのプラスチック化にとも
なって、スライダーもプラスチック化の志向が非常に強
い。
プラスチック製のスライダーの技術上の問題点は、スラ
イダー本体の引手保持環の取付にあり、強固なものが安
価に製作できなかった点にあった。
イダー本体の引手保持環の取付にあり、強固なものが安
価に製作できなかった点にあった。
現在市販のプラスチック製スライダーは、殆んど第１図
に示す如く、スライダー本体Ａの楢動部Ｂの上面に、側
面略逆Ｕ字形とした引手保持環Ｃを突出させ、この保持
環Ｃの前方下面Ｄは前記摺動部Ｂと一体に蓮設させてい
るが、後方下面Ｅは摺動部Ｂと上画とは間隙Ｆにより分
離されている。この間隙Ｆより引手Ｇの鼓孔日の係村部
Ｊを鉄孔日内に挿入して、引手Ｇを保持環Ｃに対し回動
自在に保持させた後、高周波接着又は接着剤により、保
持環Ｃの後方下面Ｅと摺動部Ｂの上面を接着して間隙Ｆ
を閉じて引手Ｇを取付けている。しかしこのスライダー
は、ほとんどがポリアセタール、ナイロン等のプラスチ
ックが使用されており、これらのプラスチックの殆んど
が、結晶性樹脂に属するものである。従って接着に対す
る信頼性が極めて悪く、接着によるコスト高と品質の不
安定に悩まされているのが現状である。本発明は、前記
の接着によるこれら諸欠点を解決して、物理的に強固に
スライダー本体の引手保持環に引手を取付けることを目
的とするものである。
に示す如く、スライダー本体Ａの楢動部Ｂの上面に、側
面略逆Ｕ字形とした引手保持環Ｃを突出させ、この保持
環Ｃの前方下面Ｄは前記摺動部Ｂと一体に蓮設させてい
るが、後方下面Ｅは摺動部Ｂと上画とは間隙Ｆにより分
離されている。この間隙Ｆより引手Ｇの鼓孔日の係村部
Ｊを鉄孔日内に挿入して、引手Ｇを保持環Ｃに対し回動
自在に保持させた後、高周波接着又は接着剤により、保
持環Ｃの後方下面Ｅと摺動部Ｂの上面を接着して間隙Ｆ
を閉じて引手Ｇを取付けている。しかしこのスライダー
は、ほとんどがポリアセタール、ナイロン等のプラスチ
ックが使用されており、これらのプラスチックの殆んど
が、結晶性樹脂に属するものである。従って接着に対す
る信頼性が極めて悪く、接着によるコスト高と品質の不
安定に悩まされているのが現状である。本発明は、前記
の接着によるこれら諸欠点を解決して、物理的に強固に
スライダー本体の引手保持環に引手を取付けることを目
的とするものである。
・本発明の実施例について説明すれば、スライダー本体
１の摺動部２の上面中央に横方向にＶ字形で先端部を鈎
部３，３に形成した雄部４を突設し、該雄部４の両端よ
り前後方向に、摺動部２の上面より低い鉄合溝部５，５
を一体的にプラスチックで形成し、前記雄部４に妖合す
る引手保持雌枠６は、横方向に略Ｕ字形で先端部下面を
水平面７，７に形成した保持孔１２を有する係部８，８
を形成し、引手保持雌枠６に回動自在に通挿保持される
引手９は、前方部に通孔１０、後方に引手挿入孔１１を
形成した構成で、各部品はすべてプラスチックの成型品
である。
１の摺動部２の上面中央に横方向にＶ字形で先端部を鈎
部３，３に形成した雄部４を突設し、該雄部４の両端よ
り前後方向に、摺動部２の上面より低い鉄合溝部５，５
を一体的にプラスチックで形成し、前記雄部４に妖合す
る引手保持雌枠６は、横方向に略Ｕ字形で先端部下面を
水平面７，７に形成した保持孔１２を有する係部８，８
を形成し、引手保持雌枠６に回動自在に通挿保持される
引手９は、前方部に通孔１０、後方に引手挿入孔１１を
形成した構成で、各部品はすべてプラスチックの成型品
である。
次に本発明のスライダーの組立方法について説明すれば
、スライダー本体１の何れか一方の鈎部３を引手９の引
手挿入孔１１に通挿した後、引手保持雌枠６の係部８，
８をスライダー本体の鈎部３，３に綾当して上方より押
圧すれば、各鈎部３，３と孫部８，８が互に弾性変形し
て保持雌枠６の先端部は本体１の鉄合溝５，５に鞍合し
、スライダー本体１と引手保持雌枠６は強固に取付けら
れる。
、スライダー本体１の何れか一方の鈎部３を引手９の引
手挿入孔１１に通挿した後、引手保持雌枠６の係部８，
８をスライダー本体の鈎部３，３に綾当して上方より押
