JPS6028823B2 - 5−(アルコキシカルボニル)メチレンヒダントイン類の製法 - Google Patents

5−(アルコキシカルボニル)メチレンヒダントイン類の製法

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JPS6028823B2
JPS6028823B2 JP55140404A JP14040480A JPS6028823B2 JP S6028823 B2 JPS6028823 B2 JP S6028823B2 JP 55140404 A JP55140404 A JP 55140404A JP 14040480 A JP14040480 A JP 14040480A JP S6028823 B2 JPS6028823 B2 JP S6028823B2
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喜代志 福井
登 掛谷
広志 地曳
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は新規化合物である5一(アルコキシカルボニ
ル)メチレンヒダントィン類の製法に関し、さらに詳し
くは、この発明は、式 (式中、RIおよびR2は炭素数1〜4のアルキル基を
示し、×は炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基、ア
セチル基またはペンゾィル基を示す。 )で表わされるQーアミノ酸ェステル類と、式(式中、
R3は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のァル
コキシル基またはハロゲン原子を示し、nは0,1,2
または3である。 )で表わされる芳香族ィソシアナートとを、周期律表の
IA族金属、IA族金属の水素化物およびIA族金属と
mA族金属の水素化物から選ばれる触媒の存在下に、反
応させることを特徴とする式 (式中、R2,R3×およびnはそれぞれ、前記と同じ
意味を有する。 )で表わされる5一(アルコキシカルボニル)メチレン
ヒダントイン類の製法である。この発明で得られる5−
(アルコキシカルボニル)メチレンヒダントイン類は、
新規化合物であり、農薬、医薬、さらにはこれらの中間
体として有用である。 式〔1〕で表わされるQ−アミノ酸ェステル類は、たと
えば、つぎのような方法で合成することができる。 (1)式 N=C−COORI で表わされるシアノギ酸ェステルと、 式 で表わされる活性メチレン化合物とを、チタンまたは錫
のハラィドの存在下に反応させ、反応生成混合物を水ま
たは酸性水溶液で処理する方法(本特許出願人の出願に
係る特願昭55−528叫号明細書参照)。 ‘2’式 で表わされる化合物と前記式で表わされる活性メチレン
化合物とを反応させる方法。 なお、前記各式において、R1,R2および×は、それ
ぞれ、式〔1〕における定義と同じである。式〔1〕で
表わされるQ−アミノ酸ェステル類の具体例としては、
1ーアミノ−1,2,2−トリメトキシカルポニルエチ
レン、1ーアミノー1,2,2−トリエトキシカルボニ
ルヱチレン、1ーアミノ−2,2ージメトキシカルボニ
ルー1ーエトキシカルボニルエチレン、1−アミノー2
,2ージエトキシカルボニルー1ーメトキシカルボニル
エチレン、1−アミノー2,2−ジエトキシカルボニル
一1ーブトキシカルボニルエチレン、1ーアミノ−2,
2−ジプロポキシカルボニル−1ーエトキシカルボニル
エチレン、1ーアミノー2ーベンゾイルー1,2ージエ
トキシカルボニルエチレン、1−アミ/−2−ペンゾイ
ルー1,2−ジメトキシカルボニルエチレン、1ーアミ
ノー2−ペンゾイルー1−エトキシカルボニル−2−メ
トキシカルボニルエチレン、1ーアミノー2−ペンゾイ
ルー1ーブトキシカルボニル−2−エトキシカルボニル
エチレン、1ーアミノー2ーベンゾイル−1ーエトキシ
カルボニル一2ーブロポキシカルボニルエチレン、1ー
アセチル−2−アミノー1,2ージメトキシカルボニル
エチレン、1ーアセチル−2−アミノ−1,2−ジヱト
キシカルボニルエチレン、1−アセチル−2−アミノ−
2ーブトキシカルボニル−1ーエトキシカルボニルエチ
レン、1ーアセチル−2ーアミノー2−エトキシカルボ
