JPS6029333Y2 - 油冷式モ−タ - Google Patents

油冷式モ−タ

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JPS6029333Y2
JPS6029333Y2 JP1976043343U JP4334376U JPS6029333Y2 JP S6029333 Y2 JPS6029333 Y2 JP S6029333Y2 JP 1976043343 U JP1976043343 U JP 1976043343U JP 4334376 U JP4334376 U JP 4334376U JP S6029333 Y2 JPS6029333 Y2 JP S6029333Y2
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JP
Japan
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oil
frame
motor
oil passage
cooling
Prior art date
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JP1976043343U
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JPS52134604U (ja
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進發 傳
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は油冷式モータに関するものである。
従来はとんどのモータはファンによる空気冷却方式を採
用しているが、出力が大きくなったり、大きな負荷のか
かるモータにおいては現在のファンによる空気冷却方式
では理想的な冷却効果を得るのが極めて困難である。
このため、モータの過熱によってコイルの絶縁あるいは
潤活油が劣化され、コイルが短絡、焼損されたり軸受が
焼付いたりするほか、カーボンブラツシの摺接する整流
子が焼損され、モータの寿命を著しく短縮してしまう欠
点があった。
そこで、この考案は冷却油をフレームおよび回転子軸内
に潤環させることによる冷却方式を付加し、これにより
モータ自体の冷却能力を増大し、併せてモータの寿命を
向上させるようにした油冷式モータを提供するにある。
以下、この考案の実施例を図面について説明する。
第1図および第2図はこの考案にかかる油冷式モータの
一例を示すもので、モータフレームは径方向に沿って上
下に分割できるよう構成され、そしてこの分割される上
半側フレーム1および下半側フレーム2は、その接合側
縁に相対向するよう設けたねじ孔15および25にボル
トを挿入螺合することによって一体にかつ液密に結合さ
れる。
また、上記上半側フレーム1の後端部壁17内には下半
側フレーム2との接合面側に開口する空所11を形成し
、さらに上半側フレーム1の周壁側の両接合端面にはそ
の全長に亘って溝12゜12を形成し、このi12.1
2の一端を上記空所11に連通させると共に、その他端
を上半側フレーム1の前端部壁18に形成した空所19
に連通させる。
また上記上半側フレーム1の後端部壁17には空所11
と通達して上方に延び、かつ外見開口する注油通路11
1を形成し、この注油通路111の上端開口にねじ栓1
6を螺合して注油通路を密栓するようになっている。
13.13’は後端部壁17に形威した通風口である。
上記下半側フレーム2の下部側周壁面には、モータ据付
は用の固定脚8,8′および端子ボックス7が設けられ
ており、さらに下半側フレーム2の後端部壁23には上
記上半側フレーム1の空所11と対応する空所21を形
威し、上半側フレーム1と下半側フレーム2が一体に接
合された時、空所11と21とによって貯油室30を形
成する(第2図参照)。
また、下半側フレーム2の周壁側の周接合端面には、上
記上半側フレーム1の溝12.12と対応して空所21
と連通する溝22゜22を全長に亘って刻設し、この溝
22,22の他端を下半側フレーム2の前端部壁24に
形威した空所26に連通させ、そして上半側フレーム1
と下半側フレーム2が一体に接合された時、空所26と
空所19とによって連絡室27を構成すると共に、溝1
2と溝22によって上記貯油室30と連絡室27間を連
通させる冷却用オイル通路を形成する。
また、上記構成のフレーム内に装着される回転子4は
その回転子軸41をフレーム前後端部壁18,24およ
び17.23の内側に設けた半割軸受ブラケット部14
.28および10.29に装置される軸受42および4
4に取付けることによって回転可能に支承され、さらに
回転子軸41に取付けた整流子46にはブラソフ5を摺
接させると共に、回転子軸41の軸受44側には冷却フ
ァン6を取付ける。
上記回転子軸41の軸心には、軸受44側の一端部を残
してその全長に亘り油通路411が形威されており、こ
の回転子軸41の油通路開口端は上記フレーム後端部壁
側の貯油室30に開口されていると共に、上記フレーム
前端部壁側の連絡室27と対向する回転子41の周壁に
はその油通路411と連通する通油孔412を穿設する
上記回転子軸41にはオイルシール43,45が取付け
てあり、これにより回転子軸端の隙間から油が漏れるの
を防止する。
また、連絡室27゜貯油室30および冷却オイル通路は
上下両半割フレーム1,2が結合された時形成されるも
のであるから、上記貯油室、連絡室および冷却オイル通
路よりの油漏れを防止するために互いの接合端面間にオ
イルシール材を挿入する。
さらにまた、上半側フレーム1の後端側上部局壁には開
口部14が形成されており、この開口部14よりカーボ
ンブラシ5の取替えを行なう。
3は固定子である。よって、モータの組立て完了後、注
油通路111から冷却オイルを貯油室30内に注入し、
オイルが112.22で形威される通路および固定子軸
の油通路411.連絡室27内を充満して、貯油室30
内の油が略満杯となる状態にする。
その後ねじ栓16を螺合して注油通路111を密封する
この状態でモータを起動すれば、回転子4の回転に伴い
遠心力で回転子軸41の通油孔412から油が連絡室2
7内に吐出し、この吐出油は連絡室27から溝12.2
2で形威される油通路を介して貯油室30内に流入する
と同時に、貯油室30内の油は回転子軸41の油通路4
11を通して吸込まれる。
このようにして冷却油は各油通路内を循還流動してモー
タの冷却を行なうのである。
また、回転子の回転に伴いファン6も回転してモータを
空気冷却する。