圧すれば、各鈎部３，３と孫部８，８が互に弾性変形し
て保持雌枠６の先端部は本体１の鉄合溝５，５に鞍合し
、スライダー本体１と引手保持雌枠６は強固に取付けら
れる。
而して鞄等に内容物を詰込んで口を閉じるとき、使用者
は必ずスライダーの引手９を上方に引き上げ乍らスライ
ダーを閉じ方向に引く様になる。
は必ずスライダーの引手９を上方に引き上げ乍らスライ
ダーを閉じ方向に引く様になる。
本発明のスライダーは雄部４の鈎部３，３がＶ字状とな
っているため、引手９の横方向、斜め方向からの牽引力
は、雄部４のＶ字状の内面に沿て引手保持雌枠６の上方
に引き寄せられて牽引力が係るので、係部が鈎部３を引
き上げれば引き上げる程、係部８が鈎部３を強く抱くこ
とになり、その係合は強固に係着されることになる。
っているため、引手９の横方向、斜め方向からの牽引力
は、雄部４のＶ字状の内面に沿て引手保持雌枠６の上方
に引き寄せられて牽引力が係るので、係部が鈎部３を引
き上げれば引き上げる程、係部８が鈎部３を強く抱くこ
とになり、その係合は強固に係着されることになる。
又、雄部４の両端より前後方向に摺動部２の上面より低
い鉄合溝５，５を形成し、引手保持雌枠６の先端部下面
の水平面７，７がスライダー本体１の鉄合溝部５，５に
内に鉄るので、引手保持雌枠６の横振れがなく、引手保
持雌枠６の係部８，８とスライダー本体１の鈎部３，３
との鉄合固定が確実となり、引手９の横方向、斜め方向
への牽引力に対しても引手保持雌枠６とスライダー本体
１とが外れることは全くないものである。
い鉄合溝５，５を形成し、引手保持雌枠６の先端部下面
の水平面７，７がスライダー本体１の鉄合溝部５，５に
内に鉄るので、引手保持雌枠６の横振れがなく、引手保
持雌枠６の係部８，８とスライダー本体１の鈎部３，３
との鉄合固定が確実となり、引手９の横方向、斜め方向
への牽引力に対しても引手保持雌枠６とスライダー本体
１とが外れることは全くないものである。
更に又、本願発明は雄部４の両端より前後方向に摺動部
２の上面より低い鉄合溝５，６を形成したので、引手保
持雌枠６の係部８とスライダー本体１の鈎部３を外すに
は鉄合溝５に鋭い刃物を鉄合溝５より差し込みこじるこ
とにより、係部８と鈎部３の係着を容易に解放すること
ができ、引手９を容易に取換えることができるものであ
る。
２の上面より低い鉄合溝５，６を形成したので、引手保
持雌枠６の係部８とスライダー本体１の鈎部３を外すに
は鉄合溝５に鋭い刃物を鉄合溝５より差し込みこじるこ
とにより、係部８と鈎部３の係着を容易に解放すること
ができ、引手９を容易に取換えることができるものであ
る。
従って本願の発明は、スライダー本体１、引手保持雌枠
６、引手９の何れの部品が破損しても、その部品を取換
えて再度組立て使用できる優れた効果を有する。以上の
如く、本発明のスライダーは、引手９の引手保持雌枠６
の上方向、横方向の牽引力に対して、噛合する係部３と
鈎部８が全然外れることがない。
６、引手９の何れの部品が破損しても、その部品を取換
えて再度組立て使用できる優れた効果を有する。以上の
如く、本発明のスライダーは、引手９の引手保持雌枠６
の上方向、横方向の牽引力に対して、噛合する係部３と
鈎部８が全然外れることがない。
従って本発明のスライダーにより、従来のプラスチック
製のスライダーの引手保持環に引手を取付けるために生
ずる技術上の欠点である、接着による不安とコスト高の
すべての問題点を解決できるものである。更らに本発明
のスライダーは、その構造が極く簡単であり、その組立
も到って容易で然かも格別な加工工程を要しないので、
優れたスライダーを経済的に供給できる特徴を有してい
る。
製のスライダーの引手保持環に引手を取付けるために生
ずる技術上の欠点である、接着による不安とコスト高の
すべての問題点を解決できるものである。更らに本発明
のスライダーは、その構造が極く簡単であり、その組立
も到って容易で然かも格別な加工工程を要しないので、
優れたスライダーを経済的に供給できる特徴を有してい
る。
第１図は従来例のプラスチック製スライドファスナーの
スライダーの正面図、第２図は本発明のスライダーの分