ニルー1ーメトキシカルボニルエチレン、1ーアセチル
−2−アミノ−2−ブトキシカルボニル−1ーメトキシ
カルボニルエチレンなどが挙げられる。 式〔ロ〕で表わされる芳香族ィソシアナートの具体例と
しては、フェニルィソシアナート、トリルイソシアナー
ト、キシリルイソシアナート、クロロフヱニルイソシア
ナート、ジクロロフエニルイソシアナート、トリクロロ
フエニルイソシアナート、メトキシフェニルィソシアナ
ートなどが挙げられる。 この発明で使用される触媒の具体例としては、リチウム
、ナトリウム、カリウム、水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナ
トリウムなどが挙げられる。 この発明における反応は、ベンゼン、トルェン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素、ジェチルヱーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジーn−ブチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンなどのエーテル類を反応溶媒とし
て使用することが望ましい。 反応溶媒の使用量については特に制限はないが、通常、
式〔1〕で表わされるQ−アミノ酸ェステル類1重量部
当り5〜10畔容量部である。反応方法としては、実質
的に無水の条件下に、Qーアミノ酸ェステル類、芳香族
ィソシアナートおよび触媒を接触させる任意の方法を採
用することができ、これらの添加順序については特に制
限がない。 芳香族イソシアナートの使用量は、Qーアミノ酸ェステ
ル類1モル当り、2〜3モルであることが好ましく、触
媒の使用量は、Q−アミノ酸ェステル類1モル当り、I
A族金属で0.1〜1グラム原子、IA族金属またはI
A族金属とmA族金属の水素化物で0.1〜1モルであ
ることが好ましい。 反応温度は、使用する原料の種類によって異なるが、過
度に高いと目的生成物の収率が低下するので、一般には
、20〜10000の範囲の温度を採用するのが好まし
い。 反応時間は通常0.5〜3餌時間である。 目的生成物である5一(アルコキシカルボニル)メチレ
ンヒダントィン類は、たとえばつぎのような方法で反応
生成混合物から分離取得することができる。 目的生成物は触媒と塩を形成して反応生成混合物中に存
在するので、反応生成混合物に塩酸、硫酸などの滋酸を
加えて、目的生成物を遊離させ、触媒と錫酸との塩を水
層に移行させる。 滋酸の添加により、目的生成物が副生物のN−芳香族置
換カルバミン酸ェステルと共に反応溶媒中に存在する場
合と、目的生成物が結晶として析出する場合とがある。
前者の場合、有機溶媒層を分取した後、濃縮し、残笹か
ら溶解度の差を利用して目的生成物を単機することがで
きる。後者の場合は、炉過によって目的生成物を単離す
ることができる。この発明によって得られる式〔m〕で
表わされる5一(アルコキシカルボニル)メチレンヒダ
ントイン類の具体例としては、5−ジ(エトキシカルボ
ニル)メチレンー3一フエニルヒダントイン、5−ジ(
エトキシカルボニル)メチレンー3−(Pートリル)ヒ
ダントイン、5−ジ(エトキシカルボニル)メチレンー
3一(Pークロロフエニル)ヒダントイン、5−ジ(エ
トキシカルボニル)メチレン−3−(2,5ージクロロ
フエニル)ヒダントイン、5−ジ(メトキシカルポニル
)メチレン−3一フエニルヒダントイン、5ージ(メト
キシカルボニル)メチレン−3−(3,5−ジクロロフ
エニル)ヒダントイン、5一(ベンゾイル)エトキシガ
ルボニルメチレンー3一フエニルヒダントイン、5一(
ベンゾイル)エトキシカルボニルメチレンー3一(2,
5ージクロロフエニル)ヒダントイン、5一(ベンゾイ
ル)エトキシカルボニルメチレンー3一(2,4,5ー
トリクロロフエニル)ヒダントイン、5一(ベンゾイル
)エトキシカルボニルメチレンー3一(3,4−キシリ
ル)ヒダントイン、5一(ベンゾイル)エトキシカルボ
ニルメチレー3一(Pーメトキシフエニル)ヒダントイ
ン、5−(ベンゾイル)メトキシカルボニルメチレンー
3一フエニルヒダントイン、5一(アセチル)エトキシ
カルボニルメチレン−3一フエニルヒダントイン、5−