第3図はこの考案の他の実施例を示すものでモータフレ
ームの前端部壁外面に連絡室27と連通ずる貯油ボック
ス9を取付けると共に、回転子軸41の先端部を貯油ボ
ックス9内に突出させて、この突出先端部に歯車413
を固着し、この歯車413と噛合する歯車101を貯油
ボックス9内に回転可能に軸承した出力軸10に取付け
、モして貯油ボックス9内には歯車413.101およ
び出力軸10が浸漬される状態に冷却オイルを充填する
また、貯油ボックス9内に突出される回転子軸41の外
周壁には、その回転による遠心力で冷却オイルが吐出さ
れポンプ作用を行なわせる通油孔412が形威されてい
る。
よって、モータの起動により回転子4が回転されると、
その回転に伴い貯油室30と貯油ボックス9内の冷却オ
イルがフレームの油通路および回転子軸1の油通路41
1を通して循還流動し、モータをより一層効果的に冷却
する。
これと同時に歯車列の潤滑をも行なわせる。
以上のように本願考案は、モータフレームの一端部に冷
却オイル貯油室30を形威し、この貯油室30と連通さ
れ、かつ上記モータフレームの他端部側に延びる複数の
冷却オイル通路を上記モータフレームに形成すると共に
、上記モータフレーム内に装着した回転子軸41の軸心
部にその軸線に沿って冷却オイル通路411を形威し、
この冷却オイル通路411の一端を上記貯油室30に連
通せしめ、かつ上記回転子軸41の負荷側端部には、そ
の冷却オイル通路411の閉塞側端と連通し半径方向に
開口して上記フレームオイル通路の他端に連通ずる連絡
室27側に開放する複数個の通油孔412を設け、回転
子軸41の回転時に生じる遠心力によって上記通油孔4
12から冷却オイルを吐出させオイル循環用のポンプ作
用を生じさせるようにした油冷式モータであり、換言す
れば本願の油冷式モータは冷却オイルを循環させるポン
プをモ一本体に内蔵したものであり、しかもオイルの冷
却はモータが有するファンと、外付けにした貯油室の敗
勢作用により行う、いわゆる自冷方式を採用するもので
あるから、従来のファンによる空気冷却方式に比しモー
タ冷却能力を大幅に向上でき、モータの寿命も増大でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる油冷式モータの一例を示す分
解斜視図、第2図はこの考案における油冷式モータの組
立てた状態の縦断面図、第3図はこの考案の油冷式モー
タの他の実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・上半側フレーム、2・・・・・・下半側
フレーム、3・・・・・・固定子、4・・・・・・回転
子、5・・・・・・ブラソフ、6・・・・・・冷却ファ
ン、9・・・・・・貯油ボックス、10・・・・・・出
力軸、12・・・・・・溝、21・・・・・・溝、27
・・・・・・連絡室、30・・・・・・貯油室、41・
・・・・・・・・回転子軸、101,413・・・・・
・歯車、411・・・・・・油通路、412・・・・・
・通油孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)モータフレームの一端部に散熱機能を有する冷却
    オイル貯油室30を形成し、この貯油室30と連通され
    かつ上記モータフレームの他端部側に延びる複数の冷却
    オイル通路を上記モータフレームに形成すると共に、上
    記モータフレーム内に装着した回転子4の回転子軸41
    の軸心部にはその軸線に沿って冷却オイル通路411を
    形成し、この冷却オイル通路411の一端を上記貯油室
    30に連通せしめ、かつ上記回転子軸41の負荷側端部
    にはその冷却オイル通路411の閉塞側端と連通し半径
    方向に開口して上記フレームオイル通路の他端と連通ず
    る固定側連絡室27に開放する複数個の通油孔412を
    設け、回転子軸41の回転時に生じる遠心力によって上
    記通油孔412から冷却オイルを吐出させオイル循環用
    のポンプ作用を生じさせるようにしたことを特徴とする
    油冷式モータ。
  2. (2)フレームオイル通路が、半割にした上下半割フレ
    ームの互いの接合面に形成した溝により構成される実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の油冷式モータ。
JP1976043343U 1976-04-09 1976-04-09 油冷式モ−タ Expired JPS6029333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976043343U JPS6029333Y2 (ja) 1976-04-09 1976-04-09 油冷式モ−タ

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JP1976043343U JPS6029333Y2 (ja) 1976-04-09 1976-04-09 油冷式モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS52134604U JPS52134604U (ja) 1977-10-13
JPS6029333Y2 true JPS6029333Y2 (ja) 1985-09-04

Family

ID=28502411

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JP1976043343U Expired JPS6029333Y2 (ja) 1976-04-09 1976-04-09 油冷式モ−タ

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN108352755B (zh) * 2015-11-04 2020-12-15 三菱电机株式会社 电动机及其制造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4326188Y1 (ja) * 1964-04-13 1968-11-01

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JPS4326188Y1 (ja) * 1964-04-13 1968-11-01

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JPS52134604U (ja) 1977-10-13

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