JPS6028461B2 - デイジタル多周波信号受信器 - Google Patents

デイジタル多周波信号受信器

Info

Publication number
JPS6028461B2
JPS6028461B2 JP53010572A JP1057278A JPS6028461B2 JP S6028461 B2 JPS6028461 B2 JP S6028461B2 JP 53010572 A JP53010572 A JP 53010572A JP 1057278 A JP1057278 A JP 1057278A JP S6028461 B2 JPS6028461 B2 JP S6028461B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
multiplication
memory
signal receiver
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53010572A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54104216A (en
Inventor
光好 橋田
和人 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP53010572A priority Critical patent/JPS6028461B2/ja
Publication of JPS54104216A publication Critical patent/JPS54104216A/ja
Publication of JPS6028461B2 publication Critical patent/JPS6028461B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、離散的フーリエ変換法を用いたディジタル多
周波信号受信器の回路構成に関するものである。
離散的フーリエ変換法を用いた従来のディジタル多周波
信号受信器においては、時分割交換機に対する基本クロ
ック速度が不整合である他、構成金物類が多いという欠
点がある。
第1図は、離散的フーリエ変換法(以下、DFTと称す
)を用いた多周波信号受信器の従来例を示したものであ
る。
ここでいう離散的フーリエ変換とは、未知の入力信号x
(t)に対し、既知の信号波e‐jのt=COS のt
−jS血 のtとの相互相関として定義されるフーリエ
積分′‐墓x(t)e‐iのtdtを離散的な標本値系
列に適用した概念と考えられ次式で定義される。ここで
N:積分に使用する標本数、x (nT);入力信号のn番目の藤本値、帆参照角数周波
数、T:標本化周期、W(nT):時間窓関数のn番目
の標本値である。
多周波信号受信器においては、参照角周波数のiは信号
公称周波数にえらばれ、W(nT)は信号分離多周波特
性上ハミング窓またはその変形が使用されることが多い
上式において参照角周波数帆を受信信号公称周波数とし
てしかるべき一定時間積分、すなわち累算を行えば、入
力信号周波数が参照角周波数のiに近いときに大きな出
力が得られ、離調が大きいと4・さな出力しか得られな
いという性質により信号弁別が行える。しかし、上式は
複素量であるから、DFTの最終評価は直交成分の自乗
和の平方根であるノA2十&か、あるいは絶体値和であ
るIAI十IBIの形で評価される。さて、第1図によ
り信号受信器としての動作を説明すると次のようになる
まず、パルス符号変調(以下、PCMと称す)された周
波数信号は入力端子1に加えられる。通常この符号は圧
伸符号であるから、伸張器2により直線PCM符号に伸
張される。この符号に乗算器4にてROM(Read仇
lyMemoひ)3より読み出された窓関数の標本値が
乗算され、この乗算値は保持メモリ5に格納される。こ
の保持値とROM20より読み出された参照波のサンプ
ル値SINのinT、COSの:nTとを乗算器6,7
で乗算する。かかる乗算出力は続く2組の累算器(加算
器8,9と遅延メモリ10,11によって構成ごれる)
にて累算される。この動作をi=1,2,…,し(し:
定義された信号周波数の個数、通常〃=6)と変えてく
りかえす。一方、乗算器4からの出力は乗算器16によ
って自乗和が計算される。これは受信信号x(nT)W
(nT)の瞬時電力に等しく、引きつつく累算器(加算
器17と遅延メモリ18)によって電力積分が実行され
る。以上の動作が、T=125マイクロロ秒毎の入力標
本値に対しくりかえし実行され(n=0,1,2,・・
・,N−1)、しかるべき累算終了後前者2個の積分終
了値は絶対値回路12,13と加算器14によってし個
のDFTとして評価される一方、後者の積分終了値は前
記した窓時間内の全電力として評価される。このし個の
DFTと1個の全電力を利用し、論理回路15によって
信号の存在を総合判定することにより出力端子19に受
信出力を得るものである。なお、以上の動作は通常さら
にm回路多重の動作を行う。ここで第1図の論理装置の
クロック速度foを考えてみると、演算はすべて直列演
算方式を基本とし、いま演算精度の観点より信号データ
議長を16ビットとすれば標本化周波数桝HZ、多周波
信号周波数の個数〃、回路多重数mに対し、ら=舷日2
×16ビット×し×mが装置の最低ビット速度となり基
本クロック速度となる。
すなわち、第4図から明らかなように回路多重数が#1
