JPS602961Y2 - スチ−ルフランジリム - Google Patents
スチ−ルフランジリムInfo
- Publication number
- JPS602961Y2 JPS602961Y2 JP4513980U JP4513980U JPS602961Y2 JP S602961 Y2 JPS602961 Y2 JP S602961Y2 JP 4513980 U JP4513980 U JP 4513980U JP 4513980 U JP4513980 U JP 4513980U JP S602961 Y2 JPS602961 Y2 JP S602961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- rim
- steel
- flange rim
- steel flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輪、特に2輪車の板スポーク車輪に用いら
れるスチールフランジリムに関スる。
れるスチールフランジリムに関スる。
従来、スチールフランジリム1′は、第3図に示すよう
に、そのフランジ部2の拡開を防ぐために、フランジ部
2側面に所定間隔でスポット溶接3が施されていた。
に、そのフランジ部2の拡開を防ぐために、フランジ部
2側面に所定間隔でスポット溶接3が施されていた。
従ってフランジ部2側面にスポット溶接による圧痕5を
生じ、メッキのような薄い表面仕上げでは仕上げ後も圧
痕5を生じ、メッキのような薄い表面仕上げでは仕上げ
後も圧痕5が残って大変見苦しく、更に、メッキ処理を
施そうとする場合、前処理液にリムを浸たした際にフラ
ンジ部2の合せ部Aから前処理液が浸透し、該フランジ
合せ部Aに浸透付着した液を取り除くことが困難なため
、前処理液が付着した状態でメッキ浴槽に浸たすことに
なり、合せ部Aにメツキネ良を生じていた。
生じ、メッキのような薄い表面仕上げでは仕上げ後も圧
痕5を生じ、メッキのような薄い表面仕上げでは仕上げ
後も圧痕5が残って大変見苦しく、更に、メッキ処理を
施そうとする場合、前処理液にリムを浸たした際にフラ
ンジ部2の合せ部Aから前処理液が浸透し、該フランジ
合せ部Aに浸透付着した液を取り除くことが困難なため
、前処理液が付着した状態でメッキ浴槽に浸たすことに
なり、合せ部Aにメツキネ良を生じていた。
このため、従来のスチールフランジリムは、一般に塗装
により仕上げられていた。
により仕上げられていた。
そこで、本考案は、フランジ合せ部に、該合せ部を密封
すると共にフランジ部を構成するU字状の帯鋼板が密着
・保持されるように、その全周に渡りMAGブレージン
グを施し、もってメッキ仕上げを可能とすると共に振れ
を防止したスチールフランジリムを提供することを目的
とするものである。
すると共にフランジ部を構成するU字状の帯鋼板が密着
・保持されるように、その全周に渡りMAGブレージン
グを施し、もってメッキ仕上げを可能とすると共に振れ
を防止したスチールフランジリムを提供することを目的
とするものである。
以下、第1図及び第2図に沿って、本考案による実施例
を説明する。
を説明する。
スチールフランジリム1は一枚の帯flJ板1 aによ
り一体状に形成されており、その両側に外径方向に突出
し、かつ中空状からなる耳部7,7が帯鋼板の両側部分
をカールすることにより形成されている。
り一体状に形成されており、その両側に外径方向に突出
し、かつ中空状からなる耳部7,7が帯鋼板の両側部分
をカールすることにより形成されている。
また、その中央部は凹状に形成され、タイヤ装着時のタ
イヤ9の落込み面、即ちドロップ部10を構成しており
、該ドロップ部10と耳部7との間はタイヤ9の装着面
、即ちビード部11を構成している。
イヤ9の落込み面、即ちドロップ部10を構成しており
、該ドロップ部10と耳部7との間はタイヤ9の装着面
、即ちビード部11を構成している。
更にドロップ部10の中央部にはフランジ部2が内径側
に垂下するように構成されてわり、該フランジ部2は帯
鋼板1aをU字状に折曲げて形成され、従ってその上部
、即ちドロップ部10に開口する合せ部Aを有している
。
に垂下するように構成されてわり、該フランジ部2は帯
鋼板1aをU字状に折曲げて形成され、従ってその上部
、即ちドロップ部10に開口する合せ部Aを有している
。
該フランジ部2には数個の板スポーク12がピン等によ
り所定間隔で連結固定されており、板スポーり12はリ
ム1とハブ13とを固定し、板スポーク車輪15を構成
している。
り所定間隔で連結固定されており、板スポーり12はリ
ム1とハブ13とを固定し、板スポーク車輪15を構成
している。
また、フランジ部2の円周上の1箇所は切欠かれており
、バルブ16のための座17を形成している。
、バルブ16のための座17を形成している。
そして、フランジ部2の合せ部Aにはバルブ16部分を
除いて、その全周に渡りMAG (メタル・アクティブ
・ガス)ブレージング(活性のシールドガスを用いたろ
う付け)19が施されており、フランジ部2を構成する
U字状の帯鋼板が互に密着・保持されると共に、合せ部
Aを密封している。
除いて、その全周に渡りMAG (メタル・アクティブ
・ガス)ブレージング(活性のシールドガスを用いたろ
