JPS6028816Y2 - コントロ−ルケ−ブルの伸び自動調整装置 - Google Patents
コントロ−ルケ−ブルの伸び自動調整装置Info
- Publication number
- JPS6028816Y2 JPS6028816Y2 JP1238279U JP1238279U JPS6028816Y2 JP S6028816 Y2 JPS6028816 Y2 JP S6028816Y2 JP 1238279 U JP1238279 U JP 1238279U JP 1238279 U JP1238279 U JP 1238279U JP S6028816 Y2 JPS6028816 Y2 JP S6028816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- guide
- control cable
- end fitting
- operating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコントロールケーブルの伸び自動調整装置の改
良に関する。
良に関する。
さらに詳しく説明するとコントロールケーブル(以下単
にケーブルという)は導管と該導管内に摺動自在に挿通
された内索とからなり、操作手段より従動機器を遠隔操
作する如く用いられる、一般にケーブルは長期間の使用
により内索に伸びが生じるので取付は後調整の必要が生
じる。
にケーブルという)は導管と該導管内に摺動自在に挿通
された内索とからなり、操作手段より従動機器を遠隔操
作する如く用いられる、一般にケーブルは長期間の使用
により内索に伸びが生じるので取付は後調整の必要が生
じる。
従来よりこの種の装置として例えば特公昭50−105
峰や特公昭50−16053号(いづれも弊社発明)な
どがあった。
峰や特公昭50−16053号(いづれも弊社発明)な
どがあった。
しかしながらこれ等はラチェツト歯を用いた構造もので
あるため、構造上極めて複雑なものにならざるを得す、
又ブレーキやクラッチ等の如く重荷重がケーブルに加わ
る装置にあってはラチェツト歯の強度の関係上あまりピ
ッチの細かいラチェツト歯では荷重に耐えられず折損す
る恐れがあるので荷重に見合った比較的ピッチの粗いラ
チェツト歯でなければならなかった。
あるため、構造上極めて複雑なものにならざるを得す、
又ブレーキやクラッチ等の如く重荷重がケーブルに加わ
る装置にあってはラチェツト歯の強度の関係上あまりピ
ッチの細かいラチェツト歯では荷重に耐えられず折損す
る恐れがあるので荷重に見合った比較的ピッチの粗いラ
チェツト歯でなければならなかった。
その為ケーブルの伸びに対する繊細な調整は望むべくも
なく極めて粗い調整しかできない欠点があった。
なく極めて粗い調整しかできない欠点があった。
本考案の主たる目的は上述の如き従来の欠点を解消した
ケーブルの伸び自動調整装置を提供するにある。
ケーブルの伸び自動調整装置を提供するにある。
其の他の目的は以下に述べる説明で明らかとなろう。
本考案の一実施例を図面により説明すると、1はコント
ロールケーブル12の索端金具であって該索端金具の適
当個所に数個の環状溝3が設けてあり、該環状溝には常
態において外径が前記索端金具の外径より大なるC形の
係止リング4がそれぞれ嵌入されている。
ロールケーブル12の索端金具であって該索端金具の適
当個所に数個の環状溝3が設けてあり、該環状溝には常
態において外径が前記索端金具の外径より大なるC形の
係止リング4がそれぞれ嵌入されている。
ガイド5は該ガイドに植設されたピン5dによって操作
手段14に枢着されており、ガイド内壁5cは前記索端
金具1の外周に冠覆摺接すると共に前記係止リング4の
外径を半径方向内向きに圧縮して係止リングを充分前記
環状溝3内に圧入している。
手段14に枢着されており、ガイド内壁5cは前記索端
金具1の外周に冠覆摺接すると共に前記係止リング4の
外径を半径方向内向きに圧縮して係止リングを充分前記
環状溝3内に圧入している。
更に、ガイド5の先端にはスプリング当接面5bが設け
られ、該当接面と索端金具1の先端の鍔2との間にスプ
リング6が圧縮して嵌入されており、前記索端金具を常
にA方向に付勢している。
られ、該当接面と索端金具1の先端の鍔2との間にスプ
リング6が圧縮して嵌入されており、前記索端金具を常
にA方向に付勢している。
上述の如く、本願考案の機構にあっては従来のラチェッ
ト機構に比べて極めて単純化された構造である。
ト機構に比べて極めて単純化された構造である。
本考案の作用と効果を説明すると、レバーで示した操作
手段14をC方向に操作すことによりガイド5の先端に
設けられているリング掛止i5aに環状溝3に一部嵌入
している拡張した係止りング4が掛止されているので内
索はA方向へ引かれ、レバーで示した従動機器9はC方
向へ従動する、此の操作の繰り返えしにより内索7に伸
びが生じた場合は、従動機器のリターンばね13により
従動機器9は第1ストツパー10で止められるが、操作
手段14は第2ストツパー11に至るまでにリターンば
ね13の引張り力が弱まるかまたは無くなる為、スプリ
ング6は操作手段に連結されたガイド5をB方向へ操作
手段が第2ストツパーに当る迄押し戻し、その長さだけ
索端金具1をA方向に作動させてガイド5の内に位置し
ている係止リング4がリング掛止i5aの所に達し拡張
して自動的に内索7の伸びが吸収され調整が完了する。
手段14をC方向に操作すことによりガイド5の先端に
設けられているリング掛止i5aに環状溝3に一部嵌入
している拡張した係止りング4が掛止されているので内
索はA方向へ引かれ、レバーで示した従動機器9はC方
向へ従動する、此の操作の繰り返えしにより内索7に伸
びが生じた場合は、従動機器のリターンばね13により
従動機器9は第1ストツパー10で止められるが、操作