(アセチル)エトキシカルボニルメチレンー3−(Pー
クロロフエニル)ヒダントイン、5−(アセチル)エト
キシカルボニルメチレンー3−(3,5−ジクロロフエ
ニル)ヒダントイン、5−(アセチル)イソプロポキシ
カルボニルメチレン−3一(3,5ージクロロフエニル
)ヒダントインなどが挙げられる。 実施例 1 1−アミノ−1,2,2−トリエトキシカルボニルェチ
レン(融点69.5〜7000)5ミリモルを含むベン
ゼン20の‘に、フエニルイソシアナート10ミリモル
を含むベンゼン10地およびナトリウム4.3ミリグラ
ム原子を加え、還流下に2時間反応させた。 反応生成混合物にエタノール10の‘を加え、ついで1
規定塩酸5の‘および水20汎
【を加えた後、分液し、
水層をベンゼン各30の‘で2回抽出した。 有機溶媒層とベンゼン抽出物を合わせ、減圧下に濃縮し
た。残澄にジイソプロピルェーテル30地を加えて炉過
し、5−ジ(ェトキシカルボニル)メチレン−3−フェ
ニルヒダントィンの結晶1.12夕を得た。これをベン
ゼンで再結晶して、融点167.yoの無色針状結晶を
得た。その元素分析値をつぎに示す。C 日 N 分析値 57.94 4.85 8.23
計算値 57.83 4.85 8.43
(C,6日,6N206として)実施例 2 ベンゼン20の‘に、水素化ナトリウム5.8ミリモル
を含む鉱油0.28夕および1ーアミノ−1,2,2ー
トリヱトキシカルボニルエチレン5.0ミリモルを加え
、室温で3.5時間縄拝した。 混合物にフェニルイソシアナート10.0ミリモルを含
むベンゼン20の【を滴下し、還流下0.虫時間反応さ
せた。反応生成混合物に1規定塩酸6肌および水10の
‘を加えた炉過し、5−ジ(ェトキシカルボニル)メチ
レンー3−フェニルヒダントインの精0.37夕を得た
。炉液を分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧下に濃縮した。残簿にジイソプロピルェ
ーテル20私を加えて炉過し、5−ジ(エトキシカルボ
ニル)メチレンー3−フェニルヒダントィンの結晶0.
95夕をさらに得た。上記両結晶をベンゼンで再結晶し
て、融点167.5℃の無色針状結晶を得た。その元素
分析値は実施例1のそれと同様であった。実施例 1 1ーアミノー1,2,2−トリヱトキシカルボニルェチ
レン50.0ミリモルを含むベンゼン80の‘に、水素
化ナトリウム5.8ミリモルを含む鉱油0.28夕を加
え、ついでフエニルイソシアナート109.1ミリモル
を含むベンゼン20の‘を滴下し、還流下に1時間反応
させた。 反応生成混合物に1規定塩酸6の‘および水30の上を
加えて炉過し、5−ジ(ェトキシカルボニル)メチレン
ー3−フェニルヒダントインの結晶12.25夕を得た
。 炉液を分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
した後、減圧下に濃縮した。残澄にエタノール50の‘
を加えて炉過し、5−ジ(エトキシカルボニル)メチレ
ン−3−フエニルヒダントィンの結晶がさらに2.83
タ得られた。上記両結晶をベンゼンで再結晶して、融点
167.5℃の無色針状結晶を得た。その元素分析値は
実施例1のそれと同様であった。実施例 4 テトラヒドロフラン30の【に、水素化リチウムアルミ
ニウム1.3ミリモル、1−アミノ−1,2,2ートリ
エトキシカルボニルエチレン5.0ミリモルおよびフエ
ニルイソシアナート12.6ミリモルを含むテトラヒド
ロフラン10私を加え、室温で2岬時間反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸20羽を加え、減圧下に濃
縮した。 残笹に水30私およびクロロホルム30の上を加え、つ
いで分液し、クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に濃縮した。残澄の黄褐色結晶にィソプロ
ピルェーテル25の‘を加えて炉過し、5−ジ(ェトキ
シカルポニル)エチレン−3一フェニルヒダントインの
無色針状結晶(融点167.5oo)1.33夕を得た
。その元素分析値は実施例1のそれと同様であった。実
施例 5 1−アミノー1−ブトキシカルボニルー2,2−ジェト
キシカルボニルエチレン(融点39〜39.5℃)6.