〜#8の8、多周波信号周波数の個数をの,〜の6の6
個、信号データ語長を16ビット、標本化周波数を球H
Zとすれば、f。=8(kHZ)×16(ビット)×6
(波処理)×8(回路多重)=6.144MHZが最低
ビット速度となり、基本クロック速度となる。MF,M
『C多周波信号方式ではし=6であり、mを例えばm=
汐=8とえらぶとすればfo=6.144MHZとなる
ものである。しかるに一方、本回路装置を使用するとこ
ろの時分割交換機は2のべき黍の基本クロック速度で動
く。ちなみに8.192MHZなるクロック周波数がえ
らばれるすう勢にある。そこで上記6.144MHZは
この8.192MHZのクロック系列から逸脱し、クロ
ック速度が時分割交換機と不整合となる。これは、6が
2のべき乗の形で表わされるものではなく、し=6であ
る限りmをいかに変化させてもち‘ま2のべき乗の形で
表わし得ないからである。以上の説明でわかるように、
第1図に示す多周波信号受信器においては、時分割交換
機に対して基本クロツク速度が不整合であるという欠点
が存する。
また、同図より明らかであるが、使用している乗算器の
個数(同図では4個使用)が多く、金物の絶対量が多い
という欠点もある。本発明の目的は、時分割交換機に対
するクロック速度の整合が可能で、しかも構成金物量が
少ない経済的なディジタル多周波信号受信器を得ること
にある。
本発明においては、まず時分割交換機とのクロック速度
の整合をとるため、受信器のクロック速度も8.192
MHZとすることを前提とする。
そのためにはここでその8.192MHZを8.192
MHZ=8(kHZ)x16(ビット)×8(波処理)
×8(回路多重)と考えるようにする。しかるに多周波
信号はもともと6波しか無いので、し=8とすると2波
分の空き時間が発生し、このままでは演算回路に空転時
間が存在してしまう。そこでこの空き時間を利用して窓
関数の乗算、電力用の自棄算を実行するものとすれば、
上記空き時間は無くなって乗算器の使用効率は100パ
ーセントとなる。したがって、このようにすればそれま
で別個に設けてあった窓関数用の乗算器、電力の乗算器
と累算器は不用となり、DFT用のそれらの統合される
というメリットを有することにもなる。即ち、本発明は
、8波処理用の構成にして時分割交燐酸との間でクロッ
ク速度の整合を図るようにするとともに、2波分の空時
間を利用し窓関数の乗算算、電力用の自乗算を行うこと
により、回路構成を簡単化することを特徴とする。
以下、本発明を第2図から第4図により説明する。
これらの図のうち、第2図は、本発明の考え方をとりい
れたDFT方式MFC信号受信器の一例での構成を、第
3図は第2図中の3つの切替ゲート信号のタイミング関
係を、第4図は装置が8回路多重された場合でのデータ
受信順序をそれぞれ示したものである。第2図において
、受信器は大別して圧伸PCM符号を伸張する部分、D
FT演算および電力積分演算を実行する部分、出力論理
判定部の3つの部分より構成される。
また構成部品としては実際は数多くの論理ゲート(この
例で図示の論理ゲートは全てナンドゲートである)、フ
リツプフロツプ等を用いているが、ここでは説明の便宜
ある程度機能が集約されたものはまとまった機能素子と
して簡単な記号で表現している。即ち、この図において
、6,7は乗算回路であって、直列入力ビット、直列出
力16ビット、入出力の遅延が16ビット生じるパイプ
ライン形のものであるとする。また、23,24はシフ
トレジスタであって信号議長分16ビットの長さを有す
るものである。更に8,9,14は直列演算形の加算器
、10,11は遅延メモリであるが、その大きさは本回
路を多重使用することからここでは16(ビット)×8
(波)×8(回路)=1024ビットとなる。22はR
OMを表わすが、その記憶内容は第1の部分と第2の部
分とから構成される。
このうち、第1の部分は0番地から39頚蚤地まで40
0ワードのデータ集合であって、20日2の正弦波を1
25マイクロ秒毎に1周期分標本した値を量分化して格
納したものである(これはMFC信号方式の多周波を発
生するのに適している)。また、第2の部分は40巧蚤
地から511番地まで112ワードのデータの集合であ
って、ハミング窓の標本値を量子化して格納している。
これら第1の部分と第2の部分とで合計512ワードの
容量のROM22が構成されている。21は、このRO
M22の謙出アドレスをコントロールする回路である。
このコントロール回路21によりROM22から各種正
弦波、余弦波および窓の標本値をアクセスするわけであ
る。さて、第2図から第4図により多数波信号受信器と
しての動作を説明する。
ここで前提として、既に述べた式による積分は、例えば
N=112点利用するとし、さらに回路多重数は8であ
るものとする。まず#1受信器データ標本xl(nT)
が入力端子1に加えられる。これは伸張器2によって直
線符号に変換され、これを文(nT)),n=0とおく
(これは実際には16ビットのビットストリームである
)。このとき乗算器6,7にはゲート信号G,により伸
張器2の出力であるデータ標本x(nT))と、ROM
22からの出力である窓の値W(nT)とが入力され、
その出力としてx(nT)W・(nT)が得られる。そ
れらの乗算出力はゲート信号G2によりレジスタ23,
24に保持されると同時に、乗算器6,7に再入力して
自乗算を行ない瞬時電力{x(nT)W(nT)}2を
