JPS6028880A

JPS6028880A - 排水の油分離装置

Info

Publication number: JPS6028880A
Application number: JP13833483A
Authority: JP
Inventors: Takumi Shinba; 榛葉　巧
Original assignee: MIZU KEMIKARUZU KK
Current assignee: MIZU KEMIKARUZU KK
Priority date: 1983-07-28
Filing date: 1983-07-28
Publication date: 1985-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、各種の装置から排出された排水から油分を分
離する装置に関するものである。

Ｍｌ房等から排出されるＩＡ水には動稙物油が含まれて
おり、各種の機械装置から排出Ｘれる排水には鉱物油が
含まれている。従って、このような未処理の排水（以下
、原水という）をそのまま下水道等に放流すると、この
原水に含まれている油分が次第に分離して各種の公害を
引き起こしてしまう。

このような事態を回避するために、従来では発泡中和剤
、ＰＡＣ１苛性ソーダ、１！５素等を始めとする各種の
薬品を原水中に添加混合して油分を汚　。

泥として沈澱させて分離していた。

しかしながら、このように薬品を使用して油分紮分離す
る場合は、油分離装置のランニングコストが高くなると
いう不都合があり、かつ、従来では複数個の独立した濾
過槽あるいは沈澱槽を設置していたので装置が大型化す
るという欠点もあった。

本発明は、このような事態に鑑みてなされたものであり
、従来のように各種の薬品を使用することなく排水中に
含まれる油分を的確に分離できるコパクトな油分離装置
を提供することを目的どしている。

斯る目的を達成するために未発ＩＪＩＩでは、底部に処
理水の排出管を接続した加圧浮」一槽と、該加圧浮り槽
の略中心部に収容したサイクロンと、油分を含んだ原水
を前記サイクロンの人口に噴射供給する原水ポンプと、
前記加圧浮−に槽の代部から吸入して前記サイクロンの
入１〕１に再度噴射供給する加圧ポンプと、サイクロン
の人Ｌ１に噴射供給される原木及び加圧水にそれぞれ外
気を混合させるジェットノズルと、前記加圧浮−１―槽
及びサイクロンの上端をそれぞれ外部パケットに接続す
る油排出管で油分離装置を構成することにより、水と油
分との比重差を外気（空気）の混合によってさらに大き
くして油分の分離効率を高くするように構成している。

以下に本発明の実施例を説１月する。

図は本発明の一実施例を示すものであり、油分を含んだ
排水が貯溜される排水槽ｌには原水ポンプ２を設置し、
このポンプ２の吐出１１をサイクロン３の人１１に接続
している。サイクロン３は１円筒状をなす加圧浮上槽４
の略中央部に収容されており、この加圧浮−Ｌ槽４の底
部には処理水の排出管５を接続している。

又、前記浮上槽４の底壁には前記サイクロン３の下端出
口を囲繞する環状の障壁６を〜°Ｌ設することでサイク
ロン３の下端から流出した水がυ１出管５に直接流入す
ることを予防するようにしている。そして、前記障壁６
の外周の加圧？γト槽４の底部を加圧ポンプ７の吸入１
」に接続し、このポンプ７の吐出口を加圧タンク８に接
続している。

この加圧タンク８にはニアコンプレッサ９の吐出口を接
続すると共に、加圧タンク８に設けた吐出口を前記サイ
クロン３の入【−１に接続することにより、サイクロン
３から加圧浮！一槽４の底部に流出した水を加圧ポンプ
７で加圧し、加圧タンク８を経由して再びサイクロン３
の人１１に戻すように構成している・ここに本発明では、前記サイクロン３の入口をそれぞれ
ジェットノズル１Ｏ１１１で構成することにより、原水
ポンプ２から吐出されてサイクロン３に噴射供給される
原水及び加圧ポンプ７の送水作用でサイクロン３に再供
給される水に外気を自動的に混入させるようにしている
。

一方、前記サイクロン３の１一端部に設置したオイルス
キマー１２の損出ｒ１と加圧浮１槽４の上端に設おした
トラフ１３の排出１１とをそれぞれ油排出管１４を介し
て機外に設ｒした外部パケット１５に接続している。１
６は原水ポンプ２からサイクロン３に至る原水パイプ、
１７は該パイプ１６の途中に介装されたスタティックミ
キサー、１８はサイクロン３の上端部の油分の礒を検出
してオイルスキマー１２に制御信号を出力する油感知セ
ンサー、１９は加圧タンク８に設けた安全ブｒ、２０は
操作盤である。