9ミリモルを含むベンゼン50の‘に、水素化ナトリウ
ム1.7ミリモルを含む鉢油0.08夕を加え、ついで
フエニルイソシアナート13.7ミリモルを含むベンゼ
ン25の上を滴下し、還流下に2時間反応させた。 反応生成混合物に氷冷下1規定塩酸2の【および水1&
‘を加えた後分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、ついで減圧下に濃縮した。 残澄にィソブロピルェーテル20のとを加えて炉過し、
5ージ(エトキシカルボニル)メチレン−3一フェニル
ヒダソトィンの結晶1.59夕を得た。これをベンゼン
で再結晶して、融点167.5℃の無色針状結晶を得た
。その元素分析値は実施例1のそれと同様であった。実
施例 6 1−アミノ−1,2,2−トリエトキシカルボニルェチ
レン(融点69.5〜70q○)30.0ミリモルを含
むベンゼン80叫に、水素化ナトリウム3.1ミリモル
を含む鉱油0.15夕を加え、ついでP−トリルイソシ
アナート60.0ミリモルを含むベンゼン30の‘を滴
下し、還流下に3時間反応させた。 反応生成混合物に氷冷下1規定塩酸6.5泌および水1
3.5羽を加えた後、分液し、有機溶媒層を減圧下に濃
縮した。 残澄の結晶をエタノールで再結晶して、5−ジ(エトキ
シカルボニル)メチレンー3一(P−トリル)ヒダント
ィンの無色針状結晶(高虫点154〜15500)を得
た。その元素分析値をつぎに示す。C 日 N 分析値 59.09 5.11 7.99
計算値 58196 5.24 8.09
(C.7日,8N206として)実施例 7 1ーアミノー1,2,2ートリエトキシカルボニルェチ
レン10.0ミリモルを含むベンゼン50のとに、水素
化ナトリウム2.1ミリモルを含む鉱油0.10夕、つ
いでPークロロフエニルイソシアナート20.0ミリモ
ルを含むベンゼン50の‘を加え、還流下に7時間反応
させた。 反応生成混合物に氷冷下1規定塩酸3泌および水17肌
を加えた後分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、ついで減圧下に濃縮した。 残澄にィソプロピルェーテル20肌【を加えて炉過し、
5ージ(エトキシカルボニル)メチレン−3−(P−ク
ロロフェニル)ヒダントィンの結晶3.59夕を得た。
これをヱタノーレで再結晶して、融点161.5〜16
20の結晶を得た。その元素分析値を下に示す。C
日 N Cと 分析値 52.28 4.15 7.55 9.