解正面図、第３図は組立した状態の本発明のスライダー
の正面図、第４図は第３図の平面図、第５図は第４図の
Ａ−Ａ線に於ける断面図である。 １・・・スライダー本体、２・・・摺動部、３・・・鈎
部、４・・・雄部、５・・・競合溝、６・・・引手保持
雌枠、７・・・水平面、８・・・係部、９・・・引手、
１１・・・引手挿入孔。 篤ブ図 第２図 第３図 第４図 ※タ図
スライダーの正面図、第２図は本発明のスライダーの分
解正面図、第３図は組立した状態の本発明のスライダー
の正面図、第４図は第３図の平面図、第５図は第４図の
Ａ−Ａ線に於ける断面図である。 １・・・スライダー本体、２・・・摺動部、３・・・鈎
部、４・・・雄部、５・・・競合溝、６・・・引手保持
雌枠、７・・・水平面、８・・・係部、９・・・引手、
１１・・・引手挿入孔。 篤ブ図 第２図 第３図 第４図 ※タ図
Claims (1)
- １ スライダー本体と引手保持雌枠を弾性変形により係
着固定してなるスライドフアスナー用スライダーに於て
、摺動部２の上面中央に、横方向にＶ字形で先端部を鈎
部３，３に形成した雄部４を突設し、該雄部４の両端よ
り前後方向に摺動部２の上面より低い嵌合溝５，５を形
成したスライダー本体１と、横方向に略逆Ｕ字形で、先
端部下面を水平面７，７に形成した係部８，８を有する
引手保持雌枠６と、後方に引手挿入孔１１を設けた引手
９との三部品より成り、前記スライダー本体１、引手保
持雌枠６、引手９は何れも硬質靭性のプラスチツクで一
体的に形成せられたことを特徴とするスライドフアスナ
ー用スライダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55172157A JPS6030201B2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55172157A JPS6030201B2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796602A JPS5796602A (en) | 1982-06-16 |
| JPS6030201B2 true JPS6030201B2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=15936617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55172157A Expired JPS6030201B2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030201B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5443859B2 (ja) * | 2009-07-04 | 2014-03-19 | レック株式会社 | スライドファスナー用スライダーの引き手 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5182136A (ja) * | 1975-01-15 | 1976-07-19 | Yoshida Kogyo Kk | |
| JPS5238323U (ja) * | 1975-09-10 | 1977-03-18 |
-
1980
- 1980-12-06 JP JP55172157A patent/JPS6030201B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5182136A (ja) * | 1975-01-15 | 1976-07-19 | Yoshida Kogyo Kk | |
| JPS5238323U (ja) * | 1975-09-10 | 1977-03-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5796602A (en) | 1982-06-16 |
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