得る。乗算出力は加算器8,9と遅延メモリー0,11
とによって構成される2個の累算器に貯えられる。次に
、ゲート信号G3によりシフトレジスタ23,24より
読み出されたデータと、ROM22より読出された参照
波データが乗算器6,7に入力されることによってx(
nT)W(nT)SINの,nT,x(nT)W(nT
)COSの,nTが、さらに累算値が得られる。この時
、シフトレジスタ23,24の出力は入力にも帰還され
、引き続くx(nT)W(nT)SINwinT,x(
nT)W(nT)C。6のinT(iニ2,3,4,5
,6)の演算のために保持される。
以後、同様にしてx(nT)W(nT)S1NのinT
,X(nT)W(nT)COSのinT(i=2,3,
4,5,6)および各累算値が得られる。x(nT)W
(nT)の値はSmのinT,COSのinT(iニー
,2,3,4,5,6)の乗算間だけ必要であるため、
シフトレジスタ23,24の長さは回路多重数によらず
信号データ語長分あればよい。第4図に示すようにこれ
を#1受信器入力標本値x(nT)から#8受信標本値
(ゞ(nT))までくりかえし、n=0の標本処理を終
了する。この後は同様にn=111までの標本処理を行
ない、n=111のときの最終累算値を絶対回路12,
13を介し、加算回路14で出力をとれば、時間窓内の
全館力の2倍値および信用できるDFT6個の値の組が
8回路分得られる。これらの全電力の情報、6個のDF
Tの値を利用して論理回路15は受信総合判定を行なし
、、最終出力を8回路分母力様子19から出力する。こ
こでクロック速度を考えてみると第3図と第4図を参照
すれば、鰍日2)×16(ビット)×8(波処理)×8
(回路多重)=8.192MHZとなっていることがわ
かる。
第4図より明らかなようにxl(nT)W(nT)と{
(nT)W(nT)}2といった具合に2波処理分増え
、したがって、その分だけクロツク速度が変化するもの
である。以上説明したように、本発明によれば以下の効
果が得られる。
‘1’従来技術のもつひとつの難点、即ちクロック速度
の不整合という問題が効率よく解決される。
【2ー 従来構成の受信器に比し、金物量が削減される
削減量としては16ビット×16ビット=16ビットの
パイプライン乗算器2個が大きい。しかし、その反面切
替ゲートがわずかに増加したが、これは乗算器の金物量
の比ではない。また、電力累算用の加算器1個と遅延メ
モリ1個もDFT本体回路のそれに統合され、減少した
と考えてよい。というのは、DFT本体の内のある遅延
メモリは通常大容量ということからマンダムアクセスメ
モリで構成され、カスタムメードで定まるある一定量以
内に総合メモリ容量がおさまるならばICチップ数の増
加とはならないからである。ちなみに前記具体例では総
合で1024ビットとなっており、この条件を満足して
いる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、DFT方式信号受信器の従来例を示す構成図
、第2図は、本発明DFT方式信号受信器の−実施例を
示す構成図、第3図は、第2図中の切替ゲート信号のタ
イミング図、第4図は、受信器入力データの多重配置を
示す図である。 2・・・・・・伸張器、6,7・・・・・・乗算器、8
,9,14……加算器、10,11…・・・遅延メモリ
、12,13・・・・・・絶体値回路、15・・・・・
・論理回路、22・・・・・・ROM、23,24・・
・・・・シフトレジスタ。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パルス符号変調された多周波信号を離散的フーリエ
    変換法を用いて受信処理するデイジタル多周波信号受信
    器において、乗算器、一時記憶メモリ、積分回路の各々
    1つを1組とする演算装置を2組もつとともに、該装置
    の各々が1つの読出専用メモリを共用し、上記演算装置
    の各々に含まれる乗算器、一時記憶メモリを多重使用し
    て上記読出専用メモリより読み出された窓関数の入力デ
    ータへの乗算、該乗算の結果の一時保持および自乗算を
    行なうとともに、上記読出専用メモリより読み出された
    正弦値、余弦値を対応する上記乗算の結果へ乗算し、該
    乗算および上記自乗算の結果を対応する上記積分回路を
    介して絶対値和あるいは自乗和をとのことにより、電力
    積分および離散的フーリエ演算の結果を利用してデイジ
    タル多周波信号の存在の検出を行う構成を特徴とするデ
    イジタル多周波信号受信器。
JP53010572A 1978-02-03 1978-02-03 デイジタル多周波信号受信器 Expired JPS6028461B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53010572A JPS6028461B2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 デイジタル多周波信号受信器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53010572A JPS6028461B2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 デイジタル多周波信号受信器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54104216A JPS54104216A (en) 1979-08-16