82計算値 52.40 4.12 7.64
9.67(C,6日,5CIN206として)実施例
8 】.ーアミノー1,2,2−トリエトキシカルボニルェ
チレン10.0ミリモルを含むベンゼン75叫に、水素
化ナトリウム1.0ミリモルを含む鍵油0.05夕を加
え、ついで2,5−ジクロロフェニルイソシアナート2
0.0ミリモルを含むベンゼン25肌を滴下し、還流下
に2虫時間反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸5の‘を加えて炉過し、5
ージ(エトキシカルボニル)メチレンー3−(25−ジ
クロロフェニル)ヒダントインの結晶2.23夕を得た
。 炉液を分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、ついで減圧下に濃縮した。残溝に石油ベンジン20
私を加えて涼遇し、5−ジ(エトキシカルボニル)メチ
レン−3−(2,5ージクロロフエニル)ヒダントイン
の結晶1.59夕を得た。上記両結晶をエタノールで再
結晶して、融点178〜17900の無色針状結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。C 日 N
Cと 分析値 47.98 3.34 6.98 17.
78計算値 47.90 3.52 6.98
17.67(C,6日,4CI2N206として)実施
例 9 1−アミノー2ーベンゾイルー1,2−ジエトキシカル
ボニルエチレン(融点138〜139qo)16.3ミ
リモルを含むベンゼン100奴に、水素化ナトリウム3
.3ミリモルを含む鉱油0.089を加え、ついでフェ
ニルイソシアナート32.7ミリモルを含むベンゼン2
5の‘を滴下し、還流下に2.5時間反応させた。 反応生成混合物に氷袷下1規定塩酸2凧【および水18
の【を加えて炉過し、5一(ベンゾィル)ェトキシカル
ボニルメチレン−3ーフエニルヒダントィンの結晶2.
52夕を得た。 炉液を分液し、水層をクロロホルム100の‘で抽出し
、抽出液と有機溶媒層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、ついで減圧下に濃縮した。残澄にエタノール2
5の‘を加えて炉過し、5一(ベンゾィル)ェトキシカ
ルボニルメチレン−3一フェニルヒダントインの結晶2
.51夕を得た。上記両結晶をエタノールで再結晶して
、融点213〜214ooの微黄色結晶3.52夕を得
た。その元素分析値をつぎに示す。C 日 N 分析値 66.14 4‐44 7.63
計算値 65.93 4.43 7.69
(C2山,6N205として)実施例 10 1−アミノ−2−ペンゾイル−1,2−ジエトキシカル
ボニルエチレン5.6ミリモルを含むベンゼン20机‘
に、水素化ナトリウム1.0ミリモルを含む鉱油0.0
5夕を加え、ついでPーメトキシフェニルイソシアナー
ト14.4ミリモルを含むベンゼン10の上を滴下し、
還流下に2時間反応させた。 反応生成混合物に氷袴下1規定塩酸5柵とおよび水15
のとを加えて炉過し、5−(ベンゾィル)ェトキシカル
ボニルメチレン−3−P−メトキシフエニル)ヒダント
インの結晶1.98夕を得た。この結晶をエタノールで
再結晶して、融点203〜20500の無色針状結晶1
.50夕を得た。その元素分析値をつぎに示す。C
日 N 分析値 63.84 4.63 7.19
計算値 63.96 4.60 7.10
(C2,日,8N206として)実施例 11 1ーアミノー2ーベンゾイルー1,2−ジエトキシカル
ボニルエチレン4.8ミリモルを含むベンゼン75の‘
に、水素化ナトリウム2.1ミリモルを含む鉱油0.0
5夕を加え、ついで2,5−ジクロロフェニルィソシア
ナート9.6ミリモルを含むベンゼン25の‘を滴下し
、還流下に5時間反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸1の‘を加えて炉過し、5
−(ベンゾイル)エトキシカルボニルメチレン−3一(
2,5−ジクロロフエニル)ヒダントィンの結晶0.9
9夕を得た。炉液を分液し、有機溶媒層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、減圧下に濃縮した。残溝に石油ベ
ンジン20の上を加えて炉過し、5一(ベンゾィル)ェ
トキシカルボニルメチレン−3一(2,5ージクロロフ
エニル)ヒダントィンの結晶0.89夕を得た。上記両
結晶を合わせ、エタノールで再結晶して、融点140〜
