JPS6028417Y2 - 電気メス用対極板 - Google Patents
電気メス用対極板Info
- Publication number
- JPS6028417Y2 JPS6028417Y2 JP1861181U JP1861181U JPS6028417Y2 JP S6028417 Y2 JPS6028417 Y2 JP S6028417Y2 JP 1861181 U JP1861181 U JP 1861181U JP 1861181 U JP1861181 U JP 1861181U JP S6028417 Y2 JPS6028417 Y2 JP S6028417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- return electrode
- electrode plate
- electric scalpel
- conductive liquid
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、導電性液状物を封入した扁平容器を対極板本
体とする改良された電気メス用対極板に関する。
体とする改良された電気メス用対極板に関する。
従来この種の対極板は、患者の臀部にあてがわれる程度
の大きさの金属板が一般的であったが、金属は堅剛で、
しかも、患者の体部が十分に該板に接触していないとき
には、電流がわずかな接触部分に集中して流れるため該
部分が異常発熱して患者が火傷を負う等の事故が発生し
ており、本願考案者は、さきに、臀部に敷く金属板のか
わりに、対極板をベットの上面の面積と同一に広くとり
、電流の集中による火傷を皆無ならしめるとともに、対
極板に金属網を採用し、その表裏面を柔軟な絶縁物で覆
う構成とし、患者の苦痛を軽減しうる対極板を提案し、
これに基づき量産した対極板は極めて好評であった。
の大きさの金属板が一般的であったが、金属は堅剛で、
しかも、患者の体部が十分に該板に接触していないとき
には、電流がわずかな接触部分に集中して流れるため該
部分が異常発熱して患者が火傷を負う等の事故が発生し
ており、本願考案者は、さきに、臀部に敷く金属板のか
わりに、対極板をベットの上面の面積と同一に広くとり
、電流の集中による火傷を皆無ならしめるとともに、対
極板に金属網を採用し、その表裏面を柔軟な絶縁物で覆
う構成とし、患者の苦痛を軽減しうる対極板を提案し、
これに基づき量産した対極板は極めて好評であった。
しかし、かかる対極板であっても、さらに、可撓性を向
上し取扱性を改善する必要があり、また、金属網の場合
は、使用による屈伸の繰り返しによる切損が生じる欠点
があるので、かかる欠点を除去すべく種々検討を重ねた
結果、対極板に導電性液状物を採用した場合、上記諸欠
点を除去し格段に対極板の性能を改善することに想到し
本考案を完成するに至りたるものである。
上し取扱性を改善する必要があり、また、金属網の場合
は、使用による屈伸の繰り返しによる切損が生じる欠点
があるので、かかる欠点を除去すべく種々検討を重ねた
結果、対極板に導電性液状物を採用した場合、上記諸欠
点を除去し格段に対極板の性能を改善することに想到し
本考案を完成するに至りたるものである。
以下図面を参照し、実施例に基づいて本考案を説明する
。
。
第1図は、本考案に係る対極板の一部切開斜視図である
。
。
対極板本体1は、導電性液状物を封入する概ね扁平な容
器からなっている。
器からなっている。
導電性液状物としては水銀が導電性がよく好ましいが、
比重が大であるため全体の重量がやや重くなるうらみが
あり、酸、アルカリ又は塩基を含む水又は有機溶剤等に
代替するのもよい。
比重が大であるため全体の重量がやや重くなるうらみが
あり、酸、アルカリ又は塩基を含む水又は有機溶剤等に
代替するのもよい。
強酸及び強アルカリ等の場合は容器の耐蝕性について十
分考慮する必要がある。
分考慮する必要がある。
これらの導電性電解物質としては、HCI 、 H2
SO4、NaOH、KOH、AgNO3。
SO4、NaOH、KOH、AgNO3。
Na2SONa2S0o、 MgC1,LiC1,KI
、 KBr。
、 KBr。
NaCl、 KCI等が適当である。
容器は耐蝕性のゴム、プラスチック等が望ましい。
対極板本体となる導電性液状物を密封する扁平容器は、
概ねベットの縦長又は横巾と同じ長さ及び巾を有するも
のが好ましく、かくすることにより、電気メスの刃先と
対極板本体との間に流れる高周波電流が患者の殆んど全
身を通過することとなり、電流の集中による火傷を防ぐ
のに効果的である。
概ねベットの縦長又は横巾と同じ長さ及び巾を有するも
のが好ましく、かくすることにより、電気メスの刃先と
対極板本体との間に流れる高周波電流が患者の殆んど全
身を通過することとなり、電流の集中による火傷を防ぐ
のに効果的である。
次に、対極板本体の表面及び裏面は夫々柔軟性を有する
絶縁物2,2′が覆袋される。
絶縁物2,2′が覆袋される。
絶縁物にはゴム、合成樹脂線9石綿等が用いられる。
本考案における電気メスでは高周波電流が使用されるの
で、第2図に示す如く表面の絶縁物2を介して電気メス
の刃先3と対極板本体1との間に通電が可能であり、患
者4に電気メスによる手術を施すことができる。
で、第2図に示す如く表面の絶縁物2を介して電気メス
の刃先3と対極板本体1との間に通電が可能であり、患
者4に電気メスによる手術を施すことができる。
本考案は、以上の構成に基づくものであるから、全体が
導電性液状物を封入した容器からなる対極板本体とその
表裏面に覆設されることによって、対極板本来の機能を
損うことなく折畳みが可能に形成せしめることができ、
しかも金属網を入れた場合と比較して頻繁に屈曲されて
も対極板本体が衰損するようなことがなく、特に、全体
が柔軟に形成せしめうるものであるから使用上快適であ
り、さらに、ベットの大きさに丁度合致して作成された
ものではそのまま敷き放しの状態において通常のマット
の代りにし、必要時直ちに対極板として役立てる等の利
便をも有し、実用上極めて有用である。
導電性液状物を封入した容器からなる対極板本体とその
表裏面に覆設されることによって、対極板本来の機能を
損うことなく折畳みが可能に形成せしめることができ、
しかも金属網を入れた場合と比較して頻繁に屈曲されて
も対極板本体が衰損するようなことがなく、特に、全体
が柔軟に形成せしめうるものであるから使用上快適であ
り、さらに、ベットの大きさに丁度合致して作成された
ものではそのまま敷き放しの状態において通常のマット
の代りにし、必要時直ちに対極板として役立てる等の利
便をも有し、実用上極めて有用である。
第1図は、本考案に係る対極板の一部切開斜視図、第2
図は使用状態を示す説明図である。 1・・・・・・対極板本体、2,2′・・・・・・絶縁
物、3・・・・・・電気メスの刃先。
図は使用状態を示す説明図である。 1・・・・・・対極板本体、2,2′・・・・・・絶縁
物、3・・・・・・電気メスの刃先。
Claims (3)
- (1)対極板本体が導電性液状物を密封した扁平な容器
からなり、該本体の表裏面全面を柔軟な絶縁物で被覆し
たることを特徴とする電気メス用対極板。 - (2)導電性液状物が水銀である実用新案登録請求の範
囲第1項記載の電気メス用対極板。 - (3)導電性液状物が酸、アルカリ又は塩基を溶解する
水である実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気メス
用対極板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1861181U JPS6028417Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | 電気メス用対極板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1861181U JPS6028417Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | 電気メス用対極板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57130610U JPS57130610U (ja) | 1982-08-14 |
JPS6028417Y2 true JPS6028417Y2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=29816571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1861181U Expired JPS6028417Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | 電気メス用対極板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028417Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1861181U patent/JPS6028417Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57130610U (ja) | 1982-08-14 |
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