う付け)19が施されており、フランジ部2を構成する
U字状の帯鋼板が互に密着・保持されると共に、合せ部
Aを密封している。
本考案は以上のような構成よりなるので、7ラング部2
側面、即ち通常側面から見られるリム1において一番目
立つ部分に圧痕5等の傷を付けることがなく、またフラ
ンジ部の合せ部Aを全周に渡って溶接するので、耳部7
が中空状に構成されていることと相俟って、リム1全体
が強い構造となっており、リム1の衝撃強度及び疲労強
度を大きく向上することができ、更に合せ部Aが密封さ
れるので、該合せ部Aに前処理液が浸透付着することを
防止でき、リム1に良好なメッキ仕上げを施すことがで
きる。
側面、即ち通常側面から見られるリム1において一番目
立つ部分に圧痕5等の傷を付けることがなく、またフラ
ンジ部の合せ部Aを全周に渡って溶接するので、耳部7
が中空状に構成されていることと相俟って、リム1全体
が強い構造となっており、リム1の衝撃強度及び疲労強
度を大きく向上することができ、更に合せ部Aが密封さ
れるので、該合せ部Aに前処理液が浸透付着することを
防止でき、リム1に良好なメッキ仕上げを施すことがで
きる。
また、フランジ部2を構成するU字状の帯鋼板1aは全
周に渡って密着・保持されているので、板スポーク12
の取付箇所等にかかわりなく、リム1がその全周に渡っ
て均一な状態に保たれ、リムの縦振れ及び横振れを防止
してリム精度を向上することができる。
周に渡って密着・保持されているので、板スポーク12
の取付箇所等にかかわりなく、リム1がその全周に渡っ
て均一な状態に保たれ、リムの縦振れ及び横振れを防止
してリム精度を向上することができる。
更に、合せ部Aの溶接19にMAGブレージングを用い
ているので、薄い帯鋼板1aよりなるリム2に孔を穿け
る等の不良品を生じることがなく、かつ高能率でリムを
製造することができる。
ているので、薄い帯鋼板1aよりなるリム2に孔を穿け
る等の不良品を生じることがなく、かつ高能率でリムを
製造することができる。
第1図は本考案が適用されている車輪の一部を示す側面
図、第2図はそのリムの断面図、第3図は従来例を示す
リムの断面図である。 1・・・・・・スチールフランジリム、1a・・・・・
・帯鋼板、2・・・・・・フランジ部、7・・・・・・
耳部、10・・・・・・ドロップ部、19・・・・・・
MAGブレージング、A・・・・・・合せ部。
図、第2図はそのリムの断面図、第3図は従来例を示す
リムの断面図である。 1・・・・・・スチールフランジリム、1a・・・・・
・帯鋼板、2・・・・・・フランジ部、7・・・・・・
耳部、10・・・・・・ドロップ部、19・・・・・・
MAGブレージング、A・・・・・・合せ部。
Claims (1)
- 一枚の帯鋼板により一体状に形成され、該帯鋼板の両側
部分をカールして形成された、外径方向に突出しかつ中
空状からなる耳部を有し、またこれら耳部の中央部に凹
状に形成されたドロップ部を有し、更に帯鋼板の中央部
分をU字状に折曲して形成された、ドロップ部中央に内
径側に垂下するフランジ部を有するスチールフランジリ
ムにおいて、該フランジ部の合せ部に、該合せ部を密封
すると共にフランジ部を構成するU字状の帯鋼板が密着
・保持されるように、その全周に渡りMAGブレージン
グを施してなるスチールフランジリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4513980U JPS602961Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スチ−ルフランジリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4513980U JPS602961Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スチ−ルフランジリム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56146604U JPS56146604U (ja) | 1981-11-05 |
JPS602961Y2 true JPS602961Y2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=29640299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4513980U Expired JPS602961Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スチ−ルフランジリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602961Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4513980U patent/JPS602961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56146604U (ja) | 1981-11-05 |
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