140午0の無色針状結晶1.19夕を得た。 その元素分析値をつぎに示す。C 日 N
Cと 分析値 55.40 3.31 6.20 16
.74計算値 5552 3.26 6.47
16.39(C2虹,4CI2N205として)実施例
12 1−アセチルー2−アミノ−1,2ージエトキシカルボ
ニルェチレン(融点機〜8900)13.1ミリモルを
含むベンゼン50の【に、水素化ナトリウム3.1ミリ
モルを含む鉱油0.13夕を加え、ついでフヱニルイソ
シアナート26.2ミリモルを含むベンゼン30地を滴
下し、還流下に7船)間反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸3の‘を加えた後、減圧下
に濃縮した。残壇にジィソプロピルェーナル20の‘を
加えて炉過し、5−(アセチル)ェトキシカルボニルメ
チレン−3−フエニルヒダントインの結晶4.33夕を
得た。これをエタノールで再結晶して、融点161.5
〜16が0の淡黄色針状結晶2.76夕を得た。その元
素分析値をつぎに示す。C 日 N 分析値 59.45 4.64 9.20
計算値 59.60 4.67 9.27
(C,5日,4N203として)実施例 13 1ーアセチルー2−アミノー1,2ジエトキシカルボニ
ルエチレン43.6ミリモルを含むベンゼン80の‘に
、水素化ナトリウム8,8ミリモルを含む鉱油0.42
タついで3,5ジクロロフェニルイソシアナート87.
2ミリモルを加え、還流下に8時間反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸8.8の【および水30泌
を加えて炉過し、5一(アセチル)ェトキシカルボニル
メチレンー3一(3,5−ジクロロフエニル)ヒダント
ィンの結晶8.73夕を得た。 この結晶2.5夕をエタノールで再結晶して、融点21
8〜220℃の無色針状結晶1.57夕を得た。その元
素分析値をつぎに示す。C 日 N Cと
分析値 48.45 2.98 7.33 19
.46計算値 48.54 3.26 7.55
19.10(C,5日,2C1が205として)実施
例 14 1ーアセチル−2−アミ/−2−ヱトキシカルボニル−
1ーイソプロポキシカルボニルエチレン41.1ミリモ
ルを含むベンゼン80の上に、水素化ナトリウム8.3
ミリモルを含む鍵油0.40夕、ついで3,5−ジクロ
ロフエニルイソシアナート82.2ミリモルを加え、還
流下に9.虫特記反応させた。 反応生成混合物に1規定塩酸13の‘および水40の【
を加えて炉過し、炉液を分液し、有機溶媒層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下に濃縮した。残澄にジ
イソプロピルェーテル100の‘を加えて炉過し、5−
(アセチル)ィソプロポキシカルボニルメチレンー3一
(3,5ージクロロフヱニル)ヒダントィン6.03夕
を得た。この結晶2.00夕をエタノールで再結晶して
、融点202〜204℃の無色結晶0.78夕を得た。
その元素分析値をつぎに示す。C 日 N
Cと

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を示し、Xは炭素数2〜5のアルコキシカルボニル
    基、アセチル基またはベンゾイル基を示す。 )で表わされるα−アミノ酸エステル類と、式▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、R^3は、炭素数1〜4のアルキル基、炭素
    数1〜4のアルコキシル基またはハロゲン原子を示し、
    nは、0,1,2または3である。 )で表わされる芳香族イソシアネートとを、周期律表の
    IA族金属、IA族金属の水素化物およびIA族金属とII
    IA族金属の水素化物から選ばれる触媒の存在下に、反
    応させることを特徴とする式▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ (式中、R^2,R^3Xおよびnは、それ
    ぞれ、前記と同じ意味を有する。 )で表わされる5−(アルコキシカルボニル)メチレン
    ヒダントイン類の製法。
JP55140404A 1980-10-09 1980-10-09 5−(アルコキシカルボニル)メチレンヒダントイン類の製法 Expired JPS6028823B2 (ja)

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