JPS6028461B2 true JPS6028461B2 (ja) 1985-07-04

Family

ID=11753941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53010572A Expired JPS6028461B2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 デイジタル多周波信号受信器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028461B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232667U (ja) * 1988-08-24 1990-02-28

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1216380A (en) * 1984-11-09 1987-01-06 Gordon J. Reesor Digital tone detector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232667U (ja) * 1988-08-24 1990-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54104216A (en) 1979-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4231102A (en) Cordic FFT processor
US4791600A (en) Digital pipelined heterodyne circuit
EP0131260B1 (en) An arrangement to provide an accurate time-of-arrival indication for a received signal
EP0441121A2 (en) Arithmetic operation apparatus for elementary function
US5495432A (en) Apparatus and method for sampling rate conversion
CN100353179C (zh) 高速滤波器
US3816729A (en) Real time fourier transformation apparatus
JPS6028461B2 (ja) デイジタル多周波信号受信器
JPS62132183A (ja) デジタル周波数弁別器と複合vor信号への該弁別器の使用方法
US4750190A (en) Apparatus for using a Leroux-Gueguen algorithm for coding a signal by linear prediction
JPH08503322A (ja) フーリエ変換を電子工学的に計算するデバイスおよびそのようなデバイス内の内部データパスのサイズを最小化する方法
US4760549A (en) In line testing device for a circuit calculating the discrete Fourier transform and a circuit comprising such a device
JP3355320B2 (ja) 分散演算を用いて1クロック周期内にウインドウ・プリサムを算出するウインドウ・プリサムのための効率的アーキテクチャを有するディジタル・チャネライザ
Palomaki et al. Methods to improve the performance of quadrature phase-to-amplitude conversion based on Taylor series approximation
SU1501089A1 (ru) Процессор аппроксимационной обработки информации
JPS6040069B2 (ja) 信号と三角関数との演算方式
SU1691852A1 (ru) Анализатор спектра
SU1716607A1 (ru) Цифровой фильтр с многоуровневой дельта-модул цией
Williams An expandable single-IC digital filter/correlator
SU1001093A1 (ru) Устройство дл вычислени функций синуса и косинуса
Finn et al. The impact of LSI on telemetry systems
JPS62140168A (ja) 三角関数演算装置
SU1091171A1 (ru) Цифровое экстраполирующее устройство
SU888106A1 (ru) Устройство дл возведени в степень
SU813286A1 (ru) Устройство дл спектральногоАНАлизА