Ｉ―記の構成において、原水ポンプ２で揚水された原水
は、サイクロン３の入口に空気とともに噴射供給され、
このナイフロン３の内部を旋回しながら下方に流れる。

このようなサイクロン３の内部での旋回に際して、ｈｒ
（水に混入された空気が油分と結合しているので水を油
分との比重差がより大きくなり、比重の大きな木がサイ
クロン３の内壁に沿って旋回しながら下方に流下し、比
重め小さな油分はサイク゛ロン３の中心部に集合して浮
１−する。

サイクロン３の下端から加圧浮り槽４に流出した木には
いくらかの油分が混入しているが、この加圧浮Ｆ槽にお
いてさらに比重の小さな油分が浮上する。そして、加圧
浮上槽４の底部の水が加圧ポンプ７及び加圧タンク８を
経て再び空気とともにサイクロン３の入口に噴射供給さ
れて比重選別作用を受けるので、加圧浮上４Ｆ４の底部
の水には油分が含まれていない。

つまり、原水を空気とともにサイクロン３の入口に噴射
供給して比重選別して得た一渦水を加圧ポンプ７によっ
て再び空気とともにサイクロン３の入口に噴射供給して
比重選別を行なわせるというように二段処理を行なって
いるので、原水に含まれていた油分が充分に分離されて
サイクロン３及び加圧浮上槽４の上部に浮」−する。

このようにしてサイクロン３及び加圧浮１＝４Ｆ４の上
部に浮上した油分はオイルスキマー１２及びトラフ１３
に回収され、油排出管１４を経て槻外に設置した外部パ
ンケト１５に排出され、加圧浮１１槽４の底部の処理水
は排出管５を経て図示しない下水道等に放流される。尚
、サイクロン３及び加圧浮ｉ二槽４の水面高さを確保す
るためには、実施例に示すように排出管５を加圧浮上槽
４の水面レベルまで〜ｒち＋がらせることが望ましいが
、バルブ等を設けて排出流罎を規制する場合は必ずしも
立ち１；がらせる必要はない。又、実施例ではサイクロ
ン３の下端出「１部を障壁６セ覆うことによってサイク
ロン３から加圧浮１；槽４に流入する原水を処理水と分
離させるようにしているが、排出管５とサイクロン３の
１・端出１１との相対位置によっては前記障壁６を省略
することもできる。

以ト説明したように本発明によれば、従来のように各種
の薬品等を使用することなく、原水に空気を混入させる
のみで排水中に含まれている油分を確実に分離できるの
で、油分離装置のランニングコストを大幅に低減できる
と共に、薬品等を使用することによる二次公害の危険性
をなくすることができる。又、加圧浮上槽の内部にサイ
クロンを収容しているので装置がコンパクトになり、こ
の種装置に見られていた設置スペースの問題点も解消さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略構成図、第２図は本発
明の一実施例の要部の断面図、第３図は第２図の平面図
である。２・・・原水ポンプ　３・・・サイクロン４・・・加圧
浮上槽　５・・・排出管７・・・加圧ポンプ　１０．１１・・・ジェットノズル
１２・・・オイルスキマー　１３・・・トラフ１４・・
・油排出管　１５・・・外部パケッＩ・特許出願人　株
式会Ｊ、ｌ水ケミカルズ代理人　弁理士　稲　木　次　
２第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

底部に処理水の排出管を接続した加圧浮上槽と、該加圧
浮−］二槽の略中心部に収容したサイクロンと、油分を
含んだ原水を前記サイクロンの人口に噴射供給する原木
ポンプと、前記加圧浮り槽の底部から吸入して前記サイ
クロンの入口に再度噴射供給する加圧ポンプと、サイク
ロンの人口に噴射供給される原水及び加圧水にそれぞれ
外気を混合させるジェットノズルと、前記加圧浮］二槽
及びサイクロンの１一端をそれぞれ外部パケットに接続
する油排出管とを備えてなる排水の油分離装置。