手段14は第2ストツパー11に至るまでにリターンば
ね13の引張り力が弱まるかまたは無くなる為、スプリ
ング6は操作手段に連結されたガイド5をB方向へ操作
手段が第2ストツパーに当る迄押し戻し、その長さだけ
索端金具1をA方向に作動させてガイド5の内に位置し
ている係止リング4がリング掛止i5aの所に達し拡張
して自動的に内索7の伸びが吸収され調整が完了する。
かくして次の操作手段14のC方向の操作によって、従
動機器9を充分C方向に従動させることができる。
動機器9を充分C方向に従動させることができる。
上述の如き伸び吸収の正確な調整を行ないうるのは、ス
プリング6によって内索がA方向に常時引張られている
ので僅かに伸びが生じた場合その分だけスプリング6の
付勢力によって索端金具1がガイド5に対してA方向に
移動しその集積によってやがて係止リング4がガイド5
から外に出てリング係止溝に陥入掛止した時に伸びが吸
収されるからである。
プリング6によって内索がA方向に常時引張られている
ので僅かに伸びが生じた場合その分だけスプリング6の
付勢力によって索端金具1がガイド5に対してA方向に
移動しその集積によってやがて係止リング4がガイド5
から外に出てリング係止溝に陥入掛止した時に伸びが吸
収されるからである。
尚前記係止リング4の断面は本実施例では円形のものを
示したが、円形以外の例えば四角形、台形、または楕円
形等でもよい、又本考案の装置は図示の如き操作手段側
は勿論、従動機器側に取付けられてもよい。
示したが、円形以外の例えば四角形、台形、または楕円
形等でもよい、又本考案の装置は図示の如き操作手段側
は勿論、従動機器側に取付けられてもよい。
図面は本考案の一実施例にかかる要部の一部切欠き側面
図である。 1・・・・・・索端金具、2・・・・・・鍔、3・・・
・・・環状溝、4・・・・・・係止リング、5・・・・
・・ガイド、5a・・・・・・リング掛止溝、5b・・
・・・・スプリング当接面、5c・・・・・・内壁、6
・・・・・・スプリング、7・・・・・・内索、8・・
・・・・導管、9・・・・・・従動機器、10・・・・
・・第1ストツパー、11・・・・・・第2ストツパー
12・・・・・・コントロールケーブル、13・・・
・・・リターンばね、14・・・・・・操作手段。
図である。 1・・・・・・索端金具、2・・・・・・鍔、3・・・
・・・環状溝、4・・・・・・係止リング、5・・・・
・・ガイド、5a・・・・・・リング掛止溝、5b・・
・・・・スプリング当接面、5c・・・・・・内壁、6
・・・・・・スプリング、7・・・・・・内索、8・・
・・・・導管、9・・・・・・従動機器、10・・・・
・・第1ストツパー、11・・・・・・第2ストツパー
12・・・・・・コントロールケーブル、13・・・
・・・リターンばね、14・・・・・・操作手段。
Claims (1)
- 戻り位置にストッパーが各々設けられた操作手段と従動
機器の間にコントロールケーブルを介在させて従動機器
の遠隔操作を行なう装置に於て、コントロールケーブル
の端部に固着され円柱状であってその端部に鍔を有する
と共に外周面の一領域に数個の環状溝が設けられかつ該
環状溝のそれぞれにC字形の係止リングが嵌入された索
端金具と、該索端金具の外周に摺接すると共に前記係止
リングを半径方向内向きに圧縮するガイド内壁と該ガイ
ド内壁の前記鍔側に連設されたリング掛止溝が設けられ
かつ前記操作手段に枢着しうるガイドと、該ガイドと前
記鍔との間に圧縮嵌入されたコイルスプリングとから構
成されたことを特徴とするコントロールケーブルの伸び
自動調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238279U JPS6028816Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | コントロ−ルケ−ブルの伸び自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238279U JPS6028816Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | コントロ−ルケ−ブルの伸び自動調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112116U JPS55112116U (ja) | 1980-08-07 |
JPS6028816Y2 true JPS6028816Y2 (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=28828546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1238279U Expired JPS6028816Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | コントロ−ルケ−ブルの伸び自動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028816Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5004221B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2012-08-22 | 株式会社ニッカリ | 操作ワイヤの延び吸収構造 |
-
1979
- 1979-02-01 JP JP1238279U patent/JPS6028816Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55112116U (ja) | 1980-08-07 |
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